【日本シリーズ】阪神タイガースvsソフトバンクホークスの試合結果!
2025年のプロ野球日本シリーズは、セントラル・リーグを圧倒的な強さで制した阪神タイガースと、パシフィック・リーグの激闘を勝ち抜いた福岡ソフトバンクホークスによる頂上決戦となります。
阪神はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを無敗で突破し、万全の態勢で2年ぶりの日本一を目指します。
一方、ソフトバンクはリーグ王者としての1勝のアドバンテージを得ながらも、CSファイナルステージで一時は崖っぷちに追い込まれる壮絶な戦いを経験しました。
最終第6戦でエースのリバン・モイネロ投手が中4日の熱投でチームを救い、日本シリーズへの切符を掴んでいます。
阪神タイガースvsソフトバンクホークスの概要
2025年の日本シリーズは、10月25日に開幕します。
セントラル・リーグとパシフィック・リーグの激闘を勝ち抜いた両チームが、日本一の座をかけて7戦4勝先取方式で対決します。
| 試合 | 日程 | 開催地 |
|---|---|---|
| 第1戦 | 10月25日(土) | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第2戦 | 10月26日(日) | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第3戦 | 10月28日(火) | 阪神甲子園球場 |
| 第4戦 | 10月29日(水) | 阪神甲子園球場 |
| 第5戦 | 10月30日(木) | 阪神甲子園球場 |
| 第6戦 | 11月1日(土) | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第7戦 | 11月2日(日) | みずほPayPayドーム福岡 |
セントラル・リーグのペナントレースを記録的な速さで制し、CSファイナルステージでは横浜DeNAベイスターズを相手に無傷の3連勝(アドバンテージの1勝を含む4勝0敗)を飾った阪神タイガースが、2年ぶりの日本一を目指します。投打に圧倒的な戦力を誇り、特に佐藤輝明選手を中心とした強力打線と、盤石の投手陣が強みといえるでしょう。
一方のパシフィック・リーグ王者、福岡ソフトバンクホークスは、北海道日本ハムファイターズとのCSファイナルステージで2連勝の後にまさかの3連敗を喫し、最終第6戦までもつれる大激戦を制しての進出となりました。リーグ屈指の投手力を誇り、特にエースのモイネロ投手は今季NPB最高の防御率を記録。
レギュラーシーズンの対戦成績は、ソフトバンクが交流戦で勝利していますが、短期決戦の舞台では全く異なる展開が予想されます。
阪神タイガースvsソフトバンクホークスの試合結果
第1戦
| 試合日 | 10月25日 |
| 試合結果 | 【2025日本シリーズ 第1戦】 ✕福岡ソフトバンク 1-2 阪神○ |
| 勝利投手 | 村上 (1勝0敗0S) |
| セーブ | 石井 (0勝0敗1S) |
| 敗戦投手 | 有原 (0勝1敗0S) |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 阪神:村上、及川、石井 – 坂本 ソフトバンク:有原、藤井、松本裕、杉山 – 海野、嶺井 |
| 対戦成績 | ソフトバンク0勝 – 1勝阪神 |
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第2戦
| 試合日 | 10月26日 |
| 試合結果 | 【2025日本シリーズ 第2戦】 ○福岡ソフトバンク 10-1 阪神✕ |
| 勝利投手 | 上沢 (1勝0敗0S) |
| セーブ | ー |
| 敗戦投手 | デュプランティエ (0勝1敗0S) |
| 本塁打 | ソフトバンク:山川 1号(2回裏3ラン) |
| バッテリー | 阪神:デュプランティエ、岩貞、伊原、ドリス、湯浅、畠 – 坂本、梅野 ソフトバンク:上沢、ヘルナンデス、松本晴、木村光 – 海野 |
| 対戦成績 | ソフトバンク1勝 – 1勝阪神 |
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第3戦
| 試合日 | 10月28日 |
| 試合結果 | 【日本シリーズ 第3戦】 ✕阪神 1-2 福岡ソフトバンク〇 |
| 勝利投手 | モイネロ (1勝0敗0S) |
| セーブ | 杉山 (0勝0敗1S) |
| 敗戦投手 | 才木 (0勝1敗0S) |
| 本塁打 | ソフトバンク:山川 2号(4回表ソロ) |
| バッテリー | ソフトバンク:モイネロ、藤井、松本裕、杉山 – 海野 阪神: 才木、及川、岩崎、石井 - 坂本 |
| 対戦成績 | ソフトバンク 2勝-1勝 阪神 |
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第4戦
| 試合日 | 10月29日 |
| 試合結果 | 【日本シリーズ 第4戦】 ✕阪神 2-3 福岡ソフトバンク〇 |
| 勝利投手 | 大津 (1勝0敗0S) |
| セーブ | 杉山 (0勝0敗2S) |
| 敗戦投手 | 髙橋 (0勝1敗0S) |
| 本塁打 | ソフトバンク:山川 3号(2回表ソロ) |
| バッテリー | ソフトバンク:大津、藤井、ヘルナンデス、松本裕、杉山 – 海野 阪神: 髙橋、畠、桐敷、ドリス、石井 - 坂本 |
| 対戦成績 | ソフトバンク 3勝-1勝 阪神 |
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第5戦
| 試合日 | 10月30日 |
| 試合結果 | 【2025日本シリーズ 第5戦】 ✕阪神 2-3 福岡ソフトバンク〇 |
| 勝利投手 | 杉山 (1勝0敗2S) |
| セーブ | 松本裕 (0勝0敗1S) |
| 敗戦投手 | 村上 (1勝1敗0S) |
| 本塁打 | ソフトバンク:柳田 1号(8回表2ラン)、野村 1号(11回表ソロ) |
| バッテリー | ソフトバンク:有原、ヘルナンデス、松本晴、藤井、杉山、松本裕 – 海野、嶺井 阪神: 大竹、及川、石井、岩崎、村上 - 坂本 |
| 対戦成績 | ソフトバンク 4勝-1勝 阪神 ※ソフトバンクが5年ぶり12度目の日本一! |
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CSの試合結果
日本シリーズ進出を決めた両チームは、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで対照的な戦いぶりを見せました。
セントラル・リーグ王者の阪神は、リーグ2位の横浜DeNAベイスターズを本拠地・甲子園球場に迎えました。
リーグ優勝のアドバンテージによる1勝を含め、危なげなく3連勝(通算4勝0敗)を飾り、日本シリーズ進出を決定。
シリーズを通してDeNAを11-3とスコアで圧倒し、投打における力の差を見せつけました。
特にシリーズ突破を決めた第3戦では、主砲・佐藤輝明選手が初回に勝負を決める3ランホームランを放ち、投手陣も完封リレーで勝利。
佐藤選手にとってCS初の本塁打であり、チームを2年ぶりの日本シリーズへと導く千両役者ぶりを発揮しました。
シリーズMVPには、攻守にわたり活躍した森下翔太選手が選ばれています。
| 試合 | 日付 | スコア | 会場 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10/15 | 阪神 2 – 0 DeNA | 阪神甲子園球場 |
| 第2戦 | 10/16 | 阪神 5 – 3 DeNA | 阪神甲子園球場 |
| 第3戦 | 10/17 | 阪神 4 – 0 DeNA | 阪神甲子園球場 |
パシフィック・リーグ王者のソフトバンクは、北海道日本ハムファイターズを相手に苦戦を強いられました。
アドバンテージの1勝と開幕2連勝で早々に王手をかけたものの、そこからまさかの3連敗を喫しました。
特に第3戦からの3試合では、それぞれ0-6、3-9、1-7と大差で敗れ、一転して崖っぷちに追い込まれています。
勝つか引き分けで日本シリーズ進出が決まる運命の第6戦、ソフトバンクはエースのリバン・モイネロ投手を中4日で先発マウンドに送る執念の采配を見せます。
モイネロ投手は7回1失点の力投で期待に応え、打線も川瀬晃選手の勝ち越しタイムリーなどで援護し、激闘に終止符を打ちました。
対戦成績を4勝3敗とし、辛くも日本シリーズへの切符を手にしました。
| 試合 | 日付 | スコア | 会場 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10/15 | ソフトバンク 2 – 1 日本ハム | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第2戦 | 10/16 | ソフトバンク 3 – 0 日本ハム | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第3戦 | 10/17 | ソフトバンク 0 – 6 日本ハム | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第4戦 | 10/18 | ソフトバンク 3 – 9 日本ハム | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第5戦 | 10/19 | ソフトバンク 1 – 7 日本ハム | みずほPayPayドーム福岡 |
| 第6戦 | 10/20 | ソフトバンク 2 – 1 日本ハム | みずほPayPayドーム福岡 |
交流戦での対戦結果は?
2025年の交流戦での直接対決では、ソフトバンクが2勝1敗で勝ち越しています。
| 日付 | 対戦結果 | 球場名 |
|---|---|---|
| 6月20日(金) | 阪神 1 – 2 ソフトバンク | 甲子園 |
| 6月21日(土) | 阪神 3 – 0 ソフトバンク | 甲子園 |
| 6月22日(日) | 阪神 1 – 3 ソフトバンク | 甲子園 |
阪神の3戦の通算打率は.242で、ソフトバンクの.170を上回っていますが、得点に繋げられませんでした。
ソフトバンクは交流戦で18試合12勝5敗1分で優勝しています。
阪神タイガースvsソフトバンクホークスの注目選手
日本シリーズの行方を左右する両チームの象徴的な選手を紹介します。
佐藤輝明(阪神タイガース)
阪神タイガースの主砲・佐藤輝明選手は、今や球界を代表するスラッガーであり、日本シリーズの行方を占う上で最も注目すべき選手の一人です。
26歳で迎えた2025年シーズンはキャリア最高の年となり、40本塁打、102打点を記録してセ・リーグの本塁打王と打点王の二冠に輝きました。
記録は両リーグを通じてもトップの数字となっています。
真価は、大舞台での勝負強さにあります。クライマックスシリーズ ファイナルステージ第3戦、1点もやれない緊迫した試合の初回に、相手投手のアンソニー・ケイから先制決勝となる3ランホームランを放ちました。
一打でチームを2年ぶりの日本シリーズ進出へと導き、ファンやメディアから「千両役者」と称賛されました。
CSファイナルステージでは打率.455、5打点を記録するなど、短期決戦での集中力は驚異的です。
打撃アプローチは、かつての名打者・落合博満氏に重なるとの評価もあります。
日本シリーズでも、ソフトバンク投手陣にとって最大の脅威となることは間違いないでしょう。
モイネロ(ソフトバンク)
福岡ソフトバンクホークスの絶対的エース、リバン・モイネロ投手は、キューバ出身の左腕で、今やNPB最高の投手との呼び声も高い存在です。
2024年にリリーフから先発に転向するとその才能が完全に開花し、2025年シーズンは防御率1.46という驚異的な成績で2年連続の最優秀防御率のタイトルを獲得。
圧倒的な投球内容は、沢村賞やパ・リーグMVPの最有力候補として名前が挙がるほどとなっています。
モイネロ投手の真骨頂は、チームの命運を懸けた大一番で見せる精神力の強さにあります。
クライマックスシリーズ ファイナルステージでは、初戦に7回無失点の快投を見せると、チームが3連敗を喫して後がない状況で迎えた最終第6戦に、中4日という短い登板間隔で先発しました。試合でも7回を3安打1失点に抑える圧巻の投球でチームを日本シリーズへと導きました。
7回に四球を与えた際に感情を露わにし、マウンドにグラブを叩きつけるシーンは、勝利への執念を象徴する場面として多くのファンの胸を打ちました。
普段は穏やかな左腕が見せた闘志は、チーム全体に大きな勇気を与えたことでしょう。
阪神の強力打線とモイネロ投手の対決は、日本シリーズ最大の見どころです。