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W杯の決勝で実施されるハーフタイムショーとは?当日のスケジュールや出演者なども紹介

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2026年の北中米ワールドカップ(W杯)では、決勝戦でW杯史上初めて「ハーフタイムショー」が開催されます。

マドンナ、シャキーラ、BTSという世界的アーティストが共同ヘッドライナーを務めることが発表され、サッカーファンだけでなく音楽ファンからも大きな注目を集めています。

この記事では、当日のスケジュールや出演者、そもそもハーフタイムショーとは何か、さらに開催をめぐる賛否の声まで、まとめて紹介します。

W杯のハーフタイムショーのスケジュール

ハーフタイムショーが行われるのは、北中米W杯の決勝戦です。

決勝は現地時間2026年7月19日(日)、アメリカ・ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで開催されます。日本時間では7月20日(月)にあたり、準決勝・決勝のキックオフは日本時間の午前4:00に設定されています。

大会FIFAワールドカップ2026 決勝
開催日(現地)2026年7月19日(日)
開催日(日本時間)2026年7月20日(月)
キックオフ(日本時間)午前4:00予定
会場メットライフ・スタジアム(米ニュージャージー州)
ショー実施タイミング前半終了後のハーフタイム

ショーはサッカーの試合の前半と後半のあいだ、ハーフタイム(前半終了後の休憩時間)に行われます。通常のハーフタイムは15分間ですが、ショーの実施にともない時間が延長される可能性が指摘されています。

世界に向けてライブ配信されるため、日本からもリアルタイムで視聴できる見込みです。

なお、キックオフ時刻やショーの進行時間は変更となる場合があります。最新情報は公式発表をご確認ください。

W杯のハーフタイムショーの出演者リスト

決勝のハーフタイムショーには、マドンナ・シャキーラ・BTSの3組が共同ヘッドライナーとして出演します。ショー全体のキュレーション(構成・監修)は、コールドプレイのクリス・マーティンが担当します。

このショーは国際支援団体「グローバル・シチズン」とのパートナーシップで実施され、世界中の子どもたちの教育とサッカーの機会を広げる「FIFA Global Citizen教育基金」への支援も大きなテーマとなっています。

BTS

2013年にデビューした韓国出身の7人組ボーイズグループ。「BTS(防弾少年団/バンタン)」の愛称で世界中に熱狂的なファン「ARMY」を持ち、アジアのアーティストとしてポップミュージックシーンの頂点に立つ存在です。『Dynamite』『Butter』などで米ビルボードのメインチャート1位を獲得し、国連でのスピーチを行うなど、その影響力は音楽の枠を超えています。

メンバーは2022年以降、順次韓国の兵役に就いていましたが、2025年に全員が兵役を終了。2026年は新アルバムの発売と約7年ぶりのワールドツアー開催が予定されており、「完全体」での本格復帰イヤーにあたります。そのなかでのW杯決勝という大舞台への出演は、世界中のファンにとって大きな注目ポイントです。

キュレーターを務めるコールドプレイのクリス・マーティンとは、コラボ曲『My Universe』や、ジンのソロ曲『The Astronaut』の制作で関わるなど、以前から深い親交があります。気心の知れた組み合わせによるステージ構成にも期待が高まります。

マドンナ

1982年のデビュー以来、40年以上にわたって音楽シーンの第一線を走り続ける「クイーン・オブ・ポップ」。『ライク・ア・ヴァージン』『マテリアル・ガール』『ヴォーグ』など数えきれないヒット曲を生み出し、世界で最も成功した女性アーティストとしてギネス世界記録にも認定されています。

音楽だけでなく、ファッションや社会的なメッセージの面でも時代を牽引し、後進の女性アーティストに多大な影響を与えてきたまさに「生きる伝説」です。2012年の第46回スーパーボウルのハーフタイムショーにも出演しており、約1億1,000万人を超える視聴者を魅了した実績があります。

大舞台での圧倒的なパフォーマンス力は折り紙つきで、W杯決勝という特別なステージでどんな演出を見せるのか注目されます。

シャキーラ

コロンビア出身の世界的歌手。『Hips Don’t Lie』などのヒットで知られ、ラテンの情熱的なリズムとダンスを武器に世界中で愛されてきました。

2020年の第54回スーパーボウルでは、ジェニファー・ロペスとともにハーフタイムショーを務めた経験もあります。

そして何より、シャキーラはW杯とのゆかりが非常に深いアーティストです。2010年南アフリカ大会では公式ソング『Waka Waka』を担当し、大会を象徴する一曲として世界的な大ヒットを記録しました。2026年大会でも公式ソング『Dai Dai』を担当しており、自身2曲目のW杯公式ソングとなります。

まさに「W杯の歌姫」と呼ぶにふさわしい存在で、決勝のステージにこれ以上ない説得力を与えています。

そもそもハーフタイムショーとは?

ハーフタイムショーとは、その名の通り試合の前半と後半のあいだ(ハーフタイム)に行われるパフォーマンスのことです。音楽ライブやダンスなどのエンターテインメントを通じて、観客や視聴者を楽しませる演出として定着しています。

アメリカのハーフタイムショー

ハーフタイムショーの代表格といえば、アメリカ・NFLの王者決定戦「スーパーボウル」です。試合本編に匹敵する、あるいはそれ以上の注目を集める一大エンターテインメントとして世界的に知られています。

もともとは「トイレ休憩の時間」とも言われていましたが、1993年にマイケル・ジャクソンが出演したことで一気に世界的なイベントへと変貌しました。以降、その時代を代表するトップスターが歴代のステージを彩っています。

過去にスーパーボウルのハーフタイムショーに出演した主なアーティストは以下の通りです。

開催年主な出演者
2010年ザ・フー
2012年マドンナ、ニッキー・ミナージュ、LMFAO ほか
2020年ジェニファー・ロペス&シャキーラ
2022年ドクター・ドレー、スヌープ・ドッグ、エミネム、メアリー・J.ブライジ、ケンドリック・ラマー
2023年リアーナ
2024年アッシャー
2025年ケンドリック・ラマー
2026年バッド・バニー

このほかにもビヨンセ、プリンス、U2など、名だたるアーティストが伝説的なステージを残してきました。

今回のW杯ハーフタイムショーも、このスーパーボウル方式を参考にした大型エンターテインメント企画になると見られています。

日本のハーフタイムショー

ハーフタイムショーはアメリカだけのものではありません。日本でも、BリーグやJリーグなどで多くの事例があります。

とくにプロバスケットボールのBリーグでは、試合のエンタメ化が進むなかでハーフタイムにアーティストがライブを行うケースが増えています。オールスターゲームでは&TEAMやRin音らがスペシャルパフォーマンスを披露したほか、公式戦でもさまざまなアイドルやアーティストがステージに登場しています。

サッカーのJリーグの試合会場でも、ハーフタイムを使った音楽パフォーマンスやイベントが行われることがあります。

日本のスポーツ観戦も、試合そのものに加えて「ライブエンターテインメント」としての魅力が年々高まっているといえるでしょう。

ハーフタイムショーに対する意見

W杯決勝という特別な舞台でのハーフタイムショー実施には、賛成・反対の両方の声が上がっており、世界中で議論を呼んでいます。

賛成意見

賛成派からは、世界的アーティストが一堂に会する「歴史的な瞬間」を歓迎する声が多く聞かれます。

  • BTS・マドンナ・シャキーラが同じステージに立つのは夢のような豪華さ
  • 世代や国境を超えた「世界のスター集結」に大きな価値がある
  • スポーツと音楽の融合は時代の流れであり、新たなファン層の獲得につながる
  • 教育支援という社会的な目的があり、意義のある取り組みだ

サッカーファン以外の層にもW杯の魅力を広げ、大会全体を盛り上げる効果が期待されています。

反対意見

一方で、とくに伝統的なサッカーファンからは、競技そのものへの影響を懸念する声が根強くあります。

  • ハーフタイムが延長されると、選手のパフォーマンス低下やケガのリスクにつながる
  • 前半終了直前まで高まった緊張感や試合のリズムが途切れてしまう
  • 「ライブは試合開始前で良いのでは」「サッカーには余計な演出はいらない」
  • 過度な商業主義・エンタメ化への違和感

実際、過去にシャキーラがショーを行った大会ではハーフタイムが約25分に延長された例もあり、運営側がいかに進行時間を圧縮できるかが課題とされています。

英国の公共放送BBCは、メイン中継ではショーを放送せず、従来通り前半の戦術分析を続ける方針を検討していると報じられました。

サッカーが「試合だけでなく、演出や音楽も含めた総合体験」へと変化していくなかで、今回のW杯決勝ハーフタイムショーは、その是非を問う象徴的な出来事となりそうです。本番の7月19日(日本時間20日)に向けて、議論はまだ続きそうです。