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【2025年】F1オーストリアGPの視聴方法!配信サービス/放送予定、開催日程を解説

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F1世界選手権2025年シーズン第11戦となるオーストリアグランプリが間もなく開催されます。

世界最高峰のモータースポーツF1がレッドブル・リンクで繰り広げられる熱い戦いです。

本記事では、オーストリアグランプリを見逃したくない方へ向けて、日程・概要、視聴方法や開催日程などの情報をまとめました。

F1オーストリアグランプリの日程・概要

2025年F1オーストリアグランプリは、シリーズ第11戦として開催されます。

大会名2025 FIA F1世界選手権シリーズ オーストリアグランプリ
開催場所レッドブル・リンク(シュピールベルク、オーストリア共和国)
開催期間2025年6月27日(金)~2025年6月29日(日)
シリーズ第11戦

オーストリアグランプリは2025年F1シーズンの中盤戦を飾る重要な大会として注目を集めています。

アルプス山脈の美しい山間部で行われるレースは、他のサーキットとは異なる独特の雰囲気をもちます。

高原地帯の気候条件と高低差のあるコースレイアウトがマシンとドライバーに与える影響も見どころのひとつです。

主な日程は以下の通りです。

日程内容日本時間現地時間
6月27日(金)フリー走行120:3013:00
6月27日(金)フリー走行224:0017:00
6月28日(土)フリー走行319:3012:30
6月28日(土)予選23:0016:00
6月29日(日)決勝レース(71周)22:0015:00

F1オーストリアグランプリのサーキット情報

レッドブル・リンクは山間部の中に位置する特徴的なコースです。

サーキット名レッドブル・リンク
所在地シュピールベルク、オーストリア共和国
コース全長4.318km
コーナー数10
周回数71周
総レース距離306.452km
ラップレコード1分03秒720(マックス・フェルスタッペン、2020年)

レッドブル・リンクは1969年に完成したサーキットで、中欧で最も美しいF1グランプリ開催地として知られています。

山間部に位置するため、コース上に大きな高低差があり、路面状況が変化しやすいという特徴があります。

2本のメインストレートと急激なコーナーの組み合わせにより、オーバーテイクの機会が多いサーキットです。

サーキットの最大の特徴は、ターン1への急激な登り勾配とターン3からターン4にかけての高速コーナーセクションです。

また、バックストレートからの強いブレーキングゾーンが複数あり、ドライバーのブレーキング技術が試されるでしょう。

高原地帯に位置するサーキットのため、昼夜の気温差が大きいです。

気温変化が激しいオーストリアでは、マシンやタイヤへの負担も大きく、チームの戦略が勝敗を左右することもあります。

F1オーストリアグランプリの視聴方法

日本国内でF1の全セッションをライブ視聴するには、「DAZN」または「フジテレビNEXT」のいずれかのサービスへの加入が必要です。

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DAZNは多彩なスポーツコンテンツを配信するサービスで、F1の全セッションをライブおよび見逃し配信で視聴できます。

DAZNの料金プラン

F1を視聴できる「DAZN Standard」には3つの料金プランがあります。

プラン料金(税込)特徴
月額プラン4,200円/月短期間の利用に便利
年間プラン(月々払い)3,200円/月年間契約だが支払いは毎月。総額38,400円
年間プラン(一括払い)32,000円/年最もお得。月額換算で約2,667円
※2025年6月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご覧ください。

DAZNの登録方法

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  2. 「アカウントの作成」ページで氏名、メールアドレス、パスワードを入力します
  3. 支払い情報を入力し、登録を完了します

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DAZN for docomoはNTTドコモが提供するプランで、dアカウントがあればドコモユーザー以外も契約可能です。

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  3. 支払い方法などを登録
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ただし、一部の番組は放送と内容が異なる場合があります。

2025年 F1参戦ドライバー一覧

F1世界選手権2025年シーズンに参戦するドライバーの一覧を紹介します。

チームドライバー/カーナンバー
レッドブルマックス・フェルスタッペン #1
リアム・ローソン #30
メルセデスジョージ・ラッセル #63
アンドレア・キミ・アントネッリ #12
フェラーリシャルル・ルクレール #16
ルイス・ハミルトン #44
マクラーレンランド・ノリス #4
オスカー・ピアストリ #81
アストンマーティンフェルナンド・アロンソ #14
ランス・ストロール #18
アルピーヌピエール・ガスリー #10
ジャック・ドゥーハン #7
ウィリアムズアレックス・アルボン #23
カルロス・サインツ #55
レーシングブルズ角田裕毅 #22
アイザック・ハジャー #6
キックザウバーニコ・ヒュルケンベルグ #27
ガブリエル・ボルトレート #5
ハースエステバン・オコン #31
オリバー・ベアマン #87

今シーズンも世界最高峰の自動車レースで熱い戦いが期待されます!

現在の順位(カナダGP終了時点)

第10戦カナダGPは、メルセデスのジョージ・ラッセルが優勝し、今季初勝利を挙げました。

ドライバー

カナダGPを終え、マクラーレンのオスカー・ピアストリがランキング首位を維持しています。

順位ドライバーチームポイント
1オスカー・ピアストリマクラーレン198
2ランド・ノリスマクラーレン176
3マックス・フェルスタッペンレッドブル155
4ジョージ・ラッセルメルセデス136
5シャルル・ルクレールフェラーリ104
6ルイス・ハミルトンフェラーリ79
7アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス63
8アレクサンダー・アルボンウィリアムズ42
9エステバン・オコンハース22
10アイザック・ハジャーレーシングブルズ21
11ニコ・ヒュルケンベルグキック・ザウバー20
12ランス・ストロールアストンマーティン14
13カルロス・サインツウィリアムズ13
14ピエール・ガスリーアルピーヌ11
15角田裕毅レッドブル10

ピアストリとノリスの差は22ポイントに広がり、ノリスとフェルスタッペンの差は21ポイントに縮まっています。

ラッセルは今季初優勝で4位に浮上し、18歳のアントネッリも初表彰台でさらなる躍進を見せています。

角田裕毅は12位でフィニッシュし、15位でポイント圏外となっています。

チーム

コンストラクターズランキングでは、マクラーレンが2位のメルセデスに大差をつけて首位に立っています。

順位チームポイント
1マクラーレン374
2メルセデス199
3フェラーリ183
4レッドブル・レーシング162
5ウィリアムズ55
6ハース28
7レーシング・ブルズ25
8アストンマーティン22
9キック・ザウバー20
10アルピーヌ11

マクラーレンは前戦ノリスのリタイアがあったものの、ピアストリのポイント獲得で首位を維持しました。

メルセデスはラッセルとアントネッリのダブル表彰台で大幅にポイントを加算し、2位に浮上してフェラーリを3位に下げました。

6位のハースと7位のレーシング・ブルズは28ポイントと25ポイントでしのぎを削っており、アストンマーティンがアロンソの入賞で8位に上がっています。

オーストリアGPのレース結果とレース内容

第11戦 オーストリアGP

最終順位

順位ドライバー(チーム)
1位ランド・ノリス(マクラーレン)
2位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)
16位角田裕毅(レッドブル)

レース内容

6月29日、2025年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースが行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインで自身通算7勝目/今季3勝目を飾った。

2位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は16位となった。

飲料メーカーであるレッドブルの母国であり、その名を冠したレッドブルリンクを舞台に迎えた第11戦。スタートタイヤは上位グリッド勢を中心に15台がミディアムタイヤ(イエロー/C4)をチョイス。10番グリッドのピエール・ガスリー(アルピーヌ)を筆頭に後続の5台がソフトタイヤ(レッド/C5)を履いた。

フォーメーションラップが始まるなか、19番グリッドのカルロス・サインツ(ウイリアムズ)は動き出すことが叶わず。1周のエクストラフォーメーションラップが追加されることに。

なお、サインツはオフィシャルの手でマシン始動が叶い、自走でピットレーンに戻った。ただ、ピットレーンスタートに望むべく、ピットレーン出口手前にマシンを止めたところ、リヤブレーキから火と煙が上がった。

消火ののち、サインツのマシンはそのままガレージに収まることに。サインツは困惑した表情でマシンを降り、ウイリアムズのチーム代表のジェームズ・ボウルズは落胆からか目を覆う仕草を見せた。

エクストラフォーメーションラップ追加に伴い決勝レースは1周減の70周に変わった。気温30度、路面温度51度、湿度33パーセントというコンディションでレースはスタート。ポールシッターのノリスが首位を守るなか、ターン1でピアストリが2番手に浮上し、早々にマクラーレンがワンツー体制を構築。3番手ルクレール、4番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)、5番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)というオーダーでターン3を迎えた。

そのターン3では9番手スタートのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がブレーキをロックさせ、先行するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触。これでアントネッリ、そしてレッドブルの地元戦で早々にフェルスタッペンがレースを終えるという展開となった。

このアクシデントでセーフティカー(SC)導入となり、4周目にリスタート。マクラーレン勢の速さは他を圧倒しており、6周目には3番手につけるルクレールをDRS圏外まで引き離す。

マクラーレン2台はお互いにファステストを更新するかなりのハイペースで飛ばし、後続を一気に引き離した。2台は1秒差以内で周回し、DRSを使える2番手ピアストリは時折ノリスに対し揺さぶりをかける。11周目には一時的にピアストリが先行するが、すぐさまノリスが首位を取り戻す。マクラーレンの手に汗握る戦いは続いた。

20周目のターン4でピアストリがノリスに仕掛けるが、ピアストリはタイヤをロックさせてしまう。間一髪で接触は避けることが叶ったが、ピアストリはフラットスポットを作ってしまう。その翌周の21周目にノリスが停止時間3.1秒でハードタイヤに履き替えた。

フラットスポットを作ったピアストリはクリーンエアの中で周回を続けるが、思うようなペースアップができない。ピアストリは25周目(ノリスから4周後)に停車時間3.4秒でハードタイヤに履き替えると、ノリスの6秒後方でコースに復帰した。

31周目のターン4で、13番手争いを展開していたフランコ・コラピント(アルピーヌ)のリヤと角田のフロントウイングが接触。コラピントはスピンを喫しグラベルに出るも、幸いコース復帰が叶った。一方、フロントウイングにダメージを負った角田は緊急ピットインを強いられ最後尾16番手に後退する。

この接触に関し、角田に10秒のタイムペナルティが下ることに。レッドブルの母国で、レッドブル・レーシングは歯車の噛み合わないレースとなってしまった。

レース後半を迎えた35周目、ノリスは2番手ピアストリを5.4秒リード、さらにピアストリは3番手ルクレールに13秒(ノリスからルクレールは19秒)という大差をつけており、優勝争いはマクラーレンのいずれかに絞られた。

ただ、ハードタイヤを履いた第2スティントにおいて、マクラーレン勢はほぼ同じペースで周回。ピアストリはノリスとのギャップをなかなか縮められなかったが、40周目ごろからラップダウンの車両が現れたこともあり、48周目時点で4.1秒差まで縮まった。

52周目、3.8秒のリードを守るノリスが2度目のピットイン。停車時間2.5秒でミディアムタイヤに履き替えた。翌53周目にピアストリが停車時間2.0秒でミディアムに履き替えた。ピアストリは54周目に周回遅れのコラピントにコース外に押し出されるシーンもあったが、タイムロスはわずかに留めた。

3スティント目にミディアムタイヤを履いたことで、マクラーレン勢は再び猛烈なプッシュを見せる。55周目にピアストリがファステストを更新すると、56周目にはノリスがそれを上回る。さらに同じ56周目にそのタイムをピアストリが上回るという、まるで予選のようなアタック合戦が繰り広げられた。

拮抗したふたりの戦いは、わずかにピアストリに軍配があり、59周目にその差は2.7秒まで縮まる。ピアストリは59周目には分7秒924という驚異のタイムでノリスとのギャップを終盤に向けて一気に縮め、61周目にはその差が1.9秒まで縮まった。

ただ、ノリスもプッシュし続け、66周時点で1.8秒差を守る。そんななか、2台のマクラーレンの前には6番手争いを展開する周回遅れ、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)の隊列が眼前に現れた。

ファイナルラップの70周目を迎えるなか、ノリスが周回遅れのボルトレート、アロンソをかわし、ピアストリとの間に2台を入れることが叶った。そのままトップチェッカーを受け、ノリスがポール・トゥ・ウインで自身通算7勝目/今季3勝目を飾った。2.695秒差の2位にピアストリ、19.820秒差の3位にルクレールが続いた。

以下、4位ハミルトン、5位ラッセル、6位ローソン(1ストップ)、7位アロンソ(1ストップ)、8位ボルトレート、9位ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)、10位エステバン・オコン(ハース)までが入賞となった。角田は16位となった。

キック・ザウバーは今季初のダブル入賞。レッドブル・レーシングは母国ラウンドで無得点に終わった一方で、元レッドブルのローソンが6位を手にする結果となった。

次戦となる2025年F1第12戦イギリスGPは7月4〜6日に、シルバーストン・サーキットで開催される。