ニューイヤー駅伝2026のコースを解説!応援スポットや現地観戦する場合の注意点も解説
2026年1月1日、第70回を迎えるニューイヤー駅伝が群馬県で開催されます。
群馬県庁をスタート・フィニッシュ地点とする全長100kmのコースを、7人のランナーがタスキでつなぐ熱戦が繰り広げられるでしょう。
当日は全国からトップレベルの実業団チームが集結し、日本一の座を懸けて激しい戦いを繰り広げます。各区間にはそれぞれ異なる特徴があり、チームの戦略が勝敗を左右します。
現地での観戦を考えている方は、コースの詳細や応援スポット、注意点を事前に把握しておくと、より充実した観戦体験になるはずです。
ニューイヤー駅伝はテレビやインターネット配信での視聴も可能なため、自宅でゆっくり楽しむ方法もあわせてご紹介します。
ニューイヤー駅伝2026のコース
全7区間100kmのコースは、群馬県内の主要都市を巡ります。
平坦な市街地から起伏のある郊外まで、バリエーション豊かなルート設定が特徴です。
1区(12.3km):群馬県庁〜高崎市役所
スタート地点の群馬県庁から高崎市役所までの12.3kmは、レースの流れを作る重要な区間です。
平坦基調のコースが続くため、各チームはスピードに優れたランナーを配置します。
午前9時15分にスタートすると、選手たちは激しい位置取り争いを展開します。序盤は大きな集団のまま進むケースが多く、中盤以降にペースが上がっていくでしょう。
ラスト数キロでのスパート合戦が最大の見どころです。わずか数秒の遅れが次区間以降に影響するため、瞬発力と判断力が求められます。
高崎市役所前の中継所は多くの観客で賑わい、熱い声援が選手たちを後押しするはずです。
2区(8.3km):高崎市役所〜前橋市公田町
高崎市役所から前橋市公田町までの8.3kmは、全区間で最も距離が短いインターナショナル区間です。
多くのチームが強力な外国人選手を配置し、世界レベルのスピードが炸裂します。
通称「ごぼう抜き」が見られる名物区間として知られ、順位が目まぐるしく変動するでしょう。前を走るランナーを次々と追い抜く様子は圧巻です。
実況アナウンサーの声も熱を帯び、観客のボルテージも最高潮に達します。わずか8.3kmの間に繰り広げられる超高速レースは、ニューイヤー駅伝の醍醐味といえるでしょう。
3区(13.6km):前橋市公田町〜伊勢崎市役所
前橋市公田町から伊勢崎市役所までの13.6kmは、エース区間へタスキをつなぐつなぎ区間です。
緩やかな下り基調のコースが多く、スピードに乗りやすい特徴があります。
2区で変動した順位を安定させ、良い位置でエースを送り出す役割を担います。伊勢崎市街地に入ると「上州の空っ風」の影響を受けやすくなるため、ペース配分が重要です。
前半で無理をすると後半に失速するリスクがあります。堅実な走りが求められる区間といえるでしょう。
4区(22.4km):伊勢崎市役所〜太田市役所
伊勢崎市役所から太田市役所までの22.4kmは、「花の4区」と呼ばれる最長区間です。
各チームの絶対的エースや日本代表クラスのランナーが集結し、ハイレベルな競り合いが繰り広げられます。
距離が長いため、生まれたタイム差は致命的になりかねません。1分以上の差を逆転するケースもあれば、逆に大きく引き離されるケースもあります。
単独走になる時間が長く、強靭な精神力が不可欠です。安定したペースを刻み続ける技術も求められます。勝敗を決定づける最重要区間といえるでしょう。
5区(15.8km):太田市役所〜桐生市役所
太田市役所から桐生市役所までの15.8kmは、「過酷」と評される難関区間です。
エース区間の激闘を終えた選手たちを待ち受けるのは、高低差のあるコースと強烈な向かい風になります。
後半には上り坂が待ち受け、選手の体力を奪います。加えて「上州の空っ風」が真正面から吹き付けるため、二重苦に耐え抜く必要があるでしょう。
強靭な脚力とスタミナを兼ね備えた選手が配置されます。風に負けない力強い走りが求められる区間です。
6区(11.9km):桐生市役所〜伊勢崎市西久保町
桐生市役所から伊勢崎市西久保町までの11.9kmは、終盤の勝負を左右するテクニカルな区間です。
入り組んだカーブやアップダウンが続き、巧みなコース取りが要求されます。
準エース級の選手が配置されるケースが多く、積極的な仕掛けが見られるでしょう。逃げるチームと追うチームの差が秒単位で変動し、緊張感あふれる展開になります。
順位を一気に上げるチャンスがある区間です。選手の駆け引きにも注目したいところでしょう。
7区(15.7km):伊勢崎市西久保町〜群馬県庁
伊勢崎市西久保町からフィニッシュ地点の群馬県庁を目指す15.7kmは、最終アンカー区間です。
距離が比較的長いため、最後まで気が抜けません。
ゴール地点に向けて吹き付ける強烈な向かい風が最大の特徴です。過去には独走していたチームが風に阻まれて失速し、ゴール直前で大逆転劇が起きたケースもあります。
最後の最後まで勝負がわからないドラマチックな展開が待っています。群馬県庁前でのゴールシーンは、新年を飾る感動の瞬間になるでしょう。
ニューイヤー駅伝2026の応援スポット
現地での観戦は、選手の息づかいやスピード感を肌で感じられる特別な体験です。
目的に合わせて応援スポットを選ぶとよいでしょう。
群馬県庁
スタートとフィニッシュ地点である群馬県庁前は、レースの始まりと感動のゴールを目の当たりにできる最も人気の高いスポットです。
当日は「やよいひめフェスティバル」やキッチンカーの出店、パブリックビューイングなどさまざまなイベントが開催されます。
お祭りムードを味わいながら観戦できる点が魅力です。先着200人には第70回大会記念プレゼントも用意されています。
ただし非常に混雑するため、良い場所で観戦するには早朝からの場所取りが必要になるかもしれません。県民駐車場は2時間まで無料ですが、すぐに満車になる可能性が高いでしょう。
各中継所
タスキが渡される各中継所は、走り出す前の選手の緊張感や全力を出し切った選手の表情を間近で見られる絶好のポイントです。チームのドラマが凝縮された瞬間を目撃できます。
地元自治体による炊き出しや応援イベントが開催される中継所もあり、地域との一体感を楽しめるでしょう。
特に太田市役所の中継所付近は、エースのラストスパートと5区選手のスタートが見られるため人気が高くなっています。
選手の息遣いが聞こえるほどの距離で、トップアスリートの迫力を感じられるはずです。
中継所と中継所の中間地点
スタート・ゴールや中継所周辺の混雑を避けて落ち着いて観戦したい場合は、コースの中間地点が狙い目です。
特に3区や6区の田園地帯は比較的観客が少なく、見通しが良いため選手の走りを長く見続けられます。
選手一人ひとりの走りに集中して声援を送りたい方におすすめです。のどかな雰囲気の中で、じっくりと観戦を楽しめるでしょう。
カメラでの撮影もしやすい環境といえます。選手の表情や走りを写真に収めたい方にも適しているでしょう。
ニューイヤー駅伝2026を現地で応援する際の注意点
現地での観戦を安全で快適に楽しむためには、いくつかの注意点を事前に把握しておく必要があります。
係員の指示に従う
選手の安全確保と円滑な大会運営のため、コース沿道では係員や警察官の指示に必ず従いましょう。
応援の際は、脚立や自撮り棒の使用は危険なため禁止されています。
選手に直接触れたり、コース内に身を乗り出したりする行為は絶対に行わないでください。熱い応援は大歓迎ですが、ルールを守った観戦が求められます。
マナーを守って観戦すれば、選手たちも力を発揮しやすくなるでしょう。全員が気持ちよく新年を迎えられる大会にしたいものです。
寒さ対策は念入りに
元日の群馬県は厳しい寒さに見舞われます。特に「上州の空っ風」が吹くと体感温度は氷点下近くまで下がる可能性があるでしょう。
屋外で長時間待機するため、念入りな防寒対策が必須です。ダウンジャケット、手袋、帽子、カイロなどを準備し、体を冷やさないようにしましょう。
「少し厚着かな?」と思うくらいの準備がちょうど良いかもしれません。温かい飲み物を持参するのもおすすめです。
自動車の移動は避ける
大会当日は、コースおよび周辺道路で長時間の交通規制が実施されます。応援者向けの無料駐車場も13か所設置されますが、収容台数には限りがあり、すぐに満車になる可能性が高いでしょう。
深刻な交通渋滞も発生しやすいため、自動車での移動は極力避け、公共交通機関を利用することを強く推奨します。どうしても車で移動する場合は、応援ポイントの駐車場を利用し、そこから公共交通機関に乗り換えるパーク&ライドが賢明です。
交通規制は先頭ランナーが通過する約15分〜30分前から始まり、最終ランナーが通過するまで続きます。国道17号や国道50号の一部も規制対象となるため、迂回ルートを事前に確認しておきましょう。
ニューイヤー駅伝2026を自宅で楽しむ方法
現地に行けない場合でも、テレビやインターネット配信でレースの興奮を味わえます。
地上波(TBS系列)
大会の模様は、TBS系列28局フルネットで全国に生中継されます。
- 放送時間:2026年1月1日午前8時30分から午後2時30分までの予定。
号砲が鳴る午前9時15分のスタートまで、たっぷり45分間の直前番組が組まれています。トップランナーの走りだけでなく、専門家による詳細な解説や各チームの背景にある物語も楽しめるでしょう。
群馬テレビでも同時刻に放送されます。地元ならではの情報や映像も期待できるかもしれません。
TVer
民放公式テレビ配信サービス「TVer」でもライブ配信が予定されており、スマートフォンやパソコンから手軽に視聴できます。移動中やテレビがない場所でも、リアルタイムでレースの展開を追えるでしょう。
過去には「TBS陸上ちゃんねる【公式】」でも配信されたケースがあります。配信で視聴したい方は、TBSの大会公式サイトや公式SNSをこまめにチェックしておくとよいでしょう。
近年では、選手の心拍数や走行データをリアルタイムで表示する技術も導入されています。解説者の詳しい分析を聞きながら、データ放送で順位変動をチェックするスタイルは、現地観戦にはない詳細な情報を得られる点が魅力です。
なお、ニューイヤー駅伝の視聴方法については以下の記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
ニューイヤー駅伝2026の視聴方法!テレビ放送/配信サービス、日程、出場チームの紹介
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まとめ
2026年1月1日、群馬県で開催される第70回ニューイヤー駅伝は、新年を飾る一大スポーツイベントです。全長100kmのコースを7人のランナーがタスキでつなぎ、日本一の座を懸けて激しい戦いを繰り広げます。
現地での観戦を考えている方は、防寒対策と交通規制に注意し、早めの行動を心がけましょう。自宅での観戦も、テレビやインターネット配信で十分に楽しめます。
選手たちの熱い走りを応援し、素晴らしい新年のスタートを切ってください。