モチベーションが難しい試合だが、記録のかかる選手、代表キャリアを終える選手、将来を担う若手選手、そしてプライドをかけて戦う選手たちの姿に注目したい。
大会後にトップリーグのトヨタ自動車でプレーするキアラン・リード主将はこの試合で主将として52キャップ目となり、ニュージーランドではリッチー・マコウに次ぐ記録。
ウェールズのアラン=ウィン・ジョーンズ主将はこの試合でイタリアのパリセ主将を抜く世界歴代2位の143キャップとなる。
ウェールズのWTBジョシュ・アダムスは今大会トライ数単独トップの6トライでトライ王の記録に挑む。
両ヘッドコーチ、ニュージーランドのスティーブ・ハンセン、ウェールズのウォーレン・ガットランドもこの試合が代表ラストマッチ。
実に66年もの間オールブラックスに連敗中のウェールズを率いるニュージーランド人ヘッドコーチのガットランドが有終の美を飾れるか!?