久保建英について解説!経歴、クラブ、代表での成績、プレースタイル、年俸を紹介
久保建英は、日本サッカー界の将来を担うスター選手として、その卓越した才能で世界を舞台に活躍しています。10歳でスペインの名門FCバルセロナの下部組織に入団し、そのキャリアの初期から注目を集めてきました。
帰国後も、若くしてJリーグで頭角を現し、再び欧州へ挑戦。現在はスペインの強豪クラブ、レアル・ソシエダで不動の主力として活躍し、日本代表でも攻撃の要として欠かせない存在となっています。
ここでは、久保建英のこれまでの経歴、所属クラブや日本代表での輝かしい成績、年俸、そして唯一無二のプレースタイルについて、詳しく解説していきますので良かったら最後までご覧ください。
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久保建英はどんな選手?
久保建英は、卓越したテクニックと高いサッカーIQを持つ、現代的な攻撃的ミッドフィールダーです。左足から繰り出されるパスやドリブルで攻撃を牽引し、献身的な守備意識で攻守両面に貢献します。
また、ピッチ内外で高いプロ意識と強い向上心を持ち、負けず嫌いで自信家な一面と、謙虚でユーモラスな一面を併せ持つ、人間的にも魅力的な選手です。
高いプロ意識と向上心
久保建英は、常にサッカーに真摯に向き合う姿勢を持っています。日々のトレーニングはもちろん、食事管理や体づくりにも徹底的にこだわり、自己管理能力の高さはチームメイトからも一目置かれています。
また、どのような状況でも成長を求め続ける強い向上心を持っており、それが久保のキャリアの原動力となっています。
その代表例として、サウジアラビアからの巨額のオファーを断り、欧州でのプレーを選んだのも、サッカー選手としての成長を最優先する彼の強い意志の表れとして話題を呼びました。
謙虚さとユーモアを併せ持つ一面
ピッチ外では、非常に礼儀正しく、謙虚な一面を持っています。インタビューなどでは、自身の活躍について冷静に分析し、時には自虐的なジョークを交えるなど、ユーモラスな一面も見せます。
チームメイトや監督からの信頼も厚く、チームのロッカールームではムードメーカー的な存在になることもあります。特に日本代表での長友佑都とじゃれ合う姿は信頼関係ができている証拠。
久保建英は、技術と戦術眼だけでなく、これらの精神的な強さや人間性が、世界トップレベルで戦い続ける原動力となっています。
負けず嫌いで自信家
ピッチ上では、どんな強豪相手にも臆することなく、堂々としたプレーを見せます。これは、彼が自身の能力に絶対的な自信を持っていることの証です。
試合中に感情を露わにすることもありますが、それは勝利への強い執着心と、プレーに対する妥協を許さない真剣さからくるものです。この負けず嫌いな性格が、彼を常に高みへと押し上げています。
特に東京オリンピックのときは敗戦後に号泣するシーンもあり負けず嫌いな一面が見てわかります。
プレースタイル
久保建英の象徴的なスタイルとしてボールを扱う技術の高さです。正確なボールコントロール、相手の重心を欺く巧みなドリブル、そして鋭いシュートやパスは、相手守備陣にとって大きな脅威となります。
単に技術が高いだけでなく、常に相手の動きを読み、最適な判断を下すサッカーIQの高さも際立っています。味方の動き出しに合わせてスペースにパスを通したり、自ら中央に切れ込んでシュートを狙うなど、状況に応じた柔軟なプレーで攻撃を活性化させます。
また、以前は攻撃的な役割に特化している印象がありましたが、欧州での経験を重ねるにつれて、守備への貢献度も飛躍的に向上しています。献身的なプレスや、ボールを奪われた後の素早い切り替えなど、チームの戦術に不可欠な存在へと進化しました。
久保選手は、単なる「ドリブラー」や「パサー」ではなく、試合の流れを読み、攻守両面でチームを勝利に導くことができる、現代サッカーにおいて非常に価値の高い万能型の選手と言えるでしょう。
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久保建英の経歴
久保建英は、幼少期から類まれな才能を発揮し、国内外のトップクラブを渡り歩いてきた点で非常に特異なものです。
幼少期は川崎フロンターレの下部組織でプレー
久保建英は2010年に地元の川崎フロンターレの育成組織(U-10)に加入しました。当時からその才能は際立っており、小学校3年生の時点でU-10のチームで活躍し、2学年上のU-12の練習にも参加するなど、異例の扱いを受けていました。
FCバルセロナ時代
2011年、川崎フロンターレU-10所属中に、FCバルセロナキャンプでのMVP獲得や入団テストを経て、スペインの名門FCバルセロナの下部組織「カンテラ」に入団。しかし、FIFAの規定違反により2015年に帰国を余儀なくされました。
FC東京時代
久保建英選手は、FCバルセロナの下部組織から帰国後、FC東京の下部組織に入団しました。中学生ながらJ3リーグのFC東京U-23でデビューし、Jリーグ史上最年少出場記録を樹立しました。
この後、彼の成長はさらに加速します。J3リーグで史上最年少ゴール記録も樹立し、その才能はすぐにトップチームでも認められました。2017年11月には、16歳でJ1リーグデビュー。
横浜Fマリノス時代
久保建英は、2018年夏にFC東京から横浜F・マリノスへ期限付き移籍しました。これは、J1リーグでより多くの出場機会と経験を積むことを目的としたもので、彼のプロキャリアにおいて重要なステップとなりました。
横浜F・マリノスの攻撃的なスタイルは、久保の卓越した技術と戦術眼をさらに磨く上で最適な環境でした。短い在籍期間でしたが、久保はこのチームでJ1リーグ初ゴールを記録するなど、確かな成長を遂げました。
この経験は、その後の欧州移籍への道を拓く貴重なものとなりました。
レアル・マドリード時代はレンタル移籍で経験を積む
2019年夏、18歳になった久保建英は、スペインの名門レアル・マドリードへの完全移籍を発表しました。FCバルセロナの下部組織に在籍していた過去もあり、このライバルクラブへの電撃的な移籍は世界中のサッカーファンに衝撃を与えました。
その後、久保建英のトップレベルでの経験を積むためのレンタル移籍の連続となった。最初のレンタル先であるRCDマジョルカ(2019-20シーズン)では、ラ・リーガデビューを果たし、チームの主力として4ゴール4アシストを記録。その卓越した技術と才能を世界に知らしめました。
しかし、翌シーズンのレンタル先であるビジャレアルCFでは、ウナイ・エメリ監督の戦術にフィットせず、出場機会を十分に得られませんでした。
この状況を打開するため、シーズン途中でヘタフェCFへ再レンタルされましたが、ここではチームの残留に貢献しつつも、自身の持ち味を十分に発揮できたとは言えませんでした。
続くRCDマジョルカ(2021-22シーズン)への2度目のレンタルでは、チームのエースとして奮闘しましたが、怪我に悩まされ、安定したパフォーマンスを維持することが難しいシーズンとなりました。
この度重なるレンタル移籍は、久保にとって、順風満帆な道のりではありませんでしたが、スペインの異なるチームスタイルや厳しい環境の中で戦い、選手としての適応力やメンタル面を大きく成長させる貴重な経験となりました。
レアル・ソシエダ時代
2022年夏、久保選手はレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍しました。これまでレンタル移籍を繰り返してきた久保選手にとって、この決断は自身のキャリアを長期的に見据えた非常に重要なものでした。
久保は、レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督(現在はセルヒオ・フランシスコ)の下で、その才能を開花させました。主に右サイドハーフや攻撃的ミッドフィルダーとして起用され、左足から繰り出されるパスやドリブル、シュートでチームの攻撃を牽引する存在となりました。
今では開幕戦3回連続ゴールを決めるなど、得点力にも磨きがかかっており完全に攻撃キーマンとして躍動しています。
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久保建英の成績
レアル・ソシエダでの成績や日本代表での成績をまとました。
レアル・ソシエダ
| 年度 | レアル・ソシエダ | コパ・デル・レイ | UEFAチャンピオンズリーグ | UEFA ヨーロッパリーグ |
|---|---|---|---|---|
| 2022年度 | 28試合1ゴール | 3試合1ゴール2アシスト | ||
| 2023年度 | 35試合9ゴール 4アシスト | 2試合 | 7試合2アシスト | |
| 2024年度 | 30試合7ゴール 4アシスト | 3試合 | 8試合1アシスト | |
| 2025年度 | 36試合5ゴール | 5試合 | 11試合2ゴール 2アシスト | |
| 2026年度(現在) | 3試合1ゴール |
久保はレアル・ソシエダの中心選手として活躍しています。今季は2桁得点を叩き出すことができるのか注目です!
日本代表として
| 年度 | 国際親善試合 | ワールドカップ予選 | ワールドカップ | AFCアジアカップ | オリンピック | コパ・アメリカ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年度 | 2試合 | 3試合 | ||||
| 2020年度 | 4試合 | 6試合3ゴール1アシスト | ||||
| 2021年度 | ||||||
| 2022年度 | 3試合 | 6試合 | ||||
| 2023年度 | 6試合1ゴール 5アシスト | 2試合 | 5試合1ゴール1アシスト | |||
| 2024年度 | ||||||
| 2025年度 | 1試合 | |||||
| 2026年度 (現在) | 11試合4ゴール8アシスト |
日本代表としてデビューしたのが2019年6月9日のエルサルバドル戦です。年齢でのデビューの早さは市川大祐に次ぐ2番目の早さでデビューしました。今では日本代表の中心選手の一人として躍動しています。
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久保建英の年俸は?
久保建英選手の年俸は、所属クラブでの活躍や評価に応じて大きく変動しています。現在の推定年俸は200万~250万ユーロ(約3億~4億円)とされ、これはスペインリーグの主力選手としては高水準の金額です。
また、クラブからの年俸だけでなく、スポンサー契約やボーナスなども加わるため、年収は推定で6億~8億円にのぼると見られています。
2024年にはサウジアラビアのクラブから年俸64億円という破格のオファーがあったと報じられましたが、久保はこれを拒否し、キャリアの成長を優先して欧州でのプレーを続けることを選択したことが話題を呼びました。
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久保建英の弟、瑛史とは
久保建英の6歳年下の弟である久保 瑛史(くぼ えいじ)も、兄と同じくプロサッカー選手として活躍しています。
瑛史(えいじ)は、兄が幼少期に在籍していた横浜F・マリノスのジュニアユースで育ち、その後、兄のレアル・ソシエダ移籍に伴い、自身もスペインに渡りレアル・ソシエダの下部組織でプレーしました。
そして、2025年8月に日本のJリーグ、セレッソ大阪への加入が発表され、大きな注目を集めています。
プレースタイルは、攻撃的なアタッカーである建英とは異なり、主にボランチ(守備的ミッドフィルダー)を主戦場としています。兄譲りの高い戦術眼とパスセンスを持ち、守備的な位置からゲームを組み立てる能力に長けています。また、右利きである点も、左利きの建英選手との大きな違いです。
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