陸上

【2026年最新版】箱根駅伝の歴代優勝回数ランキング・区間記録まとめ!最多優勝はどこ?

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箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は、1920年(大正9年)に第1回が開催されて以来、学生長距離界最長の駅伝競走として100年以上の歴史を刻んでいます。

毎年1月2日・3日に行われ、関東の大学チームが東京・大手町から箱根・芦ノ湖を往復する10区間・約217.1kmで総合タイムを競います。日本テレビの生中継はお正月の風物詩として定着し、毎年多くの視聴者を集める国民的行事です。

この記事では、箱根駅伝の歴代優勝校・各区間の最新区間記録・学校別の優勝回数ランキングを、第102回大会(2026年)終了時点の最新情報でまとめています。

2007年以降の歴代優勝校(第83回〜第102回)

以下は第83回(2007年)から第102回(2026年)までの歴代優勝校です。第1回(1920年)から第82回(2006年)までの完全な一覧は、箱根駅伝公式サイトでご確認いただけます。

回開催年優勝校
第83回2007年順天堂大学
第84回2008年駒澤大学
第85回2009年東洋大学
第86回2010年東洋大学
第87回2011年早稲田大学
第88回2012年東洋大学
第89回2013年日本体育大学
第90回2014年東洋大学
第91回2015年青山学院大学
第92回2016年青山学院大学
第93回2017年青山学院大学
第94回2018年青山学院大学
第95回2019年東海大学
第96回2020年青山学院大学
第97回2021年駒澤大学
第98回2022年青山学院大学
第99回2023年駒澤大学
第100回2024年青山学院大学
第101回2025年青山学院大学
第102回2026年青山学院大学

第102回(2026年)は青山学院大学が10時間37分34秒の大会新記録で優勝し、3年連続・通算9回目の総合優勝を達成しました。

箱根駅伝の区間記録一覧

箱根駅伝は往路5区間・復路5区間の計10区間で構成されています。以下に各区間のコース・距離・区間記録をまとめました(2026年9月時点)。

区間コース距離区間記録記録保持者所属年度
1区大手町→鶴見21.3km1:00:28青木瑠郁國學院大學2026年
2区鶴見→戸塚23.1km1:05:09キムタイ城西大学2026年
3区戸塚→平塚21.4km59:25イェゴン・ヴィンセント東京国際大学2020年
4区平塚→小田原20.9km1:00:00イェゴン・ヴィンセント東京国際大学2023年
5区(山登り)小田原→箱根(芦ノ湖)20.8km1:07:16黒田朝日青山学院大学2026年
6区(山下り)箱根(芦ノ湖)→小田原20.8km56:47野村昭夢青山学院大学2025年
7区小田原→平塚21.3km1:00:43佐藤圭汰駒澤大学2025年
8区平塚→戸塚21.4km1:03:45塩出翔太青山学院大学2026年
9区戸塚→鶴見23.1km1:07:15中村唯翔青山学院大学2022年
10区鶴見→大手町23.0km1:07:31佐藤圭汰駒澤大学2026年
※箱根駅伝は過去にコース変更が行われているため、区間によって歴代記録の比較対象となる大会が異なります。本表は第102回大会(2026年)の公式記録まで反映した、2026年9月時点の最新記録です。

第102回大会(2026年)で5区間の記録が更新

第102回大会(2026年)では、1区・2区・5区・8区・10区の5区間で区間新記録が樹立されました。特に5区を走った青山学院大学の黒田朝日は1時間07分16秒を記録し、それまでの区間記録を1分55秒更新する圧倒的な走りを見せました。

また4区の鈴木琉胤(早稲田大学)は1時間00分01秒でゴールし、ヴィンセントの区間記録1時間00分00秒までわずか1秒差。6区の小池莉希(創価大学)も56分48秒を記録し、野村昭夢の56分47秒まで1秒差に迫っています。

チームタイムでも青山学院大学が総合10時間37分34秒・往路5時間18分08秒・復路5時間19分26秒と、総合・往路・復路の3部門すべてで大会新記録を樹立しました。

箱根駅伝にまつわるランキング

歴代の優勝回数・連続出場・往路復路優勝・区間賞などの切り口で、箱根駅伝を彩ってきた学校をランキング形式で紹介します。

最多優勝校

箱根駅伝の歴代総合優勝回数(第102回・2026年終了時点)です。歴代最多は中央大学の14回となっています。青山学院大学は2026年の優勝で9回となり、日本体育大学の10回まであと1勝に迫っています。

順位大学名優勝回数
1位中央大学14回
2位早稲田大学13回
3位日本大学12回
4位順天堂大学11回
5位日本体育大学10回
6位青山学院大学9回
7位駒澤大学8回
8位明治大学7回
9位東洋大学4回
9位大東文化大学4回

連続出場回数

箱根駅伝の出場記録には「通算出場最多」「歴代連続出場最長」「現在継続中の連続出場」の3種類があります。第102回終了時点の主な記録は以下のとおりです。

記録の種類大学名回数
通算出場最多中央大学99回
歴代連続出場最長中央大学87回連続
現在継続中の最長日本体育大学78年連続(第102回時点)
継続中2位駒澤大学60年連続(第102回時点)
継続中3位早稲田大学50年連続(第102回時点)

往路・復路優勝回数

箱根駅伝には総合優勝のほか、往路(1〜5区)と復路(6〜10区)にもそれぞれ優勝校が設けられています。

主な大学の歴代往路・復路優勝回数は以下のとおりです。往路の歴代最多は中央大学の15回、復路の歴代最多は早稲田大学の16回で、総合最多と往路最多は中央大学、復路最多は早稲田大学となっています。

大学名往路優勝復路優勝
中央大学15回14回
早稲田大学13回16回
青山学院大学8回9回
駒澤大学4回11回

第102回大会(2026年)の区間賞

区間賞とは、各区間で最も速いタイムを出した選手に贈られる賞です。第102回大会(2026年)の区間賞は以下のとおりです。

区間選手名所属タイム
1区青木瑠郁國學院大學1:00:28(区間新)
2区キムタイ城西大学1:05:09(区間新)
3区本間颯中央大学1:00:08
4区鈴木琉胤早稲田大学1:00:01
5区黒田朝日青山学院大学1:07:16(区間新)
6区小池莉希創価大学56:48
7区高山豪起國學院大學1:00:54
8区塩出翔太青山学院大学1:03:45(区間新)
9区佐藤有一青山学院大学1:07:38
10区佐藤圭汰駒澤大学1:07:31(区間新)

そもそも箱根駅伝とは

箱根駅伝の正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」です。毎年1月2日・3日に行われ、東京と箱根(神奈川県)を往復する10区間・総距離約217.1kmを各大学チームが競います。ここでは大会の基本情報を解説します。

歴史

箱根駅伝の第1回大会は1920年(大正9年)2月に開催されました。金栗四三らが構想した「大学対抗の長距離リレー大会」として生まれ、東京高等師範学校・明治大学・早稲田大学・慶應義塾大学の4校が参加しています。

戦争の影響で1941年・1942年・1944〜1946年は大会が開催されませんでしたが、1943年には戦時下で「靖国神社、箱根神社往復関東学徒鍛錬継走大会」として第22回大会が実施されました。戦後は1947年に復活し、1955年の第31回大会から現在と同じ1月2日・3日の開催が定着しています。

1987年には日本テレビによる生中継が始まり、2024年には100回目の開催となる第100回記念大会が行われました。

参加資格

第102回大会の参加資格は、関東学生陸上競技連盟の加盟校に所属する男子登録者に限られています。そのため、関東学連に加盟していない大学や女子登録者は本大会の出場対象にはなりません。

区分内容
シード校(10校)前年の本大会で総合10位以内に入った大学
予選会通過校(10校)10月の予選会(ハーフマラソン)で上位に入った大学
関東学生連合予選会を通過できなかった大学の記録上位者から原則1校1人で選出された合同チーム。
総合順位の対象外

各校のチームエントリーは16名以内で、区間エントリーは10名+補欠6名以内。当日変更は大会全体で6名まで、1日最大4名まで認められています。

大会ルール

箱根駅伝は10区間のたすきリレーで争います。主なルールは以下のとおりです。

  • 各区間を走る選手がたすきをつなぐリレー形式。たすきは自力で次走者に渡す必要がある
  • 往路の鶴見・戸塚中継所は先頭から10分超、平塚・小田原中継所は先頭から15分超遅れたチームは繰り上げスタートとなる。復路の全中継所では先頭から20分超で繰り上げスタートが適用される
  • 復路スタートは往路首位から10分以内のチームはタイム差どおり出発。10分を超えているチームは首位スタートの10分後に一斉スタートとなる
  • 走行困難になった選手は、競技運営委員・走路管理員・監督またはコーチの合意で競技を中止できる。その区間より前の記録は認められるが、次区間からはオープン参加(総合順位の対象外)となる

箱根駅伝の豆知識

箱根駅伝には長い歴史の中で生まれた独自のルールや伝統があります。知っておくと観戦がさらに楽しくなる豆知識を3つ紹介します。

本大会と予選会の出場は通算4回まで

箱根駅伝では、本大会と予選会への出場回数を通算して管理しています。第102回大会の参加資格は、過去の本大会・予選会への出場回数が通算4回未満であること。予選会だけに出場した場合も1回に含まれ、「出場」は実際に走ったかどうかではなく、エントリーした時点でカウントされます。

ただし、同じ年度に予選会と本大会の両方へ出場した場合は、合わせて1回として扱われます。また、関東学連に別個加盟する大学院の競技者は、大学での出場回数にかかわらず、新たに4回の出場資格を得られる仕組みです。

運営管理車のルール

箱根駅伝では、各チームの監督・コーチなどが乗る「運営管理車」が選手を追走します。監督は窓から声をかけてペース配分や順位などの情報を伝えられますが、選手への競技上の助力は厳しく禁止されています。

給水は大会が定める給水要領に沿って行われ、運営管理車から任意に飲食物を渡すことはできません。一方、選手の状態確認や安全確保を目的とした一時的な身体への接触は、競技上の助力とはみなされません。

箱根駅伝には現在も踏切がある

かつて1区・10区のコース上には、京急蒲田付近で国道15号(第一京浜)と京急線が交差する踏切がありました。箱根駅伝でも選手の通過と列車の運行が重なる名所でしたが、2012年の高架化によってこの踏切は廃止されています。

一方、5区・6区の箱根には現在も箱根登山電車の小涌谷踏切が存在します。大会時には選手の走行を妨げないよう、鉄道側が列車の進行を調整して対応しています。

なお、競技注意事項では鉄道踏切の遮断による停止は不可抗力として扱われます。踏切が閉まって選手が足止めされた場合、そのロスタイムは所要時間に含めず競技役員が計測するルールです。