7位の堺ブレイザーズは日本代表として秋のワールドカップバレー2019を戦ったセッター関田誠大が在籍2シーズン目で軸となっているが、チームはなかなか波に乗れずにいる。今週21日は開幕戦以来の東レ戦となり、“関田vs.藤井”の日本代表セッター対決を制することができれば機運も高まるか。
その堺に1勝差で迫るのがFC東京で、12月8日、14日にシーズン初となる2連勝を遂げた。なかでも8日のWD名古屋戦では、オポジットのプレモビッチ,ピーターの強打が光ったが、セッターの手原紳もフルセットの接戦の中で最後まで冷静にトスを上げ続けた。勝利した試合ではそういった落ち着きが見られており、後半戦でさらに勝ち星を積み上げる上で必要不可欠な要素になりそうだ。