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2025年ル・マン24時間レースのテレビ放送/ネット配信予定 |FIA世界耐久選手権(WEC)

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2025年で93回目を迎える伝統のル・マン24時間レースは、6月14日(土)から15日(日)にかけて開催されます。

ル・マン24時間レースはF1モナコ・グランプリ、インディ500と並ぶ世界三大レースのひとつです。

モータースポーツファンが注目する24時間の戦いを見逃すことなく楽しむための視聴方法をご紹介します。

2025年ル・マン24時間レースの視聴方法

毎年多くのファンが悩むのが「どこでル・マンを見るか」という問題。

地上波での放送がないため、CS放送やネット配信から選ぶ必要があります。

ここでは、それぞれの特徴と料金をまとめました。

J SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンド

J SPORTSオンデマンドは、ル・マン24時間レースをすべて楽しみたい方に最適なサービスです。

公式練習から決勝まで全セッションをライブ配信。

スマートフォン、タブレット、パソコンがあれば、いつでもどこでもレースを観戦できます。

配信内容

  • 公式練習セッション(全4回)
  • 予選・ハイパーポール
  • ウォームアップ走行
  • 決勝24時間レース完全生中継

JSPORTSオンデマンドの料金プラン

J SPORTSオンデマンドの料金プランは、「総合パック」と「ジャンルパック」の2種類です。

総合パック

総合パックとは、J SPORTSオンデマンドで配信されているすべてのスポーツを視聴することができるプランです。

月額料金は、2,640円(税込)です。

ジャンルパック(モータースポーツパック)

ジャンルパックとは、J SPORTSオンデマンドで配信されている特定のスポーツを視聴できるプランです。

月額料金は、1,980円(税込)となっています。

モータースポーツのみを視聴したい場合は、モータースポーツパックの登録がおすすめです。

J SPORTSオンデマンドの登録方法

J SPORTSオンデマンドの登録方法は以下の通りです。

J SPORTS IDを持っていない人向けの登録方法を説明します。

  1. J SPORTSオンデマンド公式サイトへアクセス
  2. ご購入はこちらをクリック
  3. 購入したいパック付近の「購入する」のボタンをクリック
  4. 「ID新規登録」をクリック
  5. 「登録画面」へをクリック
  6. メールアドレスを入力し、「メールを送信する」をクリック
  7. 指定したメールアドレスに届いたURLをクリック
  8. 個人情報を入力し、「J SPORTS会員規約に同意する」にチェックし、「確認する」をクリック
  9. 入力情報に間違いがなければ、「登録する」をクリック
  10. 支払い方法を選択し、利用規約にチェックし、「確認ページへ」をクリック
  11. 購入内容に間違いがなければ、「決済情報入力ページへ」をクリック
  12. 決済情報を入力し、「決済を完了する」をクリック
  13. 登録完了

公式サイトでは、動画で登録手順を詳しく説明しています。

わからない場合は、JSPORTS公式サイトをご覧ください

J SPORTSチャンネル(Amazon Prime)

Amazon Prime Video内のJ SPORTSチャンネルでも、2025年のル・マン24時間レースを配信予定です。

JSPORTSチャンネルの料金

J SPORTSチャンネルの月額料金は、Amazon Prime Videoの600円(税込)とJ SPORTSチャンネルの2,840円(税込)の合計3,440円(税込)です。

JSPORTSチャンネルの登録方法

J SPORTSチャンネルの登録方法は以下の通りです。

Amazonが提供しているサービスのため、登録はAmazonから行う必要があります。

  1. J SPORTSチャンネルのサイトにアクセス
  2. 「詳細を見る」をクリック
  3. 「今すぐ無料体験」をクリック
  4. 必要な情報を入力し「この内容で登録する」をクリック

J SPORTS

衛星放送のJ SPORTSでは、決勝レースを24時間完全生中継で放送します。

大画面のテレビで迫力あるレースを楽しみたい方には最適。

スカパー!やケーブルテレビ経由で視聴できます。

2025年の放送スケジュールは以下のとおりです。

  • 6月14日(土)22:20〜翌5:30【スタート〜サンセット】
  • 6月15日(日)5:30〜12:30【ミッドナイト〜トワイライト】
  • 6月15日(日)12:30〜18:00【サンライズ〜サバイバル】
  • 6月15日(日)18:00〜25:00【クライマックス〜ゴール】

FIAWEC.TV

FIAWEC.TVは、FIA 世界耐久選手権公式ストリーミングサービスです。

世界中のモータースポーツファンに向けて、レースのライブ配信やハイライト映像、独占インタビューなど、多彩なコンテンツを提供しています。

料金プランは「MY RACE」パス、「24 HOURS OF LE MANS」パス、「100% FIA WEC」パスの3つがあります。

2025年ル・マン24時間レースを全て視聴するためには、「24 HOURS OF LE MANS」パス、「100% FIA WEC」パスの登録がおすすめです。

ただし、解説は英語またはフランス語のみなので注意が必要です。

2025年ル・マン24時間レースの日程

2025年のル・マン24時間レースは6月11日から15日にかけて開催されます。

フランスとの時差は7時間あり、決勝スタートは日本時間の土曜夜10時20分。

週末の夜なので、日本でも観戦しやすい時間帯となっています。

日程セッション時間(日本時間)
6月11日(水)公式練習1未定
6月12日(木)公式練習2・予選未定
6月13日(金)公式練習3・ハイパーポール未定
6月14日(土)ウォームアップ未定
6月14日(土)決勝スタート22:20
6月15日(日)決勝フィニッシュ22:20

2025年ル・マン24時間レース出場予定の日本人

2025年のル・マンには3名の日本人ドライバーが参戦します。

トヨタのエースドライバー2名に加え、LMGT3クラスにも若手が出場。

それぞれの活躍に注目が集まります。

ドライバー名チームクラス車両車番
小林可夢偉TOYOTA GAZOO RacingハイパーカーGR010 HYBRID7号車
平川亮TOYOTA GAZOO RacingハイパーカーGR010 HYBRID8号車
佐藤万璃音ユナイテッド・オートスポーツLMGT3マクラーレン720S LMGT3エボ95号車

小林可夢偉は、トヨタの6回目のル・マン優勝を目指すエースドライバー。

7号車でマイク・コンウェイ、ニック・デ・フリースとトリオを組みます。

8号車の平川亮も、セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレイとともに総合優勝を狙います。

LMGT3クラスの佐藤万璃音は、クラス優勝を目指しての奮闘に期待です。

世界耐久選手権(WEC)について解説

WECについて詳しく知らない方も多いはず。

ここでは、世界耐久選手権の基本的なルールや魅力について解説します。

世界耐久戦とは?

FIA世界耐久選手権(WEC)は、2012年にスタートした耐久レースの世界選手権です。

プロトタイプカーとGTカーが同じコースを走るため、速度差のある車両が入り混じるスリリングなレースが展開されます。

単純なスピードだけでなく、車の信頼性、燃費、ドライバーの体力、そして戦略が重要になるのが耐久レースの醍醐味。

まさに「モータースポーツの総合格闘技」といえるでしょう。

耐久レースのルール

耐久レースには独特のルールがあります。

F1とは違い、複数のドライバーが交代しながら長時間走り続けるのが最大の特徴。

レース時間は最短6時間から最長24時間(ル・マン)で、時間内に最も多くの距離を走ったチームが勝利となります。

ドライバーは最低2名、最大3名で1台を共有し、連続走行時間には制限が設けられています。

車両クラスは、総合優勝を争う最高峰の「ハイパーカー」と、GT3ベースの市販車改造クラス「LMGT3」の2つがあります。

2025年WECのスケジュール

2025年のWECは全8戦。カタールで開幕し、バーレーンで閉幕する長いシーズンとなります。

日本では9月に富士スピードウェイで開催されるので、現地観戦のチャンスもあります。

ラウンドレース名開催日サーキットレース時間
第1戦カタール1812kmレース2月28日ルサイル・インターナショナル・サーキット最大10時間
第2戦イモラ6時間レース4月20日イモラ・サーキット6時間
第3戦スパ・フランコルシャン6時間レース5月10日スパ・フランコルシャン・サーキット6時間
第4戦ル・マン24時間レース6月14-15日サルト・サーキット24時間
第5戦サンパウロ6時間レース7月13日インテルラゴス・サーキット6時間
第6戦ローン・スター・ル・マン9月7日サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間
第7戦富士6時間レース9月28日富士スピードウェイ6時間
第8戦バーレーン8時間レース11月8日バーレーン・インターナショナル・サーキット8時間

2025年WEC世界耐久選手権 暫定シーズンエントリーリスト(11月22日発表)

11月22日に発表された2025年シーズンの暫定エントリーリストです。

ハイパーカークラスには9メーカー18台、LMGT3クラスには9メーカー18台がエントリー。

過去最大規模の参戦台数となり、激戦が予想されます。

ハイパーカークラス(18台)

総合優勝を争う最高峰クラス。

アストンマーティンが新型ヴァルキリーで参戦するなど、話題に事欠きません。

No.チーム車両ドライバータイヤ
007アストンマーティンTHORチームアストンマーティン・ヴァルキリーH.ティンクネル / ― / ―MI
009アストンマーティンTHORチームアストンマーティン・ヴァルキリーA.リベラス / ― / ―MI
5ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツポルシェ963J.アンドラウアー / M.クリステンセン / ―MI
6ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツポルシェ963L.ファントール / K.エストーレ / ―MI
7トヨタ・ガズー・レーシングトヨタGR010ハイブリッドM.コンウェイ / 小林可夢偉 / N.デ・フリースMI
8トヨタ・ガズー・レーシングトヨタGR010ハイブリッドS.ブエミ / B.ハートレー / 平川亮MI
12キャデラック・ハーツ・チーム・JOTAキャデラックVシリーズ.RA.リン / ― / ―MI
15BMW MチームWRTBMW MハイブリッドV8D.ファントール / ― / ―MI
20BMW MチームWRTBMW MハイブリッドV8R.ラスト / ― / ―MI
35アルピーヌ・エンデュランス・チームアルピーヌA424P-L.シャタン / ― / ―MI
36アルピーヌ・エンデュランス・チームアルピーヌA424C.ミレッシ / ― / ―MI
38キャデラック・ハーツ・チーム・JOTAキャデラックVシリーズ.RE.バンバー / ― / ―MI
50フェラーリAFコルセフェラーリ499PA.フォコ / M.モリーナ / N.ニールセンMI
51フェラーリAFコルセフェラーリ499PA.ピエール・グイディ / J.カラド / A.ジョビナッツィMI
83AFコルセフェラーリ499PY.イェ / P.ハンソン / R.クビサMI
93プジョー・トタルエナジーズプジョー9X8J-E.ベルニュ / ― / ―MI
94プジョー・トタルエナジーズプジョー9X8S.バンドーン / ― / ―MI
99プロトン・コンペティションポルシェ963N.ジャニ / ― / ―MI

※ タイヤ:MI(ミシュラン)、GY(グッドイヤー) ※ 「―」は未発表のドライバー

LMGT3クラス(18台)

市販車ベースのGTカーで争われるクラス。

日本からはレクサスRC Fが参戦し、日本人ドライバーの佐藤万璃音も95号車で出場します。

No.チーム車両ドライバータイヤ
10レーシング・スピリット・オブ・ル・マンアストンマーティン・バンテージAMR LMGT3D.デボール / V.ハッセ・クロット / ―GY
21ビスタAFコルセフェラーリ296 LMGT3F.エリオ / S.マン / A.ロベラGY
27ハート・オブ・レーシングチームアストンマーティン・バンテージAMR LMGT3I.ジェームス / ― / ―GY
31チームWRTBMW M4 LMGT3A.ファーフス / ― / ―GY
32チームWRTBMW M4 LMGT3M.マルタン / ― / ―GY
33TFスポーツシボレー・コルベットZ06 LMGT3.RD.ジュンカデラ / ― / ―GY
54ビスタAFコルセフェラーリ296 LMGT3T.フロー / F.カステラッチ / D.リゴンGY
59ユナイテッド・オートスポーツマクラーレン720S LMGT3エボG.ソーシー / ― / ―GY
60アイアン・リンクスメルセデスAMG LMGT3C.スキアボーニ / ― / ―GY
61アイアン・リンクスメルセデスAMG LMGT3M.クレッソーニ / ― / ―GY
77プロトン・コンペティションフォード・マスタング LMGT3B.バーカー / ― / ―GY
78アコーディスASPチームレクサスRC F LMGT3B.バーニコート / ― / ―GY
81TFスポーツシボレー・コルベットZ06 LMGT3.RC.イーストウッド / ― / ―GY
85アイアン・デイムスポルシェ911 GT3 R LMGT3S.マルタン / R.フレイ / M.ガッティンGY
87アコーディスASPチームレクサスRC F LMGT3J-M.ロペス / ― / ―GY
88プロトン・コンペティションフォード・マスタング LMGT3D.オルセン / ― / ―GY
92マンタイ・ピュアレクシングポルシェ911 GT3 R LMGT3R.ハードウィック / R.ペーラ / R.リエツGY
95ユナイテッド・オートスポーツマクラーレン720S LMGT3エボ佐藤万璃音 / ― / ―GY

※ タイヤ:MI(ミシュラン)、GY(グッドイヤー) ※ 「―」は未発表のドライバー

WEC・ル・マンに関するよくある質問

初めてWECやル・マンを観戦する方からよく寄せられる質問にお答えします。

WECを無料で見る方法は?

完全無料での視聴は難しいですが、無料トライアル期間をうまく活用すれば、ル・マン24時間レースを無料で楽しめます。

Amazon Prime VideoのJ SPORTSチャンネルなら14日間の無料期間があるので、レース前に登録すれば費用はかかりません。

また、TOYOTA GAZOO Racingの公式YouTubeチャンネルでは、オンボードカメラ映像を無料でライブ配信することがあります。

トヨタは2025年もWECに参戦する?

TOYOTA GAZOO Racingは、2025年もGR010 HYBRIDの2台体制でハイパーカークラスに挑みます。

6年連続のマニュファクチャラーズチャンピオンとル・マン6勝目を目指す戦いに注目です。

2025年の体制

  • 7号車:小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ニック・デ・フリース
  • 8号車:セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレイ、平川亮

トヨタは2018年から2022年まで5年連続でル・マン総合優勝を達成。

2023年はフェラーリに敗れましたが、2025年は再び頂点を目指します。

ローンスター・ル・マンとは?

「ローンスター・ル・マン」という名前を聞いて、新しいル・マンかと思う方もいるかもしれません。

これは、アメリカ・テキサス州のサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるWECラウンドの正式名称です。

2025年は第6戦として9月7日に開催。

「ローンスター」はテキサス州の愛称で、州旗にあるひとつ星が由来です。

F1アメリカグランプリも開催される人気サーキットで、6時間の耐久レースが行われます。

WECは日本でも開催される?

富士スピードウェイで毎年「WEC富士6時間レース」が開催されています。

2025年は9月28日(日)に第7戦として開催。

日本のファンにとっては、世界最高峰の耐久レースを生で見られる貴重な機会です。