第104回全国高等学校サッカー選手権大会の視聴方法!テレビ放送/配信サービス、日程、出場校を紹介
高校サッカーファンの皆さん、待ちに待った冬の祭典が始まります。
2025年12月28日に開幕する「第104回全国高等学校サッカー選手権大会」。
令和7年度の王座をかけ、各都道府県の予選を勝ち抜いた48校が、国立競技場を目指して熱い戦いを繰り広げます。
今大会の注目は、何といっても群雄割拠の優勝争いです。
前回大会で圧倒的な強さを見せ、連覇を狙う前回王者の前橋育英高等学校をはじめ、夏のインターハイ(全国高校総体)を制した神村学園(鹿児島)など、全国の強豪校が顔を揃えます。
ここでは第104回全国高等学校サッカー選手権大会の視聴方法や配信サービスに大会スケジュールや出場校の紹介をしていきますので気になる方は最後までご覧ください。
第104回全国高等学校サッカー選手権大会の概要
| 大会名 | 第104回全国高等学校サッカー選手権大会 |
| 開催期間 | 2025年12月28日(日)~2026年1月12日(月・祝) |
| 出場校数 | 48校(各都道府県代表47校+東京都第2代表) |
| 試合時間 | 前後半各40分(計80分) ※決勝のみ前後半各45分(計90分) |
| 主要会場 | 国立競技場(MUFGスタジアム) Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu ニッパツ三ツ沢球技場 浦和駒場スタジアム NACK5スタジアム大宮 フクダ電子アリーナ ゼットエーオリプリスタジアム |
| 応援リーダー | 前田大然(セルティックFC) |
| 大会テーマ | 「人生を揺らす一点がある」 |
第104回全国高等学校サッカー選手権大会の視聴方法
SPORTS BULL(スポーツブル)
第104回高校サッカー選手権大会では全試合のライブ配信および見逃し配信をします。
外出先でも視聴できます。
TVer(ティーバー)
民放公式テレビ配信サービスであるTVerでも、高校サッカーを視聴できます。開幕戦、準々決勝、準決勝、決勝などの注目カードを中心にライブ配信が行われます。
見逃し配信として試合終了後、期間限定でダイジェストやフルマッチが配信されるため、リアルタイムで観られない方に最適です。
日テレ(地上波)
開幕戦・準決勝・決勝は日本テレビ系列全国ネットで生中継されます。
また、地元代表校の試合は各地域のローカル局で放送されることがあります。
第104回全国高等学校サッカー選手権大会の放送スケジュール
| 日程 | ラウンド | テレビ放送 | インターネット配信 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月28日(日) | 開会式・開幕戦 | 日本テレビ系列(全国ネット) | TVer、SPORTS BULL |
| 2025年12月29日(月) | 1回戦 | 日本テレビ系列(地域により一部放送) | TVer、SPORTS BULL(全試合) |
| 2025年12月31日(水) | 2回戦 | 日本テレビ系列(地域により一部放送) | TVer、SPORTS BULL(全試合) |
| 2026年1月2日(金) | 3回戦 | 日本テレビ系列(地域により一部放送) | TVer、SPORTS BULL(全試合) |
| 2026年1月4日(日) | 準々決勝 | 日本テレビ系列(地域により一部放送) | TVer、SPORTS BULL(全試合) |
| 2026年1月10日(土) | 準決勝 | 日本テレビ系列(全国ネット・生中継) | TVer、SPORTS BULL |
| 2026年1月12日(月・祝) | 決勝 | 日本テレビ系列(全国ネット・生中継) | TVer、SPORTS BULL |
開幕戦の対戦カード
| 対戦カード | 早稲田実 vs 市立徳島 |
| 会場 | 国立競技場 |
| キックオフ | 未定 |
| テレビ放送 | 日本テレビ系列(全国) |
| 配信 | TVer、SPORTS BULL |
この対戦は、首都圏の名門校と四国の実力校が激突します!特に早稲田実業は2年ぶりの全国舞台で、まずは開幕戦突破を目指します。
一方の市立徳島は、4年連続出場の経験値と県大会決勝での圧勝の勢いを武器に、開幕戦を飾る勝利を狙います。
組み合わせ抽選会の時点では徳島県代表が未定でしたが、市立徳島が決勝を制したことで、開幕戦の全貌が明らかになりました。
国立競技場という特別な舞台で、両チームがどのような戦いを見せるのか。この一戦が今大会の幕開けにふさわしい熱戦となることは間違いありません。
開幕戦のキックオフ時間は後日発表される予定ですが、全国のサッカーファンが注目する中、第104回大会の歴史が始まります。
第104回全国高等学校サッカー選手権大会の出場校
北海道・東北地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 北海道 | 北海 | 2年ぶり14回目 |
| 青森 | 青森山田 | 29年連続31回目 |
| 岩手 | 専大北上 | 2年連続4回目 |
| 宮城 | 聖和学園 | 3年ぶり6回目 |
| 秋田 | 秋田商 | 4年ぶり47回目 |
| 山形 | 山形明正 | 2年ぶり2回目 |
| 福島 | 尚志 | 5年連続16回目 |
関東地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 茨城 | 鹿島学園 | 3年ぶり12回目 |
| 栃木 | 矢板中央 | 3年連続15回目 |
| 群馬 | 前橋育英 | 5年連続28回目 |
| 埼玉 | 昌平 | 2年ぶり7回目 |
| 千葉 | 流経大柏 | 2年連続9回目 |
| 東京A | 堀越 | 3年連続7回目 |
| 東京B | 早稲田実 | 2年ぶり2回目 |
| 神奈川 | 日大藤沢 | 2年ぶり8回目 |
| 山梨 | 山梨学院 | 2年連続11回目 |
北信越地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 長野 | 上田西 | 2年連続4回目 |
| 新潟 | 帝京長岡 | 2年ぶり11回目 |
| 富山 | 富山一 | 2年ぶり35回目 |
| 石川 | 金沢学院大附 | 2年連続2回目 |
| 福井 | 福井商 | 2年連続3回目 |
東海地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 静岡 | 浜松開誠館 | 3年ぶり3回目 |
| 愛知 | 東海学園 | 5年ぶり5回目 |
| 岐阜 | 帝京大可児 | 7年連続12回目 |
| 三重 | 宇治山田商 | 11年ぶり2回目 |
関西地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 滋賀 | 水口 | 29年ぶり16回目 |
| 京都 | 京都橘 | 3年連続12回目 |
| 大阪 | 興國 | 6年ぶり2回目 |
| 兵庫 | 神戸弘陵 | 2年ぶり13回目 |
| 奈良 | 奈良育英 | 5年連続18回目 |
| 和歌山 | 初芝橋本 | 2年ぶり18回目 |
中国地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 鳥取 | 米子北 | 16年連続21回目 |
| 島根 | 大社 | 4年ぶり12回目 |
| 岡山 | 岡山学芸館 | 5年連続8回目 |
| 広島 | 広島皆実 | 3年ぶり18回目 |
| 山口 | 高川学園 | 7年連続31回目 |
四国地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 香川 | 高松商 | 4年ぶり25回目 |
| 徳島 | 市立徳島 | 4年連続22回目 |
| 愛媛 | 新田 | 5年ぶり4回目 |
| 高知 | 高知 | 2年連続20回目 |
九州・沖縄地区
| 都道府県 | 代表校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 福岡 | 東福岡 | 2年連続24回目 |
| 佐賀 | 佐賀東 | 3年連続15回目 |
| 長崎 | 九州文化学園 | 初出場 |
| 熊本 | 大津 | 5年連続22回目 |
| 大分 | 大分鶴崎 | 2年連続8回目 |
| 宮崎 | 日章学園 | 4年連続19回目 |
| 鹿児島 | 神村学園 | 2年ぶり12回目 |
| 沖縄 | 那覇西 | 2年連続19回目 |
第104回全国高等学校サッカー選手権大会の注目高校
前橋育英高校(群馬)前回王者の連覇なるか
前回・第103回大会優勝、プレミアリーグEASTで上位争いをする前橋育英高校が、5年連続28回目の出場で連覇を目指します。
7大会ぶり2度目の優勝を果たした前回大会では、流通経済大柏とのPK戦を制して栄冠を手にしました。
今大会ではAブロックに昌平、帝京長岡、夏のインハイ3位の尚志、そして2度の優勝経験を持つ山梨学院といった強豪が集中する激戦区に配置されています。
2回戦からの登場となりますが、このブロックを勝ち上がるだけでも相当な消耗戦になることは間違いありません。
それでもディフェンディングチャンピオンとしての経験と自信を武器に、連覇ができるのか注目です!
神村学園高校(鹿児島)インハイ王者の二冠達成へ
2025年夏のインターハイで初優勝した神村学園高校が、2年ぶり12回目の出場でインハイとの二冠を狙います。
J内定・名和田我空を擁する神村学園は、夏の全国制覇の勢いそのままに冬の頂点も目指します。
初戦は愛知県代表の東海学園との対戦が決定しており、タレント揃いのチームがどこまで勝ち上がるのか注目です。
インハイ優勝校が選手権も制覇すれば、高校サッカー界最高の栄誉である二冠達成となり、記憶に残るシーズンとなるでしょう。
青森山田高校(青森)絶対王者の復活へ
絶対王者・青森山田高校が、驚異の29年連続31回目の出場を果たしました。
インターハイでは地区予選で敗退しましたが、高校サッカーの最高峰プレミアリーグで培った実力は健在です。
過去に多くのタイトルを獲得してきた伝統校として、今大会でも優勝候補の一角に挙げられています。
初戦では公立の雄・大津高校との対戦が予想されており、この一戦が両チームの運命を大きく左右する可能性があります。
夏の雪辱を果たし、再び頂点に立つことができるか、その復活劇に期待です。
第104回全国高等学校サッカー選手権大会のよくある質問
ここでは高校サッカー選手権大会においてよくある質問をご紹介します。
前回大会の優勝校は?
第103回大会(前回大会)の優勝校は、群馬県代表の前橋育英高校です。
2025年1月13日に行われた決勝戦では、流通経済大柏(千葉)と対戦。
1-1のまま決着がつかず、PK戦(9-8)という歴史的な激戦を制して、7大会ぶり2度目の全国制覇を成し遂げました。
最多優勝校は?
| 高校名(都道府県) | 優勝回数 | 優勝年度 | 主なOB |
|---|---|---|---|
| 国見(長崎) | 6回 | 1987, 1990, 1992, 2000, 2001, 2003 | 大久保嘉人、平山相太、徳永悠平 |
| 帝京(東京) | 6回 | 1974, 1977, 1979, 1983, 1984, 1991 | 木梨憲武、中田浩二、田中達也 |
最多優勝は6回を誇る国見高校と帝京高校です。
更に深ぼると大正から昭和初期に圧倒的な強さを誇った兵庫県の「御影師範学校(みかげしはんがっこう)」が11回優勝しています。