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バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025の視聴方法!日程、配信サービスについて解説!

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アジアクラブ王者決定戦となるバレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025が、2025年5月11日から18日にかけて大阪府と京都府で開催されます。

日本からはサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが出場します。

本記事では、バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025の配信での視聴方法や、チケットの購入方法まで詳しく解説します。

目次

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025の概要

新たに創設された本大会は、アジアバレーボール連盟(AVC)主催の大会です。

大会名バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025
主催アジアバレーボール連盟 (AVC)
共催日本バレーボール協会 (JVA)、SVリーグ
期間2025年5月11日(日)~5月18日(日)
開催場所(グループステージ)パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
開催場所(ファイナルステージ)島津アリーナ京都(京都府京都市)
日本代表クラブサントリーサンバーズ大阪(2023-24 V1優勝)
大阪ブルテオン(2023-24 V1準優勝)
備考上位2チームが世界クラブ選手権(2025年12月予定)出場権獲得

本大会は従来のアジアクラブ選手権からリニューアルされ、第1回大会として開催されます。

上位2チームは2025年12月開催予定の世界クラブ選手権への出場権を獲得できる重要な戦いとなります。

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025の主な視聴方法

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025は、J SPORTSオンデマンド、J SPORTS、ABEMA de J SPORTSで視聴可能です。

J SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンドでは、バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025を配信予定です。

JSPORTSオンデマンドの料金プラン

J SPORTSオンデマンドの料金プランは、「総合パック」と「ジャンルパック」の2種類です。

総合パック

総合パックとは、J SPORTSオンデマンドで配信されているすべてのスポーツを視聴できるプランです。

月額料金は2,640円(税込)です。

ジャンルパック(バレーボール)

ジャンルパックとは、J-SPORTSオンデマンドで配信されている特定のスポーツのみを視聴できるプランです。

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025を視聴するためには、バレーボールパックの購入が必要です。

月額料金は1,980円(税込)となっています。

特定のスポーツのみを見たい場合は、ジャンルパックの購入がおすすめです。

25歳以下なら全パック半額!

13歳以上25歳以下の方限定で、総合パックとジャンルパックが半額で登録できます。

総合パックは1,320円(税込)ジャンルパックは990円(税込)で利用可能です。

登録には身分証明書が必要です。

また、25歳の誕生日を迎えた日から次の3月31日までが適用条件となりますので、25歳を迎えた際は、ご注意ください。

J SPORTSオンデマンドの登録方法

J SPORTSオンデマンドの登録方法は以下の通りです。

J SPORTS IDを持っていない人向けの登録方法を説明します。

  1. J SPORTSオンデマンド公式サイトへアクセス
  2. ご購入はこちらをクリック
  3. 購入したいパック付近の「購入する」のボタンをクリック
  4. 「ID新規登録」をクリック
  5. 「登録画面」へをクリック
  6. メールアドレスを入力し、「メールを送信する」をクリック
  7. 指定したメールアドレスに届いたURLをクリック
  8. 個人情報を入力し、「J SPORTS会員規約に同意する」にチェックし、「確認する」をクリック
  9. 入力情報に間違いがなければ、「登録する」をクリック
  10. 支払い方法を選択し、利用規約にチェックし、「確認ページへ」をクリック
  11. 購入内容に間違いがなければ、「決済情報入力ページへ」をクリック
  12. 決済情報を入力し、「決済を完了する」をクリック
  13. 登録完了

公式サイトでは、動画で登録手順を詳しく説明しています。

わからない場合は、こちらをチェックしてみてください。

J SPORTS

J SPORTSは衛星放送やケーブルテレビ経由で楽しめるサービスです。

日本戦(サントリーサンバーズ大阪、大阪ブルテオン)と準決勝以降の全試合が放送されます。

決勝戦はJ SPORTS 2で生放送および録画放送が予定されています。

J SPORTSをスカパーで視聴する場合の料金

スカパー経由の視聴料金は以下のとおりです。

  • 視聴料: 月額 2,515円(税込)
  • スカパー基本料: 月額 429円(税込)
  • 合計: 月額 2,944円(税込)

スカパー!経由でJ SPORTS全4チャンネルを視聴する場合、「J SPORTS 1+2+3+4」の契約が必要となります。

加入月は視聴料・基本料ともに無料です。

2025年8月より視聴料の値上げが予定されています。

ABEMA de J SPORTS

ABEMA de J SPORTSはABEMAを通じてアクセスできるスポーツ視聴サービスです。

J SPORTSの一部コンテンツを、ABEMAのユーザーインターフェースで視聴できます。

本サービスは、J SPORTSオンデマンドとは別の独立したプランで、契約や配信内容が異なります。

プロ野球(広島・中日・横浜DeNAの主催試合)、ジャパンラグビー リーグワン、SUPER GT、ツール・ド・フランスなどの視聴が可能です。

ABEMAならではのコメント機能や追っかけ再生も利用でき、最大2台までの同時視聴に対応しています。

ABEMA de J SPORTSの料金

月額2,180円(税込)で利用可能です。

ABEMAプレミアムとは別のプランで、ABEMA de J SPORTSのみの契約が必要です。

J SPORTSオンデマンドの総合パック(月額2,640円)より460円安価ですが、配信コンテンツはやや限定的です。

25歳以下向けの割引制度(U25割)は適用されません。

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025の大会日程

ステージ日程会場
グループステージ2025年5月11日(日)~13日(火)パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)
準々決勝2025年5月15日(木)、16日(金)島津アリーナ京都(京都府京都市)
準決勝2025年5月17日(土)島津アリーナ京都(京都府京都市)
3位決定戦2025年5月18日(日)島津アリーナ京都(京都府京都市)
決勝2025年5月18日(日)島津アリーナ京都(京都府京都市)

グループステージは大阪で、準々決勝以降は京都で開催されます。

最終日には3位決定戦と決勝が同日開催され、大会の頂点が決定します。

グループステージの順位は以下の順で決定する。

1 勝利数

2 ポイント数
・3ポイント:セット数「3-0」「3-1」の勝利
・2ポイント:セット数「3-2」の勝利
・1ポイント:セット数「2-3」の敗戦
・0ポイント:セット数「0-3」「1-3」の敗戦

3 セット率:獲得したセット総数÷喪失したセット総数

4 得失点率:獲得した得点総数÷喪失した得点総数

5 対戦成績:該当するチーム間の勝敗

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025の参加チーム

本大会には、アジア各国から選出された12チームが参加します。

準々決勝から決勝戦までは一発勝負のトーナメント戦を行う。

各プールの組み合わせ

【プールA】

  • サントリーサンバーズ大阪 (日本-A)
  • アクトべ (カザフスタン)
  • クイーンズランド・パイレーツ (オーストラリア)

【プールB】

  • 大阪ブルテオン (日本-B)
  • 上海光明 (中国)
  • シグナルHD・スパイカーズ (フィリピン)

【プールC】

  • フーラード・シールジャーン・イラニアン (イラン)
  • 台中銀行 (チャイニーズ・タイペイ)
  • ナコーンラーチャシーマーQminC (タイ)

【プールD】

  • アル・ラーヤン (カタール)
  • スポーツセンター3 (ベトナム)
  • ムハッラク・クラブ (バーレーン)

4つのプールに分かれ、各プールでは熱戦が繰り広げられます。

日本勢は別々のプールに配置され、お互い対戦せずに上位進出を目指します。

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025チケット情報

観戦チケットは「チケットV」で販売されています。

本大会の観戦チケットは「チケットV」にて一般販売を実施しています。

販売元チケットV
販売方式一般販売(先着順)
販売開始2025年5月4日(日・祝)18:00~
チケット形式1日の通し券(当該日に開催される全試合を観戦可能)
購入枚数一般販売では1回の決済につき4枚まで(車いす席は1枚まで)

先行抽選販売は終了済みで、現在は一般販売(先着順)となります。

チケット購入にはチケットVの会員登録が必要で、予定枚数に達し次第終了となります。

パナソニックアリーナ(大阪府枚方市)- グループステージ:5月11日(日)~13日(火)

席種前売料金(税込)当日料金(税込)
プレミアムシート(コートサイド)¥15,000¥15,500
アリーナ指定¥10,000¥10,500
スタンド指定A¥7,000¥7,500
スタンド指定B¥5,000¥5,500
車いす席¥5,000¥5,500

島津アリーナ京都(京都府京都市)- ファイナルステージ:5月15日(木)~18日(日)

席種前売料金(税込)当日料金(税込)
プレミアムシート(コートサイド)¥15,000¥15,500
アリーナ指定¥10,000¥10,500
スタンド指定A¥7,000¥7,500
スタンド指定B¥5,000¥5,500
車いす席¥5,000¥5,500

なお当日券は、前売券の販売状況により販売がない場合があります。

チケットは1日の通し券形式で、当該日に開催される全試合を観戦可能です。

当日券は前売券の価格に500円増しとなりますが、販売状況によっては販売されない場合もあります。

なお、5月11日のライブ・ビューイング(映画館での上映)については、ローチケにて月額5,000円(税込・全席指定)で別途販売されています。

※詳しい内容はこちらでご確認下さい。

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025 決勝トーナメントの試合結果と試合内容(サントリーサンバーズ大阪・大阪ブルテオン)

準々決勝 サントリーサンバーズ大阪vsムハッラク・クラブ

試合日5月15日
試合結果〇サントリーサンバーズ大阪 3-0 ムハッラク・クラブ✕
第1セット27-25
第2セット25-20
第3セット25-9

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)決勝トーナメントの準々決勝 第2試合が15日(木)に島津アリーナ京都で行われ、予選グループA1位通過のサントリーサンバーズ大阪とグループD2位通過のムハッラク・クラブ(バーレーン)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて開催されるこの大会。第1回の開催となる今大会は日本で行われ、アジア各国のチャンピオン12クラブが出場している。なお、日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが参加。

サントリーはアウトサイドヒッター(OH)にアレクサンデル・シリフカと髙橋藍、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と佐藤謙次、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中謙也と喜入祥充の2枚をスタメンに起用。

対するムハッラク・クラブには、東京グレートベアーズ所属でポルトガル出身のOHアレックス・フェレイラが今大会に参加しており、バーレーン出身の選手に混じりスタメンで起用された。

第1セット、序盤は一進一退の攻防が続く。ブレイクのチャンスを確実にものにし、僅かに前に出たサントリーは中盤、髙橋のサービスエースも決まり16ー12とその点差を4点に広げる。しかし、ムハッラク・クラブの高いブロックに阻まれるなどして徐々に点差を詰められ、さらにフェレイラのスパイクでラリーを制されると19ー19と同点に追いつかれる。そこからサイドアウトの応酬が続き、デュースに突入。先行してセットポイントを握っていたサントリー、最後は髙橋がラリーボールをブロックアウトにして決め、27-25で先取する。

続く第2セットも序盤は拮抗した試合展開に。しかしブロックタッチなどでブレイクを制したサントリーが10ー7と前に出る。勢いに乗るサントリーは好守備を見せ切り返しの攻撃を決めると、徐々に点差を離していく。中盤から終盤にかけてじわりじわりとムハッラク・クラブが追い上げを見せ、2点差まで詰め寄られたサントリーだったが、相手のミスもあり再び4点差まで差を広げる。そして最後はムセルスキーの強烈なサーブで崩し、ブロックで仕留めたサントリーが25ー20で2セット目も連取する。

注目の第3セットはスタートからサントリーが連続ポイントを獲得し4ー0の場面でムハッラク・クラブにタイムアウトを取らせる。その後も相手のミスや、堅実な守備でボールを落とさないサントリーが得点を重ね、12ー4と大幅にリードを奪う。サーブでも相手を翻弄し、完全にサントリーのペースで試合が進む。多彩な攻撃で連続得点し、相手を寄せ付けなかったサントリーが25ー9という大差で制し、ストレートで勝利した。

準々決勝 大阪ブルテオンvsナコーンラーチャシーマーQminC

試合日5月16日
試合結果〇大阪ブルテオン 3-1 ナコーンラーチャシーマーQminC(タイ)✕
第1セット25-18
第2セット21-25
第3セット25-17
第4セット25-15

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)決勝トーナメントの準々決勝 第4試合が5月16日(金)に島津アリーナ京都で行われ、大阪ブルテオンとナコーンラーチャシーマーQminC(タイ)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて開催されるこの大会。第1回の開催となる今大会は日本で行われ、アジア各国のチャンピオン12クラブが出場している。日本からは、2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪Bが参加。

予選ラウンドでは全2戦を共にストレートで制し、グループBの1位通過を果たした大阪B。グループCで2位となったタイのクラブチーム、ナコーンラーチャシーマーQminCと準々決勝で対戦することとなった。

大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)に富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッターに永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロに山本智大をスタメンに起用。この試合から出場を予定されていたセリエAのミラノに所属しているOHの大塚達宣は、ベンチスタートとなった。

第1セットは序盤、永露のサービスエースから勢い付いた大阪Bが一気に6ー1までリードを広げる。大阪Bは本大会で好調な富田の1枚ブロックや、西田のサービスエースで流れを離さない。中盤も、山本を中心としたブロック&ディフェンスやサーブから点差を広げる大阪B。大阪Bは攻撃に勢いの出始めた相手を寄せ付けず、危なげない試合運びでセットを先取した。

続く第2セット、攻守で力を発揮し始めたナコーンラーチャシーマーQminCに先行される入りに。大阪Bは、安定したサーブレシーブから多彩な攻撃を見せる相手に6ー11までリードを広げられる。中盤、徐々にディフェンスの機能し始めた大阪Bは富田を軸に反撃の機会を伺う。なかなか点差が縮まらないまま入った終盤、大阪Bは相手にサービスエースも決められ、流れを引き寄せられない。何としても流れを変えたい大阪Bは18ー23で大塚を投入。粘った大阪Bだったが、21ー25でセットを落とす。

第3セットも序盤、相手の粘り強いディフェンスに苦しむ大阪Bは突破口を見つけられないままリードを許す。西田の気迫溢れるサービスエースから、少しずつ本来のプレーを取り戻し始めた大阪Bはリードを奪う。流れを掴み切れない大阪Bは山内をMB西川馨太郎に変更。以降は拮抗した展開が続く中、再び西田にサービスエースが飛び出した大阪Bが16ー14とする。サーブレシーブに安定感の生まれた大阪Bはサイドアウトを重ねる。終盤、永露のサーブで相手を崩す大阪Bは一気に連続ブレイク。最後はブロックポイントでセットを取った。

西川がスタートから起用された第4セットは序盤から大阪Bがサーブで相手を崩し、先行する。西川にもサービスエースが生まれ、流れに乗る大阪Bが点差を広げていく。中盤も精度の高い繋ぎで主導権を握り続ける大阪B。終盤、大きく点差が開いた場面では富田に代えてOH甲斐優斗を、ロペスに代えて大塚を投入。最後は2枚替えで入ったOP西山大翔のスパイクで大阪Bが第4セットを取り、セットカウント3ー1で勝利を収めた。

準決勝 大阪ブルテオンvsフーラード・シールジャーン・イラニアン

試合日5月17日
試合結果〇大阪ブルテオン 3-1 フーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)✕
第1セット25-19
第2セット19-25
第3セット25-18
第4セット25-19

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)決勝トーナメントの準決勝 第2試合が5月17日(土)に島津アリーナ京都で行われ、大阪ブルテオンとフーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて開催されるこの大会。第1回の開催となる今大会は日本で行われ、アジア各国のチャンピオン12クラブが出場している。日本からは、2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪Bが参加。

大阪Bは予選ラウンドをグループBの1位で通過。その後、タイのナコーンラーチャシーマーQminCとの準々決勝をセットカウント3ー1で勝ち上がった大阪Bは、準決勝でイランのクラブチームであるフーラード・シールジャーン・イラニアンと対戦した。フーラード・シールジャーン・イラニアンは、フランス代表のエースであるイアルバン・ヌガペトや、キューバ代表のミドルブロッカーであるハビエル・コンセプシオンらが所属している注目チームだ。

大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)に富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカーに山内晶大とエバデダン・ラリー、セッターに永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロに山本智大をスタメンに起用した。

第1セットは序盤、高い攻撃力を発揮するフーラード・シールジャーン・イラニアンに先行を許す。食らいつく大阪Bは、ブロックポイントで12ー11とリードを奪う。中盤は拮抗した展開が続く中、サーブで相手を崩す大阪Bはディフェンスから切り返したスパイクで連続得点し、点差を広げていく。しかし、相手はビックサーバーのローテーションでブレイクに成功、1点差まで詰め寄られる。ブロックポイントから再び勢い付き始めた大阪Bは、粘り強いディフェンスで21ー16までリードを広げる。その後もサーブから主導権を握り続けた大阪Bがセットを先取した。

第2セットは互いに譲らず拮抗した入りとなるも、調子を上げてきたヌガペトの連続サービスエースでフーラード・シールジャーン・イラニアンが、リードを奪う。一時は同点に追いつきながらも、フーラード・シールジャーン・イラニアンに先行されたまま終盤に入る。以降も流れは変わらず、武器のブロックで流れを掴んだフーラード・シールジャーン・イラニアンが、セットを取り返す。

第3セットの序盤、相手の高さに対して攻守で対応し始めた大阪Bが前に出る。西田のサービスエースで波に乗った大阪Bは連続ブロックポイントも決め、点差を広げていく。中盤もサーブから流れを掴み続ける大阪Bは、精度の高い繋ぎでも力を見せ、6点リードとする。その後もリードを保った大阪Bがセットを取り切る。

第4セットは互いに点を取り合う入りとなる。大阪Bは、ブロックポイントや山本のスーパーレシーブからの得点で前に出る。一方のフーラード・シールジャーン・イラニアンも、ヌガペトを中心にすぐ後ろを追いかける。中盤、大阪Bは同点に追いつかれながらも、粘り強い繋ぎから3点差までリードを広げる。ビッグラリーを制して勢いを加速させた大阪Bは、ロペスのサーブから一気に得点を重ねる。最後はロペスの強烈なスパイクで第4セットを取り切った大阪Bが、セットカウント3ー1で勝利を飾った。

準決勝 サントリーサンバーズ大阪vsアル・ラーヤン

試合日5月17日
試合結果✕サントリーサンバーズ大阪 2-3 アル・ラーヤン(カタール)〇
第1セット25-22
第2セット22-25
第3セット25-23
第4セット23-25
第5セット15-17

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)決勝トーナメントの準決勝 第4試合が5月17日(土)に島津アリーナ京都で行われ、サントリーサンバーズ大阪とアル・ラーヤン(カタール)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われ、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて開催されるこの大会。第1回の開催となる今大会は日本で行われ、アジア各国のチャンピオン12クラブが出場している。日本からは、2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーと、準優勝チームの大阪Bが参加。

予選ラウンド全2戦でストレート勝利を収め、プールAを1位で勝ち上がったサントリー。15日に行われた準々決勝では、プールⅮ2位のムハッラク・クラブ(バーレーン)と対戦し、セットカウント3ー0で勝利し準決勝へと駒を進めた。

準決勝の相手はプールDを1位で通過したアル・ラーヤン(カタール)。今季SVリーグのウルフドッグス名古屋でプレーしたオポジット(OP)ニミル・アブデルアジズとアウトサイドヒッター(OH)ティネ・ウルナウト、またイタリア・セリエAのヴェローナに所属するマリ出身のOHノウモリ・ケイタらを擁する強敵とサントリーの決勝戦進出をかけた大一番だ。

サントリーはOHにデ・アルマス・アラインと髙橋藍、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と佐藤謙次、セッター(S)に大宅真樹、OPにドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中颯志とをスタメンに起用。

第1セットはアル・ラーヤンのニミルの2連続サービスエースからスタート。サントリーは相手ブロックを利用した攻撃、アル・ラーヤンは高さを活かした攻撃で得点しサイドアウトの応酬となった前半だが、ブレイクを許し14ー17と点差が開き始める。MB小野寺がクイックを叩き込み食らいつき、髙橋のサーブで相手を崩し、返ってきたボールをムセルスキーがダイレクトで叩き込んで同点に。相手のタッチネットの反則から23-22の逆転に成功。リリーフサーバーで投入された甲斐も相手レシーブを崩して得点に繋げ先にセットポイントを握ったサントリー。サーブが続く甲斐がサービスエースを決めて25-22でこのセットを取った。

第2セット、サントリーの攻撃がブロックに阻まれ0-5とリードされる序盤となった。流れを変えたいサントリーはアラインをアレクサンデル・シリフカに替える。1セット目はトスが合わない場面が見られたアル・ラーヤンのニミルやケイタだったが徐々に調子を上げ、ウルナウトも好ディフェンスを見せた。しかし髙橋のサーブをきっかけにでブレイクしてサントリーが10-10の同点に追いつくも、緩急をつけたアル・ラーヤンの攻撃に苦しみ13-17と再び点差が開く。髙橋がコート外へ逸れたボールを懸命に追って繋ぎ、ムセルスキーが決めてじわじわと追い上げる。しかしケイタがスパイクを叩き込み21-24。ここでも甲斐がリリーフサーバーで投入されるも2本目の攻めたサーブがアウトとなり22-25でこのセットを落とした。

第3セットはシリフカをスタートから起用したサントリー。序盤、アル・ラーヤンはウルナウトにボールを集めて得点する。サントリーは髙橋がライト側からクロスに決め、続くサーブでも相手を崩すなど8-8と拮抗した展開が続く。中盤に入り、佐藤に代わって鬼木錬を投入。しかしニミルのサーブからブレイクを許しケイタ、ニミルに強烈なスパイクも決められ13-17と点差が開く。先に20点台に乗せたのはアル・ラーヤンだったが、サントリーはムセルスキーのサービスエースからじわじわと追い上げを見せ、このセットも終盤にリリーフサーバーで登場した甲斐のサービスエースで22-22と同点に追いつき、先にセットポイントを握ったサントリーの25点目をめぐってブロックタッチに関する長い中断が起こったが、判定はタッチなしとなり、25ー23でサントリーが3セット目を奪い返した。

第4セット、序盤にサントリーが走りアル・ラーヤンのケイタはベンチに下がった。ボールを落とさず攻撃まで繋ぎ、相手の隙をついた攻撃で得点を重ねるサントリーがリード。しかしこのセットもニミルのサーブでブレイクを許し10-10の同点となったが、髙橋がスパイクで2連続得点すると、負けじとアル・ラーヤンもスパイクを叩き込んで得点すると、そこから両チーム1点の奪い合いとなる。サーブが藤中の指をすり抜けブレイクを許し、アル・ラーヤンが一歩リード。そこからニミルに連続でスパイクを決められこのセットを落とした。

最終第5セット、ウルナウトのパイプ攻撃を決め、サントリーはシリフカがブロックされると1-4とリードされた場面でアラインをコートに戻し、交代直後に力強いスパイクで相手ブロックを弾いて得点する。しかし終始拮抗した展開で試合が進む。7-8でのコートチェンジ後にウルナウトにサービスエースを奪われる。続くサーブでも崩されたサントリーだが大宅がポールの横からトスを上げて髙橋がスパイクを決め切る。1点を追いかける展開が続きサントリーはボールを懸命に繋ぎチャンスを待つ。対するアル・ラーヤンはニミルにボールを集め得点する。小野寺のサーブで相手を崩すと14-14に追いつく。ムセルスキーがブロックされマッチポイントを握られた中での、ニミルのサーブはアウトとなったが、自身でそのミスを取り返すべくスパイクを決め、最後はウルナウトのサービスエースが決まりサントリーはこのセットを落とし、セットカウント2-3で敗戦となった。

3位決定戦 サントリーサンバーズ大阪vsフーラード・シールジャーン・イラニアン

※サントリーサンバーズ大阪がアジアクラブ3位に輝く!

試合日5月18日
試合結果〇サントリーサンバーズ大阪 3-0 フーラード・シールジャーン・イラニアン✕
第1セット25-15
第2セット25-15
第3セット25-19

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)決勝トーナメントの3位決定戦が5月18日(日)に島津アリーナ京都で行われ、サントリーサンバーズ大阪とフーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて開催されるこの大会。第1回の開催となる今大会は日本で行われ、アジア各国のチャンピオン12クラブが出場している。日本からは、2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪Bが参加。

サントリーは予選ラウンドをグループAの1位で通過。準々決勝もストレートで勝利し危なげなく準決勝に進んだが、その準決勝では今季ウルフドッグス名古屋でプレーしたニミル・アブデルアジズとアウトサイドヒッター(OH)ティネ・ウルナウト擁するアル・ラーヤン(カタール)にフルセットの激闘の末に敗戦し、決勝進出を逃し3位決定戦にまわることになった。

3位決定戦の相手は準決勝で大阪ブルテオンに敗戦したフーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)。今大会のためにフランス代表のエースであるイアルバン・ヌガペトや、キューバ代表のミドルブロッカーであるハビエル・コンセプシオンが参戦している。

サントリーはOHにデ・アルマス・アラインと髙橋藍、ミドルブロッカーに小野寺太志と佐藤謙次、セッターに大宅真樹、オポジットにドミトリー・ムセルスキー、リベロに藤中颯志と喜入祥充の2枚をスタメンに起用。

第1セット序盤はサントリーが先行する試合展開に。相手のスパイクミスも重なり8ー4とリードした場面でタイムアウトを取らせる。その後も髙橋の緩急つけたサーブで相手を揺さぶり、また佐藤が相手ミドルの攻撃をブロックし連続ポイントを奪うなどして、14ー7と7点差まで差を広げる。フーラード・シールジャーン・イラニアンはメンバー交代を駆使してなんとか良い流れを掴もうとするが、サントリーの勢いを止められず。ラリーボールをアラインがツーアタックを決めてセットポイントを握ると、最後はムセルスキーのクロスへのスパイクが決まり、25ー15の大差でサントリーがまず先取する。

第2セット、スタートからブロックを連続で決めたサントリーが走る。さらにムセルスキーがサービスエースを2本連続で決め、7ー2と点差を広げる。その後も小野寺、大宅がそれぞれサービスエースを決める。サーブで攻めるサントリーに対し、守備を崩され思うような攻撃ができないフーラード・シールジャーン・イラニアンはこのセットもメンバーチェンジを多用。それでもサントリーのサーブに対応できず、サントリーに18ー9と大きく突き放される。終盤も手を緩めることなく、最後は髙橋がサーブで崩し返ってきたボールを自ら決め切り、第1セットに続き25ー15の大差でサントリーが連取する。

注目の第3セット、スタートからフーラード・シールジャーン・イラニアンはついにヌガペトとコンセプシオンがベンチに下がる。若手の起用で勢いを掴んだフーラード・シールジャーン・イラニアンが1-4と今試合初めてリードを奪う。サントリーもすぐに追いつくが、直後に再び連続ポイントを奪われリードを許したまま試合が進む。それでも冷静に得点を重ねたサントリーが追い上げ逆転に成功、5連続ポイントで14ー10と4点差をつける。終盤もサントリーは流れを渡さず、最後はムセルスキーが強烈なスパイクを決め切って25ー19でこのセットを制し、ストレートで勝利した。

1、2セットはサントリーが圧倒的な力を見せつけ試合を支配し、3セット目は序盤リードを許すものの追い上げて逆転すると、終盤にかけ徐々に点差を広げ、結果的にストレートで勝利した。目標にしていたアジアクラブ王者の座を掴むことはできなかったが、見事3位に輝いた。

決勝戦 大阪ブルテオンvsアル・ラーヤン

※大阪ブルテオンが見事、準優勝に輝き、アジアクラブ2位!世界クラブ選手権出場決定!

試合日5月18日
試合結果✕大阪ブルテオン 0-3 アル・ラーヤン(カタール)〇
第1セット19-25
第2セット22-25
第3セット17-25

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の決勝が、5月18日(日)に島津アリーナ京都で行われ、大阪ブルテオンとアル・ラーヤン(カタール)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて開催されるこの大会。第1回の開催となる今大会は日本で行われ、アジア各国のチャンピオン12クラブが出場している。日本からは、2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪Bが参加。

大阪Bは予選ラウンドをグループBの1位で通過。その後、タイのナコーンラーチャシーマーQminCとの準々決勝、イランのフーラード・シールジャーン・イラニアンとの準決勝を勝ち上がり、決勝に進出。2025FIVB男子世界クラブ選手権の出場権も獲得した。

決勝の相手はカタールのアル・ラーヤン。アル・ラーヤンには、今季ウルフドッグス名古屋に在籍していたオポジット(OP)のニミル・アブデルアジズやアウトサイドヒッター(OH)のティネ・ウルナウト、さらにセリエAのヴェローナでプレーしているOPノウモリ・ケイタらが所属している。準決勝ではフルセットの激闘の末にサントリーサンバーズ大阪を下している。

大阪BはOHに富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカーに山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、OPに西田有志、リベロに山本智大をスタメンに起用した。

第1セットは序盤、ニミルを中心に得点するアル・ラーヤンが先行する。一方、コンビミスが生まれるなど本来のプレーを発揮できない大阪B。中盤、サーブで相手を崩したところから一時は点差を詰め寄ったが、流れを掴み切れずにリードを広げられる。12ー17と劣勢の場面、セリエAのミラノに所属しているOHの大塚達宣がロペスに代わってコートイン。その後もサーブレシーブの乱れから、なかなかコンビを組み立てられない大阪Bは反撃のきっかけを生み出せず。流れを変えるべく、2枚替えを行う。終盤、大きく点差が開いた中で富田のサーブから粘った大阪Bだが、アル・ラーヤンにセットを先取される。

続く第2セットは開始早々、永露にアクシデントが発生しS中村駿介がコートイン。未だチームでの連携が取れない大阪Bは、アル・ラーヤンにリードを許す。ロペスがニミルをブロックし、6ー6で同点に追いついたところから本来のプレーを取り戻し始めた大阪B。中盤にかけて食らいつき、ブロックポイントで12ー10と2点のリードを奪う。しかし、ウルナウトのサーブからアル・ラーヤンが再び前に出る。先行された中で入った終盤、ケイタにサービスエースも飛び出し、点差を広げられる。流れは変わらず、アル・ラーヤンがセットを連取する。

中村がスタートから、山内に代えてMB西川馨太郎が出場した第3セットもアル・ラーヤンに先行される。大阪Bは、サーブで狙われるロペスを大塚に変更。その後も、アル・ラーヤンが大きくリードを保ったまま中盤に入る。しかし、大塚の攻守にわたる活躍から大阪Bが2点差まで詰め寄る。膠着状態のまま迎えた終盤、このセットもケイタのサーブで相手に連続ブレイクを許す。一気にマッチポイントを握ったアル・ラーヤンは最後、ケイタのサービスエースで第3セットを取り、ストレート勝利。ACLの王者に輝いた。

大阪Bは攻守で力を発揮する相手にストレート負け、惜しくも準優勝で幕を閉じた。一方、アル・ラーヤンはチーム初のACL優勝を飾った。

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025 最終順位と表彰選手

最終順位

順位チーム名(国名)
1位アル・ラーヤン(カタール)
2位大阪ブルテオン(日本)
3位サントリーサンバーズ大阪(日本)
4位フーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)

表彰選手

表彰項目氏名(チーム名)
大会MVPニミル・アブデルアジズ(アル・ラーヤン)
ベストアウトサイドスパイカーミゲル・ロペス(大阪ブルテオン)
ベストアウトサイドスパイカー髙橋 藍(サントリーサンバーズ大阪)
ベストミドルブロッカーパペ・マゲテ・ディアニェ(アル・ラーヤン)
ベストミドルブロッカーエバデダン・ラリー(大阪ブルテオン)
ベストオポジットニミル・アブデルアジズ(アル・ラーヤン)
ベストセッターミロシュ・ステヴァノヴィッチ(アル・ラーヤン)
ベストリベロ山本 智大(大阪ブルテオン)

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025 おすすめ情報一覧

大阪ブルテオン、フィリピン代表チームを3―0ストレートで下して白星発進!

【プールB 第1戦】

試合日5月11日
試合結果〇大阪ブルテオン 3-0 シグナルHD・スパイカーズ(フィリピン)✕
第1セット25-11
第2セット25-21
第3セット25-21

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の予選ラウンド第1試合が11日(日)に行われ、パナソニックアリーナにて大阪ブルテオンとシグナルHD・スパイカーズ(フィリピン)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回は日本で開催され、予選ラウンドは5月11日(日)からパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、ファイナルラウンドは5月15日(木)から島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブが出場する。グループBに振り分けられた大阪Bは、予選ラウンドの初戦でフィリピンのクラブチームであるシグナルHD・スパイカーズと対戦した。

大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)に富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用した。

第1セットは序盤、大同生命SV.LEAGUE MENでレギュラーシーズン優勝を果たした大阪Bがその強さを見せつけ、リードを奪う。硬さやミスの目立つシグナルHD・スパイカーズに対し、攻守で圧倒する大阪Bが一気に10点差まで広げていく。終盤には西田をブロックし、攻撃も決まり始めたシグナルHD・スパイカーズだったが、主導権を握り続けた大阪Bが25ー11でセットを先取する。

続く第2セットは、硬さがなくなり勢いの出始めたシグナルHD・スパイカーズが先行する入りに。連続得点で大阪Bが同点に追いつくと、以降は拮抗した展開となる。12ー11で前に出た大阪Bはその後、リードを保つ。終盤にかけてさらに点差を広げた大阪Bがセットを連取する。

第3セットは序盤、一進一退の攻防となる。ブロックポイントや相手のミスから大阪Bが中盤にかけて流れを掴み、リードを広げる。その後も点差を広げる大阪B。しかし、終盤に差し掛かった場面では2セットダウンで後がないシグナルHD・スパイカーズが食らいつく。連続サービスエースを決められ、点差を縮められた大阪Bだったが最後は相手のサーブがアウトとなり、第3セットを取り切った。

攻守で力を見せ、ストレート勝利を飾った大阪B。次戦の予選ラウンド第2試合では5月12日(月)19:05よりパナソニックアリーナにて中国の上海光明と対戦する。上海光明には、2016年から2023年までパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレーしていたミハウ・クビアクが所属している。

選手層の厚さや攻守での安定感を発揮したサントリーがストレートで勝利し、好スタート!

【プールA 第1戦】

試合日5月11日
試合結果〇サントリーサンバーズ大阪 3-0 クイーンズランド・パイレーツ(オーストラリア)✕
第1セット25-12
第2セット25-16
第3セット25-18

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の予選ラウンド第1試合が11日(日)に行われ、パナソニックアリーナにてサントリーサンバーズ大阪とクイーンズランド・パイレーツ(オーストラリア)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回が日本で開催され、予選ラウンドは5月11日(日)からパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、ファイナルラウンドは5月15日(木)から島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブが出場する。グループAに振り分けられたサントリーは、予選ラウンドの初戦でオーストラリアのクラブチームであるクイーンズランド・パイレーツと対戦した。

サントリーはアウトサイドヒッター(OH)にアレクサンデル・シリフカと髙橋藍、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と佐藤謙次、セッター(S)に下川諒、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中謙也と喜入祥充の2枚をスタメンに起用した。

第1セットは互いに様子を見ながら、一進一退の攻防となる。サントリーはサーブから主導権を握って前に出ると、14ー7とダブルスコアまで点差を広げる。その後もサントリーは、ブロックでプレッシャーをかけるなど攻守で力を見せ、終盤にかけてもリードが開く。最後は小野寺のサービスエースで、サントリーがセットを先取する。

続く第2セットも序盤は拮抗した展開に。サントリーの攻撃に対応し始めたクイーンズランド・パイレーツが食らいつくも、中盤に入ると髙橋のサービスエースからサントリーが流れを掴む。連続得点で一気にリードを広げたサントリー。以降もサイドアウトを重ね、流れを離すことなくセットを連取する。

サントリーが大きくメンバーを変更した第3セット。このセットも互いに譲らない入りとなった。しかし、勢いの出始めた相手にリードを許して中盤に入る。サントリーは、第3セットのスタートから出場したOHデ・アルマス・アラインのサーブから14ー14で同点とする。以降もサーブやブロックで相手を追い詰めるサントリー、終盤にかけて連続得点で相手を突き放す。最後は相手のスパイクがアウトとなり、サントリーが第3セットを取った。

選手層の厚さや攻守での安定感を発揮したサントリーがストレートで勝利し、好スタートを切った。次戦の予選ラウンド第2試合、サントリーは5月13日(火)よりパナソニックアリーナにてカザフスタンのアクトべと対戦する。

大阪ブルテオンがバレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)において、イタリア セリエAのミラノに所属する大塚達宣と契約が成立!

5月11日、大阪ブルテオンがバレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)において、イタリア セリエAのミラノに所属する大塚達宣と契約が成立したことを発表した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回が日本で開催され、予選ラウンドはパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)、ファイナルラウンドは島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーと、準優勝チームの大阪Bが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブで、2025年12月に開催されるバレーボール男子世界クラブ選手権への出場権2枠が争われる。

そんな本大会に、大塚達宣が大阪Bの選手として参戦することとなった。大塚は早稲田大学在学時の2022年から2024年まで、一時退団しながらもパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレー。今季からイタリア セリエAのミラノに移籍していた。11日にセリエAのプレーオフ5~10位決定戦の決勝を終えたばかりのため、出場は5月16日(金)の準々決勝からを予定しているという。

大阪ブルテオンが上海光明(中国)にストレート勝ちで予選ラウンド1位通過!

【プールB 第2戦】

試合日5月12日
試合結果〇大阪ブルテオン  3-0 上海光明(中国)✕
第1セット25-20
第2セット25-14
第3セット25-20

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の予選ラウンド第2試合が12日(月)に行われ、パナソニックアリーナにて大阪ブルテオンと上海光明(中国)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回は日本で開催され、予選ラウンドは5月11日(日)からパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、ファイナルラウンドは5月15日(木)から島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブが出場する。グループBに振り分けられた大阪Bは、予選ラウンドの第2試合で中国のクラブチームである上海光明と対戦した。上海光明には2016年から2023年までパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)でプレーしていたミハウ・クビアクが所属している。

大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)に富田将馬とミゲル・ロペス、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用。第1試合と同様のメンバーで挑んだ。

第1セットは拮抗した入りとなる。その後も互いに譲らず、サイドアウトを取り合う展開のまま中盤に。しかしブロックの壁が大阪Bに立ちはだかり、相手にブレイクを許す。食らいつく大阪Bはロペスの連続サービスエースや、ブロックポイントで逆転に成功し21ー18とリードを広げる。クビアクのスパイクを山内があげ、チームの得点に繋げたシーンには会場も盛り上がりを見せた。終盤のブレイクで流れを掴んだ大阪Bがセットを先取した。

続く第2セットは、相手の攻撃にブロック&ディフェンスで対応し始めた大阪Bが先行する入りとなる。徹底したブロックフォローや粘り強い繋ぎを見せる大阪Bは、11ー3と一気にリードを広げていく。選手交代で流れを変えたい上海光明に対し、大阪Bは中盤も主導権を握り続ける。終盤にかけてもその差を広げた大阪Bが、セットを連取する。

第3セットも序盤、大阪Bが一歩前に出る。中盤、大阪Bは食い下がる上海光明をじわじわと突き放していく。山内のサーブローテーションからブレイクを重ねた大阪B、その差を18ー11まで広げる。リードしているものの、スパイクミスが続いた西田はOP西山大翔と交代する。マッチポイントを握ってから相手に粘られたが、最後はロペスのスパイクで大阪Bが第3セットを取った。

相手を攻守で圧倒した大阪Bが、ストレート勝利。予選ラウンド2連勝でグループBの1位を決めた大阪Bは、5月16日(金)19:05より島津アリーナ京都にてグループCで2位になったチームと対戦する。

サントリーサンバーズ大阪がアクトべ(カザフスタン)にストレート勝ちで予選ラウンド1位通過!

【プールA 第2戦】

試合日5月13日
試合結果〇サントリーサンバーズ大阪 3-0 アクトべ(カザフスタン)✕
第1セット25-14
第2セット25-16
第3セット25-19

【戦評】

バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025(ACL)の予選ラウンド第2試合が13日(火)に行われ、パナソニックアリーナにてサントリーサンバーズ大阪とアクトべ(カザフスタン)が対戦した。

これまでアジアバレーボールクラブ選手権大会という名称で行われてきた中、今回からアジアチャンピオンズリーグに名前を変えて行われるこの大会。男子の第1回が日本で開催され、予選ラウンドは5月11日(日)からパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)で、ファイナルラウンドは5月15日(木)から島津アリーナ京都(京都府京都市)で行われる。

日本からは2023ー24 V.LEAGUE DIVISION1 MENの優勝チームであるサントリーサンバーズ大阪と、準優勝チームの大阪ブルテオンが出場。アジア各国のチャンピオン12クラブが出場する。グループAに振り分けられたサントリーは、予選ラウンドの第2試合でカザフスタンのクラブチームであるアクトべと対戦した。

サントリーはアウトサイドヒッター(OH)にデ・アルマス・アラインと髙橋藍、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と佐藤謙次、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中謙也と喜入祥充の2枚をスタメンに起用。11日に行われた第1試合から、OHをアレクサンデル・シリフカからアラインに、Sを下川諒から大宅に変更した。

第1セットは開始早々、高いディフェンス力から4連続得点を決めたサントリーが先行する入りとなる。サントリーは、サーブからブロック&ディフェンスで相手にプレッシャーをかけ、ミスを誘う。中盤から終盤にかけてどんどんとリードを広げるサントリー。最後は小野寺がサービスエースを決め、25ー14の大差でセットを先取する。

続く第2セットも序盤、サントリーが前に出るがメンバーを大きく変えたアクトべも食らいつき、点差を離されない。中盤、佐藤やムセルスキーのサーブローテーションからブレイクに成功したサントリーが、相手を突き放し始める。終盤にかけても、アラインのサーブや大宅の的を絞らせない多彩なトスワークから、ブレイクを重ねたサントリーがセットを連取する。

サントリーが髙橋をシリフカに変更した第3セットは、拮抗した入りとなる。アラインの連続サービスエースで流れを引き寄せたサントリーは、その後の連続ブロックポイントで再びブレイクしリードを広げ始める。ネットタッチの反則を取られたところから一時、相手に流れを奪われたサントリーだったが、すかさず立て直して点差を詰め寄らせず。シリフカのサービスエースでマッチポイントを握ったサントリー、最後は佐藤のクイックで第3セットを取り、ストレート勝利をあげた。

サントリーはサーブや精度の高い繋ぎで力を見せつけ、危なげないストレート勝利を飾った。予選ラウンド2連勝でグループAの1位を決めたサントリーは次戦、5月15日(木)19:05よりグループDで2位となったムハッラク・クラブ(バーレーン)との、準々決勝に挑む。なお、東京グレートベアーズに所属しているOHアレックス・フェレイラが、ムハッラク・クラブの選手としてACLに出場している。