【2026年】バスケットボール天皇杯・皇后杯の視聴方法!テレビ放送/配信サービス、日程、注目選手を紹介
バスケットボールの日本一を決める「第101回天皇杯・第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」は、高校生からトップリーグまでのチームが参加する国内最高峰のトーナメント大会です。
今シーズンから新たに「ファーストラウンド」「セカンドラウンド」「ファイナルラウンド」の3ラウンド制が導入され、天皇杯には598チーム、皇后杯には403チームが参加します。
視聴方法としては、動画配信サービス「バスケットLIVE」がファイナルラウンドの全試合をライブ配信するほか、NHKのBS放送およびEテレにて準決勝・決勝がテレビ放送されます。
本記事では、バスケットボール天皇杯と皇后杯の視聴方法から、日程、注目選手について解説します。
バスケットボール天皇杯・皇后杯の放送・配信予定
天皇杯・皇后杯のファイナルラウンドは、主に「バスケットLIVE」でのインターネット配信と、「NHK」でのテレビ放送で視聴可能です。
バスケットLIVE
「バスケットLIVE」は、BリーグのB1・B2全試合をはじめ、Wリーグ、日本代表戦、そして天皇杯・皇后杯など、国内バスケットボールの主要大会を網羅する動画配信サービスです。
天皇杯・皇后杯のファイナルラウンドは全試合がライブ配信および見逃し配信の対象となっており、大会を余すところなく楽しめます。
NHK BS・Eテレ
NHKでは、大会のクライマックスである準決勝と決勝が放送されます。
例年、準決勝はNHK BSで、決勝はNHK Eテレで生中継されることが多いです。
第92回皇后杯の決勝は2026年1月11日(日)に、第101回天皇杯の決勝は1月12日(月・祝)にそれぞれEテレで生中継される予定となっています。
皇后杯の準決勝は1月9日(金)にNHK BSで1試合目が午後4時から生中継され、2試合目は午後11時45分から録画中継されます。天皇杯の準決勝は1月10日(土)にNHK BSで2試合目が午後4時から生中継される予定です。
なお、決勝戦はNHK ONEでも同時・見逃し配信が行われます。
バスケットボール天皇杯・皇后杯の概要
天皇杯・皇后杯の正式名称は「全日本バスケットボール選手権大会」であり、日本バスケットボール協会(JBA)が主催する、日本で最も歴史と権威のある大会のひとつです。
プロからアマチュアまで、所属カテゴリーの垣根を越えて日本一を争う一発勝負のノックアウト方式トーナメントが特徴となっています。
| 大会名称 | 第101回天皇杯・第92回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会 |
| 主催 | 公益財団法人日本バスケットボール協会 |
| 共催 | 共同通信社、各都道府県新聞社 |
| 後援 | NHK |
| 大会方式 | トーナメント戦によるノックアウト方式 |
| 参加チーム数 | 天皇杯:598チーム、皇后杯:403チーム |
| ファイナルラウンド会場 | 国立代々木競技場第一体育館・第二体育館、駒沢体育館 |
今大会よりフォーマットが変更され、都道府県代表を決める「ファーストラウンド」(8月まで)、ブロック代表を決める「セカンドラウンド」(11月まで)、そして日本一が決定する「ファイナルラウンド」(1月)の3ラウンド制で実施されます。
試合日程
男子
第101回天皇杯ファイナルラウンドは、2026年1月6日(火)から1月12日(月・祝)にかけて開催されます。
9日(金)と11日(日)は休養日(レストデー)となります。
会場は国立代々木競技場第一体育館・第二体育館です。
女子
第92回皇后杯ファイナルラウンドは、2026年1月5日(月)から1月11日(日)にかけて開催されます。
1回戦は1月5日(月)に駒沢体育館で、2回戦は1月6日(火)に駒沢体育館で行われます。準々決勝は1月8日(木)に国立代々木競技場第二体育館で、準決勝は1月9日(金)に国立代々木競技場第二体育館で開催されるでしょう。
決勝は1月11日(日)に国立代々木競技場第一体育館で行われる予定です。休養日は1月7日(水)と10日(土)となっています。
ファイナルラウンド組み合わせ
ファイナルラウンドには、男女それぞれ24チームが出場します。
内訳は、ブロック代表枠、社会人・大学の推薦枠、そしてトップリーグ(Bリーグ・Wリーグ)の推薦枠で構成されます。
男子
天皇杯の出場枠は全24チームで、ブロック代表枠が9枠、社会人推薦枠が1枠、大学推薦枠が1枠、トップリーグ推薦枠が13枠(B1:8枠、B2:4枠、B3:1枠)となっています。

女子
皇后杯の出場枠は全24チームで、ブロック代表枠が9枠、社会人推薦枠が2枠、大学推薦枠が3枠、トップリーグ推薦枠が10枠(Wリーグプレミア:8枠、フューチャー:2枠)となっています。

バスケットボール天皇杯・皇后杯の注目選手
天皇杯・皇后杯には、日本を代表するトップ選手たちが集結します。
ここでは特に注目すべき4名の選手を紹介しましょう。
渡邊雄太
千葉ジェッツふなばしに所属する渡邊雄太選手は、日本人2人目のNBA選手として2018年にメンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結びました。
メンフィス・グリズリーズ、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツ、フェニックス・サンズでNBA通算117試合に出場し、世界最高峰のリーグで活躍した経験を持ちます。
206cmの長身ながらアウトサイドのプレーも得意とするオールラウンダーで、特にディフェンス力に定評があります。2024年7月に千葉ジェッツへ加入し、Bリーグでプレーしています。
東京オリンピックでは日本代表として予選リーグ3試合とも35分以上出場し、1試合平均17.7得点、8リバウンド、2アシストを記録しました。
比江島慎
比江島慎は宇都宮ブレックスに所属する日本代表のベテランスコアラーです。
天皇杯では2018年と2021年に大会ベスト5に選出されるなど、豊富な実績を誇ります。特に勝負どころでの得点力には定評があり、2024年大会の準々決勝では3ポイントシュート7本を含む27得点を挙げる活躍でチームを勝利に導きました。
チームのオフェンスが停滞した際に流れを変えられる、クラッチプレーヤーとして知られています。長年にわたり日本代表の主力として活躍し、国際大会でも数々の結果を残してきました。
渡嘉敷来夢
渡嘉敷来夢は長年女子バスケ界のトップに君臨する絶対的センターです。かつて所属したJX-ENEOSサンフラワーズ(現ENEOS)では皇后杯の連覇に大きく貢献し、何度もMVPに輝きました。
2024-25シーズンにアイシン ウィングスへ移籍すると、チームを史上初の皇后杯決勝へと導き、決勝では21得点10リバウンドを記録しています。
過去に皇后杯で右膝前十字靭帯断裂の大怪我を乗り越えた経験も持つ精神的支柱であり、その存在感は圧倒的です。
日本女子バスケットボール界を代表する選手として、国内外で活躍を続けています。
宮澤夕貴
宮澤夕貴は富士通レッドウェーブのキャプテンとしてチームを牽引するフォワードです。
2024年の第91回皇后杯では、決勝で21得点11リバウンドを挙げるなど、攻守にわたる活躍で富士通を17大会ぶり4回目の優勝に導き、自身もMVPとベスト5を受賞しました。
JX-ENEOS在籍時の2019年にも皇后杯MVPを獲得しており、大舞台での勝負強さは折り紙付きです。
今大会でも連覇を目指す富士通の中心選手として、その活躍が期待されるでしょう。