三笘薫について解説!経歴、クラブ、代表での成績、プレースタイル、年俸を紹介
卓越したドリブルで世界中のファンを魅了し、日本サッカー界の希望となった三笘薫。ボールをもつと一瞬にして試合の流れを変える魔法のようにサイドを支配します。
この記事では、三笘薫がどのようにして世界最高峰の舞台へとたどり着いたのか、そのすべてを解き明かします。なぜ三笘のドリブルは止まらないのか?プロとしてのキャリアを築く上で、どんな決断を下してきたのか?
プロ一年目はJリーグの川崎フロンターレで活躍し、現在はプレミアリーグのブライトンで攻撃の中心選手として活躍する三笘薫。
今に至るまで、ユースで受けた挫折と筑波大学で培ってきたものが全てです。彼の内面に秘められた静かなる情熱から、見る者を釘付けにするプレースタイル、そして各クラブでの輝かしい活躍と知られざる年俸まで、彼のすべてがここにあります。さあ、日本が誇るドリブラーの物語を一緒に探求しましょう。
\ 通常プランとのセットで初月1,400円! /
三笘薫とはどんな選手?
| 生年月日 | 1997年5月20日(28歳) |
| 出身地 | 大分県大分市生まれ |
| 身長・体重 | 178cm・74kg |
| 所属チーム | ブライトン(背番号22番) |
| ポジション | MF |
三笘薫の知られざる内面「静かなる情熱家」
三笘選手は、冷静沈着で物静かな性格として知られています。試合中も感情を表に出すことは少なく、常に周りを冷静に観察しています。この落ち着きは、彼のプレーにも反映されており、窮地に陥った際にも慌てることがありません。
また、大学時代に「ドリブルの原理」を卒業論文のテーマにするなど、非常に探求心が強く、論理的に物事を考える一面も持ち合わせています。
この知的な探求心は、自身のプレーを客観的に分析し、改善していく上で大きな武器となっています。
逆境を乗り越える「静かなる闘志」
三笘選手のメンタルは、非常にタフで、逆境にも強いことで知られています。大学進学という自身の選択が正しかったことを証明するために、並々ならぬ努力を重ねてプロの道へ進んだ経緯は、彼の強い意志の表れです。
プロ入り後も川崎フロンターレ時代では無双し、プレミアリーグでも厳しい競争や怪我を乗り越え、トップレベルでのパフォーマンスを維持しています。
カタールW杯のスペイン戦で見せた「三笘の1ミリ」は、最後まで諦めない強いメンタルの象徴であり、日本サッカー史に残る名場面となりました。
プレッシャーのかかる場面でも冷静さを保ち、最高のパフォーマンスを発揮できるメンタルの強さが、彼をトッププレイヤーへと押し上げています。
「考えるドリブラー」の原点「知的な探究心」
三笘選手の思考力は、そのプレーの質の高さに直結しています。筑波大学時代に卒業論文のテーマとして「ドリブルの原理」を選んだことは、彼の知的な探求心を示す象徴的なエピソードです。
単なる感覚的なプレーに頼るのではなく、ドリブルを科学的に分析し、理論的に解明しようと試みました。
この探求心こそが、彼を「考えるドリブラー」へと成長させ、世界トップレベルの舞台でも通用する独自のプレースタイルを確立させた原点と言えるでしょう。
\ 通常プランとのセットで初月1,400円! /
三笘薫の経歴
川崎フロンターレの下部組織時代
川崎フロンターレのジュニアからユース(小学校から高校)まで一貫して同じクラブに属した三笘薫。小学3年生で川崎フロンターレのスクールに入り、その後ジュニアチーム(U-10)からユースチーム(U-18)まで、下部組織でプレーしました。
このアカデミー時代に、彼はドリブルを中心とした個の技術を徹底的に磨き上げました。当時から突出したドリブル能力は際立っており、相手選手を軽々と抜き去る姿は、周囲からも一目置かれていました。
挫折と転機の筑波大学時代
川崎フロンターレのユースからトップチームへの昇格が見送られた三笘薫選手は、プロへの道を諦めることなく、筑波大学への進学という道を選びました。
この選択は、彼のサッカー人生における大きな転機となり、現在のプレースタイルを確立する上で不可欠な期間となりました。
筑波大学蹴球部では、当時から監督を務めていた小井土正亮氏のもと、三笘は「考えるサッカー」を学びました。ユース時代に培った突出したドリブル能力に加えて、戦術理解力やフィジカル面を徹底的に強化。
大学での経験は、彼のプレーに深みをもたらしました。また、筑波大学の持つ自由な校風の中で、サッカー以外の学問にも触れ、卒業論文では「ドリブルの原理」をテーマに選びました。
この論理的な思考力は、プロになってからも彼のプレーを支える基盤となっています。
川崎フロンターレ時代
筑波大学での4年間を経て、2020年に三笘薫選手は古巣である川崎フロンターレに加入しました。プロとしてのキャリアをスタートさせたこの時期は、彼が日本サッカー界に衝撃を与え、欧州移籍への道を切り開いた重要なターニングポイントとなりました。
プロ1年目から持ち前のドリブルを武器にレギュラーに定着。ルーキーながら、その卓越したテクニックと決定力でチームの攻撃を牽引しました。
特に印象的だったのは、相手ディフェンダーを幾度となく翻弄し、ゴールやアシストに直結するプレーを連発したことです。
リーグ戦では13得点12アシストを記録し、Jリーグの新人最多得点記録を塗り替えました。この活躍が評価され、同シーズンのJリーグベストイレブンに選出されました。
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ時代
川崎フロンターレでの活躍を経て、三笘薫選手は2021年夏にイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ完全移籍しました。
しかし、移籍直後に労働許可証の問題が発生したため、彼はそのままブライトンでプレーするのではなく、ブライトンのオーナーが所有するベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ1年間期限付き移籍しました。
ベルギーでの生活は、三笘にとって大きな挑戦でした。異なる言語、文化、そしてフィジカルコンタクトの激しいヨーロッパのサッカーに順応する必要がありました。
当初は途中出場が中心でしたが、彼は徐々にチームに溶け込み、持ち前のドリブルを武器に存在感を示し始めました。
特に印象的な活躍を見せたのが、2021年10月に行われたセラン戦です。ハットトリックを達成し、チームを劇的な逆転勝利に導く大活躍を見せました。
この試合を境に、三笘選手は不動のレギュラーとして定着。彼の攻撃的なプレーは、チームの快進撃を支え、リーグ戦で2位という好成績を残す立役者となりました。
世界最高峰の舞台へブライトンでの挑戦と進化
ベルギーでの武者修行を終えた三笘薫は、2022-23シーズンから満を持してブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンに復帰しました。
ブライトンに復帰後、序盤は主に途中出場でプレーしました。しかし、限られた時間の中でもその卓越したドリブルでチームに変化をもたらし、チャンスを創出。
監督やチームメイトからの信頼を勝ち取ると、シーズン中盤からはレギュラーの座を掴みました。
初ゴールを決めた2022年10月のチェルシー戦では、相手ディフェンスを翻弄するプレーで観客を沸かせ、プレミアリーグのファンに強烈なインパクトを残しました。
チェルシー戦後のプレミアリーグ第15節ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦では待望のプレミアリーグ初ゴールを決めるなど好調なシーズンを過ごす。
そして月日がながれ、新シーズンでもブライトンの攻撃陣の中心として活躍しています。今では移籍の話が絶えない選手とし進化しましたが更にこれからの活躍に注目です!
\ 通常プランとのセットで初月1,400円! /
三笘薫の成績
ブライトン
| 年度 | プレミアリーグ | FAカップ | カラバオカップ | UEFAヨーロッパリーグ | クラブ親善試合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年 | 33試合7ゴール 5アシスト | 5試合2ゴール 2アシスト | 3試合1ゴール | ||
| 2023年 | 19試合3ゴール 4アシスト | 1試合 | 6試合1アシスト | ||
| 2024年 | 36試合10ゴール 4アシスト | 4試合1ゴール | 1試合 | 3試合 | |
| 2025年 | 3試合(現在) |
日本代表
| 年度 | オリンピック | ワールドカップ | ワールドカップ 予選 | 国際親善試合 | アジアカップ |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年 | 3試合1ゴール | ||||
| 2021年 | 3試合2ゴール 1アシスト | 4試合2ゴール 1アシスト | |||
| 2022年 | 4試合1アシスト | 5試合2ゴール 2アシスト | 2試合 | ||
| 2023年 | |||||
| 2024年 | 2試合 | ||||
| 2025年 | 7試合1ゴール 3アシスト |
\ 通常プランとのセットで初月1,400円! /
三笘薫の年俸は?
各チームごとの三笘薫の年俸をご紹介します。
川崎フロンターレ時代 (2020年)
プロ1年目はC契約で、年俸は推定460万円と報じられています。 ※JリーグのC契約は新人選手に適用され、年俸に上限があります。
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ時代 (2021-22シーズン)
ブライトンへの移籍後、期限付き移籍したベルギーのユニオン・サン=ジロワーズでは、年俸は推定8350万円から1億円と報じられています。
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン時代 (2022年〜現在)
ブライトン加入当初の年俸は推定1億円台と報じられていましたが、2023年10月に長期契約を締結した際には大幅な昇給があり、現在の年俸は推定7.5億円から8億円とされています。
三笘薫の兄、奥さんは?
三笘薫の兄は俳優業
三笘薫の兄は実は俳優であり、ファッションモデルの結木滉星(ゆうきこうせい)です。スターダストプロモーションに所属する結木は代表作であるテレビドラマでは「快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー」に出演していました。
三笘薫の奥さんは陸上選手
三笘薫の奥さんは同級生であり、陸上(三段跳び・走幅跳)選手の剣持クリア(けんもちくりあ)です。同じ筑波大学でスポーツは違えど共に活躍した仲間でありパートナーです。
2022年に神奈川県鎌倉市で結婚式を挙げたことも話題となっています。
三笘薫のおすすめ動画
スーパーサブ三笘薫が決めたワールドカップ
2022年ワールドカップアジア最終予選、オーストラリア代表vs日本代表の一戦で、途中出場から劇的な2ゴールを決め、日本を7大会連続となるW杯出場へと導いたのが、三笘薫です。
試合は0-0のまま終盤を迎え、日本にとって引き分けではW杯出場が危うい状況でした。
そんな中、後半44分にピッチに投入された三笘選手は、そのわずか数分後に試合の流れを完全に変える活躍を見せます。
まず、後半44分に味方のパスを受け、冷静にシュートを放って先制ゴールを決めると、さらに後半アディショナルタイムには、得意のドリブルで左サイドを突破。
そのまま持ち込んで放ったシュートがゴールネットを揺らし、決定的な2点目を奪いました。
この2ゴールによって、日本は2-0で勝利し、見事にW杯出場を決めました。
チェルシー戦でみせたゴラッソ!スーパーゴール
ゴールキーパーのロングパスをチェルシー自陣で絶妙なコントールからのフィニッシュは圧巻!このゴールは三笘薫の最高のゴールの一つになりました。
三笘薫のプレミアリーグのゴール集
絶好調の三笘薫のゴール集です。2024年シーズンでは沢山のゴールが生まれました。どれもがゴラッソ級なゴールです。
三笘薫の川崎フロンターレ時代の圧巻プレー集
川崎フロンターレ時代では個々での打開やコンビネーションからのゴールなど無双状態でした。そんな三笘薫のゴールシーンをとくとご覧ください!
\ 通常プランとのセットで初月1,400円! /