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スポーツ配信サービスの比較|プロ野球とサッカーを両方お得に視聴できるおすすめサブスク

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プロ野球とサッカーの両方を日常的に観戦する場合、放映権の分散によって複数のサブスクリプション契約が必要となり、毎月の固定費がかさみがちです。

プロ野球公式戦の大部分とJリーグを網羅するDAZNをはじめ、割安なセット割引の「DMM×DAZNホーダイ」、海外サッカーに強みを持つU-NEXT、全12球団を完全中継するスカパー!など、サービスの特色は多岐にわたります。

自分が何を最優先で観たいかによって選ぶべき契約形態は大きく異なります。

本記事では、各サービスの配信対象試合や月額料金、お得な割引プランを比較し、両競技を無理のないコストで楽しむためのサブスクの選び方を解説します。

目次

プロ野球とサッカーの配信サービスを選ぶ3つの基準

プロ野球とサッカーの両競技をサブスクリプションで楽しむ場合、放映権の契約形態や配信プラットフォームの仕様を正確に把握しておく必要があります。

無駄な固定費を抑えつつ、目当ての試合を確実に視聴するための3つの選定基準を確認します。

放映権の分散構造(単一サービスで全試合カバーできない実態)

プロ野球とサッカーは、放映権が複数のプラットフォームに細分化されており、「1つのサービスに加入すれば全試合を視聴できる」という環境が存在しません。

競技・リーグ別の放映権の状況

競技・リーグごとの放映権の状況と、主な視聴先は以下の通りです。

区分放映権の状況主な視聴サービス
パ・リーグパシフィックリーグマーケティング(PLM)が一括管理し、全6球団の主催試合が安定して配信DAZN、パ・リーグ特化型サービス
セ・リーグ球団ごとに個別管理・販売。DAZNは広島を除く5球団(巨人、阪神、DeNA、中日、ヤクルト)の主催試合を配信DAZN(5球団)、全12球団を網羅できるのは「スカパー!プロ野球セット」のみ
JリーグDAZNがJ1〜J3全試合の放映権を長期保有DAZN
プレミアリーグ(イングランド)U-NEXTが長期独占配信権を保有U-NEXT
ラ・リーガ(スペイン)U-NEXTとDAZNの双方が配信U-NEXT、DAZN
セリエA・ブンデスリーガ・リーグ・アンDAZNが配信DAZN
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)WOWOWが独占中継WOWOW

両競技を広く追う場合、単一サービスでの完結を前提とせず、「どの大会・球団を優先し、どのサービスを組み合わせるか」という設計が不可欠です。

視聴対象の絞り込み(応援球団・国内リーグ・海外主要リーグ)

毎月の支出を抑えるためには、自分が観戦したい対象を明確に絞り込む必要があります。

プロ野球側の絞り込み基準

応援球団・視聴したい対象おすすめのサービスポイント
パ・リーグ球団ファンDAZN、ベースボールLIVE、Rakuten パ・リーグSpecial特化型サービスを選べば月額費用を大幅に圧縮できる
セ・リーグ球団ファン(広島以外)DAZN主催試合と大半のビジター戦をカバー
広島カープファンJ SPORTSオンデマンド、スカパー!プロ野球セットDAZNでは主催全試合(約70試合)が視聴できない

サッカー側の絞り込み基準

重視する大会おすすめのサービスポイント
JリーグDAZNJ1〜J3の全試合を中継
プレミアリーグU-NEXTサッカーパック全試合を独占配信
UEFAチャンピオンズリーグWOWOW欧州最高峰のカップ戦を独占中継

プロ野球×サッカーの最適な組み合わせ

「Jリーグ + プロ野球11球団」であればDAZN単体(またはセットプラン)で1本化できます。

一方で「プレミアリーグ + プロ野球」を希望する場合は、U-NEXTとプロ野球系サービスを掛け合わせる構成が求められます。

月額料金と年間契約・セット割引の損益分岐点

スポーツ配信サービスは一般的なVOD(月額1,000円前後)と比較して月額料金が高額(3,000円〜4,000円台)であるため、契約プランごとの損益分岐点を意識した運用が重要です。

主要サービスの定価とセット割引

主要サービスの料金とセット割引の内容は以下の通りです。

サービス名料金(税込)ポイント
DAZN Standard月額4,200円
年間一括32,000円(月換算約2,667円)
プロ野球・Jリーグ・欧州サッカーなど全コンテンツが対象
DAZN BASEBALL月々払い2,300円/一括27,600円
(年間プランのみ)
プロ野球専用。サッカーなど野球以外のコンテンツは対象外
DMM×DAZNホーダイ月額3,480円DAZN Standardより毎月720円安く、DMMプレミアム(月額550円相当)も利用可能。月額契約では最安クラス
U-NEXTサッカーパック月額2,600円U-NEXT通常会員(月額2,189円)なら毎月の1,200ポイントを充当して実質1,400円で追加可能
スカパー!プロ野球セット月額4,483円(基本料込)全12球団を完全網羅。広島主催試合も視聴できる
※2026年10月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

シーズン期間と年間プランの損益分岐点

プロ野球公式戦は3月下旬〜10月下旬(約7か月間)開催されます。

サッカーのJリーグは2026-27シーズンから「秋春制」に移行し、欧州サッカーと同じく8月頃に開幕して翌5月頃まで開催されます(冬季には中断期間があります)。

プロ野球のみであればシーズンオフ(11月〜2月)に月額契約を休止する節約術が有効ですが、サッカーも同時に追う場合は1年を通じて試合が途切れません。

継続利用期間が8か月以上に及ぶ場合は、月額払いを繰り返すよりも「DAZN年間プラン(一括)」や「DMM×DAZNホーダイ」の通年契約を選択した方が、年間総コストで数千円〜1万円以上の差が生じて割安となります。

プロ野球の配信サービス比較(NPB公式戦の網羅性)

プロ野球(NPB)の公式戦は、セ・パ両リーグの放映権管理の違いにより、サービスごとに視聴可能な球団・試合数が大きく異なります。

以下では、各配信サービスがカバーする試合範囲と特徴を比較します。

DAZN:パ・リーグ全試合+セ・リーグ5球団主催(広島主催除く)

ネット配信で最も多くの球団・試合数をカバーしているのがDAZNです。

配信対象試合の範囲

  • パ・リーグ:全6球団の主催全試合(公式戦、交流戦、クライマックスシリーズ)
  • セ・リーグ:読売ジャイアンツ、阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズの主催全試合

広島東洋カープ主催試合の非配信

DAZNにおける唯一の欠点が、広島東洋カープの主催試合(マツダスタジアム等での年間約70試合)が配信されない点です。

広島ファンはもちろん、他球団ファンであっても「マツダスタジアムで開催される広島とのビジター戦」はDAZNで視聴できません。

総合的なコストパフォーマンス

広島主催試合を除く11球団の主催試合(レギュラーシーズンで年間約790試合)をカバーしており、NPB公式戦の大半を単一プラットフォームで追うことができます。

「DMM×DAZNホーダイ(月額3,480円)」などの割引プランを活用することで、コストを抑えて広範囲の試合を視聴可能です。

プロ野球だけを観る場合は、野球専用の年間プラン「DAZN BASEBALL」(月々払い2,300円)を選ぶとさらに費用を抑えられます。

スカパー!プロ野球セット:全12球団の主催公式戦を完全生中継

セ・パ全12球団の公式戦を余すところなく視聴できる唯一のサービスが「スカパー!プロ野球セット」です。

全12球団公式戦の完全生中継

J SPORTS、フジテレビONE/TWO、TBSチャンネル、日テレジータス、GAORA、スカイAなど、各球団の放映権を持つCSチャンネルを網羅しており、レギュラーシーズン全858試合を生中継します。

広島主催試合や交流戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズまで完全対応しています。

配信アプリ「スカパー!番組配信」の利便性

テレビ放送だけでなく、スマートフォンやタブレット、PC向けのアプリ「スカパー!番組配信」が追加料金なしで利用できます。

外出先でのリアルタイム視聴や見逃し配信に対応しており、アンテナ設置が難しい住環境でもネット配信のみで全試合を視聴可能です。

月額料金とオフシーズンの運用

月額4,483円(税込・基本料429円込)と他サービスに比べて高額ですが、試合の取りこぼしが一切ない点が強みです。

公式戦が開催されない冬季(11月〜1月等)はセット契約を一時休止(解約)し、開幕前の2〜3月に再開することで年間コストを最適化できます。

パ・リーグ特化型サービス(パ・リーグTV、ベースボールLIVE、楽天パ・リーグ)

応援球団がパ・リーグに所属している場合、セ・リーグを含む総合サービスよりも安価、あるいは高機能なパ・リーグ特化型サービスが選択肢となります。

サービス名月額料金(税込)主な特徴・配信範囲
ベースボールLIVE770円パ・リーグ主催1軍公式戦・交流戦を低価格で配信。ソフトバンク「エンタメ特典」で20%PayPay還元対象。
Rakuten パ・リーグSpecial702円(年額5,602円)「Rakuten最強プラン」契約者は無料付帯。楽天IDでログインするだけでパ・リーグ公式戦が見放題。
パーソル パ・リーグTV一般:1,595円
FC会員:1,045円
パ・リーグ主催1軍公式戦に加え、2軍(ファーム)公式戦も配信。最大3試合の同時視聴画面やマルチアングル再生に対応。
※2026年10月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

最安で1軍戦のみ観るなら:「ベースボールLIVE」または楽天モバイル契約特典の「Rakuten パ・リーグSpecial」が月額費用を最小限に抑えられます。

2軍戦やマニアックな分析機能を求めるなら:「パーソル パ・リーグTV」が最も高機能であり、ファーム戦のチェックや複数試合の同時監視に適しています。

セ・リーグ球団個別配信サービス(ジャイアンツTV、虎テレ等)

セ・リーグは各球団が独自の有料配信プラットフォームや特定チャンネルと個別契約を結んでいます。

主な球団別サービスの料金と内容は以下の通りです。

サービス名対象球団月額料金(税込)主な内容
GIANTS TV読売ジャイアンツ2,200円主催公式戦全試合、阪神戦などの一部ビジター戦、ファーム戦、キャンプ中継、独自ドキュメンタリー
虎テレ阪神タイガース660円(1試合110円)主催試合とファーム戦を生中継。投球・打球ごとのシーン検索やマルチアングル機能
J SPORTSオンデマンド(野球パック)広島東洋カープ
(中日・DeNAは一部)
2,580円
(U25割1,290円)
広島の主催全試合をネット配信する数少ないサービス(広島県内など一部地域は視聴制限あり)
※2026年10月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

球団個別サービスの選び方

「自チームの主催試合とファーム戦、独自コンテンツだけを安く観たい」という単一球団ファンには適していますが、ビジター試合の多くが視聴不可となるため、全試合を追いたい場合はDAZNやスカパー!との併用が必要です。

サッカーの配信サービス比較(Jリーグ・欧州主要リーグ・CL)

サッカー中継の放映権は、国内リーグ・欧州主要リーグ・大陸選手権ごとに完全に分散しています。視聴したい大会や応援するクラブ・日本人選手に合わせて最適なプラットフォームを選択する必要があります。

主要サービスと各リーグ・大会の対応関係は、後半の「主要サッカーリーグ・大会の放映権対応マトリクス」で一覧にまとめています。

DAZN:Jリーグ全試合独占・欧州主要リーグ(ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ等)

国内サッカーファンにとっての基盤となるのがDAZNです。

Jリーグに加え、スペイン・イタリア・ドイツ・フランスの欧州サッカーを網羅しています。

Jリーグの全試合独占配信

2033年までの長期放映権契約を締結しており、J1〜J3の全試合を独占ライブ配信しています。

見逃し配信やハイライト、各節の振り返り番組なども網羅されています。

欧州主要リーグのラインナップ

リーグ・大会配信内容
ラ・リーガ(スペイン)1部全380試合と2部の主要試合(U-NEXTと並行配信)
セリエA(イタリア)名門クラブが争うイタリア国内リーグを継続中継
ブンデスリーガ(ドイツ)2025-26シーズンから全試合を配信
リーグ・アン(フランス)フランス国内トップリーグを配信
カップ戦・その他AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)、コッパ・イタリア、ベルギー・プロ・リーグなど

料金とコスト削減プラン

通常月額は4,200円(税込)ですが、年間プランや「DMM×DAZNホーダイ(月額3,480円)」を活用すれば、月々の固定費を大きく引き下げられます(各プランの料金は前述の表を参照)。

U-NEXT(サッカーパック):プレミアリーグ独占・ラ・リーガ全試合

世界的人気を誇るイングランド・プレミアリーグの試合を追う上で不可欠なのが「U-NEXTサッカーパック」です。

プレミアリーグの全試合独占配信

2024-25シーズンから7年間の長期独占契約を締結しており、全380試合を日本語実況・解説付きで独占配信しています。他社プラットフォームでは視聴できません。

充実の欧州サッカーラインナップ

リーグ・大会配信内容
ラ・リーガ(スペイン)全380試合をフル配信。久保建英をはじめとする注目選手の試合をカバー
エールディヴィジ(オランダ)オランダ国内リーグを独占配信
カップ戦イングランド最古のカップ戦「FAカップ」、スペイン国王杯「コパ・デル・レイ」を独占配信

料金仕様と実質価格

契約方法月額料金(税込)備考
単体契約(Web登録)2,600円iOS/Androidのアプリ内決済は月額3,000円になるため、Web登録がおすすめ
U-NEXT月額プラン(2,189円)と併用実質+1,400円毎月付与される1,200円分のU-NEXTポイントをサッカーパックの支払いに充当できる
※2026年10月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

WOWOW:UEFAチャンピオンズリーグ(CL)およびヨーロッパリーグ(EL)独占

欧州各国のトップクラブが集う欧州最高峰のコンペティションを日本国内で唯一中継しているのがWOWOWです。

UEFA主要コンペティションの独占生中継・ライブ配信

大会配信内容
UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)欧州最強クラブを決める大会を、リーグフェーズから決勝まで全試合独占
UEFAヨーロッパリーグ(UEL)欧州強豪クラブが集う大会を独占中継
UEFAカンファレンスリーグ(UECL)注目試合を配信

視聴形態の柔軟性

テレビ放送(BSチャンネル)の高画質・録画環境と、WOWOWのオンデマンド配信によるスマホ・PC視聴の両方に対応しています。

外出先でのライブ視聴や見逃し再生も追加料金なしで利用できます。

料金体系

月額2,530円(税込)。国内リーグとは完全に放映権が独立しているため、CLのリーグフェーズ(秋〜冬)や決勝トーナメント(春季)の開催時期に合わせて数か月単位でスポット契約する運用も一般的です。

スカパー!・ABEMA:ルヴァンカップ・ブンデスリーガ注目試合・日本代表戦

国内カップ戦やブンデスリーガの注目試合、日本代表の国際試合を追う場合は、スカパー!やABEMAも選択肢となります。

スカパー!:ルヴァンカップを全試合生中継

配信内容:国内カップ戦「YBCルヴァンカップ」を準決勝まで全試合生中継します(2026-27シーズン)。なお、ブンデスリーガは2025-26シーズンからDAZNが全試合を配信しています。

料金:「スカパー!サッカーセット」は月額2,480円(基本料込2,909円/税込)。テレビ放送に加え「スカパー!番組配信」でネット視聴が可能です。

ABEMA:ブンデスリーガ注目試合の無料生中継と日本代表戦

ブンデスリーガ:毎節、日本人選手所属クラブを中心に注目カードを無料生中継。見逃し再生などを利用する場合は「ABEMAプレミアム(月額1,180円)」への加入が必要です。全試合を追う場合はDAZNの契約が必要となります。

サッカー日本代表戦:ワールドカップのアジア最終予選や親善試合など、地上波中継がないアウェイ戦を独占生中継または無料生中継した実績を持ちます。会員登録なしでも視聴できる手軽さが特徴です。

プロ野球とサッカーを両方見たい場合の最適な組み合わせ

視聴したいリーグや球団、予算に応じた代表的な組み合わせを4パターン紹介します。まずは全体像を表で比較します。

組み合わせ月額合計(税込)プロ野球サッカー向いている人
DMM×DAZNホーダイ3,480円11球団(広島主催を除く)Jリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガなど1本で広く安く観たい人
DMM×DAZNホーダイ+U-NEXTサッカーパック6,080円11球団(広島主催を除く)上記+プレミアリーグ、FAカップなどプレミアリーグも欠かせない人
スカパー!プロ野球セット+WOWOW7,013円全12球団CL・EL全試合を逃したくない・録画したい人
ベースボールLIVE+U-NEXTサッカーパック3,370円パ・リーグ6球団プレミアリーグ、ラ・リーガなどパ・リーグとプレミアリーグ派の人
※2026年10月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

以下で、それぞれのカバー範囲やメリット・デメリットを詳しく見ていきます。

【最安・定番】「DMM × DAZNホーダイ」(月額3,480円)

プロ野球と国内サッカー(Jリーグ)を中心に、最も低コストで広範囲をカバーしたい場合の標準的な選択肢です。

料金構造と割引仕様

  • 月額料金:3,480円(税込)
  • 内訳:DAZN Standard(通常月額4,200円)とDMMプレミアム(通常月額550円)のセットプランです。個別契約(合計4,750円)と比較して毎月1,270円安く、DAZN単体の月額料金よりも毎月720円割安になります(年間で8,640円の節約)。

カバー範囲

  • プロ野球:セ・パ11球団(読売ジャイアンツ、阪神タイガース、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズ、パ・リーグ全6球団)の主催公式戦。
  • サッカー:Jリーグ(J1〜J3全試合)、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アン、ACLEなど。
  • その他:DMM TV(アニメ、バラエティ、映画など21万本以上)の見放題が付属。

メリットと運用性

年間の契約縛りがなく、月々払いでいつでも解約・再開が可能です。

プロ野球公式戦の大部分とJリーグの全試合を1つのプラットフォームで網羅できるため、迷った際の第1候補といえるでしょう。

デメリット

広島東洋カープの主催試合(マツダスタジアム等での試合)、イングランド・プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は視聴できません。

【プロ野球+欧州最高峰】「DAZN(DMMホーダイ)+ U-NEXT サッカーパック」

プロ野球公式戦とJリーグを押さえつつ、欧州最高峰のイングランド・プレミアリーグまで漏れなく追いたいファン向けの構成です。

料金構造と月額総額

  • DMM×DAZNホーダイ:月額3,480円(税込)
  • U-NEXT サッカーパック:月額2,600円(税込)
  • 合計月額:6,080円(税込)
    ※映画・アニメの見放題が含まれる「U-NEXT月額プラン(2,189円)」に加入している場合、毎月付与される1,200ポイントを充当することで実質+1,400円で追加でき、実質合計4,880円(+U-NEXT基本料)となります。

カバー範囲

  • プロ野球:セ・パ11球団の主催公式戦(広島主催を除く)。
  • サッカー:Jリーグ全試合、プレミアリーグ全380試合独占、ラ・リーガ全試合、セリエA、FAカップ、コパ・デル・レイなど。

メリット

国内プロ野球の大半と、主要サッカーリーグ(日本・英国・スペイン・イタリア)をほぼ完全に網羅できます。

三笘薫や遠藤航などのプレミアリーグ注目カード、久保建英のラ・リーガ、Jリーグの週末開催をシームレスに視聴可能です。

デメリット

月額支出が6,000円前後に達するため固定費の負担が増加します。

また、UEFAチャンピオンズリーグ(WOWOW独占)は含まれません。

【完全網羅・大画面録画】「スカパー!プロ野球セット + WOWOW」

「プロ野球全12球団の試合を1試合も逃したくない」「欧州最高峰のUEFAチャンピオンズリーグをテレビの大画面で録画保存したい」というコアファン向けの最高峰構成です。

料金構造と月額総額

  • スカパー!プロ野球セット:月額4,483円(視聴料4,054円 + 基本料429円/税込)
  • WOWOW(スカパー!追加時):月額2,530円(税込)※基本料は重複なし
  • 合計月額:7,013円(税込)

カバー範囲

  • プロ野球:セ・パ全12球団の主催公式戦(レギュラーシーズン全858試合、広島主催全試合、交流戦、CS、日本シリーズまで完全生中継)。
  • サッカー:UEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の全試合独占。

メリット

  • 遅延なし・テレビ録画対応:衛星放送(BS/CS)波を受信するため、ネット配信のような映像のタイムラグや通信制限・回線障害による画質低下がありません。自宅のブルーレイ・HDDレコーダーに試合をそのまま録画し、永続保存できます。
  • ネット視聴にも対応:「スカパー!番組配信」およびWOWOWのオンデマンド配信により、スマートフォンやタブレットでの外出先視聴も追加料金なしで利用可能です。

デメリット

月額7,000円超と高価格帯です。また、Jリーグやプレミアリーグなどの国内外の通年リーグ戦は含まれないため、「NPB完全中継+欧州最高峰カップ戦」に特化した選択肢となります。

オフシーズン(11月〜1月等)はプロ野球セットを休止して支出を最適化する運用が前提となります。

【パ・リーグファン向け低価格構成】「ベースボールLIVE + U-NEXT サッカーパック」

パ・リーグ球団の試合とプレミアリーグを中心に観たいファンが、月額費用を抑えて両方を楽しむための構成です。

料金構造と月額総額

  • ベースボールLIVE:月額770円(税込)
  • U-NEXT サッカーパック:月額2,600円(税込)
  • 合計月額:3,370円(税込)

カバー範囲

  • プロ野球:パ・リーグ6球団の主催1軍公式戦・交流戦(パ・リーグ主催分)。
  • サッカー:プレミアリーグ全380試合独占、ラ・リーガ全試合、FAカップ、コパ・デル・レイなど。

メリット

「DMM×DAZNホーダイ + U-NEXT サッカーパック」(月額6,080円)の半額程度で、パ・リーグとプレミアリーグを両立できます。

ソフトバンク回線の契約者であれば、ベースボールLIVEはソフトバンクプレミアム「エンタメ特典」で月額料金の20%相当のPayPayポイント還元も受けられます。

デメリット

セ・リーグ球団の主催試合(交流戦のセ・リーグ主催分を含む)や、Jリーグ、セリエAなどDAZNが配信する大会は視聴できません。

セ・リーグの試合やJリーグも観たい場合は、「DMM×DAZNホーダイ」を軸にした構成を検討しましょう。

主要スポーツ配信サービスの料金・配信範囲一覧比較表

プロ野球やサッカーをはじめとする主要スポーツ配信サービスについて、月額・年間料金、無料体験の有無、対象球団および放映権の対応状況を一覧表で整理します。

月額料金・年間料金・無料体験の横断比較表

各サービスの料金プラン、年額プラン(一括・月々払い)、無料体験期間、および主要な対応スポーツジャンルの比較は以下の通りです。

サービス名月額料金(税込)年間プラン(税込)無料体験主な対象スポーツ
DAZN Standard4,200円一括:32,000円(月換算約2,667円)
月々:3,200円/月(年38,400円)
なしプロ野球(11球団)、Jリーグ、欧州サッカー、F1等
DAZN BASEBALL―(年間プランのみ)一括:27,600円
月々:2,300円/月
なしプロ野球(11球団)のみ
DMM×DAZNホーダイ3,480円なし(月額制のみ)なしDAZN Standard全コンテンツ + DMM TV見放題
スカパー!プロ野球セット4,483円
(視聴料4,054円+基本料429円)
なし加入月無料
(解約月除く)
プロ野球全12球団公式戦完全生中継
U-NEXT サッカーパック2,600円
(通常会員はポイント充当で実質1,400円)
なしなし
(通常プランは31日間)
プレミアリーグ独占、ラ・リーガ、FAカップ等
WOWOW2,530円なしなしUEFAチャンピオンズリーグ/ヨーロッパリーグ独占、テニス等
ベースボールLIVE770円一括:5,940円(月換算約495円)なしパ・リーグ主催1軍公式戦・交流戦
Rakuten パ・リーグSpecial702円一括:5,602円(月換算約467円)なし
(楽天モバイル契約者は無料)
パ・リーグ主催1軍公式戦・交流戦
パーソル パ・リーグTV一般:1,595円
ファンクラブ会員:1,045円
なしなしパ・リーグ主催1軍公式戦 + ファーム(2軍)公式戦
J SPORTSオンデマンド
(野球パック)
2,580円
(U25割:1,290円)
なしなし広島東洋カープ主催全試合、中日・DeNA主催一部、大学・社会人野球
※2026年10月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

プロ野球12球団主催試合の対応マトリクス

プロ野球公式戦の放映権は「主催球団」に帰属するため、各球団の本拠地開催試合をどのサービスがカバーしているかが重要となります(○:全主催試合配信、△:一部配信、×:非配信)。

球団名(リーグ)
スカパー!プロ野球セットDAZN /DMM×DAZNパ・リーグ特化(LIVE/Rakuten)パ・リーグTVJ SPORTSオンデマンド
読売ジャイアンツ(セ)○○×××
阪神タイガース(セ)○○×××
横浜DeNAベイスターズ(セ)○○××△(一部)
中日ドラゴンズ(セ)○○××△(一部)
東京ヤクルトスワローズ(セ)○○×××
広島東洋カープ(セ)○×××○
オリックス・バファローズ(パ)○○○○(2軍含む)×
千葉ロッテマリーンズ(パ)○○○○(2軍含む)×
福岡ソフトバンクホークス(パ)○○○○(2軍含む)×
東北楽天ゴールデンイーグルス(パ)○○○○(2軍含む)×
埼玉西武ライオンズ(パ)○○○○(2軍含む)×
北海道日本ハムファイターズ(パ)○○○○(2軍含む)×
カバー球団数合計12球団11球団6球団6球団1球団+一部

広島主催試合の取り扱い:スカパー!とJ SPORTSオンデマンドのみが広島主催公式戦を配信。DAZNでは広島主催試合(マツダスタジアム等の主催試合)のみ視聴不可となります。

パ・リーグ主催試合:スカパー!、DAZN、パ・リーグ特化サービス(ベースボールLIVE等)のいずれでも全主催試合を視聴可能です。2軍(ファーム)戦まで網羅したい場合はパ・リーグTVが適しています。

主要サッカーリーグ・大会の放映権対応マトリクス

国内外の主要サッカーリーグおよびトーナメント大会における放映権・配信サービスの対応状況は以下の通りです(◎:全試合独占、○:全試合配信、△:注目試合・一部配信、×:非配信)。

リーグ・大会名DAZN /DMM×DAZNU-NEXT(サッカーパック)WOWOWスカパー!(サッカーセット)ABEMA /ABEMA de DAZN
明治安田Jリーグ(J1・J2・J3)◎(全試合)×××○(DAZN連携)
プレミアリーグ(イングランド)×◎(全試合独占)×××
ラ・リーガ(スペイン)○(全試合)○(全試合)××○(DAZN連携)
セリエA(イタリア)○(全試合)×××○(DAZN連携)
ブンデスリーガ(ドイツ)○(全試合)×××△(注目試合無料)
リーグ・アン(フランス)○(全試合)×××○(DAZN連携)
UEFA CL / EL(欧州最高峰)××◎(全試合独占)××
ルヴァンカップ×××○(準決勝まで全試合)×
FAカップ(英)/ コパ・デル・レイ(西)×◎(独占配信)×××
AFCチャンピオンズリーグ(ACLE)◎(独占配信)×××○(DAZN連携)

国内サッカー(Jリーグ):J1からJ3までの全カテゴリを網羅して視聴できる基盤はDAZN(DMM×DAZNホーダイ含む)のみとなります。

欧州2大人気リーグの分散:プレミアリーグはU-NEXTが長期独占、ラ・リーガはU-NEXTとDAZNの双方が全試合を配信しています。

カップ戦の独自枠:欧州カップ戦(CL/EL)はWOWOW、国内カップ戦(ルヴァン杯)はスカパー!、各国主要カップ戦(FA杯・国王杯)はU-NEXTと、リーグ戦とは異なるサービスへの放映権帰属となっています。

契約・視聴前の注意点とよくある質問

スポーツ配信サービスは、一般的な映画やドラマのVODとは異なり、放映権の地域制限や競技ごとのシーズンサイクル、端末ごとの同時接続制限といった独自の制約が存在します。

契約後に後悔しないために確認しておきたい注意点をまとめます。

広島東洋カープ主催試合のネット配信制約と対策

プロ野球公式戦のネット配信において最大の障壁となるのが、広島東洋カープ主催試合の放映権問題です。

DAZNで広島主催試合が配信されない背景

セ・リーグ各球団は放映権を個別に保有・管理しています。広島東洋カープは地元民放テレビ局との長期的な関係性や本拠地マツダスタジアムへの観客動員を最優先とする興行方針をとっており、定額制ネット配信サービスへの主催試合放映権の一括許諾に消極的です。

J SPORTSオンデマンドの「エリア制限」に注意

ネット配信で広島主催試合をカバーしている数少ないサービスが「J SPORTSオンデマンド(野球パック:月額2,580円)」です。

ただし、広島県内および一部隣接地域からは配信を視聴できない「配信エリア制限」が設定されています。

地元在住のファンがネット中継を視聴しようとしてもブロックされるため、契約前に居住地域が視聴可能エリアに該当するか確認が必要です。

広島主催試合を確実に視聴するための対策

スカパー!プロ野球セットの導入:衛星放送波(CS放送)を受信するスカパー!であれば、地域制限なくマツダスタジアムの全主催試合を生中継で視聴できます。

ビジター試合のみと割り切る運用:他球団ファンで「年間数回あるマツダスタジアムでのビジター戦だけが見られない」という場合、その数試合のために追加課金せず、DAZNで他球団主催のビジター戦やパ・リーグ交流戦を視聴する運用にとどめるのも現実的な選択肢です。

シーズンオフ(プロ野球オフ・Jリーグオフ)の休止・解約ルール

スポーツには公式戦が開催されない「シーズンオフ」が存在するため、年間を通じて契約し続けると試合のない期間にも月額料金を支払い続けることになります。

各サービスの休止・解約仕様の把握が重要です。

主要競技のオフシーズン期間

競技シーズンオフの目安
プロ野球(NPB)11月〜翌2月(約4か月間は公式戦なし)
国内サッカー(Jリーグ)秋春制への移行後は6月〜7月頃(12月中旬〜翌2月中旬にもウインターブレイクあり)
欧州主要サッカー6月〜7月(約2か月間リーグ戦が中断)

DAZNの一時停止機能とセットプランの制約

契約形態オフシーズンの扱い
DAZN単体(月額プラン)マイページの「一時停止機能」で最長約半年間課金をストップでき、設定した再開日に自動で視聴が再開される
DAZNの年間プラン(一括・月々払い)シーズンオフでも途中解約や返金はできない
DMM×DAZNホーダイ一時停止機能はなし。支払いを止めるには一度解約し、翌シーズン開幕時に再契約する

スカパー!の解約・再加入ルール

スカパー!は「加入した当月の解約」はできませんが、翌月以降は手数料なしで自由に解約・再開が可能です。

11月の日本シリーズ終了後にプロ野球セットを解約し、翌年3月の公式戦開幕に合わせて再契約することで、約3〜4か月分(約13,000円〜18,000円相当)の固定費を削減できます。

同時視聴制限とテレビ画面での視聴環境

家族でアカウントを共有して利用する場合や、大画面テレビで快適に観戦するためには、同時視聴台数の仕様とネットワーク環境の整備が欠かせません。

主要サービスの同時視聴制限

サービス名同時視聴注意点
DAZN同一ネットワーク(同一IPアドレス)で2台まで登録端末数は無制限。自宅と外出先など異なる回線で同時に視聴するには追加オプション(ロケーション追加)が必要
U-NEXT最大4台親アカウント+子アカウント最大3つ。同じ作品・配信を複数端末で同時に開くことは不可
スカパー!番組配信原則1台1つのMyスカパー!IDにつき1ストリーム。家族で別々の試合を同時にネット視聴することはできない

テレビ画面で視聴するための周辺機器

スマートテレビ(Google TV、Android TV搭載機等)であればアプリを直接インストールして視聴可能です。

非対応のテレビで観戦する場合は、以下の外部ストリーミング端末をHDMI端子に接続します。

端末特徴
Amazon Fire TV Stick / Fire TV Stick 4K主要なスポーツ配信アプリに幅広く対応し、コストパフォーマンスに優れる
Google TV Streamer / Apple TV 4K安定した動作と高い処理性能を備える

ライブストリーミング特有の回線要件と遅延対策

スポーツ生中継は高フレームレート(60fps)で配信されるため、一般的な録画映像の視聴よりも高速で安定したインターネット回線が求められます。

項目ポイント
推奨通信速度高画質視聴には下り常時15Mbps以上、複数台同時接続時は30Mbps以上の実測値が目安
有線LAN接続Wi-Fiは電波干渉で画質低下や読み込み停止(バッファリング)が起きやすいため、テレビやストリーミング端末は有線LANアダプタで有線接続すると安定する
配信遅延(タイムラグ)衛星放送(スカパー!)はほぼ遅延なし。ネット配信(DAZN、U-NEXT等)は数十秒〜1分程度遅れるため、SNSでの試合実況閲覧はネタバレに注意