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W杯の通算ゴール数記録TOP5は?日本代表のW杯通算ゴール数ランキングも紹介

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世界最高峰のサッカー大会・FIFAワールドカップで、歴代最も多くのゴールを決めた選手は誰なのか——通算ゴール数は単純な数字でありながら、その選手のサッカー史における存在感を示す最も雄弁な記録のひとつです。

本記事ではW杯歴代通算ゴール数TOP5、日本代表選手のW杯通算ゴール数ランキング、そして2026年北中米W杯でゴール数の更新が期待される現役選手まで、サッカーファンなら知っておきたいW杯得点記録の世界を詳しく解説します。

W杯通算ゴール数TOP5

W杯通算ゴール数の歴代TOP5は以下のとおりです。歴代1位はドイツのミロスラフ・クローゼで通算16ゴール。トップ5には複数大会で結果を出し続けたレジェンド選手たちが名を連ねます。

なお、リオネル・メッシは2026年大会も出場中の現役選手で、ゴールを追加して順位を上げる可能性があります。

順位選手名国籍通算得点出場大会
1位ミロスラフ・クローゼドイツ16点4大会(2002・2006・2010・2014)
2位ロナウドブラジル15点4大会(1994・1998・2002・2006)
3位ゲルト・ミュラー西ドイツ14点2大会(1970・1974)
4位ジュスト・フォンテーヌフランス13点1大会(1958)
4位リオネル・メッシアルゼンチン13点6大会(2006〜2026)

1位 ミロスラフ・クローゼ(ドイツ)

引用:FC Bayern München

W杯歴代最多得点者の称号を持つのが、ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ。2002年日韓大会から2014年ブラジル大会まで4大会連続でW杯に出場し、通算16ゴールという偉大な記録を打ち立てました。

W杯デビュー戦となった2002年日韓大会のサウジアラビア戦ではいきなりハットトリックを達成し、世界中に存在感を示します。クローゼの真骨頂は「大舞台での確実な仕事」。派手なプレースタイルではないものの、ヘディング・ポジショニング・ボレーシュートなど、どの局面でも確実にゴールを奪える総合力の高さが武器でした。

2014年ブラジル大会の準決勝ブラジル戦で2点目を決めた瞬間、ロナウドが持っていた15ゴールを抜き去り単独首位に。同大会でドイツの優勝を見届けて代表引退し、現役にはない不動の記録を残しました。

2位 ロナウド(ブラジル)

引用:DAZN Japan

「怪物(フェノメノ)」の異名で世界を席巻したブラジル代表のロナウドが通算15ゴールで歴代2位。1994年アメリカ大会で17歳で初選出(出場なしながら優勝メンバー)となった後、1998年フランス大会で4ゴール・準優勝、2002年日韓大会で大会得点王(8ゴール)・優勝・MVP、2006年ドイツ大会で3ゴールと、4大会にわたってW杯の主役を務め続けました。

なかでも2002年日韓大会決勝のドイツ戦で2ゴールを挙げて優勝を決めた姿は、世界中のサッカーファンの記憶に残る伝説の場面です。圧倒的なドリブルスピード、強烈なシュート、卓越した決定力——あらゆる得点パターンを操る万能ストライカーで、W杯のために生まれてきたような選手でした。

3位 ゲルト・ミュラー(西ドイツ)

引用:サッカーキング

「爆撃機」の愛称で知られる西ドイツ代表のゲルト・ミュラーは、わずか2大会で通算14ゴールという驚異的な数字を残しました。1970年メキシコ大会では10ゴールを挙げて大会得点王を獲得(メキシコ大会全体の最多得点者)、1974年西ドイツ大会では決勝オランダ戦で決勝点を含む4ゴールを記録し優勝へ導きました。

1試合あたりの得点ペースで見れば、TOP5の中で圧倒的にトップ。バイエルン・ミュンヘンでのブンデスリーガ通算365ゴールを含め、サッカー史上屈指のフィニッシャーとして語り継がれています。

4位 ジュスト・フォンテーヌ(フランス)

引用:Barbosa Fútbol Videos

サッカー史上最も衝撃的な記録を持つのが、フランス代表のジュスト・フォンテーヌ。なんと1958年スウェーデン大会のたった1大会(6試合)で13ゴールという驚異的な数字を叩き出し、現在も「単一大会最多得点」のW杯記録として君臨しています。1試合あたり2.17ゴールという計算で、1大会限りでTOP5に名を連ねる存在となりました。

フォンテーヌは2023年に89歳で他界しましたが、彼の1958年の偉業は今後数十年は破られないW杯不滅の記録として残り続けるでしょう。なお、フランスは1958年大会で3位入賞しています。

4位 リオネル・メッシ(アルゼンチン)

引用:DAZN Japan

現役で唯一TOP5に名を連ねるのが、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ。2006年ドイツ大会から2026年北中米大会まで6大会連続出場という偉業を成し遂げ、通算13ゴールで4位タイにつけています。

なかでも2022年カタール大会では決勝フランス戦の2ゴールを含む7ゴールを記録して大会得点王・ゴールデンボール(MVP)の二冠を達成し、悲願のW杯優勝を成し遂げました。2026年大会でも現役39歳ながら出場中で、あと1ゴールで歴代3位ゲルト・ミュラーに、2ゴールで2位ロナウドに並びます。

クローゼに迫る記録更新が期待される、サッカー史上最高峰のスター選手です。

日本代表のW杯通算ゴール数TOP5

日本代表選手のW杯通算ゴール数ランキングは以下のとおりです。1位は本田圭佑が単独で、2位タイには2ゴールの4選手が並ぶ構図となっています。

日本代表のW杯ゴール史はまだ40年弱、得点数は世界の強豪と比べれば控えめですが、それぞれのゴールが日本サッカーの歴史を彩る名場面と直結しています。

順位選手名得点数得点を決めた試合
1位本田圭佑4点2010カメルーン戦・デンマーク戦/2014コートジボワール戦/2018セネガル戦
2位稲本潤一2点2002ロシア戦・ベルギー戦
2位岡崎慎司2点2010デンマーク戦/2014コートジボワール戦
2位乾貴士2点2018セネガル戦・ベルギー戦
2位堂安律2点2022ドイツ戦・スペイン戦

1位 本田圭佑(4点)

引用:テレビ朝日スポーツ【公式】

日本代表のW杯通算最多得点記録を持つのが、本田圭佑の4ゴール。2010年南アフリカ大会のカメルーン戦で日本のW杯初の海外開催勝利を決定づけるゴール、デンマーク戦の伝説的なFKによる先制点、2014年ブラジル大会のコートジボワール戦の先制点、2018年ロシア大会のセネガル戦で土壇場の同点弾——いずれも日本代表の大舞台での名場面と直結したゴールばかりです。

3大会連続でW杯ゴールを記録したのは日本人唯一にしてアジア人最多。所属クラブはVVVフェンロー→CSKAモスクワ→ACミラン→パチューカと欧州〜中南米を渡り歩き、日本人選手として欧州五大リーグの強豪クラブで主力を張った数少ない存在でした。

2位 稲本潤一(2点)

引用:FOOTBALL FACT

2002年日韓大会の主力ボランチとして躍動した稲本潤一は、グループステージ第2戦ロシア戦・第3戦ベルギー戦で連続得点を記録。

ロシア戦の決勝ゴールは日本のW杯本大会初勝利を決めた歴史的な一発で、日本サッカー史に永遠に刻まれた瞬間です。当時22歳の中盤からの飛び出しで決めた両ゴールは、自国開催の熱狂を最大限に引き出した立役者となりました。MFながら2試合連続でW杯ゴールを記録したのは日本人唯一の偉業です。

2位 岡崎慎司(2点)

引用:JFATV

愛称「岡ちゃん」で親しまれた岡崎慎司は、2010年南アフリカ大会のデンマーク戦と2014年ブラジル大会のコートジボワール戦でゴールを記録。デンマーク戦は本田のFKに次ぐダメ押し点となり、グループリーグ突破を決定づけた重要な一発でした。

岡崎はその後マインツ→レスター・シティと欧州で長く活躍し、レスター時代にはプレミアリーグ優勝という奇跡の立役者にもなりました。日本代表通算50ゴールという歴代得点ランキングでも上位の常連で、献身的なハードワークと泥臭いゴールが代名詞でした。

2位 乾貴士(2点)

引用:JFATV

2018年ロシア大会で日本代表の輝きを象徴したのが乾貴士。グループステージ第1戦セネガル戦で同点ゴール、第3戦ベルギー戦(決勝トーナメント1回戦)でも美しいミドルシュートで先制点を決めるなど、攻撃のキープレーヤーとして躍動しました。

特にベルギー戦のミドルは、世界トップクラスのGKティボ・クルトワを破る完璧なシュートで、世界中のサッカーファンから称賛を浴びました。テクニックとパスセンスを兼ね備えた左利きのアタッカーとして、エイバル(スペイン)などで主力として活躍した経験を日本代表でも存分に発揮しました。

2位 堂安律(2点)

引用:日テレスポーツ【公式】

2022年カタール大会で世界中に名を轟かせた堂安律は、第1戦ドイツ戦と第3戦スペイン戦で逆転の同点ゴールを記録。いずれも日本が後半に追いつき、その後の逆転勝利につながる決定的な一撃となり、強豪2チーム撃破というジャイアントキリングの中心人物となりました。

両試合とも途中出場から得点を奪い、流れを引き寄せる「ジョーカー」としての存在感を示しました。2026年北中米W杯にもアイントラハト・フランクフルト所属の主力として参戦中で、本田圭佑に並ぶ3大会連続得点(2026年大会含めて2大会連続)に向けた挑戦も継続中です。

今大会でゴール数を伸ばすことが期待されている選手

2026年北中米W杯では、歴代の記録更新が期待される現役選手たちが目白押しです。

なかでも以下の選手のゴール数の伸びに注目が集まっています。

選手名国籍大会前ゴール数歴代1位までの差
リオネル・メッシアルゼンチン13点あと3点
キリアン・エムバペフランス12点あと4点
クリスティアーノ・ロナウドポルトガル8点あと8点
ハリー・ケインイングランド8点あと8点
アーリング・ハーランドノルウェー0点(初出場)

リオネル・メッシ(アルゼンチン・通算13点)

リオネル・メッシは記録更新の最有力候補。現状で4位タイ(13点)につけ、ハットトリック2回で歴代1位クローゼの16点に到達する位置にいます。

2022年カタール大会で7ゴールを記録した実績を考えれば、十分手の届く射程内。アルゼンチンが優勝候補の一角として勝ち上がるほど、メッシの記録更新の可能性が高まります。

キリアン・エムバペ(フランス・通算12点)

キリアン・エムバペは若さと得点能力を兼ね備えた最強の追撃者です。2018年ロシア大会(4点)・2022年カタール大会(決勝ハットトリック含む8点)と、わずか2大会で12点という驚異的なペースで歴代1位を脅かす存在に成長しました。

21世紀に最初の2大会で12得点に到達したのはブラジルのロナウド以来の偉業。2026年大会で4点を上積みすれば、27歳という若さでクローゼに並びます。2030年大会も視野に入る年齢を考えれば、歴代1位の座にもっとも近い男といえます。

アーリング・ハーランド(ノルウェー・W杯初出場)

アーリング・ハーランドは2026年大会が初のW杯出場。マンチェスター・シティで世界最強のストライカーとして君臨する25歳が、W杯の大舞台でどれだけのゴールを量産できるかに注目が集まっています。

195cmの長身と圧倒的なフィジカル・スピード・決定力を備えた現代型FWの代表格で、グループの戦い方次第ではいきなり大会得点王争いに加わる可能性も。歴代記録更新には届かないにせよ、初参加で5ゴール以上挙げれば「ハーランド時代」の幕開けを世界に印象づけることになります。

2026年大会では歴代1位クローゼの16ゴール記録を上回るか並ぶ可能性を持つ現役選手が複数いるため、記録更新に直結する1ゴール1ゴールに注目すると、観戦の楽しみがいっそう深まります。

日本代表でも、本田圭佑の4点という記録更新に堂安律ら現役メンバーがどこまで迫れるか——両方の角度から得点記録のドラマを楽しみたい大会となっています。