NBAバスケットボール

NBAの現役スター選手を紹介!長年人気の選手・将来有望な若手選手も解説

NBAには数多くのスター選手がいます。チームを優勝に導いた選手。連覇を成し遂げ王朝を築いたレジェンド。新人離れしたスタッツを残すルーキー…

この記事では、NBAの現役スター選手を紹介します。特に人気があったり、実績が飛び抜けていたりする選手を中心にピックアップしました。

NBAを見始めてどんな選手がいるか分からないという方は、まずこの記事で紹介されている選手をチェックしてください。

長年素晴らしいパフォーマンスを続ける人気ベテランスター選手

ここでは長年NBAで活躍し、素晴らしいパフォーマンスと実績を残してきた選手を紹介していきます。

レブロン・ジェームズ(76ers)

「NBAで史上最も偉大な選手は?」という問いに、レブロン・ジェームズの名前をあげる人は少なくありません。

3つのチームで合計4度のNBAチャンピオンとファイナルMVP。通算得点ランキング1位。22回のオールスター選出。13回のオールNBAファーストチーム選出。

レブロンはこれまでに数々の偉業を成し遂げてきました。

2025–26シーズン、41歳でNBA最年長選手になっても、シーズン平均20.9得点、6.1リバウンド、7.2アシストというその年齢からは信じられないスタッツを残しています。

2026年のオフでFAとなったレブロンは、フィラデルフィア・76ersと契約しました。2年800万ドルという破格の契約は、金額よりも優勝を狙っていることが伺えます。

ステフィン・カリー(ウォリアーズ)

NBA史上最高の3Pシューターといえば、誰もが「ステフィン・カリー」と答えるでしょう。

1シーズン3P成功数402本。NBA唯一の通算3P成功数4,000本超え(2025-26終了時点で4,248)。

誰よりも難しい位置・タイミングで3Pを放っているのにもかかわらず、成功数はほとんどの年で40%を超えています。

シュート力だけでなくハンドリング能力も高いため、ディフェンスを翻弄してシュートを打てる点も強みです。

カリーが所属しているウォリアーズの全盛期だった2014-15シーズンから2018–19シーズン、5年連続でファイナル進出してそのうち3回で優勝しています。

その後主力のクレイ・トンプソンの怪我が長期化したことで優勝から遠ざかっていましたが、クレイが復帰した2021-22シーズンは王者を奪還しています。

カリーの活躍とウォリアーズの圧倒的な勝率から3Pの重要性が高まり、近年リーグ全体で試投数が大幅に上昇していきました。バスケットボールの戦略に変革をもたらすほどの影響を及ぼしたのです。

ケビン・デュラント(ロケッツ)

ケビン・デュラントはNBA史上屈指のスコアラーです。2010から2012年、2014年の4回得点王に輝いています。

2025-26シーズン終了時点での通算得点は32,597点で、マイケル・ジョーダンを抜いて歴代5位の数字となっています。2026-27シーズンには4位のコービー・ブライアント33,643得点を超える可能性が高いです。

シュート力が非常に高く、ミドルレンジから3ポイントまで高確率でシュートを沈めます。

シーズン成功率で50%以上のフィールドゴール・40%以上のスリーポイントフィールドゴール・90%以上のフリースローを全て記録した「50-40-90」を2回達成しています。

「50-40-90」を達成した選手はNBAの歴史で9人のみで、複数回達成したのはスティーブ・ナッシュ、ラリー・バード、ケビン・デュラントのみです。

ゴールデンステート・ウォリアーズ時代には2度の優勝(2017年と2018年)を経験しており、そのどちらもファイナルMVPを獲得しています。

ちなみにウォリアーズの前はオクラホマシティ・サンダーに所属しており、2015-16シーズンのプレーオフではカンファレンス・ファイナルでサンダーはウォリアーズに惜敗し、その翌年にウォリアーズに移籍したので大バッシングを受けました。

カワイ・レナード(ラプターズ)

攻守両面で完成度が高く、「NBAで最も総合力の高いフォワード」と評されてきたのがカワイ・レナードです。大きな手を活かしたボール奪取と1対1のディフェンスに定評があり、最優秀守備選手賞を2回受賞しています。

特筆すべきは異なる2チームでファイナルMVPを獲得している点です。2014年にサンアントニオ・スパーズで、2019年にはトロント・ラプターズで優勝とファイナルMVPを同時に手にしました。2019年の優勝は、カナダのチームとして史上初の快挙でした。

2025-26シーズンはロサンゼルス・クリッパーズで65試合に出場し、平均27.9得点6.4リバウンドを記録。近年は怪我に悩まされてきましたが、この数字はキャリアでも高い水準です。

2026年オフ、クリッパーズからトロント・ラプターズへのトレードが合意に至りました。

ジェームズ・ハーデン(キャバリアーズ)

「ステップバック3ポイント」の代名詞的存在が、ジェームズ・ハーデンです。左手のドリブルからのステップバックと、ファウルを誘う技術に長けた稀代のスコアラーで、得点王を3回、シーズンMVPを1回獲得しています。

得点だけでなくパスの能力も非常に高く、ボールを持ってオフェンス全体を組み立てるプレースタイルが特徴です。通算得点29,339点は歴代9位にランクインしています。

2025-26シーズンは、2026年2月のトレードでロサンゼルス・クリッパーズからクリーブランド・キャバリアーズへ移籍

シーズン通算では70試合で平均23.6得点8.0アシストを記録し、キャバリアーズをカンファレンスファイナルまで導きました。2026年オフにはキャバリアーズと3年契約を結び、残留が決まっています。

キャバリアーズは近年イーストで上位に位置しており、ハーデンのキャリア初優勝が実現するか注目されています。

現在リーグトップクラスの実力を誇るスター選手

続いて、いまのNBAでリーグ最高クラスの成績を残している選手6人です。MVP受賞者や2026年の優勝メンバーなど、現在のリーグを牽引する顔ぶれが揃っています。

シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー)

「SGA」の愛称で親しまれるオクラホマシティ・サンダーのエースが、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーです。カナダ出身のポイントガードで、現在のNBAで最高の選手といって差し支えない成績を残しています。

2024-25シーズンにサンダーを優勝に導いてファイナルMVPとシーズンMVPを獲得。さらに2025-26シーズンも2年連続でシーズンMVPを受賞し、クラッチ・プレーヤー賞にも選ばれました。

プレースタイルの特徴は、緩急の変化と絶妙なユーロステップです。派手なパワープレーではなく、間合いのずらし方でディフェンスを外し、ミドルレンジから確実に沈めます。ファウルを誘う技術も高く、フリースローで着実に得点を積み上げます。

2025-26シーズンは68試合で平均31.1得点6.6アシストを記録し、得点ランキング2位。連覇を目指したプレーオフでは、カンファレンスセミファイナルでスパーズに第7戦までもつれる激闘の末に敗れました。

ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)

セルビア出身のデンバー・ナゲッツのセンター、ニコラ・ヨキッチはシーズンMVPを3回受賞している現役最高のビッグマンです。2023年にはナゲッツを球団史上初の優勝に導き、ファイナルMVPも獲得しました。

211cmのセンターながら、最大の武器はパスセンスです。ゴール下に背を向けた状態からでも味方の動きを正確に見抜き、センターとは思えないアシストを量産します。得点・リバウンド・パスのすべてが最高水準という点で、他に似た選手が見当たらないタイプです。

2025-26シーズンは65試合で平均27.7得点12.9リバウンド10.7アシストを記録し、シーズン平均トリプルダブルという驚異的な成績を残しました。オールNBAファーストチームにも選出されています。

2014年のドラフトでは2巡目全体41位という下位指名でしたが、そこからMVP3回まで到達しました。NBA史上まれに見る成長曲線を描いた選手です。

ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)

フランス出身のサンアントニオ・スパーズの柱、ビクター・ウェンバンヤマは身長約224cm、ウィングスパン約244cmという規格外の体格を持つセンターです。2023年のドラフト全体1位で入団し、加入前から「NBAの未来」と評されていました。

この体格でありながら、ドリブルやアウトサイドシュートの能力も高いという点が驚異的です。オフェンスではインサイドで止めることが困難で、常識外の位置からダンクを叩き込みます。

2025-26シーズンは史上初となる投票者100人の1位票をすべて獲得して最優秀守備選手賞(DPOY)を受賞。平均3.1ブロックでブロック王にも輝きました。64試合で平均25.0得点11.5リバウンドを記録し、シーズンMVPのファイナリストにも名を連ねています。

プレーオフではサンダーを第7戦で破るなどしてスパーズをファイナルへ導き、ニックスに1勝4敗で敗れたものの、NBA3年目での快挙となりました。2026年オフにはスパーズと5年の延長契約を締結しています。

ルカ・ドンチッチ(レイカーズ)

スロベニア出身のルカ・ドンチッチは、ロサンゼルス・レイカーズに所属する得点力とゲームメイクを兼ね備えたスター選手です。2025-26シーズンは平均33.5得点でリーグ得点王に輝きました。

身長201cmのガードで、スピードで抜き去るタイプではなく、ステップバックやフローターといった技術と体格を使ったズレの作り方で得点します。視野の広さも武器で、2025-26シーズンは平均7.7リバウンド8.3アシストと、トリプルダブルに近い数字を残しました。オールNBAファーストチームにも選出されています。

2018年にダラス・マーベリックスでキャリアをスタートし、2024年にはチームをNBAファイナルへ導きました。しかし2025年2月、アンソニー・デイビスとの衝撃的なトレードでレイカーズへ移籍。NBA史上屈指のサプライズトレードとして大きな話題になりました。

レブロン・ジェームズが去った2026-27シーズンのレイカーズでは、名実ともにチームの中心として戦うことになります。

アンソニー・エドワーズ(ティンバーウルブズ)

ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズは、「NBAの次の顔」と目される爆発的な身体能力を持つシューティングガードです。2020年のドラフト全体1位で入団しました。

最大の魅力は圧倒的な運動能力から生まれるダンクです。ゴールへ一直線に向かう推進力と跳躍力で、リーグ屈指のハイライトを量産します。近年は3ポイントの精度も上がり、単なるアスリート型の選手から総合的なスコアラーへと進化しました。

2025-26シーズンは61試合で平均28.8得点を記録し、得点ランキング3位に入りました。

2026-27シーズン、ティンバーウルブズはラメロ・ボールを獲得し、2人のスターガードのコンビに注目が集まっています。

ジェイレン・ブランソン(ニックス)

2025-26シーズンの主役となったのが、ニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソンです。ニックスを1973年以来53年ぶりの優勝に導き、ファイナルMVPを受賞しました。

ファイナルのスパーズ戦は4勝1敗で制しましたが、5試合すべてで二桁点差を逆転するという劇的な内容でした。第5戦ではブランソンがニックスのファイナル記録となる45得点を挙げ、第4クォーターには13点を連取してチームを頂点に押し上げています。

188cmとNBA選手としては小柄ながら、ドライブからのレイアップ、フローター、ミドルシュートと多彩な引き出しで得点を量産します。パスという選択肢も常にあるため、ディフェンス側にとっては非常に厄介な存在です。

2018年のドラフトでは2巡目全体33位でダラス・マーベリックスに指名され、当初はルカ・ドンチッチの控えガードでした。その後4年総額1億1,000万ドルの契約でニックスへ移籍し、不動のエースへと成長。2025-26シーズンは74試合で平均26.0得点6.8アシストを記録しています。

怪我やチーム事情から復活が期待されるスター選手

実力は文句なしのトップクラスなのに、大怪我やチーム状況のせいで本来の姿を見せられていない選手もいます。ここでは、2026-27シーズンに巻き返しが期待される2人を紹介します。

ジェイソン・テイタム(セルティックス)

2017年のドラフト全体3位でボストン・セルティックスに入団したジェイソン・テイタムは、2023-24シーズンにチームを優勝へ導いたエーススコアラーです。ドライブからの得点と精度の高いシュート力を兼ね備え、年俸約5,413万ドルはリーグ5位タイの高待遇となっています。

ところが2連覇を目指した2024-25シーズンのプレーオフ、ニックスとのカンファレンスセミファイナル第4戦で右アキレス腱を断裂。アキレス腱断裂は復帰までに1年以上かかることも多い大怪我で、テイタムは腫れによる遅れを避けるため翌朝には手術に踏み切りました。

それでも復帰は予想より早く、2026年3月7日のマーベリックス戦で約10か月ぶりに実戦復帰を果たします。シーズン終盤の16試合で平均21.8得点10.0リバウンド5.3アシストを記録し、リバウンドはキャリアで最も高い数字でした。

セルティックスはテイタムを欠いたままイースト2位でシーズンを終えましたが、プレーオフ1回戦でシクサーズに3勝4敗で敗退。テイタムは第6戦まで出場したものの、決着の第7戦はコートに立てませんでした。

2026-27シーズンは、怪我以降はじめて開幕からフルシーズンを戦える年になります。ジェイレン・ブラウンとのコンビが本来の形に戻れば、セルティックスは再び優勝候補に浮上するはずです。

ヤニス・アデトクンボ(ヒート)

シーズンMVP2回、ファイナルMVP、最優秀守備選手賞、そして2021年のNBAチャンピオンと、数々の栄冠を手にしてきたのがヤニス・アデトクンボです。211cmという身長とは思えないスピードとテクニックを持ち、ペイントエリア内で止めるのは不可能ではないかと思えるほどの存在感を放ちます。

その一方で、2025-26シーズンは怪我に苦しみました。右ふくらはぎの肉離れで12月に約3週間離脱し、1月下旬からはさらに15試合連続で欠場。3月中旬には左膝の過伸展と骨挫傷も抱え、出場はわずか36試合にとどまっています。

それでも出場した試合では平均27.6得点9.8リバウンド5.4アシスト、フィールドゴール成功率62.4%という圧巻の数字を残しました。実力そのものが落ちたわけではないことが分かります。

問題はチーム状況でした。エースを欠いたバックスは順位を落とし、2026年2月の時点でイースト12位。最終的にプレーオフはおろかプレーイン・トーナメントにも届きませんでした。同じ頃、ヤニスがチームを離れる方向で準備しているとESPNが報じています。

そして2026年6月22日、ヤニスはボビー・ポーティスとともにマイアミ・ヒートへトレードされました。バックスはタイラー・ヒーロー、ケレル・ウェア、ハイメ・ハケーズJr.、カスパラス・ヤクチョニスの4選手と、1巡目指名権3つを含む多数のドラフト指名権を獲得しています。

ヒートではバム・アデバヨと組む強力なフロントコートが実現します。健康な状態を取り戻せば、再びMVP争いに絡む働きを見せてくれるでしょう。

将来有望な注目若手選手

最後に、これからのNBAを担う若手選手を紹介します。2人とも2025年のドラフトでデューク大学から指名され、ルーキーイヤーの2025-26シーズンから大きなインパクトを残しました。

クーパー・フラッグ(マーベリックス)

2025年のドラフト全体1位でダラス・マーベリックスに入団したクーパー・フラッグは、2025-26シーズンの新人王に選出されました。マーベリックスの球団史上3人目の新人王です。

身長206cmのフォワードで、得点・リバウンド・ディフェンスのすべてをこなす完成度の高さが特徴です。ルーキーイヤーから70試合すべてに先発し、平均33.5分の出場で21.0得点6.7リバウンド4.5アシスト、1.2スティール0.9ブロックという万能な数字を残しました。

圧巻だったのが、2026年4月3日のオーランド・マジック戦で記録した51得点です。これは10代の選手による1試合最多得点のNBA記録を更新するものでした。19歳でこの数字を出せる選手は、これまで存在しませんでした。

新人王の投票では412ポイントを獲得し、2位のコン・カニップル(386ポイント)とはわずか26ポイント差という激戦でした。今後、リーグを代表する選手へと成長していくことが期待されます。

コン・カニップル(ホーネッツ)

クーパー・フラッグとデューク大学で同期・ルームメイトだったのが、シャーロット・ホーネッツのコン・カニップルです。2025年のドラフト全体4位で指名され、ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のシューティングガードです。

最大の武器は3ポイントシュートです。2025-26シーズンに273本の3ポイントを成功させ、リーグ全体の3ポイント成功数トップに立ちました。ルーキーが3ポイント成功数でリーグ1位になるのはNBA史上初の快挙です。

しかも成功率は42.5%という高水準。デビューから15試合で3ポイント50本に到達し、これはNBA史上最速の記録です。2026年1月29日のマーベリックス戦ではキャリアハイの34得点を挙げ、うち3ポイント8本という球団の新人記録も打ち立てました。

81試合で平均18.5得点5.3リバウンド3.4アシストを記録し、下位に沈んでいたホーネッツをプレーイン・トーナメント圏内まで押し上げた立役者となりました。新人王投票ではフラッグに惜敗しましたが、スポーティング・ニュース紙が選ぶ新人王には輝いています。

プレーイン・トーナメントの仕組みについてはNBAプレーオフの仕組みを解説した記事をご覧ください。

ここまで紹介した選手たちが実際にプレーする様子は、配信サービスで観戦できます。視聴方法はNBAの視聴方法をまとめた記事で、各選手の年俸はNBA選手の年俸ランキングで紹介しています。あわせてチェックして、2026-27シーズンの観戦に備えてください。