格闘技

【吉成名高出場】ONE Friday Fights 114の視聴方法!配信サービスや対戦カードを解説!

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日本ムエタイ界の至宝・吉成名高選手が再びONEのリングに上がります。

2025年6月27日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 114は、破竹の37連勝を誇る吉成選手のONE 2戦目として格闘技ファンから熱い視線を集めています。

本記事ではU-NEXT独占配信となる「ONE Friday Fights 114」について、視聴方法から対戦カードまで分かりやすく解説します。

目次

ONE Friday Fights 114の大会概要

2025年6月27日金曜日、格闘技の聖地であるタイ・バンコクのルンピニースタジアムにてONE Friday Fights 114が開催されます。

開始時間は日本時間21時30分を予定しており、アジアのプライムタイムに合わせた放映となります。

大会ではムエタイ、キックボクシング、サブミッショングラップリングの3つの異なるルールセットで全12試合が組まれています。

メインイベントには、ONEバンタム級ムエタイランキング3位のフェリペ・ロボ選手と、強打で知られるクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ選手の一戦が予定されています。

大会名ONE Friday Fights 114
開催日2025年6月27日(金)
開始時間日本時間 21:30
会場タイ・バンコク ルンピニースタジアム
主催ONE Championship
試合形式ムエタイ、キックボクシング、サブミッショングラップリング
配信サービスU-NEXT

ONE Friday Fights 114はU-NEXTで独占配信

ONE Friday Fights 114は、動画配信サービスのU-NEXTで日本国内独占ライブ配信されます。

ONE ChampionshipとU-NEXTはパートナーシップ契約を締結しており、ONE Friday Fightsシリーズの全試合がU-NEXTを通じて配信されています。

U-NEXTでは高画質・高音質なライブ配信に加え、オリジナルの日本語解説も準備されているため、試合をより深く楽しめるでしょう。

U-NEXTの月額料金

U-NEXT月額料金は2,189円(税込)です。

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U-NEXTの登録方法

U-NEXTへの登録手順を順番に解説します。

U-NEXTへの登録は公式サイトから簡単に行えます。

  1. U-NEXTの公式サイトにアクセス
  2. 「まずは31日間 無料トライアル」を選択
  3. 氏名、メールアドレスなどの顧客情報を入力
  4. 決済方法を選択し、登録完了

U-NEXT 配信日程

ライブ配信2025年6月27日(金)21:30~大会終了時刻

※権利都合により音声の一部がミュート処理される場合があります。
※追いかけ再生に対応しています。
※追いかけ再生についてはこちら
見逃し配信開始:準備が整い次第
終了:2025年8月4日(月)23:59

※権利都合により音声の一部がミュート処理される場合があります。
※ライブ配信とは一部内容が異なる場合があります。
マルチアングル(2CH)配信CH1:日本語版(U-NEXTオリジナル日本語版)
CH2:英語版

※マルチアングル配信についての説明はこちら

ONE Friday Fights 114の対戦カード

世界トップクラスの選手たちによる全12試合の対戦カードを詳しく見ていきましょう。

本大会では世界トップクラスの選手たちによる全12試合が予定されています。

メインイベントのバンタム級ムエタイ戦を筆頭に、日本の格闘技ファンが注目する吉成名高選手、品川朝陽選手、石井寿来選手、須藤拓真選手の4選手も出場します。

階級ルール対戦カード
バンタム級ムエタイフェリペ・ロボ vs. クラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ
キャッチウェイト
(140 LBS)
ムエタイセクサン・オー・クワンムアン vs. ムアンタイ・PK・センチャイ
キャッチウェイト
(140 LBS)
キックボクシングサンガルティット・ルックサイコンディン vs. スーブラック・トー・プラン49
フェザー級ムエタイPTTA・ピチャートファーム vs. エリエス・アブデラリ
フライ級ムエタイペットスクンビット・ボイバンナー vs. アスラムジョン・オルティコフ
ストロー級ムエタイコンチャイ・チャナイドンムアン vs. コンペット・フェアテックス
ストロー級ムエタイチャートパヤック・サックサトゥーン vs. ラマダン・オンダッシュ
ストロー級ムエタイヨニス・アナン vs. リウ・ジュンチャオ
アトム級ムエタイ吉成名高 vs. バンルーロック・シットワチャラチャイ
キャッチウェイト
(128 LBS)
ムエタイ品川朝陽 vs. ペットプーパー・エックプージーン
キャッチウェイト
(120 LBS)
ムエタイ石井寿来 vs. ユーネス・ムーニン
バンタム級サブミッショングラップリング須藤拓真 vs. シャムスディン・マゴメドフ

試合順・対戦カードなどは急遽変更になる場合がありますので、詳しくは公式サイトでご確認ください。

ONE Friday Fights 114の注目カード

大会で特に注目すべき2つの対戦カードについて詳しく解説します。

吉成名高vsバンルーロック・シットワチャラチャイ

出典:ONE Championship

吉成名高選手は日本ムエタイ界の至宝と称される逸材で、ONEとの専属複数試合契約後初の試合に臨みます。

ラジャダムナンスタジアム3階級制覇を成し遂げ、史上最高の日本人ムエタイファイターとの呼び声も高い選手です。

驚異的なスピードと卓越したテクニックを武器に、今年初めのONEデビュー戦では圧倒的な内容でKO勝利を飾りました。

対するバンルーロック・シットワチャラチャイ選手は、ONE Friday Fightsで3戦3勝、そのすべてをKOで飾っている危険な相手です。

両者ともにONEでのフィニッシュ率が100%であり、激しい打撃戦が予想されます。

吉成選手は8年ぶりとなるルンピニースタジアムでの戦いに挑み、「必ず熱い試合を見せてKOで勝ちたい」と意気込みを語っています。

品川朝陽vsペットプーパー・エックプーイーン

出典:ONE Championship

吉成名高選手と同じエイワスポーツジムに所属する品川朝陽選手が、約2年ぶりにONEのリングに復帰します。

同門の吉成選手と共にONEの勢力図を塗り替えられるか、真価が問われる一戦となります。

対戦相手のペットプーパー・エックプージーン選手は、タイ出身の19歳で、名門スーパーボン・トレーニングキャンプに所属する実力者です。

品川選手がブランクを乗り越え、どのような戦いを見せるのか大きな期待が寄せられています。

ONE Friday Fights 114の試合結果と試合内容(日本人選手のみ)

吉成名高 vs. バンルーロック・シットワチャラチャイ

アトム級ムエタイ

試合日6月27日
試合結果〇吉成名高  判定3-0 バンルーロック・シットワチャラチャイ✕

※吉成名高、超高速バトルで完勝!強敵バンルーロックを下しONE2連勝!

戦評

6月27日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 114』のアトム級ムエタイにて、吉成名高(エイワスポーツジム)がバンルーロック(タイ)に判定3-0で完勝。超高速な攻撃で相手を圧倒し、ONE2連勝を飾った。

名高は現在37連勝中のラジャダムナンスタジアム認定3階級制覇王者。今年3月の日本大会『ONE172』でラック・エラワンにKO勝利し、華々しいONEデビュー戦を飾った。

対するバンルーロックはオムノーイ・ムエタイ・スタジアムでは105ポンド級と108ポンド級の2階級を制覇した強豪ファイター。ONE3戦全てKO勝利を飾っている。

1R、名高が挨拶がわりの顔面前蹴り!ジワジワと前に詰め、ロー、三日月蹴りを当てる。名高の超高速な攻撃にバンルーロックが後手にまわる印象。

2R、強いプレスで名高がミドル、ハイの連続攻撃!バンルーロックはパンチを伸ばすも、名高の俊速のバックステップで捕らえることができない。名高のロー、左ストート、ミドルが次々にヒット。バンルーロックは攻撃が出せず、出しても、名高はまるで闘牛士の様に紙一重でかわす。

3R、さらに強い圧力の名高。KO狙いの名高は近距離での打ち合いを求めるが、バンルーロックは勝負を避ける。終盤、名高が勝負を求め、珍しく手招きポーズをするも、打ち合いはない。

名高が判定3-0で完勝。ダウンこそなかったが、全ての面で圧倒した。名高は勝利マイクで「3R、倒し切りたかったが、このアウェーのルンピニーで勝てたので、ほっとしています」と勝利を喜んだ。

品川朝陽 vs. ペットプーパー・エックプージーン

アトム級ムエタイ

試合日6月27日
試合結果〇品川朝陽 判定3-0 ペットプーパー・エックプージーン✕

※品川朝陽、ONE復帰戦で激勝!タイ19歳若手から2度のダウンを奪う!

戦評

6月27日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 114』の128ポンド契約ムエタイにて、品川朝陽(エイワスポーツジム)がペットプーパー(タイ)に判定3-0で勝利。2度のダウンを奪い、ONE復帰戦を白星で飾った。

朝陽はWBCムエタイ世界スーパーバンタム級、ムエサイアム・イサーンバンタム級、ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級、MA日本フライ級などのベルトを獲得した日本のムエタイ界の実力者。ONEでは過去2戦1勝1敗。22年11月にルイ・ボテーリョに判定勝利して以来、2年7ヶ月ぶりの参戦だ。

対するペットプーパーはスーパーボンのジムに所属する19歳の期待株。ONE4戦2勝2敗の戦績を持つ。

1Rの序盤から息つく暇がないスピードバトル。左ボディで攻める朝陽に対し、ペットプーパーはヒジのカウンターを当てる。ミドルを放ちながら強いプレスでペットプーパーが前進、朝陽と激しく打ち合う。

2R、朝陽がロー、ペットプーパーがミドルを蹴り合う中、朝陽が飛び込んだ左フック!ペットプーパーが吹っ飛ぶようにダウン、立ち上がったペットプーパーに朝陽が怒涛のラッシュ、右ストレートで2度目のダウンを奪うが、ペットプーパーがそこから反撃。ヒジ、ヒザ蹴りを叩き込み、朝陽を苦しめる。

3R、顔面流血のペットプーパーが攻勢。朝陽は2Rの連続ラッシュでスタミナ切れか、ペースが落ちた様子。攻め続けるペットプーパーに対し、朝陽は流し続けタイムアップ。

判定3-0で朝陽に軍配。2年7ヶ月ぶりのONE復帰戦を白星で飾った。

石井寿来 vs. ユーネス・ムーニン

120ポンド契約ムエタイ

試合日6月27日
試合結果〇石井寿来
vs KO 2R2分57秒 ※ヒザ蹴り
✕ユーネス・ムーニン

※“石井一成の甥”寿来、“ヒザ蹴り”KOで2連勝!マウスピースを吐き出す悶絶ダウン!

戦評

6月27日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 114』の120ポンド契約ムエタイにて、石井寿来(Exindecon Gym)がユネス・ムーニン(モロッコ)に2R KO勝利。強烈なヒザ蹴りで相手を倒し、ONE2連勝を飾った。このKO劇でファイトボーナスも獲得した。

石井は“石井一成の甥”でジュライ・ウォーワンチャイのリングネームで活躍。昨年4月にONE FF大会に参戦し、片島聡志に判定勝利を飾った。1年以上ぶりの参戦でONE2連勝を狙う。

対するムーニンは23歳のモロッコ選手。キャリア4勝2敗の戦績でONE初参戦となる。

1R、ローを蹴り合う展開の中、ムーニンが怒涛のパンチラッシュ、ヒジを織り交ぜるなど、石井からクリーンヒットを奪う。終盤、石井の三日月蹴りがヒット、ムーニンが苦悶の表情を見せると、石井の右ボディを追撃!ムーニンが崩れ落ち、立ち上がるも、石井が再び強烈なボディショットでムーニンから2度目のダウンを奪う。

2R、三日月蹴り、ボディショット、ヒザ蹴りと相手の腹に攻撃を集める石井。ムーニンもバックハンドを見せるなど反撃を試みるが、足元がふらつきダメージは明らか。残り10秒、石井の強烈なヒザ蹴りでムーニンが悶絶ダウン。マウスピースを吐き出す姿にレフェリーが試合をストップした。

19歳の石井が圧巻のKOでONE2連勝を飾った。試合後、ファイトボーナスを獲得すると、勝利マイクで「僕の名前を覚えて欲しい。もっと強くなって再び戻ってくる」と喜んだ。

須藤拓真 vs. シャムスディン・マゴメドフ

バンタム級サブミッショングラップリング

試合日6月27日
試合結果〇須藤拓真 判定3-0 シャムスディン・マゴメドフ✕

※“レッグハンター”須藤拓真、デビュー戦完勝!怒涛の“足関アタック”で圧倒!

戦評

6月27日にタイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 114』のバンタム級サブミッショングラップリングにて、“レッグハンター”須藤拓真(X-treme Ebina)がシャムスディン・マゴメドフ(ロシア)に判定3-0で勝利。得意の足関節で2度のキャッチを奪い、ONEデビュー戦で白星を飾った。

“レッグハンター”の異様を持つ須藤は日本を代表するトップグラップラー。昨年6月のグラップリング大会「Level-G」であの今成正和にトーホールドで一本勝ちし、一躍注目を集める存在となった。ダースチョークやアナコンダチョークなども得意とする「Level-G」初代バンタム級王者だ。

対するマゴメドフはMMAやボクシングも行うグラップラー。瞬発力あるフィジカルが強いタイプだ。

試合は1R序盤、立ちレスリングの展開の中、マゴメドフがダブルレッグで倒すも、須藤はすぐに下から外ヒール!マゴメドフがすぐに解除すると、須藤はフットロックと波状攻撃。

次々に仕掛ける流れで、マゴメドフは防戦一方も上手くディフェンス。しかし、須藤が外ヒールを仕掛けると、レフェリーがキャッチコール!マゴメドフも苦悶の表情だが、強引にエスケープする。

中盤すぎ、マゴメドフがサイドにパスする場面もあったが、須藤の足関アタックが続く。外ヒールで2度目のキャッチコールがあったが、マゴメドフは上手くエスケープ、須藤に極めさせない。

残り30秒、須藤がトップを選択するも、マゴメドフがクローズドガード。フィニッシュがないまま、タイムアップとなった。

判定3-0で須藤に軍配。2度のキャッチを奪い、ONEデビュー戦で完勝した。

※ONE Friday Fights 114の全試合ハイライト動画はこちら

ONE Friday Fights 114のおすすめ情報一覧

吉成名高、3連続KO勝ちの相手を警戒「vs.僕に対してのやりづらさって部分で考えるとトップ5に入る」、日本大会でのタイトルマッチを熱望

2025年6月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights114』(U-NEXT配信)に出場する、ラジャダムナンスタジアム3階級制覇・吉成名高(エイワスポーツジム)が19日(木)神奈川の所属ジムにて公開練習を行った。

名高はシャドーでスピードを見せつけた後、ミット打ちではハイキック、ミドルキック、ローキック、三日月蹴り、バックスピンキック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りと多彩な技のコンビネーションを繰り出した。

「5月の試合が終わってそこから1カ月半、前回終わってダメージもないのですぐに練習を再開しました。3月の日本大会の時もかなり気合い入れて練習して凄く仕上がったので、今回はそれ以上の仕上がりだと思っています。久しぶりのルンピニーでアウェイの中で試合をするんですけれども、それをはねのけるくらいの圧倒的なパフォーマンスをする自信があるので、やるだけだと思っています」と語る名高。

アトム級ムエタイ3分3Rで対戦するONEで3戦全てKO勝ちのバンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)に関しては、「相手はサウスポーで動きが速くて自分とスタイルが似ているのかなと。ただ一発のパワーは相手の方がある印象があるので、そこは気をつけつつ、自分の持ち味であるスピードと相手との距離感を上手く使って試合を制していければと思います」と評した。

バンルーロックは今まで戦ってきた相手の中で何番目に強いか、と質問されると「個人的にはトップ5に入る選手だと思っていて。いろいろな強さがあると思うんですけれど、vs.僕に対してのやりづらさって部分で考えると5本の指に入ると思ってます。僕が勝った選手に負けていることもあるけれど、それ(三段論法)は通用しないかなと思っていて。バンルーロック選手だけを見て今回作ってきました。強さは凄くある選手だと思っています」とかなり警戒しているようだ。

6年ぶりとなるルンピニースタジアムでの試合になることについては「最後に試合をしたのはルンピニーで行われているONEではない興行だったので、場の雰囲気がガラリと変わる印象があるので初めてくらいの気持ちで挑もうと思っています。ただ、僕のルンピニーでの戦績は4戦して2勝1敗1分けであまり勝率よくないので(苦笑)、これを機にルンピニーでもどこでも強いぞっていうところを見せたい」とする。

オープンフィンガーグローブでの試合はこれが4戦目となるが「OFGの方がより自分のスタイルが活きるなって思っているくらいハマっています。自分の距離感と自分の打撃がより研ぎ澄まされた感覚があるので、自分のパンチがヒットすれば一撃で終わるくらいの試合を見せられると思います。もらってしまったら自分が危ないのはありますけれど、ディフェンスの面でも自分はOFGでより自信を付けられたので、自分の攻撃だけを当てて相手の攻撃は避けるスタイルがより確立されたので楽しみです」と自信を見せる。

公開練習で見せたバックキックなどの大技も見せたいか、との問いには「転ばなかったらムエタイでも有効な技なので。転んでしまうと印象が悪くなるけれど、あの形でバランス取った状態で出来れば相手のダメージにもつながると思います。そういった技はタイの選手はあまり喰らってないかもしれないし…公開練習でやっちゃたからバレちゃったかもしれないですけれど(笑)。いろいろな技を組み合わせていく中でああいった技や大技を用意しているので、見せられると思います」とする。

これまでの『RWS』や日本のキックボクシングとも違うONEの判定基準には「自分のスタイルは勝敗が明確に分かれる試合が出来る自信があるので、レフェリーやジャッジの方にも好かれるような試合が出来ると思っています。自分が勝ってることをアピールするのも自分が得意としているところなので、いつも通り戦えば問題ないと思っています。接戦ではなく自分の試合をして圧倒すれば自ずと判定でも勝利が近付くので、そこはあまり考えていないです」と問題ないとした。

35万バーツ(約150万円)のボーナスを獲得できる自信はあるかと聞かれると「いただければ嬉しいですけれど、本当に強くて上手い選手なので、そればかり気にして攻撃的になってしまうとカウンターを合わされてしまう。大前提として自分のスタイルは変えずに、自分がやるべきことをやっていってKOにつながれば嬉しいなって感覚でやろうと思っています。もし獲得したらタイでショッピングしたいですね。ちょっと高い洋服とか」と、成り行きに任せるという。

現在37連勝。勝って当然との見方をされていることについては「格闘技ファンからもどんな勝ち方をするか見たいと言われることが多くて、それは光栄で嬉しいことではあるんですが、自分はそう思っていなくて。自分の強さを常に更新するつもりで練習や行動をしていかないと勝てないと思っているので、誰が相手であろうとどの舞台でも今出来る最高の自分を見せる気持ちで試合をしていることが、最高の結果につながっていると思うので。

今回の試合も同じで、相手選手は凄く強い選手ですが、一番は自分がどれだけ練習して追い込んできたかが自分が目指しているところなので、自分の中では1試合1試合全力で挑む気持ちでやるだけです。そこを変に意識するとプレッシャーになるので、言ってもらえるのは嬉しいけれど考えすぎずにやろうと思います」と自然体で臨みたいとする。

そして、11月16日(日)東京・有明アリーナにて開催されることが発表された今年2度目の日本大会『ONE 173』(U-NEXT配信)については「前回の日本大会に出場させていただいたんですけれど、その試合でいい結果を出せたから今回の試合につながっていると思いますし、今まで積み上げてきたものが今につながっている。今回もしっかり勝って、自分の理想としてはその大会でタイトルマッチが出来たら最高だと思っていて。(ストロー級ムエタイの)初代王座が作られるなら、僕はそこの大会でタイトルマッチをやりたいと思います。そのためには今回の試合で勝つだけではなく内容も大事になってくるので、全てを出し切るつもりで一試合一試合戦っていかないとそこの道は開けないと思うので、今回の試合で勝つことを一番に考えています」と、日本大会でタイトルマッチが出来れば最高だと答えた。

吉成名高と共に参戦する品川朝陽「ボーナスを狙えるスタイル、しかも面白い試合が出来る自信があるので全力で獲りに行きます」日本大会への参戦もアピール

2025年6月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights114』(U-NEXT配信)に出場する、品川朝陽(エイワスポーツジム)が19日(木)神奈川の所属ジムにて公開練習を行った。

朝陽はシャドーの後のミット打ちで、得意の左ボディブローはもちろん、左右ミドル&ローキック、パワフルな左右フック、そしてヒジ打ちを披露。2022年11月以来となるONEでのオープンフィンガーグローブマッチへ向けて順調に仕上がっているようだった。

「前回の試合が終わってすぐオファーをいただいたので、そんなに体重も増えることなく、すぐ追い込みを再開できたので体調も凄くいい感じで。調子も整っていて凄くいい準備ができています」と朝陽。

対戦するONE FFで2勝2敗の戦績を残している19歳のペットプーパー・エックプーイーン(タイ)については、「ONEでの試合を見たんですが、パンチでガツガツ来る感じもあればトラディショナルムエタイやキックボクシングのスタイルの時もあるので、臨機応変に変えてくる上手い選手なのかなって印象です。1Rが始まってみて相手の出方次第ですけれど、噛み合う試合にはなるかなと思っています」と評す。

約2年7カ月ぶりのONEでの試合になることでモチベーションは、と聞かれると「2~3年ぶりでOFGも久しぶりなので。自分はパンチが得意なので一発当たればOFGの方が殺傷能力があるので、OFGでやるのが楽しみですし、前回自分がONEに参戦していた時はONEルンピニーが始まる前だったので、そちらに出場できるのも凄く楽しみです」と、ワクワクしている様子。

35万バーツ(約150万円)のボーナスを獲得できる自信はあるかと聞かれると「僕はそれしか見てないです(笑)。今回の追い込みが何で頑張れているかと言ったら、KOボーナスを狙えるスタイルだという自信があるので。しかも面白い試合が出来るので全力で獲りに行きます。前回、士門が獲ったのは自分のことのように嬉しかったので、それを自分のものにして車を買い換えたいのでその貯金に充てたいと思います」と、獲りに行く気満々だと笑う。

これまでの『RWS』や日本のキックボクシングとも違うONEの判定基準には「たまに“あれ?”と思う判定があって、さっきまでの試合はダメージを取っていたのにこの試合はアグレッシブ度を取っているなって試合もあるので、下がったり手数が少なくなったりして相手の蹴りをもらうと相手につくのかなと思うので、そういうところは気を付けようと思います。でもそんなに判定を警戒しているほどではないです。前にONEで戦っていたこともあってそこで勝利をつかんだ経験もあるので。でも少しは戦い方を変えようとは思っています」と、研究をしているようだった。

11月16日(日)東京・有明アリーナにて開催されることが発表された今年2度目の日本大会『ONE 173』(U-NEXT配信)については「今回のオファーは1試合契約で、前回の試合で倒し倒されの試合をしてしまったので、そこで面白さに目を付けていただいたと思います。僕はああいう試合をする自信があるので、倒されることもありますけれど絶対に倒し返すので、そういう試合を日本大会で見たいと思ってもらえるのであれば、そういう試合が出来るのでぜひオファーをいただければ出場したいのはあります。大きな大会でいい選手ばかりが揃っていて注目度も高いので、そこで自分の存在感をアピールできたらと思います」と出場を熱望した。

また、6月15日の『Road to RWS』にて初回KO勝ちした吏亜夢の対戦表明には「吏亜夢選手も連勝していてアピールしてくださっているんですけれど、まだレベルが違うぞってところを見せたい。今回自分が試合をして見てもらって、まだ早いなと思ってもらえるような試合をしたいと思います」とアンサーした。

2度目の参戦となる石井寿来「一発だけを気を付ければあとは自分の方が上回っている」“石井一成の甥っ子”から脱したい

2025年6月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights114』(U-NEXT配信)に出場する、石井寿来(ウォーワンチャイプロモーション)が19日(木)神奈川の所属ジムにて公開練習を行った。

ジュライ・ウォーワンチャイこと石井寿来は石井一成の甥で、一成と同じくジュニア時代からタイ遠征を重ねて2019年3月にルンピニースタジアムでプロデビュー。その後も日本とタイを行き来しながら戦績を重ね、WMC日本フライ級王座、スックワンキントーンフライ級王座、BOMスーパーフライ級王座の三冠を獲得。2023年7月、BOMで吉成名高と好勝負を繰り広げたソンチャイノーイに敗れるまで国内無敗の戦績だった。

前戦は2025年5月、KPKB(九州プロキックボクシング)で初めてのキックボクシングルールに挑戦し、ジョン・ヒョヌに1RでTKO勝ちしてKPKBインターナショナルバンタム級王座を奪取している。2024年4月には『ONE Friday Fights』に初出場し、ベテランの片島聡志との日本人対決で勝利した。

公開練習ではシャドーの後のミット打ちでワンツー、しなやかなミドル&ハイキック、ヒザ蹴りを繰り出し、好調ぶりを見せる。

「5月25日に試合をして、そこからすぐにオープンフィンガーグローブに切り替えて練習を再開したのでOFGスタイルの仕上がりはバッチリです」と連戦にも元気な寿来。

キャッチウェイト(-54.4kg)ムエタイ3分3Rで対戦するユネス・ムーニン(モロッコ)については「相手の印象は動画を見たけれど、パワーがあって変則的な相手で。一発だけを気を付ければあとは自分の方が上回っている印象です」と評する。

これまでの『RWS』や日本のキックボクシングとも違うONEの判定基準には「判定について思うところはないですが、接戦をすればどちらかに転がるので、3R圧倒すれば自分はいいと思っています。全体的に全てで上回っていればこっちに付くと思うので、判定については特にないです」と、フルラウンド圧倒すれば問題ないとした。

ONEデビュー戦は日本人対決、今回は外国人選手になったことには「去年の4月に出た時よりも注目度が上がっていると思うので、モチベーションは高いですし、ここでしっかり勝てば次につながるので次につながるような試合をしたいと思います」と意気込む。

35万バーツ(約150万円)のボーナスを獲得できる自信はあるかと聞かれると「ボーナスは欲しいですけれど、そればかり狙いすぎるとダメだと思うので、大前提勝つこと。勝ちに徹する戦い方をしてボーナスも狙いに行ければなと思っています」と、あくまでも勝利することを考えたいとする。

もしボーナスが出たら「特に何も考えてないですけれど、僕だけで試合が出来ているわけではないので、ジムの仲間だったり…」と答えると、一緒に取材を受けていた吉成名高と品川朝陽から「ズルいぞ」との声があり「僕も高い買い物をしたいと思います(笑)」と答えた。

11月16日(日)東京・有明アリーナにて開催されることが発表された今年2度目の日本大会『ONE 173』(U-NEXT配信)については「11月の日本大会は出場したいですが、まだ僕の名前が広まっていないと思うので。今回の大会は朝陽くんと名高くんを始め豪華メンバーが出るので、その中でもインパクトある試合をすれば11月に僕の試合を見たいという人も増えてくると思うので、まずはしっかり今回いい勝ち方をして、僕の試合を11月に見たいと思われるような試合をしたいと思います」と、今回の試合でインパクトを残して選ばれたいと話した。

また、石井ファミリーを盛り上げたいかとの質問には「今、ウォーワンチャイといえば一成となっているので、一成だけじゃないぞっていうのをこれから見せていかないといけない。『石井一成の甥っ子のジュライ』と書かれるので、石井寿来って名前だけで書かれるようになりたいです」と、石井一成の名前に頼らず自分の名前を売って行きたいと語った。

タイに着いた吉成名高を取材!決戦は27日「いろいろな展開を見せられる相手。僕とバンルーロック選手にしか出来ない試合が出来ると思います」

2025年6月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 114』(U-NEXT配信)に出場する吉成名高(エイワスポーツジム)が、24日に現地入り。試合直前インタビューに答えた。

名高はアトム級ムエタイ3分3Rで、ONEでは3勝(3KO)で全試合において35万バーツ(約155万円)のボーナスを獲得しているバンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)と対戦する。

➡詳しくはこちらでご確認下さい。

圧勝の吉成名高「僕が一番嫌うスタイルを実行してきた」「僕はまだまだ未熟」4戦全勝の日本人選手4名の試合後コメント

2025年6月27日(金)タイ・ルンピニースタジアムで開催された『ONE Friday Fights 114』(U-NEXT配信)に、4人の日本人選手が出場して全勝となった。

第4試合のアトム級ムエタイ3分3Rで、ONEで3戦全KO勝ちの強豪バンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)を終始圧倒し、完封勝利を収めた吉成名高(エイワスポーツジム)がU-NEXTにて試合後インタビューに答えた。

■倒し切る圧倒的な試合を実行しないと

「本当は夜遅くまで起きて応援してくださった日本の皆さんだったり、わざわざ現地まで来ていただいた皆さんにKOした姿を見せたかったんですけれど、相手のバンルーロック選手も本当に強い選手でそれが達成できなくて本当に悔しいんですけれど、ただ強敵相手に勝つことが出来て今はほっとしています」

――久しぶりのルンピニースタジアムはどうだった?

「凄いなって感じで。攻撃が当たるたびにどよめくし、もうちょい盛り上げたかった気持ちはあったんですけれど、バンルーロック選手が僕が一番嫌うスタイルを実行してきたなっていう印象で、思うように攻められなかったと思います」

――一番嫌うスタイルとは?

「(相手が)後ろに下がるのって、意外と距離を取られるのがあまり好きじゃなくて。ああいう風にやられると、スピードで優っている分、自分の攻撃の方が多く当たって判定では危な気はなかったと思うんですけれど、僕の判定勝ちで間違いはなかったと思うんですけれど、ただああいうスタイルの選手を倒し切る技術っていうのを僕はまだ持っていないと痛感させられるような試合でした」

――今後については?

「今回難敵であるバンルーロック選手をクリア出来たのは、自分の中で大きいんですけれど、チャンピオンを目指すからにはどんなスタイルの相手が来ても倒し切る圧倒的な試合をすることを実行しないと、胸を張ってチャンピオンだとは言えないと思うので、もっともっと練習してこのまま強くなっていずれタイトルマッチが出来たらいいなと思います」

――日本のファンへひと言。

「正直倒したかったんですけれど、僕はまだまだ未熟なので、もっともっと強くなって、皆様の応援だったりサポートで僕を後押ししてくれると嬉しいです。ちょっと休んでまた練習を頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします」

■スタミナを使い切ってしまって

第3試合のキャッチウェイト(58.1kg)ムエタイ3分3Rで、ペットプーパー・エックプーイーン(タイ)から2度のダウンを奪い、KOまであと一歩まで追いつめた品川朝陽(エイワスポーツジム)。判定勝ちでONE復帰戦を飾った。

「今日の応援本当にありがとうございました。ペットプーパー選手、本当に強くて。ボーナス狙って2R目に2回ダウンを取った時、倒し切ろうと思ってガツガツ行きすぎたらスタミナを使い切ってしまって(苦笑)。3Rは上手くいけなかったんですが、無事勝てて安心しています。ありがとうございました。

今後はONEに久々に参戦できたので、OFGで危険ですけれど久々の楽しい戦いでヒリヒリしたいい試合が出来たので、また機会があればONEにも参戦したいなと思っているので、これからももっと強い相手、高みを目指して日々頑張りますのでエイワスポーツジムの選手、そして品川朝陽に注目してください」

■KOしてボーナスをとると決めていた

石井寿来(ウォーワンチャイプロモーション)は第2試合のキャッチウェイト(54.4kg)ムエタイ3分3Rで、ユネス・ムーニン(モロッコ)を2R2分57秒、左ヒザ蹴りで見事KO。ボーナスも獲得した。

「この大舞台でしっかりKOで勝てたことがとにかく嬉しいです。しっかりKOしてボーナスをとると決めていたので、それも取れて。応援してくれていた皆さん、本当にありがとうございました。

これからもっと強くなってまたこの舞台に立てるように、もっともっと頑張っていきますのでこれからも応援していただけたら嬉しいです。ありがとうございました」

■ONEで試合できたらめちゃめちゃ嬉しい

須藤拓真(X-TREME EBINA)は第1試合のONEバンタム級サブミッショングラップリング10分1Rで、シャムスディン・マゴメドフ(ロシア)を判定3-0で破った。

「極め切りたいなと思っていたんですけれど極め切れず、見てて面白くなかったかもしれないですけれど、日本からの応援凄く響きました。ありがとうございます。

今後はまた呼んでいただけるか分からないですけれど、ONEで試合できたらめちゃめちゃ嬉しいと思っているので、ぜひこれからもよろしくお願いします」