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バスケットボールファンであれば、必ず見逃せないNBA。
そんなNBAの試合を日本で見ることができるサービスの1つに「NBA Rakuten」があります。
本記事では、「NBA Rakuten」の特徴や料金プランについて解説しています。
「NBA Rakuten」に登録したいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
Bリーグ試合のライブ中継はどこで見れる?配信日程・無料視聴方法を紹介
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NBAは、バスケットボールの世界最高峰のプロリーグでスリリングな試合展開と世界中から集まるバスケットボールトップ選手たちが競い合う場として、世界でも大人気のリーグです。
特に注目すべきは、NBAのシーズン終盤に行われるプレーオフです。
プレーオフでは各カンファレンスの上位チームが出場し、優勝を争うシリーズ戦が繰り広げられます。
ここでは各チームの戦略と選手たちの熱戦が繰り広げられ、一つの試合が物語のように展開されることも珍しくありません。
この緊張感溢れる試合展開は、NBAファンにとってまさに必見です。
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2024年現在、NBAを視聴する方法はNBA Rakuten、WOWOWオンデマンド、WOWOW(衛星放送)、ABEMA de WOWSPOの4つです。
それぞれのサービスについて紹介していきます。
NBA Rakuten
「NBA Rakuten」は、NBAをより楽しむための独自のサービスを提供しています。
その特徴は以下の通りです。
「NBA Rakuten」の料金プラン
以前はベーシックプランとシーズンパスの2つのプランがありましたが、現在の料金プランは1つのみで月額「4,500円」となっています。
楽天モバイル【 Rakuten最強プラン】を契約すれば無料で見放題!
2023年10月20日(金)より料金プランが変更になり、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」または「Rakuten最強プラン(データタイプ)」を契約すれば、「NBA Rakuten」の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」が無料で利用できます。
「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」は以下のコンテンツが見放題です。
- レギュラーシーズン:全試合(Live&見逃し配信)
- インシーズン・トーナメント
- NBAオールスター
- プレイイン・トーナメント:全試合(Live&見逃し配信)
- プレイオフ:全試合(Live&見逃し配信)
- NBAファイナル:全試合(Live&見逃し配信)
- ロングハイライト、クラシックゲーム、ドキュメンタリーなど「NBA Rakuten」上のすべての映像コンテンツ
少し月額料金が高いと感じられている方も楽天モバイルに変更すると、携帯代も抑えられる上に「NBA Rakuten」の月額料金も無料となるためおすすめです
全試合ライブ配信 ※リーグパスプランのみ
「NBA Rakuten」では、レギュラーシーズン全試合やNBAオールスター、NBAファイナルなど全試合をライブ配信で視聴できます。
「先に試合結果を知ってしまうのが嫌」という方にも最適で、実際の時間とギャップがなく視聴可能となっています。
注目試合は日本語解説付き
「NBA Rakuten」は実況&解説を「日本語」に変更可能です!
これにより、英語が苦手な人でも日本語で実況や解説を楽しむことができ、現地の雰囲気を味わうことができます。
日本語の実況と解説は、WOWOWやNHK BS1でお馴染みの佐々木クリスさん、近藤祐司さん、北原憲彦さんなどが担当しています。
見逃し配信あり
「NBA Rakuten」はライブ配信で見ることができなかった方のために、見逃し配信機能がついています。
見逃し配信ができる試合は以下の通りです。
- レギュラーシーズンの全試合
- プレイイン・トーナメントの全試合
- プレイオフ:全試合
- NBAファイナル:全試合
深夜の配信で夜遅くまで起きていられないという方や、仕事で試合を見逃したといった方にも対応しているので安心です。
「楽天ふざけんな」と言われる理由
2023年9月に「NBA Rakuten」の視聴プランが改定されました。
この変更に対して多くのユーザーが不満を抱き、「楽天ふざけんな」という声が広がっています。主な変更点は以下の通りです。
①月額プランが「2,970円」→「4,500円」へ値上げされた
②これまであった「年額プラン」が廃止された
③楽天モバイルの契約で月額プランが「無料」となった
大幅な毎月の料金が値上げされた一方、楽天モバイルを契約すれば視聴料が無料になるという特典をつけた形でリリースされました。
この改定に対して一部ユーザーでは、「楽天モバイルユーザーだけを優遇している」と否定的な意見もあります。
「NBA Rakuten」の登録方法
「NBA Rakuten」の登録方法は以下の通りです。
- 「NBA Rakuten」にアクセスする
- 楽天会員にログインする
※楽天会員ではない場合は、楽天市場へアクセスし、「楽天会員登録(無料)」から登録をおこなう - 購入内容の確認
金額を確認し、お支払い方法や楽天ポイントの利用などを決めて入力して「購入を確定する」をクリックして手続きを完了させる - 登録完了
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ABEMA de WOWSPO
ABEMA de WOWSPOとは、WOWOWのスポーツがABEMAで楽しめるプランです。
ABEMA de WOWSPOでもNBAが視聴できます。
追っかけ再生、見逃し配信、コメント機能などを利用できるのが魅力です。
料金
料金は月額1,980円(税込)とWOWOWの単体契約(月額2,530円)よりも安くなっています。
ABEMA de WOWSPOの配信コンテンツ
ABEMA de WOWSPOの配信コンテンツを紹介します。
- 全米オープンテニス
- 全仏オープンテニス
- UEFAチャンピオンズリーグ
- UEFAヨーロッパリーグ
- NBA
- スーパーラグビー・パシフィック
登録方法
ABEMA de WOWSPOの登録方法を解説します。
- ABEMA de WOWSPOの公式サイトにアクセス
- 「登録する」をクリック
- 決済方法を選択して情報を入力
- 登録完了
WOWOWオンデマンド

WOWOWオンデマンドでも、WOWOWと同様NBA2023-2024シーズンやオールスターゲームが視聴できます。
WOWOWオンデマンドの料金
WOWOWオンデマンドも月額2,530円(税込)です。
WOWOWに加入していれば、無料で利用できます。
WOWOWオンデマンドの登録方法
WOWOWオンデマンドの登録方法は以下の通りです。
- WOWOWの公式サイトを開く
- 「WOWOWオンデマンドはこちら」をクリック
- 「今すぐはじめる」をクリック
- メールアドレスを登録し、認証コードを入力後、「認証する」をクリック
- ログインのパスワード、氏名、電話番号、生年月日、性別を入力
- 「支払い方法」を選択し、「入力内容を確認する」をクリック
- 登録完了
WOWOW
WOWOWではNBAを視聴できます。
WOWOWの料金
WOWOWの料金は月額2,530円(税込)です。
WOWOWの登録方法
WOWOWの登録方法は以下の通りです。
- WOWOWの公式サイトを開く
- 「今すぐはじめる」をクリック
- メールアドレスを登録し、認証コードを入力後、「認証する」をクリック
- ログインのパスワード、氏名、電話番号、生年月日、性別を入力
- 「ケーブルテレビ経由のご加入はこちら」をクリック
- B-CASカード/ACAS番号を登録
- 支払い方法を選択し、登録完了
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違法サイトを通じてNBAを視聴することは基本的に推奨していません。
なぜなら、こうした違法な配信サイトは広告収入のみならず、コンピューターウィルスを仕掛けたり、個人情報やデバイスを乗っ取る危険性があるからです。
それに加えて、不正な暗号資産マイニングのような悪意ある活動に利用者を巻き込む可能性もあります。
近年、ユーザーのデバイスを乗っ取って不正なマイニング活動に使う事例も増えています。
ユーザーのデバイスに負荷をかけるマイニングは、デバイスに損害を与える可能性があります。
不審な配信サイトには絶対にアクセスしないようにしましょう。
Bリーグ試合のライブ中継はどこで見れる?配信日程・無料視聴方法を紹介
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NBA プレーイン・トーナメント 2025
※試合日程など変更になる可能性あり
日時 | 試合名 | 対戦カード | 会場名 | 放送・配信 |
---|---|---|---|---|
4/19(土) 8:00 | NBAプレーオフ2025 第8シード決定戦 GAME5 | ホークス vs 17日のGAME3勝者 | ステートファーム・アリーナ | WOWOWオンデマンド NBA Rakuten ABEMA de WOWSPO WOWOW(ライブ) (変更の場合あり) |
4/19(土) 10:30 | NBAプレーオフ2025 第8シード決定戦 GAME6 | グリズリーズ vs 17日のGAME4勝者 | フェデックス・フォーラム | WOWOWオンデマンド NBA Rakuten ABEMA de WOWSPO WOWOW(ライブ) (変更の場合あり) |
NBA プレーオフ 2025 1回戦
【GAME1】
日時 | 対戦カード | 会場名 | 放送・配信 |
---|---|---|---|
4/20(日) 2:00 | ペイサーズvsバックス | ゲインブリッジ・フィールドハウス | NBA Rakuten |
4/20(日) 4:30 | ナゲッツvsクリッパーズ | ボール・アリーナ | NBA Rakuten |
4/20(日) 7:00 | ニックスvsピストンズ | マディソン・スクエア・ガーデン | NBA Rakuten |
4/20(日) 9:30 | レイカーズvsウルブス | クリプト・ドットコム・アリーナ | WOWOWオンデマンド NBA Rakuten ABEMA de WOWSPO WOWOW(ライブ) |
4/21(月) 2:00 | サンダーvs未定 | ペイコム・センター | NBA Rakuten |
4/21(月) 4:30 | セルティックスvsマジック | TDガーデン | NBA Rakuten |
4/21(月) 8:00 | キャバリアーズvs未定 | ロケット・モーゲージ・フィールドハウス | NBA Rakuten |
4/21(月) 10:30 | ロケッツvsウォリアーズ | トヨタ・センター | NBA Rakuten |
【GAME2】
日時 | 対戦カード | 会場名 | 放送・配信 |
---|---|---|---|
4/22(火) 8:30 | ニックスvsピストンズ | マディソン・スクエア・ガーデン | NBA Rakuten |
4/22(火) 11:00 | ナゲッツvsクリッパーズ | ボール・アリーナ | NBA Rakuten |
4/23(水) 8:00 | ペイサーズvsバックス | ゲインブリッジ・フィールドハウス | NBA Rakuten |
4/23(水) 8:30 | サンダーvs未定 | ペイコム・センター | NBA Rakuten |
4/23(水) 11:00 | レイカーズvsウルブス | クリプト・ドットコム・アリーナ | NBA Rakuten |
4/24(木) 8:00 | セルティックスvsマジック | TDガーデン | NBA Rakuten |
4/24(木) 8:30 | キャバリアーズvs未定 | ロケット・モーゲージ・フィールドハウス | NBA Rakuten |
4/24(木) 10:30 | ロケッツvsウォリアーズ | トヨタ・センター | NBA Rakuten |
【GAME3】
日時 | 対戦カード | 会場名 | 放送・配信 |
---|---|---|---|
4/25(金) 未定 | ピストンズvsニックス | リトル・シーザーズ・アリーナ | NBA Rakuten |
4/25(金) 未定 | クリッパーズvsナゲッツ | インテュイット・ドーム | NBA Rakuten |
4/25(金) 未定 | 未定vsサンダー | 未定 | NBA Rakuten |
4/26(土) 8:00 | マジックvsセルティックス | アムウェイ・センター | NBA Rakuten |
4/26(土) 9:00 | バックスvsペイサーズ | ファイサーブ・フォーラム | NBA Rakuten |
4/26(土) 10:30 | ウルブスvsレイカーズ | ターゲット・センター | NBA Rakuten |
4/27(日) 2:00 | 未定vsキャバリアーズ | 未定 | NBA Rakuten |
4/27(日) 9:30 | ウォリアーズvsロケッツ | チェイス・センター | NBA Rakuten |
【GAME4】
日時 | 対戦カード | 会場名 | 放送・配信 |
---|---|---|---|
4/27(日) 4:30 | 未定vsサンダー | 未定 | NBA Rakuten |
4/27(日) 7:00 | クリッパーズvsナゲッツ | インテュイット・ドーム | NBA Rakuten |
4/28(月) 2:00 | ピストンズvsニックス | リトル・シーザーズ・アリーナ | NBA Rakuten |
4/28(月) 4:30 | ウルブスvsレイカーズ | ターゲット・センター | NBA Rakuten |
4/28(月) 8:00 | マジックvsセルティックス | アムウェイ・センター | NBA Rakuten |
4/28(月) 10:30 | バックスvsペイサーズ | ファイサーブ・フォーラム | NBA Rakuten |
4/29(火) 未定 | 未定vsキャバリアーズ | 未定 | NBA Rakuten |
4/29(火) 11:00 | ウォリアーズvsロケッツ | チェイス・センター | NBA Rakuten |
NBA プレイイン・トーナメントとは
NBAのプレイイン・トーナメントは、レギュラーシーズン終了後、プレイオフに進出する第7シードと第8シードの残り2枠のチームを決めるための順位決定戦。東西各カンファレンスごとに行われる。
レギュラーシーズン最終成績及び順位により、プレイオフ進出境界線上のチーム(プレイオフ自動出場を勝ち取ったチームとプレイオフ逸失が決定したチーム以外のチーム)が、プレイオフ出場権を争う短期決戦だ。レギュラーシーズン終了後、プレイオフ開幕前に行われる。
プレイオフはレギュラーシーズンを勝ち抜いた上位チームによる優勝決定戦である一方、プレイインはそのプレイオフに進むために残された最後の2枠(東西合計4枠)を争う順位決定戦である。
出場チーム
プレイイン・トーナメントには、東西各カンファレンスのレギュラーシーズン7位~10位の4チーム(東西合計8チーム)が出場する。
大会方式
①東地区7位vs東地区8位
➡勝者は第7シードとしてプレイオフ進出!
➡敗者は東地区9位vs東地区10位の勝利チームと第8シード決定戦!
②西地区7位vs西地区8位
➡勝者は第7シードとしてプレイオフ進出!
➡敗者は西地区9位vs西地区10位の勝利チームと第8シード決定戦!
③東地区9位vs東地区10位
➡勝者は東地区7位vs東地区8位の敗者と第8シード決定戦!
④西地区9位vs西地区10位
➡勝者は西地区7位vs西地区8位の敗者と第8シード決定戦!
⑤東地区7位vs東地区8位の敗者vs東地区9位vs東地区10位の勝者
➡勝者は第8シードとしてプレイオフ進出!
⑥西地区7位vs西地区8位の敗者vs西地区9位vs西地区10位の勝者
➡勝者は第8シードとしてプレイオフ進出!
試合方式
4戦先勝シリーズ(最大7試合)のプレーオフとは異なり、プレーインはワンマッチの一発勝負。
西地区
- 7位 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
- 8位 メンフィス・グリズリーズ
- 9位 サクラメント・キングス
- 10位 ダラス・マーベリックス
東地区
- 7位 オーランド・マジック
- 8位 アトランタ・ホークス
- 9位 シカゴ・ブルズ
- 10位 マイアミ・ヒート
NBA プレイオフとは
アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA(National Basketball Association)」のシーズン終了後に行われる、優勝を決めるためのトーナメント形式の試合のこと。
出場チーム
NBAレギュラーシーズン終了時点における東西各カンファレンス上位6チームと、東西カンファレンスのプレーイン・トーナメントを勝ち抜いた2チームです。
イースタン・カンファレンスから8チーム、ウエスタン・カンファレンスから8チームの合計16チームによるトーナメントが行われます。
試合方式・大会方式
各試合はベスト・オブ・セブン方式(7試合中4勝した方が勝ち)で行われ、トーナメント1回戦の「ファースト・ラウンド(カンファンレンス準々決勝)」の勝者は、「カンファレンス準決勝」へと進出する。
さらに同準決勝の勝者が「カンファレンス決勝」に進出する。最終的に各カンファレンスのチャンピオン同士がNBAファイナルにおいて対戦することとなる。
組み合わせ
プレイオフの組み合わせは、レギュラーシーズンで上位であればあるほど、下位と戦うことができます。
1回戦の組み合わせは以下の通りです。
- レギュラーシーズン1位(第1シード) vs プレーインを勝ち上がった第8シード
- レギュラーシーズン2位(第2シード) vs プレーインを勝ち上がった第7シード
- レギュラーシーズン3位(第3シード) vs レギュラーシーズン6位(第6シード)
- レギュラーシーズン4位(第4シード)vsレギュラーシーズン5位(第5シード)
西地区
- 1位 オクラホマシティ・サンダー
- 2位 ヒューストン・ロケッツ
- 3位 ロサンゼルス・レイカーズ
- 4位 デンバー・ナゲッツ
- 5位 ロサンゼルス・クリッパーズ
- 6位 ミネソタ・ティンバーウルブズ
- プレイイン・トーナメントの勝者2チーム
東地区
- 1位 クリーブランド・キャバリアーズ
- 2位 ボストン・セルティックス
- 3位 ニューヨーク・ニックス
- 4位 インディアナ・ペイサーズ
- 5位 ミルウォーキー・バックス
- 6位 デトロイト・ピストンズ
- プレイイン・トーナメントの勝者2チーム
日時 | 開催名 | 会場 | 放送・配信 |
---|---|---|---|
6月26日(木) 時間未定 | NBAドラフト2025 1巡目指名 | バークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン) | |
6月27日(金) 時間未定 | NBAドラフト2025 2巡目指名 | バークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン) |
NBAドラフトとは
北米プロバスケットボールリーグNBAの球団が、アマチュア選手との契約交渉権を獲得するために行う毎年恒例の行事である。レギュラーシーズン終了後の6月の第4木曜日に開催される。
2日間かけての開催となり、26日は1巡目指名、翌27日は2巡目指名となり、各チームが順に指名していく際のインターバルは昨年同様、1巡目5分、2巡目は4分の時間が設けられる。
なお、ドラフト指名順位の抽選会「ドラフト・ロッタリー」は5月13日、指名候補選手たちの能力を測定する「ドラフト・コンバイン」は5月12日から19日にかけて開催されることとなる。
NBAドラフト 指名順の決定方法
ドラフトの指名順は、前シーズンの成績と抽選(ロッタリー)によって決定されます。
具体的な流れは以下の通りです。
ドラフト指名順の決定方法
- 前季プレーオフに出場できなかった14チームで、1位指名から4位指名までを抽選で決定
- その抽選に外れた10チームで、5位指名から14位指名までを前季の成績が悪かった順に決定
- 残りの15位指名から60位指名は、前季の成績が悪かった順に決定
抽選は「ロッタリーピック」と呼ばれ、成績が悪かったチームほど1位の指名権を得る確率が高くなっています。
NBAドラフト 参加資格
ドラフトに参加するための資格は、年齢や国籍によって異なります。
主な条件をまとめました。
1. 年齢
- ドラフトの年の12月31日までに19歳以上であることが求められます。
2. 高校卒業からの年数
- アメリカ国内の選手の場合、ドラフトの年の12月31日までに19歳以上であることに加え、高校を卒業してから少なくとも1年以上経過している必要があります。
- アメリカ国外の選手(国際選手)は、高校卒業からの経過年数に関する条件は適用されません。ドラフトの年の12月31日までに19歳以上であることが求められます。
3. 大学生
- NCAA(全米大学体育協会)に所属する選手は、少なくとも1年間大学でプレーすることが推奨されていますが、ドラフトにエントリーするためには、大学でのプレー年数に関係なく、上記の年齢制限と高校卒業からの時間経過条件を満たす必要があります。
4. 自動エントリー
- 22歳以上の国際選手、または大学4年生は、自動的にドラフトにエントリーされます。
5. アーリーエントリー
- 自動エントリー外でドラフトに参加したい選手は「アーリーエントリー」としてドラフトにエントリーすることができます。この場合、ドラフトの60日前までにNBAに対してエントリーを宣言する必要があります。
- ドラフトの10日前までにエントリーを撤回することで、その後も大学でのプレー資格を維持することが可能です。
このような条件を満たした選手たちの中から、毎年僅か60人だけがドラフトの指名を受けることになります。
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ウェスタン・カンファレンス
順位 | チーム名 | 勝敗 | 勝率 |
---|---|---|---|
1位 | オクラホマシティ・サンダー (プレーオフ進出) | 68勝14敗 | 82・9% |
2位 | ヒューストン・ロケッツ (プレーオフ進出) | 52勝30敗 | 63・4% |
3位 | ロサンゼルス・レイカーズ (プレーオフ進出) | 50勝32敗 | 61・0% |
4位 | デンバー・ナゲッツ (プレーオフ進出) | 50勝32敗 | 61・0% |
5位 | ロサンゼルス・クリッパーズ (プレーオフ進出) | 50勝32敗 | 61・0% |
6位 | ミネソタ・ティンバーウルブズ (プレーオフ進出) | 49勝33敗 | 59・8% |
7位 | ゴールデンステイト・ウォリアーズ (プレーイン進出) | 48勝34敗 | 58・5% |
8位 | メンフィス・グリズリーズ (プレーイン進出) | 48勝34敗 | 58・5% |
9位 | サクラメント・キングス (プレーイン進出) | 40勝42敗 | 48・8% |
10位 | ダラス・マーベリックス (プレーイン進出) | 39勝43敗 | 47・6% |
11位 | フェニックス・サンズ | 36勝46敗 | 43・9% |
12位 | ポートランド・トレイルブレイザーズ | 36勝46敗 | 43・9% |
13位 | サンアントニオ・スパーズ | 34勝48敗 | 41・5% |
14位 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | 21勝61敗 | 25・6% |
15位 | ユタ・ジャズ | 17勝65敗 | 20・7% |
イースタン・カンファレンス
順位 | チーム名 | 勝敗 | 勝率 |
---|---|---|---|
1位 | クリーブランド・キャバリアーズ (プレーオフ進出) | 64勝18敗 | 78・0% |
2位 | ボストン・セルティックス (プレーオフ進出) | 61勝21敗 | 74・4% |
3位 | ニューヨーク・ニックス (プレーオフ進出) | 51勝31敗 | 62・2% |
4位 | インディアナ・ペイサーズ (プレーオフ進出) | 50勝32敗 | 61・0% |
5位 | ミルウォーキー・バックス (プレーオフ進出) | 48勝34敗 | 58・5% |
6位 | デトロイト・ピストンズ (プレーオフ進出) | 44勝38敗 | 53・7% |
7位 | オーランド・マジック (プレーイン進出) | 41勝41敗 | 50・0% |
8位 | アトランタ・ホークス (プレーイン進出) | 40勝42敗 | 48・8% |
9位 | シカゴ・ブルズ (プレーイン進出) | 39勝43敗 | 47・6% |
10位 | マイアミ・ヒート (プレーイン進出) | 37勝45敗 | 45・1% |
11位 | トロント・ラプターズ | 30勝52敗 | 36・6% |
12位 | ブルックリン・ネッツ | 26勝56敗 | 31・7% |
13位 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | 24勝58敗 | 29・3% |
14位 | シャーロット・ホーネッツ | 19勝63敗 | 23・2% |
15位 | ワシントン・ウィザーズ | 18勝64敗 | 22・0% |
マーベリックスのダレル・アームストロングACが暴行容疑で逮捕
ダラス・マーベリックスのダレル・アームストロングAC(アシスタントコーチ)が、銃で相手を殴った容疑で逮捕された。チームは事件を把握しており、従業員を停職処分にしたと発表している。
ダラス警察署の声明によると、アームストロングACと被害者が口論となり、アームストロングACは銃で殴った上に、撃つと脅したという。ダラスのテレビ局は口論の相手が女性であると特定しており、消防救助隊によって現場で治療を受けたそうだ。 また、アームストロングACはすでに保釈金を支払ったという。
アームストロングACは14年にわたってNBAで活躍。キャリア終盤の2シーズンをマーベリックスでプレイし、チームがNBAファイナルに進出した2005-06シーズンは控えポイントガードを務めていた。引退後の2008-09シーズンに、マーベリックスのコーチングスタッフに加わっている。
なお、チームは「スタッフの一員が関与した事件を認識しており、事件に関するすべての関連情報を収集している。我々はこの問題を深刻に受け止めている。従業員は法的手続きの結果が出るまで、停職処分となっている。手続きが進行中のため、これ以上のコメントは控える」とコメントを発表している。
バックスがNBAカップ初優勝…ヤニス&リラード躍動しサンダー撃破!
○ミルウォーキー・バックス 97-81 オクラホマシティ・サンダー✕
【戦評】
NBAのインシーズントーナメント「エミレーツNBAカップ」決勝がラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催され、ミルウォーキー・バックスが97-81でオクラホマシティ・サンダーを下し、初優勝を果たした。
サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーがジャンパーで初得点を挙げると、バックスのヤニス・アデトクンボも豪快なダンクシュートを叩き込むなど、両チームの主力が存在感を見せて互角の展開。前半の3ポイント成功率はバックス38.9パーセントに対し、サンダー5.8パーセントと対照的なスタッツだったが、サンダーも堅守を見せ、バックス1点リードの51-50で折り返した。
ハーフタイム明けの第3クォーターは、開始3分でルーズボールに両チームの選手がダイブするなど、肉弾戦も厭わない大熱戦となったが、立て続けに長距離砲を射抜いたリラードと、ペイント内で攻守に躍動したアデトクンボの存在感が際立ち、徐々にバックスがリードを拡大。13点差で迎えた第4クォーターもバックスが好スタートをきり、最後は突き放すように勝ちきった。
バックスはアデトクンボが26得点19リバウンド10アシスト2スティール3ブロックでトリプルダブルを達成。リラードも5本の3ポイント成功を含む23得点と、オフェンスをけん引した。レギュラーシーズン序盤こそ低調なスタートだったものの、今大会はグループステージを無傷の4連勝で突破し、トーナメントではオーランド・マジック、アトランタ・ホークスを撃破。勢いそのままに頂点まで駆け上がった。
一方、サンダーはシェイがチーム最多21得点、ジェイレン・ウィリアムズ、アイザイア・ハーテンシュタインも2桁得点を挙げたが、試合を通じて3ポイント成功率15.6パーセントと3ポイントが不調だった。リーグ戦では現在ウェスタン・カンファレンス首位と好調だったものの、高さのあるバックスに対して第3クォーターはわずか14得点。勝負の第4クォーターも最後はバックスの壁に弾き返される格好となった。
NBAライジングスターズ優勝はクリス・マリン氏率いるチームC…ステフォン・キャッスル選手がMVPを受賞!
今回のライジングスターズは1・2年目の21選手、Gリーグの7選手の計28名が参加し、7名ずつ4チーム(Gリーグの7名は単独で1チーム)に分かれてトーナメントに臨む。試合のフォーマットには、規定のスコアに早く到達したチームが勝者となる「ターゲット・スコア」が採用。第1試合と第2試合は先に40点を奪ったチーム、決勝戦は先に25点を挙げたチームが勝者となる。
第1試合ではチームC(クリス・マリン)とチームT(ティム・ハーダウェイ)が対戦した。試合はダルトン・コネクト(ロサンゼルス・レイカーズ)やザック・イディー(メンフィス・グリズリーズ)らを擁するチームCが常に先行する形で進行。チームTもグレイディ・ディック(トロント・ラプターズ)が12得点を挙げる活躍を見せるが及ばず、最終スコア40-34でチームCが勝ち上がりを決めた。
第2試合ではGリーグ選手で構成されたチームGとチームM(ミッチ・リッチモンド)が激突。チームGのレナード・ミラー(アイオワ・ウルブズ)、チームMのアメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ)がそれぞれスコアを伸ばし、リードチェンジを繰り返す激しい試合展開となる中、マック・マクラング(オセオラ・マジック)が値千金のステップバックスリーを沈め、チームGが40-39で決勝進出を果たした。
決勝ではチームGが内外バランス良くオフェンスを展開して序盤をリード。一方のチームCもステフォン・キャッスル(サンアントニオ・スパーズ)を中心にスコアを重ねて逆転すると、コネクトの3ポイントなどで一気に突き放すことに成功。最後はキヤンテ・ジョージ(ユタ・ジャズ)が3ポイントを決めて、最終スコア25-14でチームCが優勝を果たした。
MVPに選ばれたのは、チームCのステフォン・キャッスル。第1戦で6得点4リバウンド4アシストとオールラウンドな活躍を見せると、決勝では12得点3リバウンド2アシストと得点源として躍動し、チームの優勝に大きく貢献した。
キャバリアーズが今季3度目の12連勝…リーグ最速でプレーオフ出場決定!
2024-25シーズンのクリーブランド・キャバリアーズは、NBA歴代2位タイの開幕15連勝で幕を開け、昨年12月中旬から今年1月上旬にかけて12連勝をマークし、今年2月6日(現地時間5日、日付は以下同)から3月5日にかけて11連勝を飾った。
1シーズンに3度の11連勝以上を記録したのはNBA史上わずか4チーム目。これまでの3チームは1999-00シーズンのロサンゼルス・レイカーズ(67勝15敗)、2006-07シーズンのダラス・マーベリックス(67勝15敗)、2017-18シーズンのヒューストン・ロケッツ(65勝17敗)で、いずれもリーグベストの戦績でレギュラーシーズンを終えていた。
キャバリアーズは6日にホームのロケット・アリーナでマイアミ・ヒートを迎え、112-107で勝利したことで12連勝。イースタン・カンファレンスならびにリーグトップの52勝10敗(勝率83.9パーセント)でイースト6位以上が確定し、「NBAプレーオフ2025」出場が決定。1シーズンに3度の12連勝以上を飾ったのは、今シーズンのキャバリアーズと2006-07シーズンのマブスのみ。
4月20日のプレーオフ開幕まで約1カ月半ある中、キャバリアーズがリーグトップの戦績でレギュラーシーズンを終えて全体1位シードを獲得できるのか、そして2008-09シーズンに残した球団史上最高成績の66勝16敗(勝率80.5パーセント)を上回ることができるかが注目だ。
好調セルティックスがNBA史上初の記録…1シーズンで4選手が1試合9本以上の3Pを決める
セルティックスは3月11日(現地時間10日)にホームでユタ・ジャズと対戦。サム・ハウザーが3ポイントを9本決めた。
これで今シーズンのセルティックスは、ハウザーのほかテイタム、デリック・ホワイト、ペイトン・プリチャードが1試合9本以上の3ポイントシュートを決めており、1シーズン中に4選手が達成したのはNBA史上初の記録となる。
リーグ最高級のビッグマンとして活躍したドワイト・ハワードがマジックで殿堂入り
ハワードは、2004年のドラフトでマジックから全体1位指名された208センチ120キロのセンター。2004-05から2011-12までの8シーズン在籍し、レギュラーシーズン通算621試合で平均18.4得点13.0リバウンド1.5アシスト1.0スティール2.2ブロックにフィールドゴール成功率57.7パーセントをマーク。
リバウンド王に4度、ブロック王に2度輝いたほか、最優秀守備選手賞(DPOY)にはNBA史上唯一となる3シーズン連続受賞を飾り、リーグ最高級のビッグマンとなってオールスター、オールNBAチーム、オールディフェンシブチームの常連となった。
今シーズンで球団創設36周年目のマジックで、ハワードはレギュラーシーズン通算1万1435得点、出場2万2471分、8072リバウンド、1344ブロックで球団最多記録を保持しているほか、出場621試合とフィールドゴール成功4034本で球団史上3位、626スティールで同4位に入っている。
また、プレーオフには5度出場し、通算57試合の出場で平均19.9得点14.4リバウンド1.4アシスト2.8ブロックにフィールドゴール成功率60.0パーセントをマークし、2009年には1995年以来初となるNBAファイナル進出の立役者となった。
カリーが母校のアシスタントGMへ就任「デイビッドソン大における経験は最高級のもの」
現役NBA選手が、NCAAチームで事務職を引き受けることは初。カリーは2006-07から2008-09までの3シーズンを同大でプレーし、2008年のNCAAトーナメントではエリート8(準々決勝)へ導いた。
在籍3シーズンで通算2635得点、3ポイントシュート試投1004本と成功414本、成功率41.2パーセントでいずれもデイビッドソン大学の歴代最高記録を保持しており、同大の殿堂入りも飾っている。
カリーは声明で「デイビッドソンにおける経験は最高級のものでした。僕が2006年にデイビッドソンに来てから現在までの道のりは、最高のレベルでバスケットボールをする機会を得て、素晴らしい教育を受け、デイビッドソンの卒業生たちを通じた素晴らしいネットワークを持ち、デイビッドソンの旗を振り続けていることが示しているでしょう。僕は才能があり、高水準な学生アスリートたちへ同じ経験をして欲しいと思っています」と語っている。
キャバリアーズが逆転で今季2度目の15連勝…NBA史上6チーム目の快挙
3月12日(現地時間11日)、好調のキャバリアーズは、ホームのロケット・アリーナでネッツに109-104で勝利。今季2度目の15連勝を飾った。
この試合の結果、キャブスは連勝を15に更新。NBA史上で1シーズンに15連勝以上を複数回記録した6番目のチームとなった。
ステフィン・カリーが前人未到の大記録達成…3ポイント通算4000本成功
NBA=アメリカプロバスケットボール、ウォーリアーズのスーパースター、ステフィン・カリー選手が3月13日の試合で2本のスリーポイントシュートを決め、自身が持つNBAのスリーポイント成功数の歴代最多記録を更新して、前人未到の通算4000本に到達しました。
37歳のカリー選手はウォーリアーズ一筋16年目のスーパースターで、正確無比なシュートと巧みなハンドリングの技術を持ち味にスリーポイントシュートの成功数で歴代最多を誇ります。
2度のシーズンMVP=最優秀選手に輝きチームを4回のNBAファイナル制覇に導いたほか、去年のパリオリンピックではアメリカ代表のメンバーとして金メダル獲得に貢献しました。
NBAのスリーポイントの歴代成功数は、クリッパーズでプレーするジェームズ・ハーデン選手が3127本で2位につけ、3位はレイ・アレンさんの2973本で、3000本以上成功させた選手すらほぼいない中で、カリー選手の前人未到の数字がどこまで伸びるのか、注目を集めています。
選手出場規定違反でジャズに10万ドルの罰金…“健康体”のマルッカネンを出場させず
違反の対象となった行為は、ジャズが5日のワシントン・ウィザーズ戦などにラウリ・マルッカネンを出場させなかったこと。ジャズ(15勝51敗)は腰の負傷管理のためとして、マルッカネンを2月22日から欠場させていた。
NBAは2023-24シーズンから、レギュラーシーズンにおける選手の積極的な出場を促すために、選手出場規定を導入。ドラフトを見据えて勝負を捨てる“タンキング”を防止する意図も込められている。
トレイ・ヤングが全21本のフリースロー成功…NBA史上6人目の快挙達成
今シーズン、アシストランキング1位(11.5本)でポイントガードとしてチームを引っ張るヤング。3月13日も12アシストを記録し、リーグトップの39回目となる得点&アシストでのダブルダブルを達成し、最終スコア123-110の勝利に貢献した。
しかし、驚きなのはこの日、ヤングが大量に得たフリースロー21本を全て成功させたことだ。これはNBA史上6人目となる快記録となった。
サンズやラプターズなどで活躍したビッグマン、オリバー・ミラーが他界
3月13日(現地時間12日)。NBA選手会(NBPA)は、NBAで計9シーズンをプレーしたオリバー・ミラーが54歳で他界したことを発表した。
死因は明かされていないものの、母校のアーカンソー大学が1990年のファイナル4(準決勝)進出を果たしたチームを称えるイベントを開催した際、ミラーが癌を患っていたことを公表していた。
公称206センチ143キロのミラーは、テキサス州フォートワース出身のビッグマン。アーカンソー大2年次の1989-90シーズンにNCAAトーナメントでファイナル4進出に貢献。
同大で4年間プレーし、通算137試合で平均23.7分12.2得点6.5リバウンド2.2アシスト1.1スティール2.5ブロックを残したミラーは、1992年のドラフト1巡目22位でサンズから指名されてNBA入り。
1年目の1992-93シーズン。ミラーはチャールズ・バークリーやケビン・ジョンソン、ダン・マーリーらとともにプレーし、NBAファイナル進出を経験。巨漢ながらパスも器用にさばけたビッグマンは、1993年のプレーオフで平均21.4分7.2得点5.2リバウンド2.1アシスト2.5ブロックの活躍を見せた。
“ザ・ビッグO”のニックネームで親しまれたミラーはサンズ、デトロイト・ピストンズを経てエクスパンション・ドラフトでラプターズから指名されて1995-96シーズンにラプターズ初期メンバーとしてプレー。
途中、海外リーグを経て2003-04シーズンまでNBAでプレーしたミラーは、計6チームでレギュラーシーズン通算493試合に出場し、キャリア平均23.0分7.4得点5.9リバウンド2.2アシスト1.5ブロックにフィールドゴール成功率53.4パーセントを残した。
サンダーがウェスト最速でプレーオフ出場決定…昨季王者セルティックスを下す
3月13日(現地時間12日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーが敵地TDガーデンでボストン・セルティックス戦に臨み、118-112で制したことで、1月6日に続いて勝利して昨シーズンの王者相手に2戦無敗とした。
この勝利でウェスタン・カンファレンス首位の54勝12敗(勝率81.8パーセント)としたサンダーは、レギュラーシーズン残り16試合。この時点で6位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(37勝28敗/勝率56.9パーセント)に16.5ゲーム差をつけたことで6位以内が確定し、「NBAプレーオフ2025」出場決定となった。
2シーズン連続のプレーオフとなったサンダーは、今シーズンここまでシアトル・スーパーソニックス時代の1995-96シーズンに残した64勝18敗(勝率78.0パーセント)を上回る、球団史上最高ペースで白星を積み重ねている。
4月20日に幕を開ける「NBAプレーオフ2025」で、サンダーはウェスト第1シードを死守して出場できるのか、そして球団新記録でレギュラーシーズンを終えることができるか注目していきたい。
昨季王者セルティックスがプレーオフ進出決定…球団として56年ぶりの2連覇を目指す!
3月15日(現地時間14日、日付は以下同)。セルティックスは、敵地カセヤ・センターで行われたマイアミ・ヒート戦を103-91で制し、今シーズンの戦績をイースタン・カンファレンス2位の48勝19敗(勝率71.6パーセント)とした。
そしてこの日イースト7位のアトランタ・ホークスがロサンゼルス・クリッパーズに敗れて32勝35敗(勝率47.8パーセント)になったことで、セルティックスがイースト6位以内に入ることが確定し、4月20日に開幕する「NBAプレーオフ2025」への出場が決定した。
11年連続のプレーオフ進出を決めたセルティックスは通算62度目となり、ロサンゼルス・レイカーズ(昨シーズン終了時点で64度)に次いでNBA歴代2位。昨シーズンの王者は、1968、1969年以来となる2連覇を目指す。
まさかのアクシデント…ブルズ3連覇の優勝バナーが音楽ライブで損傷、本拠地から撤去
マイケル・ジョーダンと共に成し遂げたシカゴ・ブルズのスリーピート(3連覇)は、NBAの歴史を象徴する出来事のひとつである。その歴史的証明は、ブルズの本拠地『ユナイテッド・センター』にバナーとして掲げられている。
しかし、この優勝バナーについて残念なニュースが舞い込んできた。地元メディア『Chicago Tribune』の報道によると、1990年代に成し遂げた2度のスリーピートの優勝バナーが損傷により撤去されてしまった。
原因は、音楽ライブの演出によるものだ。3月9日(現地時間8日)、幾度となく全米チャート1位を獲得した地元の有名ヘヴィメタルバンド「ディスターブド」は、アメリカ通算400万枚超えの名盤『The Sickness』のリリース25周年記念ライブを開催していた。この日は、特別ゲストとしてモダンヘヴィロックで重要なポジションを築く「スリー・デイズ・グレイス」と、1994年からアトランタを中心に活動する「セヴンダスト」も参加しており、損傷はバナーの下で使用された特殊効果の花火の熱によるもので、布地にダメージが発生したという。
今回の一件にともない、ユナイテッド・センターの広報担当者は以下の声明を発表、復旧に向けて尽力していることを明かしている。「現在、ユナイテッド・センターはブルズと協力し、バナー修復の選択肢を検討しております。本シーズン中にバナーが元の位置に戻ることはありませんが、来シーズンには再び掲げられる予定です」
NBA Basketball School Japanが関西初の京都校開校…小中学生を対象にした育成プログラムを実施
3月17日、これまで都内3カ所(渋谷、世田谷、東村山)に開校したNBA Basketball School Japanは、京都校の開校を発表した。NBA Basketball School Japanは5~18歳の青少年プレーヤーが参加できる、授業料ベースのバスケットボールスキル開発プログラムの世界的なネットワーク。今回開校する京都校は、関西地区に在住する小学4年生から中学3年生を対象に、バスケットボールを通じて心身の成長を促す教育プログラムを実施していく。
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スパーズのマムケラシュビリがNBA史上初の快挙…20分以内の出場で34得点と大爆発
3月20日(現地時間19日)スパーズvsニックス戦、スパーズのマムケラシュビリ選手が第4クォーター開始39秒に後半初めての出番を得ると、第4クォーターだけで21得点。試合を通じて19分26秒のプレータイムですべて成功させた7本の3ポイントを含め14本中13本のフィールドゴール、1本のフリースローを決め、34得点に9リバウンド3アシスト1スティールの活躍を見せた。
マムケラシュビリは20分未満のプレータイムで34得点を挙げたNBA史上初の選手に。また、19分で33得点のジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)、15分で32得点のケビン・ラブ(マイアミ・ヒート)、19分で30得点のケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)に続き、20分未満のプレータイムで30得点以上を記録したNBA史上4人目の選手となった。
NBA史上2人目の快挙…デュラントが「全チーム相手に40得点以上挙げた選手」に!
3月22日の試合でサンズのデュラント選手が42得点を挙げた。デュラントはこの試合の記録により、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)に続き史上2人目となる「リーグの全チーム相手に40得点以上を挙げた選手」となった。なお、レブロンは2023年1月にこの記録を達成している。また、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)は過去に自身が所属していたヒューストン・ロケッツを残して29チーム相手に40得点以上を挙げている。
デュラントは2007年のドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団し、2016年に移籍したゴールデンステイト・ウォリアーズでは2度のリーグ制覇を達成。その後ブルックリン・ネッツを経て、2023-24シーズンからサンズの一員としてプレーしている。今シーズンはこれまで58試合に出場し、平均スタッツは26.6得点6.1リバウンド4.4アシスト1.2ブロックをマーク。36歳にして未だにリーグ屈指のパフォーマンスを発揮しているデュラントが、今回新たにNBAの歴史に名を刻んだ。
ホークスのダイソン・ダニエルズがNBA史上最年少で1シーズン200スティール超え
キャリア3年目のダニエルズは、現地24日終了時点で66試合に出場してリーグトップの平均3.1スティール。2位のシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー/同1.765本)に大差をつけ、シクサーズ戦を終えて202スティールに到達。
ダニエルズは22歳と6日で1シーズン200スティールを達成。1シーズン200本超えは2008-09シーズンのクリス・ポール(現サンアントニオ・スパーズ)以来初で、統計が開始された1973-74シーズンから、1981-82シーズンにアービン“マジック”ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が達成した22歳240日を抜いてNBA史上最年少記録を塗り替えた。
シェイが65試合連続20得点超え…レジェンドに並ぶNBA史上4人目の快挙!
3月26日(現地時間3月25日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が行われ、ウェスタン・カンファレンス首位のサンダーはアウェーでキングスと対戦。エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが65試合連続で20得点以上を記録した。
NBAによると、シェイは同一シーズン内に65試合連続で20得点以上を挙げたNBA史上4人目の選手になったとのこと。この記録を成し遂げたのは現役選手ではシェイの他におらず、80試合連続を2度達成したウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズなど、1961-62・1963-64)、76試合連続のオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズなど、1963-64)、69試合連続のマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズなど、1990-91)といった偉大な選手たちに並ぶ快挙となった。
神様マイケル・ジョーダン超え…シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが70試合連続で20得点以上の快挙
オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーは、日本時間4月5日(現地4日)に敵地で行われたヒューストン・ロケッツ戦で22得点を挙げ、70試合連続で20得点以上という記録を打ち立てた。
NBA7年目を迎えたギルジャス・アレクサンダーは、30得点を叩き出した11月2日(同1日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦から記録がスタート。ロケッツ戦は111-125と試合には敗れたが、第3クォーターに20得点に到達した。最終的に22得点(フィールドゴール10/22、3ポイント1/6、フリースロー1/2)を挙げ、20得点以上は70試合連続となった。
これは神様マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が1990-91シーズンに記録した69試合連続を抜き、NBA史上4番目に長い。また、1970年以降では初の70試合連続台に到達となった。
過去には、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・76ersほか)が1961-62シーズン、63-64シーズンに80試合連続、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズ/現サクラメント・キングスほか)は1963-64シーズンに76試合連続で20得点以上をマークしている。
過去2年連続で平均30得点をクリアしているギルジャス・アレクサンダー。ここまで平均32.6得点でリーグトップにつけ、自身初の得点王を射程圏内に捉えている。
ジャンプ中にボール失う→キャッチ→シュート NBA新人選手が“曲芸シュート”で魅了 実況は「アンビリーバブル」チームメートもすごさに頭抱える
ヒート112ー86ウォリアーズ(日本時間3月26日、カセヤ・センター)
ヒートに所属するケレル・ウェア選手が曲芸シュートで観客を魅了しました。
スタメン出場したウェア選手は第3Q残り4分52秒にドライブをしかけシュートを試みるも、相手選手のブロックがあたり、ボールが手から離れます。しかしボールも体も地面につく前に再びボールをキャッチすると、そのままレイアップシュートを決めました。
実況も「アンビリーバブル」と絶叫。チームメートも思わず総立ちで、両手を上げたり頭を抱えたりみんな一様に華麗なシュートに驚きを隠せません。
ウェア選手はその後も活躍し14得点、10リバウンドを記録。チームは勝利しました。
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2026年のNBAオールスターはミニトーナメント方式を廃止 コミッショナーが「失敗」とコメント
NBAオールスター2025で初めて採用されたミニトーナメント方式について、アダム・シルバー・コミッショナーが「失敗だった」と語った。来年のオールスターではこの方式は採用されないという。
今年のミニトーナメント方式は、24人の選出者を8人ずつ分けた3チームとライジングスターズ優勝チーム、計4チームによって争われた。シルバーは「我々と選手たちが誇りに思えるようなオールスターの体験を作り出すという点には到達していない」と振り返った。
近年、競争力に欠けると言われていたオールスターゲームを盛り上げるための施策だったが、来季について「少し振り出しに戻る」とシルバーは語った。
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グリズリーズがテイラー・ジェンキンスHCを解任 GMが声明「難しい決断だった」
日本人選手の河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズは日本時間3月29日(現地時間28日朝)、指揮を執るテイラー・ジェンキンスHC(ヘッドコーチ)を解任したと発表した。
『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によると、ジェンキンスHCは3月29日にグリズリーズのオフィスに呼び出され、解雇を告げられたという。
現在40歳のジェンキンスHCは、アトランタ・ホークスとミルウォーキー・バックスのアシスタントコーチを経て、2019年6月にグリズリーズのHCに就任。ジャ・モラントの長期離脱があった昨季こそ27勝に終わったが、5シーズンでプレイオフに3回出場し、56勝を挙げた2021-22シーズンにはカンファレンス準決勝にも駒を進めた。
今季途中にライオネル・ホリンズを抜き、グリズリーズ史上最多勝利コーチとしての記録を更新中(通算250勝214敗/勝率53.9%)だが、グリズリーズは現在44勝29敗でウェエスタン・カンファレンス5位。直近10試合は5勝5敗とやや失速気味で、プレイオフの上位シードを獲得できるかどうかの当落線上にいる。
その中でジェンキンスHCは、パトリック・セント・アンドリューズAC(アシスタントコーチ)、ノア・ラロッシュACと共に解雇された。
『ESPN』によれば、40勝以上を挙げている中でシーズン中に解任されたのはラリー・ブラウン(47勝29敗/ニュージャージー・ネッツ/1982-83シーズン)、ドン・ネルソン(42勝22敗/ダラス・マーベリックス/2004-05シーズン)に続いて史上3人目だという。
グリズリーズのザック・クライマンGM(ゼネラルマネージャー)は、「過去6シーズンにわたるテイラーのチームと街への貢献に心から感謝しています。テイラーのリーダーシップの下、選手たちの目に見える成長と成功があったことを考えると、難しい決断でした。テイラーの今後の活躍を心から願っています」と声明を発表している。
シャラニア記者は、リードACのトーマス・イーサロが暫定HCを務めると伝えている。
イーストで3チーム目…3位のニックスが3年連続通算46回目のプレーオフ進出決定!
3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。アトランタ・ホークスがマイアミ・ヒートに112-122で敗れたことで、ニックスの「NBAプレーオフ2025」の出場が決まった。
これはイースタン・カンファレンス3位のニックスが45勝27敗なのに対し、7位のホークスは35勝38敗となったことで残り試合で全勝しても45勝に到達できないため。
ニックスがプレーオフへ進出するのは3シーズン連続通算46回目。イーストでは1位のクリーブランド・キャバリアーズ(59勝14敗)、2位のボストン・セルティックス(54勝19敗)、そして3位のニックスがプレーオフ出場を決めている。
ニコラ・ヨキッチがNBA史上4人目の快挙達成!
ヨキッチは3月27日の試合で今シーズン30回目のトリプルダブルを達成。2022-23シーズンに自身が残した29回を抜き、1シーズンにおけるフランチャイズ史上最多回数のトリプルダブルに到達。
さらに、セルビア出身のビッグマンはオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)、ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)、チームメートのラッセル・ウェストブルック(3回達成)に次いで、1シーズンに30回以上のトリプルダブルを達成したNBA史上4人目の選手となった。
今シーズンのヨキッチは、63試合の出場で“平均トリプルダブル”(29.3得点12.8リバウンド10.3アシスト)に1.7スティールと、超人的なスタッツを残していることから、レギュラーシーズン残り8試合でさらにその回数を伸ばすことになりそうだ。
NBAで一挙7人退場の大乱闘 カメラ巻き込み警備員も登場…米実況席「こんな大騒ぎ見たことない」
30日(日本時間31日)の米プロバスケットボール(NBA)で大乱闘が発生した。ミネソタ州ミネアポリスで行われたピストンズとティンバーウルブズの一戦、第2クオーター(Q)残り8分36秒、コート上でもみあいになり、両チームのコーチを含む7人が退場となっている。
ゴール下でレイアップシュートに移ろうとしたティンバーウルブズのナズ・リードに、ピストンズのロン・ホランドが犯したファウルが発端だった。両選手の口論はあっという間に手が出る乱闘に発展。コート際の座席付近に選手が殺到した。審判の制止だけでは収まらず、警備員まで出動。観客はそろってスマートフォンをむける大騒ぎとなった。
現地実況席も「こんな大騒ぎは見たことがありません」と衝撃を受けた様子だった。撮影カメラも巻き込まれ、倒れてしまったようだ。
米ミネソタ州の地元紙「スター・トリビューン」は「ホランドとリードは何か話を始めた。おそらく少し前のプレーからの余韻が残っていたのだろう。その時、ウルブズのドンテ・ディビンチェンゾとピストンズのアイザイア・スチュワートが来て、ディビンチェンゾがリードとホランドの間に割って入った。そして乱闘が始まった」と乱闘が拡大していく様子を伝えている。
「選手、コーチ、全員を巻き込んでいるようだった。観客はどよめき、ウルブズの選手たちはコートの外から集団に加わろうとしていたアシスタントコーチのパブロ・プリジオーニを取り囲んだ」
この大乱闘は戦力的な余波も大きく「徹底的な検証の後、ピストンズのスチュワート、ホランド、マーカス・サッサー、ヘッドコーチのJB・ビッカースタッフが退場。ウルブズの最高の3ポイントシューターの2人であるディビンチェンゾとリード、そしてアシスタントコーチのプリジオーニも退場となった」と報じられている。試合はこの時点では10点差を追いかけていた地元ティンバーウルブズが第3Qに逆転。123-104で勝利している。
NBAヨーロッパ計画が大きく前進「準備は整った」FIBA幹部の横でコミッショナーが宣言
NBAのコミッショナーを務めるアダム・シルバーは、NBAがヨーロッパに新リーグを設立する可能性について「検討する準備は整いました」と発表した。
NBAがヨーロッパに進出する――これは噂が出回ったタイミングではあまりにも壮大な計画のため、様々な観点からの考察により、遥か遠い夢物語として扱われていた。
しかし、その後もリーグは水面下でプランニングを進行。また、シルバーも度々、公の場でヨーロッパにおけるビジョンについて具体的な検討事項に言及しており、先日シャキール・オニール(元オーランド・マジックほか)のPodcastに出演した際には「私の後任者の仕事になるかもしれませんが、ヨーロッパにNBAチームが誕生する未来は想像に難くありません」と、力強いコメントを残していた。
しかし、今回はその計画が大きく前進したと考えられる。その理由は、シルバーの発表がリーグの理事会との会議直後であったこと、そして、記者会見の場にFIBAのアンドレアス・ザグクリス事務総長が同席していたからだ。
シルバーはこの度の記者会見において、計画が前進することの喜びを露わにしている。
「本日、私の同僚であるアンドレアス(・ザグクリス)と共に、次のステージに進む準備ができたことを発表できることを嬉しく思います。FIBAをパートナーに迎え、ヨーロッパでのリーグ創設を探るフェーズに突入します」
FIBAはもちろんのこと、シルバーはNBAのチームオーナーたちからも「熱烈な支持を受けた」と述べており、この計画が全方位から大きな後押しを受けていることを強調した。一方で、具体的なリーグ構造については「合意に至ったものは何もない」とし、冒頭のコメントにあるとおり、協力者からの大筋の同意が取れた段階であることが判断できる。
NBAヨーロッパは、大きな一歩を踏み出した。前例のないスポーツリーグが、バスケットボールから誕生する日はそう遠くないのかもしれない。
55年ぶりの珍事…ホークス、ウォリアーズ、ロケッツが同日に145得点以上を記録
3月31日のNBAはハイスコアが連発。アトランタ・ホークスがミルウォーキー・バックス相手に145-124、ゴールデンステイト・ウォリアーズがサンアントニオ・スパーズ戦で148-106、ヒューストン・ロケッツがフェニックス・サンズとの一戦を148-109でそれぞれ撃破。
3チームが同じ日にそろって145得点以上を奪ったのは、1970年以来初と『ESPN』が報道。ホークス、ウォリアーズ、ロケッツはプレーオフならびにプレーイン・トーナメントへ向けて1試合も落とせない順位争いをしている状況だったこともあり、55年ぶりの珍事となった。
大乱闘に関わった5選手に出場停止処分…ピストンズのスチュワートは2試合出場停止
3月31日(現地時間30日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターで行われたミネソタ・ティンバーウルブズvsデトロイト・ピストンズの一戦で起きた大乱闘。この乱闘に関わった選手へのペナルティ処分が4月2日に発表された。
この乱闘は、第2クォーター残り8分36秒にピストンズのロン・ホランドがウルブズのナズ・リードにファウルをしたことから始まった。リードがホランドに詰め寄り口論になると、止めに入ったウルブズのドンテ・ディビンチェンゾとホランドがもみ合いになり、ベースライン付近から観客席へなだれ込む乱闘に。その後、ピストンズのアイザイア・スチュワートとマーカス・サッサーが口論に加わり事態は悪化。大乱闘と化した。この乱闘に関わった同5選手が退場処分となった。
今回ペナルティが課せられたのは、ウルブズのリードとディビンチェンゾが1試合の出場停止、ピストンズのホランドとサッサーもそれぞれ1試合の出場停止処分。そして口論に加わり事態を悪化させたスチュワートは、スポーツマンシップに反する行為として2試合の出場停止処分となった。
スチュワートは、2021年にレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)からフレグラント・ファールを受けた際、激昂して顔から血を流したままレブロンに襲い掛かろうとしていたことも話題になった選手。NBAは「彼がこれまでに繰り返してきた非紳士的行為を踏まえて決定された」と、1人だけ2試合の出場停止処分となった理由について説明した。
ペイサーズが2年連続プレーオフ進出決定…他チームの結果受け6位以上確定!
4月2日(現地時間1日)、NBAイースタン・カンファレンスのインディアナ・ペイサーズがプレーオフ進出を確定させた。
同日には試合がなかったが、アトランタ・ホークスがポートランド・トレイルブレイザーズに敗れたため、ペイサーズは勝率でイースタン6位以上が確定。2年連続でプレーオフに進出することになった。イースタンでは、クリーブランド・キャバリアーズ、ボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックスがすでにプレーオフ進出を決めており、ペイサーズが4チーム目となる。
ペイサーズは現在44勝31敗でイースタン4位につけており、このままの順位をキープできればプレーオフの初戦をホームで開催することができる。しかし、イースタン5位のデトロイト・ピストンズとは2ゲーム差のため、残りの試合も落とせない状況。今後の順位争いにも注目が集まる。
ブルズがプレーイン進出決定!…3月度月間MVPのホワイトがチームをけん引
4月2日(現地時間1日)、NBAイースタン・カンファレンスのシカゴ・ブルズは、トロント・ラプターズに137-118で勝利し、イースタン10位以上が確定。プレーオフ進出を争うプレーイン・トーナメントに進出することが確定した。
3月28日(現地時間27日)にロサンゼルス・レイカーズ相手にジョシュ・ギディーの劇的ブザービーターで勝利したブルズは、その後ダラス・マーベリックスとオクラホマシティー・サンダーに連敗していた。それでも、プレーイン進出にわずかな望みを残すラプターズとの直接対決では、3月度の月間MVPに選ばれたコービー・ホワイトがけん引。28得点を挙げる活躍で勝利に導いた。
この試合の結果、ブルズは勝率でイースタン10位以上が確定し、プレーイン進出が決定。イースタンは7位から10位までが2.5ゲーム差となっており、激しい順位争いは最後まで続きそうだ。
ウェスト2位のロケッツが50勝到達…5シーズンぶりのプレーオフ進出決定!
4月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツは、ホームのトヨタ・センターでユタ・ジャズ相手に大量143得点を奪って快勝(143-105)し、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス2位の50勝27敗とした。
これにより、5シーズンぶりのプレーオフ出場を決めた。
イースト相手に驚異の29勝1敗…サンダーが別カンファレンスとの対戦戦績でNBA新記録
オクラホマシティ・サンダーは、4月3日(現地時間2日、日付は以下同)にホームのペイコム・センターでデトロイト・ピストンズを119-103で下し、3月13日から続く連勝を11へ伸ばした。
この日はシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA)がゲームハイの33得点に6リバウンド3スティール2ブロック、ジェイレン・ウィリアムズが23得点5リバウンド、チェット・ホルムグレンが22得点11リバウンド4アシスト2スティール6ブロック、ルーゲンツ・ドートが14得点7リバウンド、ケイソン・ウォーレスが13得点5リバウンド4アシスト3スティールをマーク。
これでSGAは今シーズンの連続20得点記録を69へ伸ばし、1990-91シーズンのマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)と並んでNBA歴代3位タイの最長記録に。
そしてサンダーは今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス首位ならびにリーグトップの64勝12敗(勝率84.2パーセント)とし、シアトル・スーパーソニックス時代の1995-96シーズンに残した球団最高記録の64勝18敗(勝率78.0パーセント)に白星で並んだことで、球団新記録樹立も確実視されている。
なお、サンダーはピストンズ戦をもってイースタン・カンファレンスのチームとの全日程を終了。1月9日のクリーブランド・キャバリアーズ戦を落としたとはいえ、それ以外は負け知らずの29勝1敗(勝率96.7パーセント)とし、別のカンファレンスに所属するチームを相手にNBA史上最高戦績を残した。
ヤニス・アデトクンボがキャリアハイ20アシスト…NBA史上初の圧巻“トリプルダブル”を達成
4月4日(現地時間3日)、ミルウォーキー・バックスが敵地のウェルズ・ファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した。
この試合でバックスのアデトクンボが38分44秒の出場で35得点17リバウンド2スティールに加えてキャリアハイ20アシスト。35得点15リバウンド20アシスト以上を記録したNBA史上初めての選手となった。
最下位からの快進撃、ピストンズがプレーオフ進出!マジックがプレーイン・トーナメントへ!
ピストンズは4月5日敵地でのラプターズ戦に117-105で勝利し、通算成績を43勝34敗としてプレーオフ進出を確定させた。昨シーズンはリーグ最下位の14勝しか挙げられなかったピストンズが、2018-19シーズン以来6年ぶりのプレーオフ進出を決めたことになる。
今シーズンからヘッドコーチを務めるJ.B.ビッカースタッフは、「この位置までチームを引き上げた選手の頑張りは素晴らしい」と語り、躍進の要因をこう語った。「チームの結束では他のどこにも負けない。みんな毎日、情熱を持ってバスケに取り組み、そこにエゴがない。誰かのために犠牲を払うことを厭わない選手ばかりだ」
ピストンズはこの白星でプレーオフ出場が確定し、試合のなかったマジックがプレーイン・トーナメントに回ることになった。
昨季王者セルティックスが1シーズンにおける合計3P成功数でNBA歴代トップに浮上
4月5日(現地時間4日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは、ホームのTDガーデンでフェニックス・サンズ相手に123-103で快勝し、イースタン・カンファレンス2位の57勝20敗とした。
そしてこの試合の第2クォーター残り8分19秒。左ウイングからプリチャードが長距離砲を沈めたことで、今シーズンの合計3ポイントシュート成功数が1364本に到達。2022-23シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズが残した1363本を抜き、1シーズンにおけるNBA歴代最多3ポイント成功記録を塗り替えた。
サンズ戦で、セルティックスは3ポイント成功率35.9パーセントで39投中14本を決め切り、今シーズンの合計成功数を1370本へ伸ばした。すでに「NBAプレーオフ2025」出場を決めている昨シーズンの王者は、7日のワシントン・ウィザーズ戦も含めて5試合残しているため、これから先も成功数を増やしていくことが確実視されている。
史上3人目の快記録を残したヤニスがけん引…バックスが9年連続でプレーオフ進出決定!
4月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスは、敵地カセヤ・センターで行われたマイアミ・ヒート戦を延長の末に121-115で勝ち切って3連勝を飾った。
この日アトランタ・ホークスがニューヨーク・ニックス戦を落としたことで、イースタン・カンファレンス6位以内が確定したバックスが「NBAプレーオフ2025」の出場が決定。9シーズン連続でポストシーズン進出を決めた。
アデトクンボは4日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦(35得点17リバウンド20アシスト)に続いてヒート戦でも36得点15リバウンド10アシストと爆発。2試合連続で35得点15リバウンド10アシスト超えのトリプルダブルは、オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)、ウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)に次いでNBA史上わずか3人目の快挙となった。
2025年のバスケットボール殿堂入りメンバーが決定!
4月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)は、2025年にバスケットボール殿堂入りするメンバーを発表した。
今後彼らは9月6、7日にマサチューセッツ州スプリングフィールド、コネチカット州アンキャスビルにて開催される殿堂入り式典へ出席することとなる。
今年の殿堂入りメンバーは下記のとおり。元NBA選手ではカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)とドワイト・ハワード(元オーランド・マジックほか)が初ノミネートで見事殿堂入りを飾った。
【2025年バスケットボール殿堂入りメンバー】
- 北米委員会選出:2008年北京オリンピックのアメリカ代表男子バスケットボールチーム(リディームチーム)…カーメロ・アンソニー(選手)、ダニー・クロフォード(レフェリー)、ビリー・ドノバン(コーチ)、ドワイト・ハワード(選手)
- 女子委員会選出:スー・バード(選手)、シルビア・ファウルズ(選手)、マヤ・モーア(選手)
- 功労者委員会選出:ミッキー・アリソン(マイアミ・ヒートのマネージングゼネラルパートナー)
マーカス・スマートが古巣戦でファンと口論し、トラブルに!
4月7日(現地時間4月6日) 、ワシントン・ウィザーズに所属するマーカス・スマートが、古巣であるボストン・セルティックスとのアウェーゲームでファンと口論になる一幕があった。
現地メディア『ESPN』の報道によると、試合中にウィザーズのベンチへ野次を飛ばしていたファンがおり、試合の大勢が決した残り6分頃にスマートが反応。スマートは客席を指さし、スタッフらが間に入る事態に。当該ファンは警備員により退場させられたという。
同メディアは、スマートが試合後に「一線を越えた」と野次について語ったことを伝え、「これ以上事態がエスカレートする前に彼を追い出そうとしただけだ」と、一連の騒動について説明したスマートの言葉を綴った。
この試合、スマートには出番が訪れなかったが、“退場者”を出すような騒動が起こった一方で、スマートを歓迎するセルティックスファンも多かったようだ。
「Marcus Smart forever a Celtic(マーカス・スマートは永遠にセルティック)」と書かれたシャツで応援しているファンがいた他、アリーナに「We want Marcus(マーカスが必要だ)」コールが沸き起こる場面も見られた。
長年セルティックスで闘志あふれるプレーでファンを魅了してきたスマート。本来なら喜ばしい凱旋試合を台無しにしようとするファンがいるのは残念だが、彼の雄姿を応援し続けるファンがボストンに根付いていることも、今回また明らかとなった。
ナゲッツがマイケル・マローンHCを解任 カルビン・ブースGMとも契約の更新はないと表明
日本時間4月9日(現地8日)、デンバー・ナゲッツはマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)の解任と、カルビン・ブースGM(ジェネラルマネージャー)との契約を更新しないことを発表した。今季残り試合は、リードアシスタントを務めていたデイビッド・アデルマンがHCの役割を引き継ぐこととなる。
ナゲッツを保有するクロエンケ・スポーツ&エンターテインメントのバイスチェアマンを務めるジョシュ・クロエンケは声明で、「この決断は軽々しく下されたものではなく、慎重に評価した結果、2025年に優勝し、デンバーと世界中のファンに再びタイトルをもたらすために、我々のグループに最高のチャンスを与えるためだけに下したもの」と説明。また、マローンHCのこれまでの貢献を評価しつつも、「今すぐに最高レベルで競争するためには必要なステップ」と語った。
マローンHCは10シーズンにわたってナゲッツを率い、471勝327敗という戦績を残した。
クロエンケはブースGMについて、「デンバーとファンに初のNBAチャンピオンシップをもたらしたロスターの最後のピースを配置してくれたことに感謝する」とコメントした。
ナゲッツは2023年に優勝し、今季もウェスト上位を争う位置にいた。しかし、ポストシーズン直前の大事な時期に4連敗。NBAオールスター以降は11勝13敗と負け越している。二コラ・ヨキッチは奮闘していたが、ジャマール・マレーが負傷のため5試合連続で欠場するなど苦しい戦いを強いられている。
サクラメント・キングスがプレーイン進出決定!
4月9日(現地時間8日)、NBA2024-25レギュラーシーズンの10試合が行われた。
サクラメント・キングスは試合がなかったものの、この日、サンズが敗れたことでプレーイン・トーナメント進出を決めた。
一方、11位のサンズは10位のダラス・マーベリックスと3ゲーム差に。残り3試合の連勝が必須な上、マブスが3連敗しなければシーズン終了となる。
キャバリアーズがプレーオフでイースト第1シードを獲得!
4月9日(現地時間8日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは、ホームのロケット・アリーナでシカゴ・ブルズ相手に最大27点差をつけ、最終スコア135-113で快勝した。
ブルズ戦を終えて今シーズンの戦績を63勝16敗としたキャバリアーズは、イースタン・カンファレンス第1シードが決定。20日からスタートする「NBAプレーオフ2025」で、ファーストラウンド、カンファレンス・セミファイナル、カンファレンス・ファイナルのホームコート・アドバンテージを獲得した。
なお、今シーズンの63勝16敗は、2009-10シーズンの61勝21敗を抜き、フランチャイズ史上2位の勝利数。キャバリアーズがレギュラーシーズン残り3戦で全勝すれば、2008-09シーズンに残した66勝16敗と並んで球団史上最高の戦績で終えることになる。
ナゲッツのニコラ・ヨキッチが快挙…シーズン平均“トリプルダブル”を達成
4月12日(現地時間11日)、デンバー・ナゲッツがホームのボール・アリーナでメンフィス・グリズリーズと対戦。ニコラ・ヨキッチが26得点16リバウンド13アシスト2スティールの活躍を見せ、117-109で勝利を収めた。
セルビア出身のビッグマンは今シーズン34回目の“トリプルダブル”を達成。『ESPN』によると、シーズン平均での“トリプルダブル”を確定させたという。
シーズン平均“トリプルダブル”を成し遂げたのはオスカー・ロバートソン氏(ミルウォーキー・バックスほか)、ラッセル・ウェストブルック(ナゲッツ)の2名のみ。レギュラーシーズン最終戦となる4月14日(同13日)のヒューストン・ロケッツ戦を前に、1試合平均29.8得点12.8リバウンド10.3アシストを記録するヨキッチが新たに仲間に加わった。
211センチ129キロのヨキッチは、アシスト数で平均2ケタをマークするのは今シーズンが初。平均得点はキャリア最高、リバウンド数はキャリア2位の成績を残す可能性が高いようで、41.4パーセントを記録する3ポイントシュートの成功数と成功率でもキャリアハイを更新することが濃厚だという。ロケッツとの最終戦で47得点以上を挙げれば、NBA史上3人目となるシーズン平均30得点以上での“トリプルダブル”となる。
イースト4位のペイサーズがNBA新記録…ホームゲームで108試合連続の100得点超え
インディアナ・ペイサーズは、4月11日(現地時間10日、日付は以下同)にホームのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦を114-112で勝ち切った。
2シーズン連続のプレーオフ出場を飾ったペイサーズは、キャバリアーズ戦を終えてホームゲームで107試合連続の100得点超えを達成。これはサンアントニオ・スパーズが1978年から1981年にかけて残してきた記録を上回ってNBA史上最長記録となり、マジック戦を終えて108試合連続へとその記録を伸ばした。
キャリア20年目の選手としてNBA史上初…スパーズのクリス・ポールが82試合にフル出場
NBAの2024-25レギュラーシーズンは、4月14日(現地時間13日)に全30チームが最終戦をこなし、約6カ月間の長丁場が全日程を終えた。
今シーズンに82試合へフル出場したのは11選手。そのうち、ニューヨーク・ニックスの“鉄人”ミケル・ブリッジズはNBA入り後のレギュラーシーズン全556試合に出場し続けた。高校3年次に欠場してからというもの、ビラノバ大学の116試合、NBAプレーオフの39試合にも出場しているため、大学入学時からなんと711試合連続でコートに立ち続けている。
また、サンアントニオ・スパーズではクリス・ポール、ハリソン・バーンズ、ジュリアン・シャンペニーの3選手がフル出場。ポールはキャリア20年目の選手として初で、自身2度目の82試合出場を飾った。3シーズン連続でクリアしているバーンズは現在304試合連続でプレーし続けていて、ポールとバーンズはスパーズの選手として2006-07シーズンのブルース・ボウエン以来初の82試合先発出場を果たした。
今シーズンに82試合へフル出場した11選手は下記のとおり(選手の並びはファミリーネームのアルファベット順)。
■NBA 2024-25レギュラーシーズンで82試合へフル出場した選手リスト
ニキール・アレクサンダー・ウォーカー(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
ジャレット・アレン(クリーブランド・キャバリアーズ)
ハリソン・バーンズ(サンアントニオ・スパーズ)
マリーク・ビーズリー(デトロイト・ピストンズ)
ミケル・ブリッジズ(ニューヨーク・ニックス)
バブ・キャリントン(ワシントン・ウィザーズ)
ジュリアン・シャンペニー(サンアントニオ・スパーズ)
ジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)
バディ・ヒールド(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
ジェイデン・マクダニエルズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
クリス・ポール(サンアントニオ・スパーズ)
ポストシーズンを逃したサンズ、ブーデンホルザーHCを解任…3年連続の指揮官交代へ
4月15日(現地時間14日)、フェニックス・サンズはマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)を解任したことを発表した。サンズは、公式X(旧Twitter)を通して以下の声明を出している。
「最も高いレベルで競い合うことが私たちの目標であり、今シーズンはその期待に応えることができませんでした。私たちのファンには、もっと良い結果がふさわしいはずです。変化が必要です」
サンズは今シーズンの戦績を36勝46敗で終え、ウェスタン・カンファレンス11位となりプレーイン・トーナメントの出場を逃している。デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールの“ビッグ3”を擁するサンズは、チームのサラリー総額が約2億2000万ドル(1ドル150円換算で約320億円)という「NBA史上最もコストの高いチーム」でありながらも、ひと足早く今シーズンを終えることとなった。
サンズは今回の指揮官解任によって、2023年のモンティ・ウィリアムズ、2024年のフランク・ボーゲルに続いて3年連続でオフシーズンにヘッドコーチを解任することとなった。2020-21シーズンにはNBAファイナルまで駒を進めたサンズだが、以降の成績はカンファレンス準決勝敗退(2022年と2023年)、プレーオフ1回戦敗退(2024年)、プレーオフ不出場(2025年)と下降線をたどっている。なお、2021年のNBAファイナルでサンズを下し優勝したバックスで指揮官を務めていたのが、今回解任されたブーデンホルザーである。
今シーズン開幕直後は8勝1敗と好調なスタートを切ったものの、シーズン中盤からはチームのほつれが目立つようになったサンズ。トレードデッドライン直前までビールやデュラントの移籍に関する噂が絶えず、ブッカーやデュラントの指揮官との対立や不和が度々取り沙汰されるなど、決して良い状態とは言い難い状況のままシーズンを終えた。
デュラントやビールがオフシーズンに移籍へ動き出すと噂されている中、指揮官を解任したサンズのフロント陣はどのような形でチームの再建を図るのか、注目が高まる。
今季のユニフォーム売り上げでルカ・ドンチッチが外国籍出身として史上初のトップ
4月15日(現地時間14日、日付は以下同)。NBAとNBA選手会(NBPA)は、『NBAStore.com』をベースにした2024-25レギュラーシーズンのユニフォーム売り上げ上位15選手、チームグッズ売り上げトップ10を発表した。
トップに輝いたのは、今年2月3日の3チーム間トレードでダラス・マーベリックスからロサンゼルス・レイカーズへ電撃移籍したルカ・ドンチッチ。スロベニア出身のスーパースターは、このランキングで1位に立った初の外国籍出身選手となった。
■2024-25シーズンのユニフォーム売り上げトップ15選手
1位.ルカ・ドンチッチ(レイカーズ)
2位.ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
3位.レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
4位.ジェイソン・テイタム(セルティックス)
5位.ジェイレン・ブランソン(ニックス)
6位.ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)
7位.アンソニー・エドワーズ(ウルブズ)
8位.ジャ・モラント(グリズリーズ)
9位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー)
10位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
11位.ヤニス・アデトクンボ(バックス)
12位.ラメロ・ボール(ホーネッツ)
13位.ケビン・デュラント(サンズ)
14位.デビン・ブッカー(サンズ)
15位.ジェイレン・ブラウン(セルティックス)
NBA 2024-25スタッツリーダーズ
<平均出場時間>
1位.ジョシュ・ハート(ニックス):37.6分
2位.デビン・ブッカー(サンズ):37.3分
3位.ミケル・ブリッジズ(ニックス):37.0分
<平均得点>
1位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):32.7得点
2位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):30.4得点
3位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):29.6得点
<平均リバウンド>
1位.ドマンタス・サボニス(キングス):13.9本
2位.カール・アンソニー・タウンズ(ニックス):12.8本
3位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):12.7本
<平均アシスト>
1位.トレイ・ヤング(ホークス):11.6本
2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):10.2本
3位.タイリース・ハリバートン(ペイサーズ):9.2本
<平均スティール>
1位.ダイソン・ダニエルズ(ホークス):3.0本
2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):1.8本
ー位.ケイソン・ウォーレス(サンダー):1.8本
<平均ブロック>
1位.ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ):3.8本
2位.ウォーカー・ケスラー(ジャズ):2.4本
3位.マイルズ・ターナー(ペイサーズ):2.0本
<フィールドゴール成功率>
1位.ジャレット・アレン(キャバリアーズ):70.6%
2位.ジェイレン・デューレン(ピストンズ):69.2%
3位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):66.9%
<3ポイントシュート成功率>
1位.セス・カリー(ホーネッツ):45.6%
2位.ザック・ラビーン(キングス):44.6%
3位.トーリアン・プリンス(バックス):43.9%
ー位.タイ・ジェローム(キャバリアーズ):43.9%
<3ポイントシュート成功数>
1位.アンソニー・エドワーズ(ウルブズ):320本
2位.マリーク・ビーズリー(ピストンズ):319本
3位.ステフィン・カリー(ウォリアーズ):311本
<フリースロー成功率>
1位.ステフィン・カリー(ウォリアーズ):93.3%
2位.デイミアン・リラード(バックス):92.1%
3位.カイリー・アービング(マーベリックス):91.6%
<ダブルダブル>
1位.ドマンタス・サボニス(キングス):61回
2位.イビツァ・ズバッツ(クリッパーズ):59回
ー位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):59回
<トリプルダブル>
1位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):34回
2位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):11回
3位.ドマンタス・サボニス(キングス):10回
ー位.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):10回
ジョー・デュマースがペリカンズの球団社長に就任…ピストンズで3度の優勝に貢献した名ガード
4月15日(現地時間14日)、バスケットボール殿堂入りのジョー・デュマース(元デトロイト・ピストンズ)がニューオーリンズ・ペリカンズの球団社長に就任すると報じられた。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。
アメリカ出身で現在61歳のデュマースは、1985年から1999年にかけてピストンズ一筋でプレー。NBAオールディフェンシブチームに合計4度選ばれるなど、リーグ随一の守備力でチームをけん引し、1989年・1990年にはリーグ制覇を成し遂げた。また、気性の激しい選手が揃っていた当時のピストンズの中でも、デュマースは紳士的な振る舞いをするプレーヤーとしても知られ、1996年にはスポーツマンシップ賞が贈られた。
6度のオールスターを果たしたガードは、引退後もチームフロントとしてチームに在籍することに。チームづくりにおいて辣腕を振るい、オールスタービッグマンであるラシード・ウォーレス(元:ポートランド・トレイルブレイザーズほか)の加入に尽力。結果として、球団は2004年に3度目の優勝を手にし、デュマースの背番号「4」は永久欠番となった。
デュマースは2014年にピストンズを離れ、その後はサクラメント・キングスの戦略チーフやNBAリーグ事務局のバスケットボール運営担当副社長として活躍。その手腕を買われ、今後はペリカンズの一員としてチーム構成に携わる。
攻防両面で躍動したマジックがホークスを撃破…PO1回戦はセルティックスとの対決に
4月16日(現地時間15日)、「NBAプレーイン・トーナメント2025」が開催。イースタン・カンファレンス7位のオーランド・マジックが同8位のアトランタ・ホークスを下し、「NBAプレーオフ2025」への出場権を勝ち取った。
ホームのマジックは、試合序盤から強度の高い攻防を披露。アンソニー・ブラックの3ポイントシュートやアリウープで得点を重ねると、ジョナサン・アイザックもブロックやスティールでホークスを苦しめ、32-17の15点リードで最初の12分間を終えた。
第2クォーターもマジックの流れが続き、ウェンデル・カーターJr.やコール・アンソニーがテンポ良く得点を沈めていくと、看板選手のフランツ・ワグナーが豪快なブロックもお見舞い。一時は20点のリードも獲得し、61-47とマジックが14点を先行して試合を折り返した。
順調だった前半とは一転、第3クォーターではホークスの猛追に苦しんだマジック。トレイ・ヤングの個人技に翻弄される場面が連続すると、長距離砲もミスが続き、第3クォーター終盤には1ポゼッション差まで詰め寄られる。それでも、アンソニーらのスコアで持ちこたえ、79-73の6点リードで最後のクォーターへ。
勝負の第4クォーター、マジックは序盤の波状攻撃から再び2ケタリードを獲得し、要所ではカーターJr.やパオロ・バンケロが“3点プレー”に成功。終盤にはヤングが2度のテクニカルファウルで退場となり、残り4分にはマジックが主力をベンチへ。最終スコア120-95でマジックが快勝を飾った。
カリー、バトラーの活躍でウォリアーズが粘るグリズリーズに辛勝…PO1回戦でロケッツと激突
日本時間4月16日(現地時間15日)、「NBAプレーイン・トーナメント2025」が開催され、ウェスタン・カンファレンス7位のゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのチェイス・センターに同8位のメンフィス・グリズリーズを迎え撃った。
試合序盤はグリズリーズに先行される展開となったウォリアーズ。第1クォーター中盤にステフィン・カリーのレイアップでリードを作ると、ジミー・バトラーも積極的に3ポイントシュートを放ち、31-25とウォリアーズの6点リードで最初の12分間を終えた。
第2クォーターでもウォリアーズは順調にスコアを伸ばしていき、残り7分ごろにはカリーの“4点プレー”でリードを20点に広げた。その後はグリズリーズのインサイドアタックに手を焼く場面もあったが、67-55と12点を先行して試合を折り返した。
しかし後半に入ると、グリズリーズのデズモンド・ベインとジャレン・ジャクソンJr.らに3ポイントシュートを許し、反撃にあう。最終第4クォーター開始早々にはベインに再び3ポイントを決められるなど、第1クォーター以来初めてリードを許した。試合はそこから一進一退の激しい攻防となり、両軍が持ち味を発揮しながら僅差のまま試合時間は少なくなっていった。
試合が大きく動いたのは残り2分。流れるようなパスワークからフリーになったカリーにボールが渡り、代名詞の3ポイントを沈めると、3点リードの残り1分の場面で再び値千金の3ポイントを決めて見せ、勝負を決定づけた。最後までグリズリーズの抵抗にあうも、タイムアウト後にスローインが5秒バイオレーションとなり、最終スコア121-116でウォリアーズがプレーオフ進出を決めた。
ウォリアーズは、ポストシーズンでこれまでも大活躍をしてきたバトラーが両チーム最多の38得点と6アシスト7リバウンドを記録。6本の3ポイントを沈めたカリーも37得点8リバウンドを挙げた。一方のグリズリーズはベインが30得点、ジャ・モラントが22得点、ルーキーのザック・イディーは14得点17リバウンドを記録し、ウォリアーズを最後まで苦しめた。
勝ってプレーオフ進出が決まったウォーリアーズは、第2シードのヒューストン・ロケッツと、プレーオフ初戦を戦うことが決定。負けたグリズリーズはプレーオフ第8シードの座をかけて、17日(同16日)に行われるサクラメント・キングスVSダラス・マーベリックスの勝者と19日(同18日)に対戦する。
マブスGMが突如記者会見を開催…ドンチッチのトレードに言及「後悔はない」
4月16日(現地時間15日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスのニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)が記者会見を実施した。同日からポストシーズンが開始しており、レギュラーシーズンを10位で終えたマブスは17日にサクラメント・キングスとのプレーイン・トーナメント初戦を控えている中、不可解なタイミングで突然開催される運びとなった模様。さらに、出席の許可を受けた地元メディアのみに限定された上で、会見中のカメラ撮影や録音は禁止されていた。
ESPNのティム・マクマホン記者によると、ハリソンは会見でルカ・ドンチッチとアンソニー・デイビスのトレードについて言及し、「後悔はない」と述べたという。
「私の仕事は、マーベリックスにとって今日この瞬間だけではなく、未来のために最善となる選択をすることなんだ。そのため、私が下す決断の中には正しく評価されないものも出てくる。それも私の仕事であり、私はこの決断に責任を持たなければいけない」
ハリソンはそう語ると、これまで自身が実行したトレードについて語り、いずれも当初は批判や疑問の声が上がっていたと語った。
「カイリー(・アービング)をトレードで獲得した時、懐疑的な目で見られ、ひどいトレードだと言われた。その時点では正しく見てもらえなかったが、時間が経った今は良いトレードだったということに皆が同意している。(ダニエル・)ギャフォードや(PJ・)ワシントンも同様で、“投げ出しすぎだ、彼らは役に立たない”と言われた。このトレードも、割とすぐ後に良いものだったと証明できた。たいていの場合、トレードは結果を出すまでに時間を要するものなんだ」
ハリソンは「1度勝てば、全員が考えを改めるはずだ」と付け加えた。しかし、昨シーズンのプレーオフでNBAファイナルまで勝ち進めたマブスは、今シーズンケガの影響も受け低迷しており、レギュラーシーズン10位とかろうじてポストシーズンの座を掴んだ“崖っぷち”の状況である。
10日に行われたドンチッチの凱旋試合では、会場内外でファンによる「ニコを解雇しろ」といった野次やポスターが展開されていた。ハリソンの言う「トレードが結果を出すまでの時間」がどの程度のスパンを指しているのかはわからないが、ファンを納得させるためにはまだまだ時間と実績が必要だろう。
新生マブスは17日のプレーイン・トーナメントを勝ち進み、プレーオフ出場へ臨みをつなげることができるか。
NBAオールスターサタデーナイト2025 各コンテスト結果
「スキルズチャレンジ」はTスパーズがまさかの失格…Tキャブスが地元のTウォリアーズを破って優勝!
今回から2名1チームで4チームが戦うレギュレーションに変更。チーム・キャブス、チーム・ルックス、チーム・スパーズ、チームウォリアーズの4が出場し、ドリブル、パス、ショットなどのスキル能力をタイムで競うのはこれまで通りだ。
1番目の登場したのがチーム・スパーズ。今年で40歳を迎える大ベテランのクリス・ポールと昨シーズンの新人王、ビクター・ウェンバンヤマのコンビは、3カ所に作られたシュートエリアの3個のボールをシュートではなく、ただ放るだけで時間短縮を図った。しかし、これがレギュレーション違反となり失格に。ポールの執拗な抗議は実らなかった。
決勝に進出したのがドノバン・ミッチェルとエバン・モーブリーがコンビを組んだチーム・キャブスと、ドレイモンド・グリーンとモーゼス・ムーディーの地元チーム・ウォリアーズ。先攻のチーム・キャブスが1分0.3秒でクリアすると、チーム・ウォリアーズはパスゾーンで苦戦。ムーディーがパスで1本、グリーンが3本もミスを犯してしまい、チーム・キャブスのタイムを上回ることができず。優勝はチーム・キャブスに決定した。
3連覇を狙ったリラードが予選敗退…「3ポイントコンテスト」はヒーローが初優勝!
ファイナルラウンドにコマを進めたのは最多の31ポイントをマークしたヒールド、24ポイントのガーランド、19ポイントのヒーローの3名。3連覇を狙ったリラードは好調なスタートを見せたが、中盤以降、シュートがリングを叩き得点が伸びず18ポイントにとどまり、惜しくもファーストラウンド敗退となった。
ファーストラウンドの得点が低かった選手からスタートしたファイナルラウンドはヒーローから。そのヒーローは満遍なく決めていき、ファーストラウンドを上回る24ポイントでフィニッシュした。それにプレッシャーを受けたのか、2人目のガーランドはなかなかシュートを決められない。ファーストラウンドを下回る19ポイントで終えると、最終は地元のヒールドがコーナーに立った。しかし、序盤はなかなか波に乗れずシュートを外してしまう。それでも中盤以降追い上げ、最後のコーナーを5本成功すれば逆転するところまで迫ったが、1本をミスしてジエンド。今年の「Starry 3ポイントコンテスト」はヒーローが制覇、初優勝を果たした。
「スラムダンク」はマクラングが3連覇達成…4本の試技すべてに満点をゲット!
このコンテストの注目は昨シーズン、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)越えのパフォーマンスなどで2連覇を果たしたマクラングの3連覇達成なるかだった。
ファーストラウンドでは5人の出場選手が順にパフォーマンスを行い、2本の合計得点の上位2選手がファイナルラウンドに進むレギュレーション。トップバッターのキャッスルが、360度の回転からウインドミルで叩き混んだ豪快なダンクからスタートした。その後、ブゼリス、ジャクソンJr.がなかなか決められず得点が伸びない中、ディフェンディングチャンピオンのマクラングが登場した。
ここでコートに自動車が運び入れられ、アリーナがざわつく。マクラングは自動車を飛び越えながら、リーフを開けて立つ人が掲げるボールをキャッチしてダンクを決め、いきなり50点満点を獲得した。
2回目の試技が終わり、ファイナルラウンドに進んだのはキャッスルとマクラング。1本目、先攻のキャッスルは一発では決まらなかったが、リングを通過したボールをゴール裏からスタートしてキャッチし、レッグスルーからのダンクを決めて49.6点をマークする。対するマクラングは2個のボールを叩き込みパフォーマンスを1回で成功。ここでも満点を獲得した。
2回目の試技でキャッスルは360度回転しながら背面から左手で叩き込むダンクでついに満点を獲得。マクラングにプレッシャーをかける。しかし、ここでダンク王は身長211センチのエバン・モーブリー(クリーブランド・キャバリアーズ)を呼び込み、台の上に立たせて頭の上にボールをセットさせる。すると後ろから走り込みモーブリーを飛び越える。そして、リングに1度ボールをタッチした後に両手でダンクを叩き込んだ。もちろん、得点は500点満点を獲得。
マクラングは予選ラウンド2本、ファイナルラウンド2本の試技ですべて満点を獲得するというパーフェクトなパフォーマンスを披露。そして、史上初の3連覇を達成し、アリーナの歓声を独り占めした。
ステフィン・カリーがNBAオールスターMVP受賞…地元開催の祭典で史上4人目の快挙!
【試合結果】
第1試合 ○チーム・チャック(チャールズ・バークレー) 41-32 チーム・ケニー(ケニー・スミス)✕
第2試合 ✕チーム・キャンディス(キャンディス・パーカー) 35-42 チーム・シャック(シャキール・オニール)○
決勝戦 ✕チーム・チャック(チャールズ・バークレー) 25-41 チーム・シャック(シャキール・オニール)○
【戦評】
NBAのオールスターゲーム2025がカリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで開催され、元NBAプレーヤーのシャキール・オニール率いる『OGs』が優勝。地元のスター選手であるステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、2022年以来2度目となるオールスターMVPに輝いた。
今回のオールスターは、出場選手が3チームに分かれ、若手有望株「ライジングスターズ」を加えた4チームによるミニトーナメント方式で開催。40点先取のルールで、準決勝2試合と決勝1試合が行われた。
準決勝第1試合は、「グローバルスターズ」のシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)が12得点を挙げる活躍を見せ、「ヤングスターズ」を41-32で撃破。同第2試合では、決勝点を挙げたデイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)らトッププレーヤー要する「OGs」が42-35と「ライジングスターズ」を相手に貫禄を示し、決勝に駒を進めた。
注目の決勝戦は、カリーの3ポイントシュートで先手をとった「OGs」が11-0のランで一気にリードを拡大。最後は試合最多となる15得点を挙げたジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)のダンクシュートが決勝点となり、「OGs」が42-25でトーナメントの頂点に上り詰めた。
カリーは地元開催のオールスターで、ハーフコートショットなど2戦合計6本の3ポイントシュートを決め、20得点10リバウンド3スティールを記録。ウォリアーズ公式SNSの投稿によると、レギュラーシーズンMVPとオールスターMVPを各2度、ファイナルMVPを1度以上受賞したことがあるのは、マジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームズの過去3人。3年ぶりにオールスターMVPを受賞したカリーは史上4人目の快挙達成となった。
河村勇輝はパス、富永啓生は3Pで見せ場作る…Gリーグ版オールスター初戦敗退も持ち味発揮!
NBA Gリーグの有力選手が集う『アップネクストゲーム』が開催され、ファン投票にて選出された河村勇輝(メンフィス・ハッスル)と富永啓生(インディアナ・マッドアンツ)が出場した。
アップネクストゲームはNBAオールスター2025の一環として行われる、Gリーグ版のオールスター。選手が4チームに分けられトーナメント形式で優勝を決める。
チーム・ストリクトリーのメンバーとして参加した2人は、チーム・スウィッシュカルチャーズと対戦。スターターとしてコートに立った河村は得点こそなかったが、ハーフコートからアンダースローで味方のアリウープを演出するなど、3アシスト4リバウンドを記録し、会場を盛り上げた。一方ベンチからの出場となった富永は3ポイントシュート1本とフローターシュートをさく裂させ、5得点1アシスト1リバウンド1ブロックを記録した。
35点先取で勝敗を決定する形式の準決勝は、チーム・ストリクトリーが9点ビハインドから逆転し、一時7点差までリードを広げたが、ターンオーバーから失点し34-35で逆転負け。惜しくも決勝進出を逃した。
なお、30点先取で行われた決勝は、チーム・ブラクストンがチーム・スウィッシュカルチャーズを30-26で敗り優勝。アトランタ・ホークス下部のカレッジパーク・スカイホークスに所属するケボン・ハリスが、2戦合計19得点の活躍を見せた。
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