バレーボール

SVリーグとは?Vリーグから変わった点と仕組みをわかりやすく解説

[PR]

近年の日本のバレーボールは男子を中心に国際大会での活躍が目覚ましく、国内のトップリーグであるSVリーグの人気も高まっています。

この記事では、そんなSVリーグの基本情報をはじめ、前身となったVリーグから変わった点、仕組みなどについて解説します。

興味を持った方は、ぜひ最後までご覧ください。

SVリーグとは

SVリーグとは、2024年10月に開幕した日本のバレーボールのトップリーグです。

名前に含まれる「S」は、「Strong(強く)」「Spread(広く)」「Society(社会とつなぐ)」の3つの理念を表しています。

SVリーグ創設の背景

従来のVリーグでは、企業の部活動としての側面が強く、観客動員や収益化、地域密着の展開にどうしても限界がありました。

そこで、サッカーのJリーグやバスケットボールのBリーグを参考に、クラブの法人化や地域密着(地域名+愛称への移行)を進めることで収益性を高めて自立した経営を行えるように、SVリーグが創設されたのです。

SVリーグの特徴

従来の企業スポーツ(部活動的運営)から脱却し、各クラブの法人化やビジネス力の強化、将来的な完全プロ化を念頭に置いて運営されています。

クラブSVライセンスを取得・維持するため、原則として入場可能数(座席数)5,000席以上のホームアリーナ確保も義務付けられています。

また、大型アリーナなどを中心に、音響やライティング、ビジョン演出などを取り入れた迫力ある空間づくりが行われている点もSVリーグの特徴です。

SVリーグとVリーグの違い

SVリーグと、その前身であるVリーグにはどのような違いが存在するのか、以下で解説します。

リーグの位置付け

かつてのVリーグは、国内の競技普及や実業団スポーツの発表の場としての側面が強かったです。

一方、SVリーグは「世界最高峰のリーグ実現」を掲げ、収益性の向上やプロ化を段階的に進める方式を採用しています。

参加条件

SVリーグに参加するためにはチームが『クラブSVライセンス』を保有しなければならず、ライセンスを保有するには以下の5つの基準をクリアする必要があります。

  • 競技基準
  • 施設基準
  • 法務基準
  • 財務基準
  • 人事体制・組織運営基準

運営方式

以前のVリーグは多くのチームが親企業の社員(従業員)として選手を雇用し、福利厚生の一環や企業PRとして運営していました。

SVリーグは独立した法人による完全なプロ化、事業化を前提とした運営方式へとシフトしており、参加クラブはバレーボールを主たる事業とする株式会社などの法人格を持ち、興行権を持って地域密着や経営努力を行っています。

SVリーグに所属しているチーム一覧

男子は1リーグ制(12チーム)、女子は2地区制(2×7チーム)を採用しています。

所属チームの一覧は、以下のとおりです。

男子

  • ヴォレアス北海道
  • 北海道イエロースターズ
  • 東京グレートベアーズ
  • 信州松本トライデンツ
  • 東レアローズ静岡
  • ジェイテクトSTINGS愛知
  • ウルフドッグス名古屋
  • 大阪ブルテオン
  • サントリーサンバーズ大阪
  • 日本製鉄堺ブレイザーズ
  • 広島サンダーズ
  • フラーゴラッド鹿児島

女子

東地区西地区
アランマーレ秋田庄内PFUブルーキャッツ石川かほく
デンソーエアリービーズアリーザ愛知
Astemoリヴァーレ茨城東レアローズ滋賀
群馬グリーンウイングス大阪マーヴェラス
埼玉上尾メディックスヴィクトリーナ姫路
NECレッドロケッツ川崎岡山シーガルズ
KUROBEアクアフェアリーズ富山SAGA久光スプリングス

SVリーグの注目選手

最後に、男女別にSVリーグの注目選手を紹介します。

男子

甲斐優斗

出典:【公式】TBS スポーツ

日本男子バレー界期待のホープです。

200cmの高さから放たれるスパイクは破壊力抜群で、海外勢と比較してもまったく引けを取りません。

スパイクのみならず、レセプションの安定感が高まれば全日本のレギュラーも遠くないでしょう。

西本圭吾

出典:【公式】TBS スポーツ

身長は189cmとミドルブロッカーとしてはやや控えめですが、昨シーズンはリーグトップのブロック決定本数(1セット当たり0.62本)を記録し、トップブロッカーとベスト6に選出されました。

そして2026年度の全日本代表に選ばれると、要所で流れを変えるプレーを連発。一気にブレイクしました。

女子

北窓絢音

出典:【公式】TBS スポーツ

SAGA久光スプリングスの中心選手の一人です。

昨年と今年、2年連続で全日本代表にも選出されており、将来的に全日本の中心選手になることを期待されています。

名将中田久美監督のもと、エースアタッカーとしてさらなる進化を遂げられるか注目です。

バルデス・メリーサ

参考:SV.LEAGUE Official Channel

身長185cm、最高到達点は驚異の325cmを誇ります。

キューバ出身のメリーサ選手ですが、実は2024年に日本国籍を取得しており、国際バレーボール連盟(FIVB)の規定や国籍取得からの経過により、2026年以降に正式な日本代表の試合メンバーとして登録・出場できるようになります!

日本代表待望の大砲の誕生なるか、ぜひ注目してください。