【夏の甲子園】全国高校野球2025の出場校・配信/放送情報
2025年8月5日に開幕する第107回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)の出場49校が7月29日に決定しました。
今大会では5校が春夏通じて初出場を果たし、横浜高校は1998年以来となる春夏連覇を、京都国際高校は史上7校目となる大会連覇を目指します。
暑さ対策の一環として大会6日目まで試合を午前と夕方に分けて実施する「2部制」を導入し、選手の安全に配慮した運営が行われることになります。
全国高校野球2025の出場校
全国の地方大会を勝ち抜いた49校が甲子園の舞台に立ちます。
北海道と東京都はそれぞれ2つの代表校を選出し、初出場5校、春夏連続出場11校を含む多彩な顔ぶれが今大会の特色となっています。
北海道
| 地区 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 北北海道 | 旭川志峯高校 | 3年ぶり11回目 |
| 南北海道 | 北海高校 | 2年ぶり41回目 |
北海高校は夏の甲子園全国最多となる41回目の出場記録を更新します。
東北
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 青森 | 弘前学院聖愛高校 | 4年ぶり3回目 |
| 岩手 | 花巻東高校 | 3年連続13回目 |
| 秋田 | 金足農業 | 2年連続8回目 |
| 山形 | 日大山形高校 | 2年ぶり20回目 |
| 宮城 | 仙台育英高校 | 2年ぶり31回目 |
| 福島 | 聖光学院 | 4年連続20回目 |
花巻東高校と聖光学院が春夏連続出場を果たし、仙台育英高校は2021年夏全国制覇の実績を持つ名門として注目されます。
関東
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 茨城 | 明秀日立高校 | 3年ぶり2回目 |
| 栃木 | 青藍泰斗高校 | 35年ぶり2回目 |
| 群馬 | 高崎健康福祉大高崎高校 | 2年連続5回目 |
| 埼玉 | 叡明高校 | 初出場 |
| 千葉 | 市立船橋高校 | 3年ぶり7回目 |
| 東東京 | 関東第一高校 | 2年連続10回目 |
| 西東京 | 日大三高 | 2年ぶり20回目 |
| 神奈川 | 横浜高校 | 3年ぶり21回目 |
横浜高校は春の選抜優勝校として春夏連覇を目指し、青藍泰斗高校は35年ぶりの甲子園復帰で話題となっています。
健大高崎は群馬県勢初の春夏4季連続出場を達成しました。
北信越
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 新潟 | 中越高校 | 7年ぶり12回目 |
| 長野 | 松商学園 | 4年ぶり38回目 |
| 山梨 | 山梨学院 | 3年ぶり11回目 |
| 富山 | 未来高校富山 | 初出場 |
| 石川 | 小松大谷高校 | 2年連続4回目 |
| 福井 | 敦賀気比高校 | 3年ぶり12回目 |
未来高校富山は創部8年目の通信制高校として初出場を果たし、山梨学院と敦賀気比高校は春夏連続出場となります。
東海
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 静岡 | 聖隷クリストファー高校 | 初出場 |
| 愛知 | 豊橋中央高校 | 初出場 |
| 岐阜 | 県立岐阜商業 | 3年ぶり31回目 |
| 三重 | 津田学園 | 6年ぶり3回目 |
東海地方では聖隷クリストファー高校と豊橋中央高校の、2校が初出場を果たし、特に愛知県の激戦区を勝ち抜いた豊橋中央高校の快挙が光ります。
近畿
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 滋賀 | 綾羽高校 | 初出場 |
| 京都 | 京都国際高校 | 2年連続4回目 |
| 大阪 | 東大阪大柏原高校 | 14年ぶり2回目 |
| 兵庫 | 東洋大姫路高校 | 14年ぶり13回目 |
| 奈良 | 天理高校 | 3年ぶり30回目 |
| 和歌山 | 智弁和歌山高校 | 2年連続28回目 |
京都国際高校は前年度優勝校として史上7校目の夏連覇を狙い、東洋大姫路高校と智弁和歌山高校が春夏連続出場を果たしています。
中国
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 岡山 | 岡山学芸館高校 | 2年連続4回目 |
| 広島 | 広陵高校 | 3年連続26回目 |
| 鳥取 | 鳥取城北高校 | 2年連続7回目 |
| 島根 | 開星高校 | 8年ぶり11回目 |
| 山口 | 高川学園 | 4年ぶり3回目 |
広陵高校は3年連続出場で中国地方を代表する名門として全国での上位進出が期待されます。
四国
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 香川 | 尽誠学園 | 9年ぶり12回目 |
| 徳島 | 鳴門高校 | 3年ぶり15回目 |
| 愛媛 | 済美高校 | 7年ぶり7回目 |
| 高知 | 高知中央高校 | 2年ぶり2回目 |
四国地方では久しぶりの出場となる学校が多く、特に尽誠学園の9年ぶり出場が注目されます。
九州・沖縄
| 都道府県 | 出場校 | 出場回数 |
|---|---|---|
| 福岡 | 西日本短大付属高校 | 2年連続8回目 |
| 佐賀 | 佐賀北高校 | 6年ぶり6回目 |
| 長崎 | 創成館高校 | 3年連続5回目 |
| 熊本 | 東海大熊本星翔高校 | 2年ぶり4回目 |
| 大分 | 明豊高校 | 5年連続11回目 |
| 宮崎 | 宮崎商業 | 2年連続7回目 |
| 鹿児島 | 神村学園 | 3年連続8回目 |
| 沖縄 | 沖縄尚学高校 | 2年ぶり11回目 |
明豊高校の5年連続出場が光り、西日本短大付属高校と沖縄尚学高校が春夏連続出場を果たしています。
夏の甲子園初出場の高校
今大会では5校が春夏通じて初めて甲子園の土を踏みます。
強豪ひしめく各地方大会を勝ち抜き、悲願の初出場を果たしました。
埼玉の叡明高校は激戦区埼玉県を制して春夏通じて初の甲子園出場を決めました。
富山の未来高校富山は創部8年目の通信制高校として、富山大会決勝で県内最多22回の優勝を誇る高岡商を13対7で破る大金星を挙げています。
静岡の聖隷クリストファー高校は静岡県内の激戦を制しての初出場となり、愛知の豊橋中央高校は全国屈指の激戦区である愛知県を勝ち抜いての快挙となりました。滋賀の綾羽高校は滋賀県内の激戦を制して関西地方からの初出場校として注目されます。
これら5校の初出場は、全国の高校野球ファンにとって新鮮な驚きと感動をもたらし、甲子園でどのような戦いを見せるかが注目されるでしょう。
夏の甲子園、注目校
春夏連覇や夏連覇を狙う強豪校から初出場の新鋭まで、多彩な顔ぶれが今大会の見どころとなります。
今大会で特に注目される3校について紹介します。
横浜
2025年春の選抜高等学校野球大会で19年ぶりの優勝を果たした横浜高校は、1998年以来27年ぶりの春夏連覇に挑みます。
神奈川大会決勝では強豪の東海大相模を11対3で下し、3年ぶり21回目の夏の甲子園出場を決めました。
松坂大輔氏や筒香嘉智氏など多くのプロ野球選手を輩出してきた名門校として、春の選抜での優勝により全国トップレベルの実力を証明しています。
神奈川県という全国屈指の激戦区での県大会制覇は、チームの総合力の高さを物語るでしょう。
健大高崎
群馬大会決勝で前橋育英を制し、群馬県勢初となる4季連続の甲子園出場を果たした高崎健康福祉大高崎高校は、春の選抜で自己最速タイの155キロを記録した石垣元気投手を擁します。
石垣元気投手は今春の選抜でセンバツと夏の全国高校野球での最速記録に並ぶ155キロをマークし、プロのスカウト陣からも高い評価を受けています。
右腕から繰り出される剛速球は今大会でも大きな武器となり、チーム全体のレベルアップも著しく、全国での上位進出が期待されます。
未来富山
創部8年目の通信制高校として春夏通じて初の甲子園出場を決めた未来高校富山は、富山大会決勝で県内最多22回の優勝を誇る高岡商を13対7で破る大金星を挙げました。
プロ注目の左腕・江藤蓮投手を中心とした戦いぶりが注目されています。
通信制高校としての特色を活かし、さまざまな生徒が野球に打ち込む環境を整えています。
創部わずか8年での甲子園出場は、新しい形の高校野球の可能性を示す画期的な出来事といえ、江藤蓮投手の甲子園での投球が大会の見どころのひとつとなるでしょう。
全国高校野球2025の視聴方法
夏の甲子園は、インターネット配信とテレビ放送の両方で広く視聴でき、全国の野球ファンがさまざまな方法で大会を楽しめる環境が整っています。
バーチャル高校野球
朝日新聞社と朝日放送テレビが共同で運営する「バーチャル高校野球」は、スポーツメディア「SPORTS BULL」内で展開され、夏の甲子園の全試合を無料でライブ配信します。なお、スポーツメディア「スポーツナビ」でも同じ映像を視聴できます。
2015年のライブ配信開始から10年を迎え、配信技術の向上により高品質な映像配信を実現しています。
全国大会の全48試合を無料でライブ配信し、試合終了後1〜2週間で見逃し動画も公開されるでしょう。
KDDIの協力により4種類のアングルの映像を自由に切り替えて視聴できるマルチアングル配信を全試合で実施します。
「中継映像」「球場全景」「一塁アルプス」「三塁アルプス」の映像により、スタンドからの応援を含めた高校野球の熱量を多角的に楽しめます。
スマートフォンアプリでは注目する学校の試合開始通知機能や見逃し動画の簡単視聴機能を搭載し、学生スポーツ応援コミュニティ「ANYTEAM」と連携したリアルタイム応援メッセージ機能も利用できます。
2024年の配信状況を鑑みると、全試合のハイライト動画や「デイリーハイライト」、「熱闘甲子園」も放送翌日から無料配信されるでしょう。
NHK総合・Eテレ
日本の公共放送であるNHKは、伝統的に甲子園大会を全国にテレビ放送している最も歴史のある放送局です。
NHK総合テレビとEテレで開会式から決勝戦まで全試合が生中継され、実況アナウンサーと解説者による詳細な試合解説が特徴となっています。
大会期間中はニュース番組や特設サイトで試合結果やハイライト、注目選手やチームに関する特集が詳細に報道され、各校の練習風景や選手インタビューなども紹介されます。
長年にわたる甲子園中継の経験とノウハウにより、安定した放送品質と充実した内容が期待できるでしょう。
第107回全国高等学校野球選手権大会は、これらの充実した配信・放送体制により、全国の野球ファンに感動を届ける舞台となります。
その他の放送局
ABC朝日放送
ABC朝日放送(近畿広域圏を放送対象としたテレビの放送局)では多彩なゲストを交えて開会式から決勝戦・閉会式まで中継。詳細なデータ分析や超高速高画質カメラを使用し、より奥深い高校野球の面白さをお届けします。
➡番組公式サイトはこちらでご確認下さい。
BS朝日4Kチャンネル
BS朝日4Kチャンネルでは「夏の甲子園」全試合を4K生中継!超高速高画質カメラを使用し、球児たちの熱戦を高精細かつ躍動感たっぷりにお届けします。
多彩な特別ゲストを交えて開会式から決勝戦・閉会式まで全試合を完全中継。
➡番組公式サイトはこちらでご確認下さい。
スカイA
CSスポーツチャンネル「スカイA」では第107回全国高校野球選手権大会を録画放送で視聴可能。
開会式から決勝戦・閉会式まで全試合を録画放送でお楽しみいただけます。
➡番組公式サイトはこちらでご確認下さい。
➡視聴方法などはこちらでご確認下さい。
2025年夏の選抜高校野球大会 試合結果 ※随時更新
1回戦 創成館vs小松大谷
| 試合日 | 8月5日 |
| 試合結果 | 〇創成館 3-1 小松大谷✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 小松大谷:江守、中田 – 宮下 創成館:森下 – 山下 |
戦評
創成館が開幕戦を勝利し、2回戦に進出しました。創成館は2回裏、1点を追う状況で森下の適時打により同点に追いつきました。その後の3回には、1死満塁の場面で下川が適時打を放ち、2点を追加して逆転に成功しました。投手の森下は、先発として9回を投げて1失点、13奪三振の素晴らしいピッチングを見せました。一方、敗れた小松大谷は打線の調子が振るわず、得点を挙げることができませんでした。
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1回戦 鳥取城北vs仙台育英
| 試合日 | 8月6日 |
| 試合結果 | ✕鳥取城北 0-5 仙台育英〇 |
| 本塁打 | 仙台育英:原 1号(5回表ソロ) |
| バッテリー | 仙台育英:吉川 – 川尻、倉方 鳥取城北:田中、鈴木、浜野 – 平山 |
戦評
序盤は両チームとも無得点で静かな展開も、4回に仙台育英が無死一三塁のチャンスをつくると和賀が適時打を放つなど4点を先制しました。その後も追加点を挙げてリードを保ったまま完封勝利となりました。一方の鳥取城北は打線が5安打に抑えられ、反撃のきっかけを掴むことができませんでした。
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1回戦 開星vs宮崎商
| 試合日 | 8月6日 |
| 試合結果 | 〇開星 6-5 宮崎商✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 宮崎商:永友、日高有 – 水谷 開星:松浦、篠田、持田 – 松本七 |
戦評
開星が延長10回タイブレークを制して初戦を突破しました。2回に1死満塁から投手の松浦らの適時打で3点を先制します。その後は一進一退の攻防で9回に同点に追いつかれてタイブレークに突入しました。10回に無死満塁から1番・前田が犠飛を放ってサヨナラ勝ちとなりました。一方の宮崎商は先制を許すも、追い上げましたがあと一歩及びませんでした。
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1回戦 沖縄尚学vs金足農
| 試合日 | 8月6日 |
| 試合結果 | 〇沖縄尚学 1-0 金足農✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 金足農:斎藤、佐藤凌、吉田 – 芹田 沖縄尚学:末吉 – 宜野座 |
戦評
沖縄尚学は接戦を制して、2回戦への進出を決めました。試合は0-0のまま進んでいましたが、7回裏に2死一三塁の場面で阿波根選手が適時打を放ち、試合の流れを変えました。一方、先発の末吉投手は、9回をわずか3安打無失点、14奪三振の素晴らしいピッチングでチームを支えました。対する金足農は、8回に同点に追いつくチャンスを作るも、あと一本が出ずに惜しくも敗れました。
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1回戦 鳴門vs天理
| 試合日 | 8月6日 |
| 試合結果 | 〇鳴門 5-4 天理✕ |
| 本塁打 | 鳴門:橋本 1号(4回裏2ラン) |
| バッテリー | 天理:松村、橋本、長尾 – 石井 鳴門: 橋本 - 仲須、湊 |
戦評
鳴門は1対3でリードされて迎えた4回裏に、橋本選手の2ランホームランで追いつきました。その後、5回には稲山選手の適時打で逆転に成功し、さらに6回には小川選手の適時打でリードを広げました。投手は先発の橋本選手が9回を投げて4失点で完投しました。一方、敗れた天理は最終回に一打同点のチャンスを作るも、あと一本が出ずに試合を終えました。
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1回戦 津田学園vs叡明
| 試合日 | 8月7日 |
| 試合結果 | 〇津田学園 5-4 叡明✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 叡明:増渕、田口 – 青木 津田学園: 桑山 - 犬飼 |
戦評
津田学園が延長12回の熱闘を制し、2回戦に進出しました。初回に相手の失策で先制し、その後も点数を積み重ねるも、4-4の同点に追いついかれて延長戦に突入。その後は延長11回に両チームとも1点ずつを取る譲れない攻防が続きましたが、延長12回にも相手守備の守備の乱れでサヨナラ勝ちとなりました。一方で甲子園初出場となった叡明は一時はリードするも、守備が安定せず一歩及びませんでした。
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1回戦 広陵vs旭川志峯
| 試合日 | 8月7日 |
| 試合結果 | 〇広陵 3-1 旭川志峯✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 旭川志峯:大渕、宝泉、河合 – 松本 広陵: 堀田 - 吉村 |
戦評
広陵が後半に貴重な追加点を取って勝利し、2回戦に駒を進めました。序盤は両チームとも無得点で迎えた4回、1点リードされた広陵は4回、2死走者なしの場面から高橋が三塁打を放ち、その間に相手の失策もあり同点とします。その後の6、7回は合計2本の犠飛で勝ち越し点、ダメ押し点を取りました。また、先発の堀田が9回1失点10奪三振と完封で締めました。一方の旭川志峯は、先制するもリードを守れず惜敗となりました。
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1回戦 花巻東vs智弁和歌山
| 試合日 | 8月8日 |
| 試合結果 | 〇花巻東 4-1 智弁和歌山✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 智弁和歌山:渡辺、宮口 – 山田凜 花巻東: 萬谷 - 高橋蓮 |
戦評
中盤で追加点を取った花巻東が勝利しました。初回に先制を許すもその裏にすぐフィルダースチョイスや犠飛で逆転しました。その後も相手の失策や、6回に高橋のタイムリーなどで得点を重ね、試合を優位に進めました。先発、萬谷が156球9回1失点の完投勝利。一方の智弁和歌山はセンバツ準優勝の実績も、逆転された後は試合の主導権を奪えず、打線も沈黙し初戦で甲子園を去ることになりました。
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1回戦 東洋大姫路vs済美
| 試合日 | 8月8日 |
| 試合結果 | 〇東洋大姫路 5-3 済美✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 済美:田河、梅原 – 森 東洋大姫路: 木下 - 桑原 |
戦評
序盤で逆転した東洋大姫路が試合を優位に進めて2回戦進出となりました。逆転されて迎えた2回、1死一三塁から渡辺の犠飛で同点に追いつくと、続けて相手投手の暴投などで逆転に成功しました。その後も効果的に追加点を取ってリードを広げて勝利となりました。一方の済美は逆転を許した後も6回に1点を返すも、後半は打線が沈黙し、7年ぶりの甲子園勝利とはなりませんでした。
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1回戦 横浜vs敦賀気比
| 試合日 | 8月8日 |
| 試合結果 | 〇横浜 5-0 敦賀気比✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 敦賀気比:岡部、鶴田、森田、山本 – 小林 横浜: 織田 - 駒橋 |
戦評
春夏連覇を目指す横浜が快勝し、初戦を突破しました。初回に2点を先制した後の2回には投手の織田が二死二塁から適時三塁打を放ち、さらに点差を広げます。織田は投打ともに躍動し、チームを勝利に導きました。一方の敦賀気比は、打線が沈黙し初戦で姿を消すことになりました。
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1回戦 高知中央vs綾羽
| 試合日 | 8月8日 |
| 試合結果 | ✕高知中央 4-6 綾羽〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 綾羽:安井、元木、藤田 – 山本、浜野 高知中央: 堅田、クレメンツ、横山宏、松浦 - 延川 |
戦評
甲子園初出場となった綾羽がタイブレークを制して初勝利を飾りました。1点リードされて迎えた9回、二死二塁の場面から代打・川中の場面で相手守備のミスがあり同点に追いつき、延長戦に突入しました。その後、タイブレークとなった10回、無死一二塁から磯谷の適時三塁打で勝ち越しに成功するなど一挙4点を取り、リードを守りきりました。一方の高知中央も、タイブレークで1点を返すもあと一歩及びませんました。
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1回戦 弘前学院聖愛vs西日本短大付
| 試合日 | 8月9日 |
| 試合結果 | ✕弘前学院聖愛 3-4 西日本短大付〇 |
| 本塁打 | 西日本短大付:山下 1号(4回表2ラン) |
| バッテリー | 西日本短大付:中野、原 – 山下 弘前学院聖愛:芹川 – 成田 |
戦評
西日本短大付属がタイブレークを制して、2回戦へ進出しました。4回表、山下選手の2ランホームランで先制点を奪うと、その後3-3の同点のまま迎えた延長10回には、斉藤選手の押し出し死球で勝ち越し点を挙げました。投手陣では、2番手の原投手が4回を無失点に抑える素晴らしいピッチングを見せました。一方、敗れた弘前学院聖愛は、終盤の好機を生かせず、得点に結びつけることができませんでした。
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1回戦 明秀日立vs聖隷クリストファー
| 試合日 | 8月9日 |
| 試合結果 | ✕明秀日立 1-5 聖隷クリストファー〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 聖隷クリストファー:高部 – 武智 明秀日立:中岡、矢口 – 野上 |
戦評
聖隷クリストファーは春夏通じて初めての大会に出場し、初戦を勝利で飾りました。試合の最初に、渡部哉選手の適時二塁打によって先制点を挙げ、その後一度同点に追いつかれたものの、6回表に江成選手の内野ゴロの間に再びリードを奪いました。投手陣では、先発の高部選手が9回を4安打1失点に抑える素晴らしいピッチングを見せました。一方、敗れた明秀日立の打線は振るわず、得点を挙げられませんでした。
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1回戦 佐賀北vs青藍泰斗
| 試合日 | 8月9日 |
| 試合結果 | 〇佐賀北 5-4 青藍泰斗✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 青藍泰斗:永井、鈴木、永井 – 上畠 佐賀北:稲富 – 片渕 |
戦評
佐賀北はタイブレークを制し、2回戦に進出しました。2回裏、佐賀北は1点を追う状況で、山下選手の押し出し死球によって同点に追いつきました。その後、4-4のまま迎えた延長10回には、山下選手が見事なスクイズを決めて、サヨナラ勝ちを飾りました。投手陣では、先発の稲富投手が10回を投げきり、4失点の完投を見せました。一方、敗れた青藍泰斗は、甲子園での初勝利まであと一歩のところで届きませんでした。
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1回戦 市船橋vs明豊
| 試合日 | 8月9日 |
| 試合結果 | ✕市船橋 2-6 明豊〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 日大山形:寺本、大浦、寺本 – 辻田 県岐阜商: 諸岡、島田、川崎 - 花嶋 |
戦評
明豊は両校とも無得点のまま迎えた3回表、藤の適時打により2点を先制。続く5回には、井上と藤が連続で適時打を放ち、さらに2点を追加。さらに6回には川口の適時打も飛び出し、試合の流れを有利に進めました。一方、投手陣ではエースの寺本が1失点に抑える素晴らしい投球を見せました。敗れた市船橋は終盤に追い上げを見せるものの、逆転には届きませんでした。
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2回戦 津田学園vs広陵
| 試合日 | 8月10日 |
| 試合結果 | 〇津田学園【不戦勝】広陵✕ |
| 備考 | ※広陵高校、一連の暴力事案に伴い、2回戦以降の出場を辞退! |
1回戦 県岐阜商vs日大山形
| 試合日 | 8月11日 |
| 試合結果 | 〇県岐阜商 6-3 日大山形✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 明豊:小林、本田、児玉 – 阿部 市船橋: |
戦評
県岐阜商が16年ぶりに夏の甲子園で勝利しました。初回に先制を許しますが、1点リードされて迎えた5回、1死二塁から横山の適時打で同点に追いつきます。続けて2死三塁で渡辺も適時打を放って逆転に成功しました。その後もチームは7回に4得点とダメ押し点を取り、勝利をもぎ取りました。一方の日大山形は最終回に2点を返すも、時すでに遅く敗戦となりました。
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1回戦 北海vs東海大熊本星翔
| 試合日 | 8月11日 |
| 試合結果 | ✕北海 7-10 東海大熊本星翔〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 東海大熊本星翔:水野、緒方、三池 – 比嘉 北海: |
戦評
東海大熊本星翔が甲子園初勝利を飾りました。初回、1死一三塁から大賀の適時打で先制すると、5回の攻撃終了時までの3点をリードします。その後は同点に追いつかれ、試合は乱打戦となりましたが、投手陣がリードを守り切り念願の初勝利となりました。一方の北海は、試合中盤から打線が目覚めて合計7得点するもあと一歩及ばず、甲子園を去ることになりました。
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2回戦 未来富山vs高川学園
| 試合日 | 8月11日 |
| 試合結果 | ✕未来富山 5-8 高川学園〇 |
| 本塁打 | 高川学園:遠矢 1号(2回表ソロ) 未来富山:中込 1号(1回裏2ラン) |
| バッテリー | 高川学園:木下、松本 – 遠矢 未来富山:江藤、松井光 – 中込 |
戦評
高川学園は2点差のまま迎えた2回表に、遠矢のソロホームランと若藤の二塁打によって3点を奪い、逆転に成功しました。その後、相手に同点に追いつかれるも、4回に遠矢が3点適時二塁打を放ち、再びリードを奪います。さらに6回には、衛藤の適時打などで2点を追加し、リードを広げました。投手陣では、2番手の松本が4回を1失点に抑える好投を見せました。一方、敗れた未来富山は、甲子園初出場ながら初勝利を挙げることはできませんでした。
➡ハイライト動画はこちら。
2回戦 日大三vs豊橋中央
| 試合日 | 8月11日 |
| 試合結果 | 〇日大三 3-2 豊橋中央✕ |
| 本塁打 | 日大三:田中諒 1号(8回裏ソロ) |
| バッテリー | 豊橋中央:高橋 – 松井 日大三:近藤 – 竹中 |
戦評
日大三が接戦を勝ち取りました。試合は0-0のまま迎えた3回裏、本間選手と田中諒選手の連続適時打により2点を先取しました。その後、相手チームに追いつかれ同点となるも、8回に田中諒選手のソロホームランで再びリードを奪いました。投手陣では、先発の近藤投手が9回を2失点で力投しました。一方、敗れた豊橋中央は7回にチャンスを作るも、最後の一打が出ずに惜しくも敗れました。
➡ハイライト動画はこちら。
2回戦 山梨学院vs聖光学院
| 試合日 | 8月12日 |
| 試合結果 | 〇山梨学院 6-2 聖光学院✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 聖光学院:大嶋 – 仁平 山梨学院:菰田、檜垣 – 横山 |
戦評
山梨学院が初戦を制した。同点で迎えた7回裏、萬場の適時打で勝ち越しに成功。続く8回には鳴海と宮川の連続適時打などで一挙4点を追加した。先発の菰田は7回途中1失点の粘投。敗れた聖光学院は終盤に追い上げを見せるも及ばなかった。
➡ハイライト動画はこちら。
2回戦 岡山学芸館vs松商学園
| 試合日 | 8月12日 |
| 試合結果 | 〇岡山学芸館 3-0 松商学園✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 松商学園:加藤、森田 – 木内 岡山学芸館:青中 – 佐藤滉 |
戦評
岡山学芸館は初回、2死二塁の好機から4番・繁光の適時打で幸先よく先制点を奪った。リードを2点のまま迎えた8回には山田のスクイズで追加点を挙げ、得点をさらに伸ばした。投げては先発の青中が要所を締め、9回を無失点で抑えた。敗れた松商学園は序盤の好機を活かせなかった。
➡ハイライト動画はこちら。
2回戦 尽誠学園vs東大阪大柏原
| 試合日 | 8月12日 |
| 試合結果 | 〇尽誠学園 3-0 東大阪大柏原✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 東大阪大柏原:川崎、古川、内畑谷 – 竹本、武田 尽誠学園: 広瀬 - 鎌田 |
戦評
23年ぶりの甲子園勝利を手にした尽誠学園が3回戦進出。5回裏、2死1・2塁の場面で木下の適時打が先制点を挙げ、続く好機を広げるべく広瀬が2点適時打を放ちリードを広げた。先発の広瀬は9回を無失点の快投。敗れた東大阪大柏原は打線のつながりを欠いた。
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2回戦 京都国際vs健大高崎
| 試合日 | 8月13日 |
| 試合結果 | 〇京都国際 6-3 健大高崎✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 健大高崎:下重、山田、佐藤、石垣元 – 小堀 京都国際: 西村 - 猪股 |
戦評
京都国際は3回戦に進出し、試合は激しい展開となりました。1回裏に猪股の適時打などで2点を先制しましたが、その後逆転を許しました。しかし、3回に山口と猪股の連続適時打で再びリードを奪い、5回には倉橋の適時打で追加点を挙げました。先発の西村は9回を投げて4安打3失点で完投しました。一方、敗れた健大高崎は中盤以降に得点できず、苦戦しました。
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2回戦 関東第一vs中越
| 試合日 | 8月13日 |
| 試合結果 | 〇関東第一 6-1 中越✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 中越:雨木、石山、遠藤 – 仲丸 関東第一:坂本 – 中浜 |
戦評
関東第一は4回裏に相手の暴投により1点を返し、試合の流れを取り戻しました。続く5回には大沢の適時二塁打などで2点を追加し、逆転に成功しました。先発の坂本は9回を1失点で完投し、チームの勝利に貢献しました。一方、中越は2回以降得点できず、31年ぶりの甲子園勝利は叶いませんでした。
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2回戦 神村学園vs創成館
| 試合日 | 8月13日 |
| 試合結果 | ✕神村学園 0-1 創成館〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 創成館:奥田、森下 – 山下 神村学園:早瀬、千原 – 山本 |
戦評
創成館は7回表に相手の暴投により1点を先制しました。先発の奥田は相手打線をノーヒットに抑え、7回から登板した森下も3イニング無失点で抑えました。一方、神村学園は投手陣がピンチをしのぐものの、打線の援護がなく敗れました。
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2回戦 仙台育英vs開星
| 試合日 | 8月14日 |
| 試合結果 | 〇仙台育英 6-2 開星✕ |
| 本塁打 | 仙台育英:高田 1号(8回裏ソロ) |
| バッテリー | 開星:持田、松浦 - 松本七仙台育英: 梶井、吉川 - 川尻 |
戦評
着実に得点を重ねた仙台育英が3回戦へ進出しました。先制を許した後の初回の攻撃、1死二三塁から川尻がライトへの犠飛と相手の失策の間に2点を取って逆転に成功します。その後、3点を追加した8回には高田が左中間スタンドへ本塁打を放って試合を決定づけました。一方の開星は、先制するもリードを守れず、失策も重なってしまいチームのリズムを取り戻すことができませんでした。
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2回戦 鳴門vs沖縄尚学
| 試合日 | 8月14日 |
| 試合結果 | ✕鳴門 0-3 沖縄尚学〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 沖縄尚学:新垣有、末吉 - 宜野座鳴門: 辻、橋本 - 湊 |
戦評
沖縄尚学が接戦を制しました。2回、1死一塁から宜野座の適時二塁打で先制すると、その後は両チーム投手戦と緊迫した試合展開となります。1-0で迎えた最終回には1死満塁の場面で同じく宜野座が適時打を放って試合を決めました。一方の鳴門は打線が7安打を記録するも、投手陣を援護できず敗退しました。
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2回戦 綾羽vs横浜
| 試合日 | 8月14日 |
| 試合結果 | ✕綾羽 1-5 横浜〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 横浜:池田、織田、奥村頼 - 駒橋綾羽: 米田、市場、藤田、安井、川北、元木 - 山本 |
戦評
横浜が逆転勝利で3回戦に進出しました。1点リードされた場面で迎えた5回、2死二塁から織田がセンターへの適時打を打ち同点においつきます。続く6回には無死一二塁から小野の犠打と相手の失策の間に得点して逆転に成功しました。その後も追加点を挙げてリードを守りました。一方の綾羽は先制するも、得点はその初回のみで失策も絡み力を出し切ることができませんでした。
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2回戦 東洋大姫路vs花巻東
| 試合日 | 8月15日 |
| 試合結果 | 〇東洋大姫路 8-4 花巻東✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 花巻東:萬谷、金野、赤間 - 高橋蓮東洋大姫路: 木下、阪下 - 桑原 |
戦評
序盤から得点を重ねた東洋大姫路が3回戦に進出しました。初回に先制後、2点をリードした5回に1死二三塁から桑原の犠飛などでさらに2点、続く6回にも3点を追加するなど有利に試合を進めました。一方の花巻東は終盤に4点を返しますが、あと一歩及びませんでした。
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2回戦 西日本短大付vs聖隷クリストファー
| 試合日 | 8月15日 |
| 試合結果 | 〇西日本短大付 2-1 聖隷クリストファー✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 聖隷クリストファー:高部 - 武智西日本短大付: 原、中野 - 山下 |
戦評
接戦を制した西日本短大付が次戦も甲子園で戦うことになりました。両チーム無得点で迎えた3回、内野ゴロの間に先制すると、その後は投手戦が展開されます。そして同点に追いつかれた後の8回、無死一塁から佐藤が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功しそのまま逃げ切りました。一方の聖隷クリストファーは終盤に同点に追いつくも、その勢いは続きませんでした。
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2回戦 佐賀北vs明豊
| 試合日 | 8月15日 |
| 試合結果 | ✕佐賀北 1-6 明豊〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 明豊:大浦、大堀、寺本 - 辻田佐賀北: 稲富 - 片渕 |
戦評
中盤で得点した明豊が後半も勢いを止めず、勝利を手にしました。両チーム無得点で迎えた5回、1死満塁から辻田の走者一掃の適時二塁打で3得点すると、後半にもさらに追加点を取り、逃げ切りました。一方の佐賀北は2けた11安打を記録するも、わずか1得点と打線につながりを欠いた。
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2回戦 東海大熊本星翔vs県岐阜商
| 試合日 | 8月15日 |
| 試合結果 | ✕東海大熊本星翔 3-4 県岐阜商〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 県岐阜商:柴田 - 小鎗東海大熊本星翔: 水野、三池、緒方 - 比嘉 |
戦評
次の1点を争う勝負を制した県岐阜商が勝利しました。1点リードされて迎えた5回、二死一三塁から内山がライトへの適時二塁打と相手失策の間に逆転に成功します。その後も追加点を取るも、7回に同点に追いつかれ緊迫した状況になりますが、8回に勝ち越し点を取ってリードを守りました。一方の東海大熊本星翔は後半に粘りを見せましたが、勝ち越すことはできませんでした。
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3回戦 日大三vs高川学園
| 試合日 | 8月16日 |
| 試合結果 | 〇日大三 9-4 高川学園✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 高川学園:木下、松本 – 遠矢 日大三: 近藤 - 竹中 |
戦評
日大三は、1点を追う1回裏に、3本の適時打を含む打者一巡の攻撃で一気に5点を奪い、逆転に成功しました。続く2回には、竹中の適時打によりさらに2点を追加し、試合の流れを掴みました。投手陣では、先発の近藤が9回を投げて4失点ながら完投を果たしました。一方、敗れた高川学園は、10安打を記録したものの、準々決勝進出には至りませんでした。
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3回戦 岡山学芸館vs山梨学院
| 試合日 | 8月16日 |
| 試合結果 | ✕岡山学芸館 0-14 山梨学院〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 山梨学院:菰田、檜垣、山口 – 横山 岡山学芸館:吉井、田路、青中、板谷、佐藤光 – 佐藤滉、前田 |
戦評
山梨学院は、選手権で初めてベスト8に進出しました。試合の序盤、横山選手の適時打により先制点を奪い、その後、5回表には打者一巡の攻撃で一挙に6点を追加し、最終的には17安打を記録して14得点を挙げました。投手陣では、先発の菰田選手が6回途中まで無失点の素晴らしい投球を見せました。一方、敗れた岡山学芸館は、攻撃と守備の両面で精彩を欠きました。
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3回戦 尽誠学園vs京都国際
| 試合日 | 8月16日 |
| 試合結果 | ✕尽誠学園 2-3 京都国際〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 京都国際:酒谷、西村 – 猪股 尽誠学園:広瀬 – 鎌田 |
戦評
京都国際が接戦を制し、準々決勝に進出しました。試合は初回、相手の失策に乗じて京都国際が1点を先取。その後、一時逆転を許しましたが、8回表に小川選手が適時打を放ち、再びリードを奪いました。投手陣では、2番手の西村選手が4回無失点の好投を見せました。一方、敗れた尽誠学園は、何度も訪れた好機を生かしきれず、惜しくも敗れました。
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3回戦 創成館vs関東第一
| 試合日 | 8月16日 |
| 試合結果 | ✕創成館 1-4 関東第一〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 関東第一:石田、坂本 – 中浜 創成館:森下、今村 – 山下 |
戦評
関東第一は3回表、坂本選手の適時打により2点を先制しました。その後、試合は2対1の状況で進行し、9回には阿部選手のセーフティスクイズなどのプレーでさらに2点を追加し、リードを拡大しました。投手陣では、先発の石田選手が5回を1失点の好投を見せ、その後は2番手の坂本選手が無失点で抑え、リードを守り切りました。一方、敗れた創成館は打線が振るわず、1得点と沈黙した。
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3回戦 仙台育英vs沖縄尚学
| 試合日 | 8月17日 |
| 試合結果 | ✕仙台育英 3-5 沖縄尚学〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 沖縄尚学:末吉 – 宜野座 仙台育英:吉川 – 川尻 |
戦評
沖縄尚学はタイブレークを制し、準々決勝に進出しました。試合は1点差で迎えた7回表、真喜志選手の適時打により同点に追いつきました。その後、延長11回には宜野座選手の適時打などで2点を追加し、勝ち越しに成功しました。投手陣では、先発の末吉選手が11回を投げて3失点の完投勝利を収めました。一方、敗れた仙台育英は、6回以降の好機を生かせず、得点に結びつきませんでした。
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3回戦 津田学園vs横浜
| 試合日 | 8月17日 |
| 試合結果 | ✕津田学園 0-5 横浜〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 横浜:織田 – 駒橋 津田学園:桑山、丹羽 – 犬飼 |
戦評
横浜は3回表、為永のヒットと相手のエラーにより2点を先制しました。その後、6回には小野の適時打でさらに1点を追加。8回には阿部葉と奥村頼の連続適時打により、2点を加えリードを拡大しました。投手陣では、先発の織田が9回を投げて5安打無失点の素晴らしいピッチングを見せました。一方、津田学園はこの試合に勝てず、初のベスト8入りは叶いませんでした。
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3回戦 西日本短大付vs東洋大姫路
| 試合日 | 8月17日 |
| 試合結果 | ✕西日本短大付 2-3 東洋大姫路〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 東洋大姫路:森、木下 - 桑原西日本短大付:原、中野 – 山下 |
戦評
東洋大学姫路高等学校は、ベスト8進出を果たしました。4回表、東洋大姫路は2点差を追っていましたが、見村選手の適時打により1点を返しました。その後の5回には、高畑選手と白鳥選手の連続適時打で2点を奪い、逆転に成功しました。投手陣では、3回途中から登板した2番手の木下投手が素晴らしいリリーフを見せました。一方、敗れた西日本短期大学付属高等学校は、中盤以降の好機を生かせず、打線が振るわなかったことが敗因となりました。
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3回戦 県岐阜商vs明豊
| 試合日 | 8月17日 |
| 試合結果 | 〇県岐阜商 3-1 明豊✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 明豊:寺本 – 辻田 県岐阜商:豊吉、渡辺大、柴田 – 小鎗 |
戦評
岐阜商業高校は、16年ぶりに選手権のベスト8入りを果たしました。1回裏、1死満塁の場面で宮川選手の適時二塁打により2点を先制。その後も好機を逃さず、横山選手の適時打が飛び出し、この回に3点を追加しました。投手陣は豊吉選手、渡辺大選手、柴田選手の継投で、9回を1失点に抑えました。一方、敗れた明豊高校は、先発の寺本選手が粘り強い投球を見せましたが、打線のつながりに欠けて得点を挙げられませんでした。
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準々決勝 山梨学院vs京都国際
| 試合日 | 8月19日 |
| 試合結果 | 〇山梨学院 11-4 京都国際✕ |
| 本塁打 | 山梨学院:横山 1号(2回裏ソロ) |
| バッテリー | 京都国際:西村、長谷川颯、鳥羽 – 猪股 山梨学院:菰田、檜垣 – 横山 |
戦評
序盤に5得点し勢いに乗った山梨学院が準決勝進出1番乗りです。1点リードされて迎えた2回、4番・横山選手の一発で同点とすると相手失策や犠飛などで一挙5点を取りました。続く5回には1死満塁から7番・菰田選手の適時二塁打が飛び出すなどさらに3点を追加、こうして後半も着実に得点を重ねて2けた13安打11得点で快勝しました。一方の京都国際は後半に3点を返すなど奮闘しましたが、追いつくことができませんでした。
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準々決勝 関東第一vs日大三
| 試合日 | 8月19日 |
| 試合結果 | ✕関東第一 3-5 日大三〇 |
| 本塁打 | 日大三:田中諒 2号(5回表ソロ) |
| バッテリー | 日大三:山口、近藤 - 竹中関東第一:坂本、松沢、石田、石井 – 中浜、林 |
戦評
日大三は4回表に代打・豊泉の適時打などで3点を先制。その後、1点差に迫られるも、5回に田中諒のソロなどで2点を追加し、リードを広げました。投手陣は山口と近藤の継投で9回3失点。対する関東第一は6回以降の好機を生かせず、2年連続の4強入りを逃しました。
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準々決勝 県岐阜商vs横浜
| 試合日 | 8月19日 |
| 試合結果 | 〇県岐阜商 8-7 横浜✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 横浜:織田、山脇、奥村頼 – 駒橋 県岐阜商:渡辺大、柴田、和田 – 小鎗 |
戦評
県岐阜商業高校がサヨナラ勝ちで準決勝に進出しました。試合は延長10回裏に、小鎗選手の適時二塁打で同点に追いつき、その後11回に坂口選手の適時打で勝利を決めました。一方、横浜高校は最大4点差を追いつきタイブレークに持ち込むも、惜しくも敗れました。
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準々決勝 東洋大姫路vs沖縄尚学
| 試合日 | 8月19日 |
| 試合結果 | ✕東洋大姫路 1-2 沖縄尚学〇 |
| 本塁打 | 東洋大姫路:桑原 1号(3回裏ソロ) |
| バッテリー | 沖縄尚学:新垣有、末吉 – 宜野座 東洋大姫路: 阪下、木下 - 桑原 |
戦評
沖縄尚学は選手権で初のベスト4進出を果たしました。試合では、2回表に伊波の適時打と新垣瑞の犠飛で2点を先制し、先発の新垣有は6回2安打1失点の好投を見せました。その後、末吉が3イニングを無失点に抑え、リードを守り切りました。一方、敗れた東洋大姫路は好機を生かせず、打線が振るいませんでした。
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準決勝 県岐阜商vs日大三
| 試合日 | 8月21日 |
| 試合結果 | ✕県岐阜商 2-4 日大三〇 |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 日大三:根本、近藤 – 竹中 県岐阜商: 柴田 - 小鎗 |
戦評
日大三がタイブレークを制して決勝進出を決めました。1点ビハインドで迎えた8回、一死一二塁から近藤選手のセンターへの適時打で同点に追いつきます。その後、同点のまま試合はタイブレーク突入。続けて10回、1死一三塁から桜井選手の2点適時打で勝ち越しに成功し、そのまま試合を決めました。一方の県岐阜商は先発の柴田投手が完投する意地を見せるもあと一歩のところで敗れました。
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準決勝 沖縄尚学vs山梨学院
| 試合日 | 8月21日 |
| 試合結果 | 〇沖縄尚学 5-4 山梨学院✕ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 山梨学院:菰田、檜垣 – 横山 沖縄尚学: 末吉、新垣有 - 宜野座 |
戦評
沖縄尚学が接戦を制して決勝進出です。3点リードされて迎えた6回、相手守備が乱れるなどで同点に追いつきます。続く7回には2死三塁から比嘉選手がライトへの適時打を放って勝ち越しに成功しました。投手陣も末吉、新垣有両投手のリレーで相手打線を抑えて勝利しました。一方の山梨学院は中盤までは試合を有利に進めるもリードを守りきれませんでした。
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決勝戦 日大三vs沖縄尚学
| 試合日 | 8月23日 |
| 試合結果 | ✕日大三 1-3 沖縄尚学○ |
| 本塁打 | ー |
| バッテリー | 沖縄尚学:新垣有、末吉 – 宜野座 日大三:谷津、山口、近藤 – 竹中 |
戦評
沖縄尚学は初の選手権優勝を果たしました。試合は1点を追う展開で、2回に阿波根の適時二塁打で同点に追いつきました。6回には宜野座の適時打で勝ち越し、その後8回には再び宜野座の適時二塁打で追加点を挙げました。先発の新垣有は8回途中まで1失点の好投を見せ、最後は末吉が締めました。一方、敗れた日大三は沖縄尚学投手陣の前に打線が沈黙しました。
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沖縄尚学が夏の甲子園初優勝! 沖縄県勢 15年ぶり2回目の頂点!
第107回全国高校野球選手権大会の決勝で、沖縄尚学が日大三を3-1で破り、初の全国制覇を達成しました。
沖縄尚学は2年ぶり11回目の出場で、4番の宜野座恵夢選手が六回に勝ち越しの適時打、八回にも適時二塁打を放ち、2年生の新垣有絃と末吉良丞の継投で日大三を1点に抑えました。
沖縄勢の優勝は2010年の興南以来で、沖縄の高校としては2校目の全国制覇となります。一方、日大三は3度目の優勝を狙ったものの叶いませんでした。
沖縄尚学 監督、選手たちの主なコメント
比嘉公也監督
比嘉公也監督は、沖縄からの大声援が選手たちの力を引き出す大きな要因となったと感謝し、最も重要なのは選手たちの頑張りだと話した。
眞喜志拓斗主将
沖縄尚学のキャプテン、眞喜志拓斗選手は、夏の全国制覇を夢見て戦ってきたことが叶い、非常に喜びを感じていると話しました。また、チームメンバーや支援者に感謝の気持ちを伝えました。
さらに、その日が誕生日の母親・奈津美さんに対して、「育ててくれてありがとう」と感謝を伝え、奈津美さんも笑顔を見せていました。
宜野座恵夢選手
宜野座恵夢選手は、沖縄尚学の4番打者として3安打2打点の活躍を見せ、夏の優勝に喜びをみせました。苦しい時期もあったが、自信をつけた2年生ピッチャーをリードし、信頼感を持ってプレーできたと語っています。
また、沖縄県民の応援に感謝の意を示し、帰郷したいと話しました。
夏の全国高校野球 広陵が大会中に出場辞退 暴力問題理由に
甲子園球場で開かれている夏の全国高校野球で、広島の広陵高校がことし1月、複数の野球部員が下級生に暴力をふるったことなどをめぐる問題を理由に2回戦を前に出場を辞退することになりました。
高野連=日本高校野球連盟によりますと部員の暴力などの不祥事によって大会中に辞退したのは、今回が初めてだということです。
広陵高校の堀正和校長は、兵庫県西宮市の大会本部を訪れた後の会見で、部員の暴力問題を理由に、2回戦前に大会への出場を辞退することを発表しました。
高校は今年1月に野球部員の暴力行為を受け、3月に厳重注意を受けていました。さらに、元部員からの暴力や暴言のSNS投稿もあり、学校は第三者委員会を設置して調査中です。
堀校長は、事態を重く受け止めて出場辞退を決定し、大会運営や高校野球の信頼回復を優先したと述べました。広陵高校は、夏の全国高校野球大会に3年連続26回目の出場を予定していましたが、辞退により津田学園が不戦勝となります。今回のケースは夏の全国大会で部員の不祥事による辞退は初めてです。
高野連の説明
高野連の井本事務局長は、広島の広陵高校の出場辞退に関して、学校からの報告をもとに審議した結果、野球部の複数の下級生に対する暴力行為があったとして、今年3月に野球部に対して厳重注意を行ったと述べました。
対応については、公平に審議したと強調し、これまで報告された内容以外に新たな事実は確認されていないとし、もし新たな事実が判明すれば審議をやり直す必要があると説明しました。
➡詳しくはこちらでご確認下さい。
➡日本高野連の会見の動画はこちら。
広陵高校の中井哲之監督退任
8月21日、広陵高校は中井哲之監督退任を発表しました。同時に中井監督の息子の中井淳一部長も現場を去ることとなりました。甲子園2回戦で出場辞退となり、同校は指導体制を抜本的に見直す方針で中井監督の活動を停止していました。
広島高野連によると今後の広陵高校について1、2年生部員と野球部以外の教職員に聞き取り調査を行い、いじめや暴力行為がなかったことが確認できたことから、8月23日から開幕する秋季地区予選大会に出場とのことです。新監督には同校でコーチを務める松本健吾氏が務めることになりました。
引き続き、同問題についても警察、第三者委員会への全面的協力と被害者への丁寧な対応を継続的に取り組むことや硬式野球部の再生や広島高野連としても調査や対応を継続していくことを表明しました。
なお、後任は松本健吾氏、部長も中井監督の長男惇一氏から、滝口貴夫氏に交代する。
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YouTubeのコメント欄に「甲子園爆弾仕掛ケタ」 威力業務妨害容疑で43歳男を逮捕
兵庫県西宮市の甲子園球場で、動画投稿サイトに「爆弾を仕掛けた」などと書き込み、全国高校野球大会の関係者の業務を妨害したとして、大阪・柏原市の43歳の作業員、山崎晃平容疑者が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。
警察は、8月9日から10日にかけて投稿されたコメントにより、警察や関係者が球場を確認したものの、不審物は見つかりませんでした。容疑者は書き込みを認めており、大会本部はこの行為が非常に悪質であるとコメントしています。
➡ニュース動画はこちら。
選手・審判への誹謗中傷は控えて! 夏の甲子園大会を前に主催者が表明
第107回全国高校野球選手権大会の開催を前に、朝日新聞社と日本高校野球連盟は、選手や審判、スタッフなど大会関係者に対して、誹謗中傷や差別的な言動を慎むよう呼びかけました。
SNS上でのこうした言動が増えていることを問題視し、大会の意義を守るために、法的措置も含めて、毅然とした対応も行うとしています。
出場辞退の広陵に対するSNS中傷、「冷静な対応を」…文科相呼びかけ
広島県の広陵高校は全国選手権の出場を辞退しましたが、その後、SNS上で誹謗中傷や中傷が拡散しています。
阿部文部科学相は記者会見で、「冷静な対応をお願いしたい」と呼びかけ、誹謗中傷に関わる投稿について「無関係な生徒や関係者が被害を受けることはあってはならない」と述べました。
出場辞退の理由については「個別のコメントは差し控える」としています。なお、同校は今年1月に部内で暴力行為があり、3月に日本高校野球連盟から厳重注意を受けていました。大会中に不適切な事案の情報が拡散し、10日に辞退を発表しました。
甲子園出場の京都国際にSNSで差別的投稿、京都府と市が削除を要請
京都国際高校(京都市東山区)が第107回全国高校野球選手権大会に出場していることに対し、SNS上で差別的な投稿が相次いでいます。
京都府と京都市は、悪質な差別投稿3件について京都地方法務局に削除を要請しました。
京都国際は韓国系の民族学校であり、校歌も韓国語です。昨夏の大会期間中も差別投稿があり、府と市は計7件の削除要請を行っています。
今年もネット上での差別投稿を監視しており、13日に投稿された「朝鮮に帰れ」などの3件をヘイトスピーチと判断し、削除要請を実施しました。府はX社にも削除を要請しています。
府人権啓発推進室は、ヘイトスピーチは許されないとし、今後も監視を続けると述べています。
京都国際への中傷、新たに3件削除要請
京都府は、韓国系民族学校出身で全国高校野球選手権に出場した京都国際高(京都市)に対する誹謗中傷や差別的投稿について、SNS上の新たな3件の削除要請を京都地方法務局に行いました。
これらの要請は、京都市と連名で15日に行われ、ヘイトスピーチ解消法に基づいています。
京都国際高は昨夏の大会で優勝し、今年は準々決勝で敗退。韓国語の校歌も注目されていました。差別的投稿は初戦突破後の8月13日に確認されました。
西脇隆俊知事は、「人の尊厳を傷つけるものであり、決して許されない」とコメントしました。
選手らへの誹謗中傷や差別的言動、「法的措置を含め毅然とした対応」…広島県高野連が声明
広島県高校野球連盟は、秋の県大会地区予選(23日開幕)に向けて、選手や関係者に対し、SNSなどでの誹謗中傷や差別的な言動があった場合には、法的措置を含めて厳正に対応することをホームページで発表しました。
近年、スポーツ大会で関係者への中傷がSNS上で拡散される事例が増えており、人権侵害や心身への深刻な影響をもたらすため、看過できないとしています。
また、全国高校野球選手権大会では、広陵高校が部内の暴力行為を理由に出場辞退し、その際もSNS上で誹謗中傷が広がったことが報告されています。
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