KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の視聴方法!テレビ放送や配信サービス、日程、出場選手を解説!
日本時間6月19日(木)~23日(月)の日程でLPGAメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025」が開催されます。1955年に第1回大会が行われた、女子メジャーのなかでも2番目に古い大会です。
出場者は、LPGAメジャー優勝者や世界ランキングで選ばれた女子プロゴルファー156名。2024年大会は山下美夢有が優勝争いの末2位タイと惜敗。西郷真央と渋野日向子が7位タイに入る活躍を見せました。
2025年大会には山下美夢有始め日本選手15名が出場予定です。
ここではKPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の視聴方法、テレビ放送や配信サービスに加え日程、出場選手を解説します。
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の概要
正式名称は「KPMG Women’s PGA Championship」。男子のPGA(全米プロゴルフ協会)がタイトルスポンサーになったことで、2015年よりこの名称になりました。女子の大会に男子のプロゴルフ協会がスポンサーになりちょっとややこしい構図になっています。
会場のPGAフリスコはPGAの本拠地として開発された、ゴルフ場、商業施設、ホテルなどで構成される一大リゾート地区です。
また、1977年樋口久子の優勝以降日本選手の優勝はありません。現役選手による5大メジャー制覇なるか。日本選手の活躍に興味が集まります。
| 開催日程 (日本時間) | 6月19日(木)~6月23日(月) |
| 開催場所 | テキサス州フリスコ PGAフリスコ フィールズランチイースト 6604ヤードパー72 |
| 賞金総額 | 1,200万ドル=17億4,000万円(1ドル=145円換算) |
| CMEポイント | 650ポイント |
| 放送・配信 | WOWOW WOWOWオンデマンド |
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の視聴方法
KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025はWOWOWとWOWOWオンデマンドで視聴できます。
WOWOW

WOWOWでは、KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025を放送予定です。
WOWOWでは、WEB・アプリ上の配信と衛星放送で番組を見ることができます。
1つの契約で最大5台までアカウントを登録することができます。
テレビだけではなくスマホやPCなどからも視聴できるので、時間に縛られず好きな時間、好きな場所でWOWOWを視聴できるのも最大の特徴です。
またWOWOWオンデマンドには、日本人選手専用カメラという機能があります。
応援している日本人選手がいる、日本人選手に注目して視聴したい、そんな方はオンデマンドでの視聴がおすすめです。
WOWOWの料金
WOWOWの料金は、月額2,530円(税込)です。
動画配信と衛星放送、両方を視聴することが可能です。
衛星放送での登録の場合は、アンテナの設置やB-CASカードの準備が必要です。
WOWOWの登録方法
WOWWOWの登録方法を解説します。
- WOWOWの公式サイトにアクセス
- 注意事項にチェックして「お申し込みはこちら」をクリック
- メールアドレスを登録し、認証コードを入力後、「認証する」をクリック
- ログインのパスワード、氏名、電話番号、生年月日、性別を入力
- 「無料トライアルの適用」と「支払い方法」を選択し、「入力内容を確認する」をクリックし、登録完了
WOWOWオンデマンド
WOWOWオンデマンドでは、KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025を配信しています。
衛星放送とは異なり、ネット上で番組を見られます。
もちろん、「WOWOW」で放送されている番組をテレビやスマートフォンなどで見ることも可能です。
「WOWOWオンデマンド」は、1つの契約で最大5台までアカウントを登録できます。
そのため、時間に縛られず好きな時間、好きな場所でWOWOWを視聴できるのも最大の特徴です。
WOWOWオンデマンドの料金
WOWOWオンデマンドは、月額2,530円(税込)です。
WOWOWに契約している人は追加料金なしでWOWOWオンデマンドを視聴できます。
WOWOWオンデマンドの登録方法
WOWOWオンデマンドの登録方法を解説します。
- WOWOWの公式サイトにアクセス
- 「WOWOWオンデマンドはこちら」をクリック
- 「今すぐはじめる」をクリック
- メールアドレスを登録し、認証コードを入力後、「認証する」をクリック
- ログインのパスワード、氏名、電話番号、生年月日、性別を入力
- 「無料トライアルの適用」と「支払い方法」を選択し、「入力内容を確認する」をクリック
- 登録完了
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025 放送・配信日程
| ラウンド | 放送・配信日時 | 放送・配信サービス |
|---|---|---|
| 第1日 | 【前半】6月20(金)0:00~4:15 【後半】6月20(金)7:00~9:15 | WOWOWオンデマンド WOWOW |
| 第2日 | 【前半】6月21(土)0:00~4:15 【後半】6月21(土)7:00~9:15 | WOWOWオンデマンド WOWOW |
| 第3日 | 【前半】6月22(日)0:00~4:00 【後半】6月22(日)4:00~8:00 | WOWOWオンデマンド WOWOW |
| 最終日 | 【前半】6月23(月)0:00~4:00 【後半】6月23(月)4:00~8:00 | WOWOWオンデマンド WOWOW |
※WOWOWオンデマンド配信では日本人選手専用カメラ配信あり!
※放送・配信時間は変更になる場合あり!
KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025に出場予定の日本人選手
出場予定日本選手15名のカテゴリ別一覧です。
| 過去5年間(2020年~2024年)および今年(2025年)のメジャーチャンピオン | |||
| 3名 | 西郷真央 | 笹生優花 | 古江彩佳 |
| 2023年以降のLPGA公式トーナメント優勝プロ | |||
| 2名 | 竹田麗央 | 岩井千怜 | |
| 2024年KPMG全米女子プロゴルフ選手権トップ 10 | |||
| 2名 | 山下美夢有 | 渋野日向子 | |
| 2025年5月19日のロレックス女子世界ゴルフランキング70位までのプロ | |||
| 4名 | 岩井明愛 | 畑岡奈紗 | 河本結 |
| 桑木志帆 | |||
| 2025年シーズンCMEポイント順 | |||
| 4名 | 勝みなみ | 馬場咲希 | 吉田優利 |
| 西村優菜 | |||
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の注目選手
KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の注目選手3名を紹介します。優勝争いに絡めるかチェックしてみてください。
西郷真央
2001年10月生まれ千葉県出身。規約改定で1学年上との合同となった2019年のプロテストに一発合格。2022年に初優勝を挙げると年間5勝の快挙で一躍トップ選手の仲間入りを果たしました。
2024年よりLPGAツアーに参戦して最優秀新人賞を獲得。2025年はメジャー第1戦「シェブロン選手権」でLPGAツアー初優勝を飾り、第2戦「全米女子オープン」でも4位タイと優勝争いを演じています。
メジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025」ではどんな戦いをするか注目です。
ネリー・コルダ
アメリカ出身の26歳です。2017年よりLPGAツアーに参戦してここまで15勝を挙げています。2024年には出場5試合連続優勝を果たし年間7勝を挙げました。世界ランキングは堂々の1位。6月9日時点で世界ランキング1位が通算101週になりました。
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は2021年に制覇。2025年まだ勝ち星のない女王が選手権2勝目に挑みます。
山下美夢有
2001年8月生まれ大阪府出身。2019年のプロテストに一発合格を果たすと2022年23年と連続してメルセデスランキング、賞金ランキング共1位に君臨。2024年こそ竹田麗央にその座を譲りましたが、ショットの正確さとパットのうまさには定評があります。
2025年からLPGAツアーに参戦して、6月9日時点で10試合に出場。トップ10には4回入る活躍でCMEランキング24位につけています。
スポット参戦だった2024年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は2位タイと大健闘。今年こそは優勝をつかみ取れるのか、期待したいところです。
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025に関するよくある質問
よくある質問を纏めてみました。
前年の優勝者は?
2024年大会は韓国のエイミー・ヤンが7アンダーで優勝。3打差の4アンダー2位タイにリリア・ヴ、コ・ジンヨン、山下美夢有の3選手が入っています。
最終日最終組は7アンダー単独首位のエイミー・ヤンと5アンダー2位タイ山下美夢有、ローレン・ハートレッジの3サム。3アンダー5位タイのリリア・ヴは1組前からスタート。3アンダー5位タイのコ・ジンヨンは同じく3アンダーの渋野日向子、レクシー・トンプソンと2組前からスタートしました。
各選手バーディとボギーが入り乱れる目まぐるしい展開から、パープレーで7アンダーを死守したエイミー・ヤンが優勝。1打落とした山下美夢有と1打伸ばしたリリア・ヴ、コ・ジンヨンが2位タイに入り、1打落とした渋野日向子はこの日5打伸ばして猛追を見せた西郷真央と共に7位タイで終わりました。
出場資格は?
出場資格は以下のとおりです。
- KPMG全米女子プロゴルフ選手権の歴代優勝者
- 過去5年間(2020年~2024年)および今年(2025年)のメジャーチャンピオン
- 2023年以降のLPGA公式トーナメント優勝プロ
- 2024年ダウチャンピオンシップ(チーム戦)の優勝者
- 前年度LET、KLPGA、JLPGAランキングポイント1位の者
- 2024年KPMG全米女子プロゴルフ選手権トップ 10
- 2025年5月19日のロレックス女子世界ゴルフランキング70位までのプロ
- 2024年パリオリンピック金メダリスト
- 2024年LPGAプロフェッショナルズナショナルチャンピオンシップの上位8名
- 2025 PGA女子ストロークプレー選手権の上位入賞者
- 招待選手
- 産休対象者
- 2025年シーズンCMEポイント順
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025の出場選手
出場選手は以下のとおりです。
| 招待選手 | ||
| 2名 | ミミ・ローズ (イギリス) | ステーシー・ルイス (アメリカ) |
| KPMG全米女子プロゴルフ選手権の歴代優勝者 | ||
| 12名 | エイミー・ヤン(韓国) | パク・ソヒョン(韓国) |
| イン・ルオニン(中国) | ダニエル・カン(アメリカ) | |
| チョン・インジ(韓国) | ブルック・M・ヘンダーソン (カナダ) | |
| ネリー・コルダ(アメリカ) | ヤニ・ツェン(台湾) | |
| キム・セヨン(韓国) | クリスティ・カー(アメリカ) | |
| ハンナ・グリーン(オーストラリア) | アンナ・ノルドクヴィスト (スイス) | |
| 過去5年間(2020年~2024年)および今年(2025年)のメジャーチャンピオン | ||
| 15名 | 西郷真央(日本) | ミンジー・リー(オーストラリア) |
| リリア・ヴー(アメリカ) | キム・アリム(韓国) | |
| ジェニファー・クプチョ(アメリカ) | 古江彩佳(日本) | |
| パティ・タバタナキット(タイ) | セリーヌ・ブーティエ(フランス) | |
| ミリム・リー(韓国) | リディア・コ(ニュージーランド) | |
| マーヤ・スターク(スイス) | アシュリー・ブハイ(南アフリカ) | |
| 笹生優花(日本) | ソフィア・ポポフ(イギリス) | |
| アリセン・コープス(アメリカ) | ||
| 2023年以降のLPGA公式トーナメント優勝プロ | ||
| 23名 | コ・ジンヨン(韓国) | ベイリー・ターディ(アメリカ) |
| グレース・キム(オーストラリア) | リンネア・ストローム(スイス) | |
| パジャリー・アナンナルカーン(タイ) | ジーノ・ティティクル(タイ) | |
| ローズ・チャン(アメリカ) | ローレン・コフリン(アメリカ) | |
| レオナ・マグワイア(アイルランド) | モリヤ・ジュタヌガーン(タイ) | |
| リン・グラント(スウェーデン) | ジャスミン・スワンナプラ(タイ) | |
| アレクサ・パノ(アメリカ) | 竹田麗央(日本) | |
| ミーガン・カン(アメリカ) | イェイリミ・ノー(アメリカ) | |
| チャネティー・ワナセン(タイ) | マデリーン・サグストロム (スウェーデン) | |
| ユ・ヘラン(韓国) | イングリッド・リンドブラッド (スウェーデン) | |
| キム・ヒョジュ(韓国) | 岩井千怜(日本) | |
| エンジェル・イン(アメリカ) | ||
| 前年度LET、KLPGA、JLPGAランキングポイント1位の者 | ||
| 2名 | キアラ・タンブルリーニ(スイス) | ユン・イナ(韓国) |
| 2024年KPMG全米女子プロゴルフ選手権トップ 10 | ||
| 6名 | 山下美夢有(日本) | キャロライン・イングリス (アメリカ) |
| ローレン・ハートラージ(アメリカ) | レクシー・トンプソン(アメリカ) | |
| 渋野日向子(日本) | サラ・シュメルツェル(アメリカ) | |
| 2025年5月19日のロレックス女子世界ゴルフランキング70位までのプロ | ||
| 20名 | チャーリー・ハル(イギリス) | ファン・ユミン(韓国) |
| エスター・ヘンセライト(ドイツ) | リンディ・ダンカン(アメリカ) | |
| アリヤ・ジュタヌガーン(タイ) | キム・スジ(韓国) | |
| 岩井明愛(日本) | ギャビー・ロペス(メキシコ) | |
| カルロタ・シガンダ(スペイン) | シンシルバン(韓国) | |
| イム・ジニ(韓国) | ガブリエラ・ルフェルス (オーストラリア) | |
| ステファニー・キリアコウ (オーストラリア) | イ・ミヒャン(韓国) | |
| 畑岡奈紗(日本) | 河本結(日本) | |
| アンドレア・リー(アメリカ) | ナナ・ケルスツ・マドセン (デンマーク) | |
| チェ・ヘジン(韓国) | 桑木志帆(日本) | |
| 2024年LPGAプロフェッショナルズナショナルチャンピオンシップの上位8名 | ||
| 8名 | アリー・ホワイト(アメリカ) | アリソン・カールト(アメリカ) |
| ニコール・フェルチェ(アメリカ) | ヘザー・アンジェル(アメリカ) | |
| アリー・ナイト(アメリカ) | サンドラ・チャンキジャ(アメリカ) | |
| ナタリー・ビバルディ(アメリカ) | アシュリー・グリエ(アメリカ) | |
| 2025 PGA女子ストロークプレー選手権の上位入賞者 | ||
| 1名 | カテリン・セプモリー(アメリカ) | |
| 産休対象者 | ||
| 1名 | ジョアンナ・コー(アメリカ) | |
| 2025年シーズンCMEポイント順 | ||
| 66名 | イ・ソミ(韓国) | イ・ジョンウン5(韓国) |
| ジェニー・ベ(アメリカ) | ペイユン・チェン(台湾) | |
| オースン・キム(アメリカ) | チョン・ジウォン(韓国) | |
| イ・イルヒ(韓国) | メアリー・リウ(中国) | |
| ヤン・リウ(中国) | エミリー・クリスティン・ペダーセン (デンマーク) | |
| 勝みなみ(日本) | ジュリア・ロペス・ラミレス (スペイン) | |
| カン・ヘジ(韓国) | ジジ・ストール(アメリカ) | |
| クリステン・ギルマン(アメリカ) | ジン・ヤン(中国) | |
| ナタリア・グセバ(UNA) | カリス・デビッドソン (オーストラリア) | |
| キャシー・ポーター(オーストラリア) | ポーラ・レト(南アフリカ) | |
| ウェイウェイ・チャン(中国) | ムニ・ヘ(中国) | |
| ジェニー・シン(韓国) | ポーリン・ルーサン=ブシャール (フランス) | |
| ミランダ・ワン(中国) | リャン・オトゥール(アメリカ) | |
| エリザベス・ソコル(アメリカ) | イ・ジョンウン6(韓国) | |
| ルーシー・リー(アメリカ) | キャロライン・マソン(ドイツ) | |
| 馬場咲希(日本) | ブリアナ・ドゥ(アメリカ) | |
| スー・ウェイリン(台湾) | リウ・ルイシン(中国) | |
| アライン・クラウター(ドイツ) | パク・クムカン(韓国) | |
| ベネデッタ・モレスコ(イタリア) | マリエル・ガルディアーノ (アメリカ) | |
| マノン・デ・ローイ(ベルギー) | ポーナノン・パトルム(中国) | |
| ロビン・チョイ(オーストラリア) | フリーダ・キンフルト (スウェーデン) | |
| ヤフイ・チャン(中国) | シャイアン・ナイト(アメリカ) | |
| アルベイン・バレンズエラ(スイス) | マディソン・ヤング(アメリカ) | |
| ブルック・マシューズ(アメリカ) | ユウ・リウ(中国) | |
| ナリン・アン(韓国) | モルガン・メトロー(スイス) | |
| ジェマ・ドライバーグ(スコットランド) | サバンナ・グレワル(カナダ) | |
| デウィ・ウェバー(オランダ) | ジョージア・ホール(イギリス) | |
| ヒラ・ナビード(オーストラリア) | グルリーン・カウル(アメリカ) | |
| 吉田優利(日本) | オリビア・コーワン(ドイツ) | |
| アディティ・アショク(インド) | 西村優菜(日本) | |
| アルピチャヤ・ユボル(タイ) | ビアンカ・パグダンガナン (フィリピン) | |
| ス・ビンジュ(韓国) | ジョディ・イワート・シャドフ (イギリス) | |
| アサハラ・ムニョス(スペイン) | アナ・ベラック(スロベニア) | |
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KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025 試合結果と試合内容 ※随時更新
第1日
最終成績
| 順位 | 氏名(国籍) | スコア |
|---|---|---|
| 1位 | ジーノ ティティクル(タイ) | ー4 |
| 2位 | ミンジ リー(オーストラリア) | ー3 |
| 3位タイ | ユ へラン(韓国) | ー2 |
| 3位タイ | 竹田 麗央(日本) | ー2 |
| 3位タイ | イ ソミ(韓国) | ー2 |
| 3位タイ | イエリミ ノー(アメリカ) | ー2 |
| 7位タイ | 西村 優菜(日本) | ー1 |
| 7位タイ | 岩井 千怜(日本) | ー1 |
| 26位タイ | 山下 美夢有(日本) | +1 |
| 26位タイ | 西郷 真央(日本) | +1 |
| 40位タイ | 勝 みなみ(日本) | +2 |
| 40位タイ | 渋野 日向子(日本) | +2 |
| 58位タイ | 岩井 明愛(日本) | +3 |
| 84位タイ | 馬場 咲希(日本) | +4 |
| 103位タイ | 畑岡 奈紗(日本) | +5 |
| 103位タイ | 河本 結(日本) | +5 |
| 119位タイ | 吉田 優利(日本) | +6 |
| 135位タイ | 笹生 優花(日本) | +7 |
| 135位タイ | 古江 彩佳(日本) | +7 |
| 150位タイ | 桑木 志帆(日本) | +10 |
戦評
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(19日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
女子プロゴルファー世界一を決める今季のメジャー第3戦が開幕し、米ツアー2勝のルーキー竹田麗央が2アンダーの3位でスタートした。午前中のティオフで4バーディ、2ボギー「70」で回り、単独首位のジーノ・ティティクル(タイ)と2打差。1977年の樋口久子以来、日本勢では48年ぶりの大会制覇へ好発進を決めた。
1打差の2位にメジャー2勝のミンジー・リー(オーストラリア)。竹田と同じ3位にイエリミ・ノら4人が並ぶ。156人のフィールドで全体のトップスタートを切った西村優菜と、5月の「リビエラマヤオープン」で米ツアー初勝利を飾った岩井千怜が1アンダー7位で滑り出した。
世界ランキング1位のネリー・コルダは「72」でイーブンパー16位。4月の「シェブロン選手権」以来のメジャー2勝目を狙う西郷真央と山下美夢有は1オーバー26位で初日を終えた。メジャー2勝目がかかる渋野日向子は2バーディ、4ボギーの「74」。勝みなみと同じく午後にプレーした日本人選手では最高位の40位でホールアウトした。
3週前の「全米女子オープン」でメジャー初優勝を挙げたばかりのマジャ・スターク(スウェーデン)は岩井明愛と並び3オーバー58位。
昨年の「全米オープン」以来のメジャー3勝目を狙う笹生優花、同年「エビアン選手権」に続くビッグタイトル獲得が期待される古江彩佳はともに7オーバー135位と出遅れた。
第2日
最終成績
| 順位 | 氏名(国籍) | スコア |
|---|---|---|
| 1位 | ジーノ ティティクル(タイ) | ー6 |
| 2位タイ | ミンジ リー(オーストラリア) | ー3 |
| 2位タイ | 竹田 麗央(日本) | ー3 |
| 4位 | レキシー トンプソン(アメリカ) | ー2 |
| 5位タイ | 岩井 千怜(日本) | ー1 |
| 8位タイ | 山下 美夢有(日本) | 0 |
| 36位タイ | 勝 みなみ(日本) | +4 |
| 36位タイ | 西村 優菜(日本) | +4 |
| 44位タイ | 畑岡 奈紗(日本) | +5 |
| 44位タイ | 岩井 明愛(日本) | +5 |
| 68位タイ | 笹生 優花(日本) | +7 |
| 79位タイ | 桑木 志帆(日本) | +8 |
| 95位タイ | 河本 結(日本) | +9 |
| 95位タイ | 渋野 日向子(日本) | +9 |
| 95位タイ | 西郷 真央(日本) | +9 |
| 110位タイ | 馬場 咲希(日本) | +10 |
| 110位タイ | 吉田 優利(日本) | +10 |
| 123位タイ | 古江 彩佳(日本) | +11 |
戦評
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(20日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
強風が吹く難コースで竹田麗央、岩井千怜、山下美夢有のツアールーキー3人が10位以内で週末を迎える。竹田は3位から出て3ボギーが先行したが、後半4番から3連続バーディ、最終9番(パー5)もとって「71」。通算3アンダーと首位に3打差2位につけた。竹田は「3オーバーまで行ってしまったけど、後半に3連続バーディが来て、すごく耐えた一日でした」と長い一日を振り返り、決勝ラウンドに向けて「明日も多分、風(が吹く)と思うので、耐えて、伸ばせるようにしたいです」と話した。
岩井千はスタートから2バーディ先行後に後半6番でダブルボギーを喫したが「72」と粘り、1アンダーの5位。山下は26位から出て、3バーディ、2ボギーの「71」で回り、イーブンパーの8位にいる。
日本勢は4オーバー36位の勝みなみ、西村優菜、5オーバー44位の畑岡奈紗、岩井明愛、7オーバー68位の笹生優花を含めて出場15人中8人が予選を通過した。
上位グループはメジャー未勝利で世界ランキング2位のジーノ・ティティクル(タイ)が「70」で回り、通算6アンダーの首位をキープ。竹田と並ぶ3アンダーの2位にミンジー・リー(オーストラリア)、2アンダー4位にメジャー1勝のレキシー・トンプソン。世界ランキング1位のネリー・コルダは2オーバー16位にいる。
桑木志帆は初日「82」から「70」と巻き返したが、予選通過に1打届かぬ8オーバー。4月のメジャー「シェブロン選手権」優勝の西郷真央はスタート10番のトリプルボギーなど「80」、渋野日向子は終盤16番のトリプルボギーなど「79」でいずれも9オーバー、古江彩佳も「76」と崩れて11オーバーで、メジャーは3週前「全米女子オープン」から2戦連続予選落ちとなった。
第3日
最終成績
| 順位 | 氏名(国籍) | スコア |
|---|---|---|
| 1位 | ミンジ リー(オーストラリア) | ー6 |
| 2位 | ジーノ ティティクル(タイ) | ー2 |
| 3位タイ | チェ ヘジン(韓国) | +1 |
| 3位タイ | 山下 美夢有(日本) | +1 |
| 3位タイ | レキシー トンプソン(アメリカ) | +1 |
| 6位タイ | 岩井 千怜(日本) | +2 |
| 18位タイ | 竹田 麗央(日本) | +5 |
| 35位タイ | 勝 みなみ(日本) | +7 |
| 40位タイ | 畑岡 奈紗(日本) | +8 |
| 40位タイ | 西村 優菜(日本) | +8 |
| 62位タイ | 笹生 優花(日本) | +11 |
| 62位タイ | 岩井 明愛(日本) | +11 |
戦評
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(21日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
メジャー初優勝を目指す山下美夢有が首位と7打差3位で最終日を迎える。14m/秒の突風が吹き荒れ、平均スコア「76.07」の難コンディションで8位から「73」で回り通算1オーバー。10番まで1バーディ、5ボギーとスコアを落とした後、3バーディを奪った。
山下は過去に経験したのは「全英の時ぐらい」という強風の一日を「前半はなかなか苦しかったけど、後半に粘って取り返せてよかった」と振り返った。最終日に向け「この強い風に負けないように頑張ります」と意欲を語った。
5位から出た岩井千怜は2バーディ、5ボギーの「75」で2オーバー6位に。2位から出た竹田麗央は1バーディ、5ボギー2ダブルボギーの「80」で5オーバー18位に後退した。
通算アンダーパーは上位の2人だけ。2位から出たメジャー2勝のミンジー・リー(オーストラリア)がボギーなしの「69」で6アンダー、後続に4打差の単独首位に浮上。首位から出たジーノ・ティティクル(タイ)は「76」で2アンダーの2位に後退した。
最終日
最終成績
| 順位 | 氏名(国籍) | スコア |
|---|---|---|
| 1位 | ミンジ リー(オーストラリア) | ー4 |
| 2位タイ | オーストン キム(アメリカ) | ー1 |
| 2位タイ | シャネッティ ワナセン(タイ) | ー1 |
| 4位タイ | 岩井 千怜(日本) | +1 |
| 4位タイ | ジーノ ティティクル(タイ) | +1 |
| 6位タイ | 山下 美夢有(日本) | +2 |
| 23位タイ | 竹田 麗央(日本) | +7 |
| 29位タイ | 岩井 明愛(日本) | +8 |
| 36位タイ | 勝 みなみ(日本) | +10 |
| 36位タイ | 畑岡 奈紗(日本) | +10 |
| 61位タイ | 西村 優菜(日本) | +14 |
| 66位タイ | 笹生 優花(日本) | +15 |
戦評
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日(22日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
2021年「エビアン選手権」、22年「全米女子オープン」覇者のミンジー・リー(オーストラリア)がメジャー3冠を達成した。
4打差の首位から出て、3バーディ、5ボギーの「74」とスコアを落としたが、通算4アンダーで逃げ切った。
1アンダーの2位に、ともに10位から出て「68」で回ったオーストン・キム、シャネッティ・ワナセン(タイ)が並んだ。
8打差6位から出た岩井千怜が4バーディ、3ボギーの「71」でプレーし、1オーバーでフィニッシュ。日本勢最上位で自身初のメジャートップ10となる4位で終えた。
ラウンド後のインタビューでは「ベストを尽くしてやった結果が今。自分を褒めて、次のメジャーも強い気持ちで臨めるように切り替えて頑張ります」と話した。
7打差3位から出た山下美夢有は2バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「73」で2オーバー6位。日本勢の開幕からの連続トップ10は16試合となった。
長尺パターの始まりは笹生優花に喫した逆転負け ミンジー・リーがグランドスラム王手
ウィニングパットを沈めると、手にした長尺パターが宙を舞った。ミンジー・リー(オーストラリア)にとってメジャー3勝目でも、この相棒とともにつかんだ初タイトル。苦渋の決断が報われた思いが、涙となってあふれた。「毎日がちょっとした苦行だった。きのうが3アンダーで、きょうが2オーバー。でも、トロフィーを手にするためにはどれも同じくらい重要だった気がする」。必死に積み重ねた一打一打の先に栄冠はあった。
2021年「エビアン選手権」、22年「全米女子オープン」を含めて順調にタイトルを積み重ねてきたアイアンの名手は、グリーン上が泣きどころだった。昨年の全米女子がひとつの分岐点になった。2年ぶりの大会2勝目へ2打のリードを持ってサンデーバックナインへ入ったが、10番で喫した3パットボギーから崩れて笹生優花に逆転を許した。コーチのリッチー・スミス氏とともに決断した今季からの長尺パター投入は、このショッキングな敗戦に端を発しているという。
「ここ数年、ロングゲームのことではなく、パッティングのことで、自分の中でも懐疑的な部分が少なくなかった。メディアやほかの人たちが私のパッティングについて、いろいろ言っているのを聞けば聞くほど、時間が経てば経つほど、それがどんどん大きくなっていったと思う。“ホウキ”に替えただけで、かなり自由になったと感じる」。長尺がもたらした“解放感”はスタッツ面からも明らか。昨季「-1.02」でツアー157位に沈んでいたパッティングのスコア貢献度は、今季「+0.97」で同8位と劇的に改善している。
そんな魔法のようなパッティングをもってしても、タフな最終日だった。2位のジーノ・ティティクル(タイ)に4打差、山下美夢有ら3位グループとは7打差と大量リードを持って出たが、吹きつける強風はコースからほど近いテキサス州ダラスに拠点を置く29歳にとっても悩ましい。「ずっと、リーダーボードを見ていた。鼓動が早くなっているのが暑さのせいなのかは分からなかったけど、みんなが思っているほど落ち着いてなんかなかったわ」と苦笑する。
実際に3ボギーが先行。数少ないチャンスホールとみていた後半14番(パー5)、15番まで必死に我慢を重ねた。待ち焦がれた14番は3m、15番も2m弱と絶対に逃したくない、しびれるバーディパットを決めきって優勝を引き寄せた。
大胆なスタイル変更でつかんだビッグタイトルは、これまで勝ち取った2つのメジャーとも明確に異なる。「もちろん全米オープンは絶対的なお気に入りだけど、最も価値のあるという意味では、この大会が一番だと思う」
オーストラリア勢としてはジャン・スティーブンソン、カリー・ウェブに続く3人目のメジャー3冠。異なる5つのメジャータイトルを持つウェブに続き、4つで達成となるキャリアグランドスラムに王手をかけた。「それが究極的な目標。殿堂入りしたくて、ゴルフを始めたんだから」。もがき苦しんだ先の勝利が、栄光への道しるべになる。
ミンジー・リーが全米女子プロ初制覇「我慢のゴルフだった」
海外女子メジャーのKPMG全米女子プロゴルフ選手権は22日、テキサス州のフィールズ・ランチ・イースト at PGAフリスコ(6,604ヤード・パー72)で最終ラウンドが行われ、ミンジー・リー(豪)が「74」で回り、通算4アンダーで今大会初制覇(メジャー3勝目)を成し遂げた。
「今日はとにかく我慢のゴルフだった。上手くいったショットもあれば、そうでないショットもあった。でも、終盤にはバーディチャンスがくると分かっていたので、そこに集中していた」
この日は強風が吹きつける難コンディション。4打のリードを持って最終ラウンドをスタートしたが、序盤は苦しんだ。前半8ホールで3ボギーを叩き、9番でこの日初のバーディを奪うも、10番で再びスコアを落とし、リードはわずか2打に詰まった。
それでも後半は持ち前の粘り強さを発揮。13番ではパーを拾う貴重なパットを沈め、14番、15番と連続バーディで再び流れを引き寄せた。16番でボギーを叩いたものの、残り2ホールで3打のリードを守り切り、勝利をたぐり寄せた。
試合後には家族への感謝の気持ちを語った。「ここに到達するまで両親は本当に多くのことを犠牲にしてくれた」と、長年にわたり支えてくれた母とともにグリーンサイドで話した。
「もう言葉では言い尽くせない。家族の前で優勝できたことが特別で、弟(ミンウー・リー)もどこかで応援してくれていると思う。父はオーストラリアにいる。きっと中継を観てくれている。いつも私を応援してくれていて、本当にありがたい。心から感謝している」
KPMG全米女子プロゴルフ選手権2025のおすすめ情報一覧
世界一の女子プロ決定戦 48年ぶりのタイトルへ日本勢15人が挑戦
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前情報◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
女子プロゴルファー世界一を決める大会が19日(木)に始まる。今季メジャー第3戦は、主催する全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)が本部を置く米南部テキサス州フリスコのフィールズランチイーストが舞台。ギル・ハンス設計の18ホールは自然の地形を生かした造りで高い戦略性が求められる。2023年「全米シニアプロ」の開催コースでもある。
ワシントン州サハリーCCで行われた昨年はエイミー・ヤン(韓国)が通算7アンダーで逃げ切り、プロ転向19年目で初のメジャータイトルを掴んだ。日本勢は最終日最終組でプレーした山下美夢有が3打差2位、渋野日向子と西郷真央が7位、古江彩佳が19位だった。
1977年大会を樋口久子が制し、男女通じて日本人初のメジャー覇者が誕生して48年。史上2人目のタイトルホルダーを目指し、今年は総勢15人の日本勢が出場する。
4月「シェブロン選手権」を制した西郷真央、6月「全米女子オープン」2位の竹田麗央、7位の渋野日向子がエントリー。メジャー2勝の笹生優花は全米女子―以来の参戦となる。昨年惜敗の山下美夢有は雪辱を果たせるか。また、世界ランキング上位者の資格で日本ツアーから河本結、桑木志帆が出場する。
日本勢は今季開幕戦から前週「マイヤーLPGAクラシック」までの全15試合でトップ10入り。勢いを維持したまま、ビッグタイトルをかけた一戦が始まる。
<主な出場予定選手>
エイミー・ヤン
イン・ルオニン
ネリー・コルダ
ハンナ・グリーン
ブルック・ヘンダーソン
西郷真央
笹生優花
古江彩佳
セリーヌ・ブティエ
リディア・コー
ジーノ・ティティクル
竹田麗央
岩井千怜
山下美夢有
渋野日向子
レキシー・トンプソン
岩井明愛
畑岡奈紗
河本結
桑木志帆
勝みなみ
馬場咲希
吉田優利
西村優菜
「KPMG全米女子プロ選手権」歴代優勝者
2024年はエイミー・ヤン(韓国)がメジャー初優勝を遂げ、山下美夢有が2位タイに入った。1977年には樋口久子が日本勢としてメジャー初優勝を飾っている。
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「KPMG全米女子プロ選手権」日本人成績
2024年は山下美夢有が2位、渋野日向子と西郷真央が7位に入った。1977年には樋口久子が日本勢としてメジャー初優勝を飾っている。
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「KPMG全米女子プロ選手権」記録集
「KPMG全米女子プロ選手権」の最多優勝回数などの様々な記録をお伝えします。
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渋野日向子は日本時間20日午前4時28分にスタート/全米女子プロ組み合わせ一覧
開幕2日前に予選ラウンドの組み合わせが発表された。大会史上最多15人が出場する日本勢は西村優菜が初日の第1組に入り、午前7時(日本時間19日午後9時)スタートで先陣を切る。
4月「シェブロン選手権」でメジャー制覇を遂げた西郷真央は3週前の「全米女子オープン」優勝のマジャ・スターク(スウェーデン)、2016年大会覇者のブルック・ヘンダーソン(カナダ)と同組。昨年「エビアン選手権」優勝の古江彩佳は元世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)、チャーリー・ハル(イングランド)とともに回る。
畑岡奈紗と岩井明愛が予選同組でプレー。前年2位の山下美夢有はイム・ジンヒ(韓国)とキャロライン・イングリス、前年大会7位の渋野日向子はハンナ・グリーン(オーストラリア)とリリア・ヴとのペアリング。6年連続6度目の出場となる渋野は初日午後2時28分(日本時間20日午前4時28分)に10番からティオフする。
<日本勢の組み合わせとスタート時間>
初日/2日目
21:00/2:27※ 西村優菜、ケイトリン・セプモリー、ジョディ・ユワート・シャドフ
21:16※/2:43 吉田優利、チェン・ペイユン、ジャン・ヤーホイ
21:49※/3:16 畑岡奈紗、岩井明愛、パジャレー・アナナルカルン
22:00※/3:27 山下美夢有、イム・ジンヒ、キャロライン・イングリス
22:39/4:06※ 西郷真央、ブルック・ヘンダーソン、マジャ・スターク
22:50/4:17※ 岩井千怜、ミンジー・リー、ローレン・コフリン
23:01/4:28※ 竹田麗央、ジェニファー・カップチョ、リン・グラント
3:49/22:22※ 桑木志帆、ガブリエラ・ラッフルズ、カルロタ・シガンダ
4:11/22:44※ 勝みなみ、ジェニー・ベー、イ・イルヒ
4:22/22:55※ 馬場咲希、ウェイリン・スー、マノン・デ・ロイ
3:11※/21:44 河本結、ギャビー・ロペス、シンシル・バン
3:55※/22:28 笹生優花、レキシー・トンプソン、イエリミ・ノ
4:17※/22:50 古江彩佳、コ・ジンヨン、チャーリー・ハル
4:28※/23:01 渋野日向子、ハンナ・グリーン、リリア・ヴ
いずれも日本時間、※は10番スタート
全米女子プロ賞金総額がツアー史上最高タイ1200万ドルに 日本円で約17億円
今季女子メジャー第3戦「全米女子プロ選手権」の賞金総額が1200万ドル(約17億円)となることが17日、発表された。3週前の同第2戦「全米女子オープン」と並んで、ツアー最高額となる。
同オープンは2023年の1000万ドルから、24年に1200万ドルに増額。同プロ選手権も23年に1000万ドルの大台に乗り、24年は1040万ドルに増額されていた。
優勝賞金は今年の同オープンが総額の20%の240万ドル(約3億4800万円)。同プロ選手権は例年通り総額の15%なら180万ドル(約2億6100万円)となる。
なお国内メジャー「日本女子プロ選手権」、「日本女子オープン」の賞金総額は昨年実績で同プロ選手権が2億円、同オープンが1億5000万円だった。
古江彩佳がブリヂストン新1W×フジクラ新シャフトに好感触 吉田優利も即投入へ「これはBの強み」
メジャー開幕を3日後に控えた月曜日、練習場では古江彩佳が契約するブリヂストンの新ドライバーをテストしていた。練習ラウンドやプロアマで好感触を得ており、実戦即投入の可能性は高い。
古江がテストしていたのは、先週の日本ツアーでお披露目されたばかりのニューモデル。「発売は秋の予定。いまはそれしか言えません」と担当者が口をつぐむほどの注目アイテムだ。全4モデルで、見た目はマット調。これまで使用していた『B3 MAX』に代わり、なかでも『BX2 HT』が古江の感覚にフィットしそうだという。
さらに、シャフトも同時にスイッチ。藤倉コンポジットが同じく先週、日本ツアーでお披露目した「スピーダーNX」の新作とみられる一本で、金色に輝くシャフトはブリヂストンのヘッドと好相性。桑木志帆もこのコンビネーションを即実戦投入している。
古江がドライバーに求めるのは「緩いドローボールが出ること」。この持ち球がイメージ通りに打てるという。「ヘッドとシャフトがマッチして、今の私には合っていると思う。感触もいいし、振りやすいです」と印象を話す。
また、古江としては珍しく、3番ウッドも変更の可能性が高い。長らく愛用してきた2017年モデル『ツアーB JGR』から、こちらもブリヂストンの新作へスイッチする方向だという。「決め手は違和感がないこと。打感もいいし、より安定感が出る感じがする。(フェースに)溝があるので、雨や水が絡むときにフライヤーする確率が少なくなりそう。飛距離も出てくれる」。
同じくブリヂストン契約で『B1ST』を使用していた吉田優利も、この新ドライバーに即反応。まだ練習場で打っただけだが、4つのモデルの中から『BX1 ST』を選んだ。「良かったし、数球を打って替えました。あのまま(新作で)行きます」と話した。シャフトはこれまで同様、藤倉コンポジットの『スピーダーNX グリーン5S』を挿している。
「私は新しいクラブの方がいいクラブだと思っている」と話す吉田が特に反応したのが“見た目”の良さ。前作とは異なり、マット調の「光らない」ヘッドが好みだという。
「クセがない、普通の顔が好き。普通の顔っていい意味で“なんとも思わない顔”。外国ブランドだとちょっとクセのある顔が多いけれど、これはBの強みだと思う。アイアンもそう。(見た目の印象は)大きく変わったりしないけれど、(性能とか)変わるところはちゃんと変わっている。振り感とかはシャフトとの相性もあるけれど、顔が良くないとイメージは良くならない」
日本ツアーでも続々と即投入されているブリヂストンの新モデル。タフなメジャーセッティングで古江と吉田を手助けする、強力な一本になりそうだ。
痛恨のミスで頭が真っ白に 渋野日向子はメジャーで予選落ちへ「自分に期待しすぎ」
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(20日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
カットライン付近の通算5オーバーで迎えた後半16番、連鎖した痛恨のミスが悔やんでも悔やみきれない。朝のスタートからしっかり吹いていた風は、このホールでも強いフォロー。渋野日向子は1Wショットを右サイドのペナルティエリアに打ち込んだ。
「きのう(初日)もやったところだったので、きょうはやらないようにと思っていたんですけど…」。大きなミスが出て1罰打を加えた後のリカバリーも乱れた。「クラブも間違っていたと思う」という3打目をグリーン奥に外し、さらに“だるま落とし”のようなアプローチ失敗も重なってトリプルボギー。「頭が真っ白でした」とうつむく。
6時間超のラウンドで午後8時半にホールアウトした初日は2オーバー40位。1番(パー5)でいきなりボギーが先行するなど、3つ落とした前半はパッティングが惜しくも外れる場面が目立った。もどかしい展開を象徴したのが折り返しの9番。前日は最終ホールで2オンに成功してスコアを伸ばしたパー5で、セカンドをグリーン左手前に運びながら、3打目の寄せが4m強オーバーしてバーディを奪えなかった。「ちょっとがっついてしまった…」
この日最大のチャンスだった11番でも、2mないバーディパットを打った瞬間に悔しがるリアクションが出た。「打ち切れなかった。あれが入らなかったら、何も入らねーなと思いながら…。やっぱり決めたかったです」。そして、15番でも5mほどのバーディトライが決まらず天を仰いだ直後の16番。タフなコースでこらえきれなかった。
3週前の「全米女子オープン」で優勝争いを演じて今季最高の7位に入った。難しいからこそ、ミスを受け入れて心を乱すことなく戦うマインドを貫きやすいと感じるメジャーの舞台。「(状態も)悪くはないかなと思っていたので。やっぱり、(予選を)通らなきゃいけなかったし…。過剰に、自分に期待しすぎかな」。コースのタイプは違うといっても、やはり全体のスコアが伸び悩む展開は渋野が上位争いを演じてきたこれまでのメジャーと共通している。選手として持っていたいポジティブな思いが、微妙な変化を生んだかもしれない。
バーディなしの「79」と崩れ、通算9オーバー。「本当に難しい。あと2日間やりたかった」というフィールズランチ イーストを志半ばで去ることになりそうだ。
2サムなのにハーフ3時間13分もかかった…全米女子プロの異例なスロー進行のナゼ
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(21日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
1ウェイ2サム(全選手が1番から2人1組でプレー)で行われた3日目、最終組のひとつ前を回る竹田麗央とレキシー・トンプソンの組がハーフターンしたのは午後3時29分だった。午後0時16分にスタートしており、3時間13分かかった計算。3サムより確実に進行がスムーズになるはずの2サムとしては、異例ともいえるスローペースだ。
➡詳しくはこちらでご確認下さい。
深夜2時に鳴り響いた火災報知器に飛び起きて… 勝みなみに思わぬ災難
◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目(21日)◇フィールズランチ イースト (テキサス州)◇6604yd(パー72)
タフなメジャーで予選通過を決め、充実感いっぱいでベッドに入ったはずの勝みなみは火災報知器のけたたましい警報音で飛び起きた。時刻は21日(土)の深夜2時。「一番眠りが深い時間じゃないですか…」。眠たい目をこすりながら、それでもパスポートなど貴重品が入ったバッグだけつかんで母・久美さんとともにホテルの外に出た。
ほかの宿泊者も一斉に部屋から出てくる中、警報音はなかなか止まらない。車の中で待つ間は「『虎テレ』を見てました」。こよなく愛するプロ野球・阪神タイガースの試合をチェックし、結局部屋に戻って寝られたのは1時間弱だったという。それでも、午前9時37分のスタートに合わせてコース入りした時には「忘れてました。コースに入ったら、もうそれどころじゃないから」。米ツアー3年目のたくましさが光った。
シャワーと歯磨き…どっちが大事? 西村優菜の好プレーを支える“究極の二択問題”
<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日◇19日◇フィールズランチ・イースト(テキサス州)◇6604ヤード・パー72>
試合中、気合いをにじませる西村を、キャディはちょっと変わった雑談で支えている。今季からタッグを組むポール・ヘゼルデン氏とは、コースでは「しょうもない話しかしていない(笑)」。ショットを打つとき以外はゴルフとは離れた話をすることで、気持ちを切り替えるようにしている。
「わたしたち2人でいま、二択問題にハマっているんです。きょう出たのは“1週間歯磨きができないか、1週間シャワーが浴びられないか、どっちがいい?”。究極じゃないですか? 天気にもよるって言ったけれど、この天気だったらシャワーは浴びたいので…。歯磨きはくちゅくちゅができるけど…。そんな話をしています(笑)」。こんな究極質問が、西村の気持ちを和らげている。
ボールがほとんど直角に… 岩井千怜が見せた“摩訶不思議なチップインイーグル”に同伴者ぼう然、放送席は“笑うしかない”!?
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」初日が終了。1アンダー7位タイにつける岩井千怜が見せた「信じられない」1打に注目が集まっている。
この日、1番からスタートした岩井。2番、5番とボギーが先行する苦しい展開で迎えた7番は317ヤードと短いパー4。ここでティーショットをグリーンの直前まで運んで臨んだ2打目で奇跡的なアプローチを見せる。
岩井が砲台状になったグリーン手前の土手にアプローチをワンクッションさせると、ボールはほとんど直角に見える角度で左にキック。かなりオーバーしてしまいそうな勢いで転がったが、ピンにガシャンと当たって見事カップに吸い込まれた。
この奇跡的なイーグルに同伴プレーヤーのローレン・コフリン(米)も驚愕した。入るのを見届けるや、キャディーと一緒に「えっ、マジ!?」といった表情で岩井のほうを高速で振り返る様がなんともユーモラス。実況席も笑うしかないといった様子で「インクレディブル(信じられない)」と脱帽していた。
➡動画はこちら。
竹田麗央に米解説が絶句「これは…センセーショナル」 米メジャーで文句なしの一打「なんて柔らかいの」
米女子ゴルフのメジャー第3戦、KPMG全米女子プロゴルフ選手権はテキサス州のフィールズランチ・イースト(6604ヤード、パー72)で開催中。現地20日に第2日が行われ、竹田麗央(ヤマエグループHD)は4バーディー、3ボギーの71で回り、首位と3打差の2位につけた。4番ホールではスーパーショットを披露。米実況席からは驚きの声が上がった。
見事な一打だった。1番でボギーを叩き、スコアを落として迎えた4番パー3。ティーショットを見事グリーンに着弾させると、ボールは弾みながらコロコロと転がり、ピンの根元へ。カップまで僅か数十センチというスーパーショットになり、勢いそのままバーディーを奪った。
LPGAツアー公式Xが文面で「リオ・タケダがピッタリとくっつけ、簡単なバーディーを奪う」とつづり、実際の様子を公開。動画内で、解説は「これは……」と絶句した。続けて「センセーショナルなショットね」と呆れたように称賛。さらに「なんて柔らかい着地なの」と驚きとともに竹田の技術を伝えている。
➡動画はこちら。
“総額17億円超”全米女子プロの賞金配分発表 優勝2.6億円、20位でも約2000万円
女子プロゴルファー世界一決定戦は決勝ラウンドを迎え、賞金配分が発表された。
開幕前には賞金総額のアップが電撃発表。昨年から160万ドル増の1200万ドル(約17億4000万円)となり、「全米女子オープン」に並んでツアー史上最高額となった。
優勝賞金は180万ドル(約2億6000万円)。2位は105万9642ドル(約1億5500万円)、3位は76万8695ドル(約1億1200万円)とここまでが“億超え”。10位は23万4959ドル(約3400万円)、20位では13万3430ドル(約1950万円)を日本ツアーの優勝賞金に匹敵する額が与えられる。
また、予選落ちの選手にも一律4000ドル(約60万円)が支払われる。日本勢は史上最多の15人が出場し、8人が決勝に進出。山下美夢有が7打差3位、岩井千怜が8打差6位、竹田麗央が18位で最終日へと向かう。
日本勢8人で賞金1億7000万円超 Vミンジー・リーが2億6200万円
ミンジー・リー(オーストラリア)が通算4アンダーでメジャー3勝目をあげた。大会の賞金総額はツアー最高の約17億円(1200万ドル)で優勝賞金は約2億6200万円(180万ドル)だった。
日本勢は15人が出場し、8人が決勝に進出した。最高位で4位の岩井千怜は約7843万円(53万6634.99ドル)、山下美夢有は6位で約5257万円(35万9691.69ドル)だった。
8人合計で1億7000万円超(121万1253.16ドル)となった。
<日本勢の賞金一覧>
4T/岩井千怜/7843万円(53万6634.99ドル)
6T/山下美夢有/5257万円(35万9691.69ドル)
23T/竹田麗央/1591万円(10万8875.02ドル)
29T/岩井明愛/1356万円(9万2824.04ドル)
36T/畑岡奈紗、勝みなみ/887万円(6万722.05ドル)
61T/西村優菜/398万円(2万7267.28ドル)
66T/笹生優花/368万円(2万5238.09ドル)
岩井千怜が日本勢トップ4位「ベストを尽くした」 強風の4日間で学んだ“大事なこと”
女子プロゴルファー世界一決定戦が終了した。日本勢からは15人が出場し、決勝ラウンドに進んだのは8人。その中で岩井千怜が日本勢最上位のトータル1オーバー・4位タイでフィニッシュした。
ホールアウト後のWOWOWインタビューでは、「風は(4日間で)一番落ち着いていて、自分のプレーも気持ちもすごく落ち着いていた。きょうが一番自分のやりたいプレーができたんじゃないかなと思います」と、4バーディ・3ボギーの「71」で回った一日を振り返った。
大会最終日、首位と8打差の6位でスタートした岩井は、1番パー5でティショットを右のバンカーに入れながらも3オン。しかし、ファーストパットが大きくオーバーし、3パットでボギーが先行した。5番でバーディを奪って取り返すも、6番と8番でスコアを落とした。「ボギーはしょうがないという気持ちで、ボギーを打ったぶんバーディで取り返そう」と切り替え、前半最後の9番パー5でバーディ。「すごく大きかった」と流れに乗って後半を迎えた。
後半10番からは4連続でパーセーブすると、14番からの2連続バーディで流れを引き寄せ、「71」でフィニッシュ。「きょう一日、耐えて良かった。ちょっとしたご褒美が最後に来てくれた」と、今週2度目のアンダーパーに笑顔を見せた。
4日間を通して強風に悩まされる難コンディションだったが、「いつもと変わらないルーティンで打つことは、改めて大事だなと思います。風が吹くことでルーティンをしなくなっちゃう時もあるんですけど、そこを耐えて、変えずに淡々とやることが大切」と、大舞台で得た確かな手応えを口にした。
初日から上位をキープし、もがきながら、今季自身初のメジャートップ10入りを果たした。「ベストを尽くしてやった結果。自分を褒めて、また次のメジャーももっと楽しめるように、切り替えて頑張ります」と納得の表情を浮かべた。
次戦は、姉・明愛とのタッグで挑むペア戦「ダウ選手権」(6月26~29日、米ミシガン州・ミッドランドCC)。「(2人で組むのは)初めて。どうなるか分からないけど、2人なら最強だと思うので、自信を持って頑張ります」と意気込む。目指すは“ツインズV”の偉業達成だ。
岩井千怜に「世界一価値あるチーム」から贈り物 予想外の出来事に仰天「Wow」「とても嬉しい」
女子ゴルフの岩井千怜(Honda)が思わぬ“ドッキリ”に歓喜した。超有名スポーツチームからユニホームのプレゼント。本人も「Wow」「とっても嬉しい!」と驚きつつ、感謝を伝えている。
予想外の出来事だったようだ。岩井に贈られたのはN FLのダラス・カウボーイズのユニホーム。背には「CHISATO」と名前が入っている。岩井はユニホームを見つけると「えっ!」と仰天。「なにこれ~!」と満面の笑みを浮かべていた。
事の発端は、米女子ゴルフ(LPGA)のメジャー第3戦、KPMG全米女子プロゴルフ選手権が開幕する2日前のこと。会場のテキサス州フィールズランチ・イーストではプロアマ大会が行われた。そこで共にラウンドを回ったのがカウボーイズの3選手。プレゼントは感謝のしるしだったのだ。
カウボーイズは米経済誌「フォーブス」が掲載する「最も価値のあるスポーツチーム」50選で1位に選ばれるほどの超有名スポーツチームだ。LPGA公式インスタグラムが映像を公開。関係者からユニホームを受け取った岩井は「Wow」「とっても嬉しい!」「ありがとう!」と英語で感謝を伝えていた。
米女子オープン覇者、マヤ・スタークが怒りに任せパターを破壊
海外女子メジャー第3戦、KPMG全米女子プロゴルフ選手権はミンジー・リーが3つ目のメジャータイトルを獲得し幕を閉じた。
そんな中、今年の全米女子オープンの覇者マヤ・スターク(スウェーデン)がグリーン上でウェッジを手にパッティングする映像が映し出された。なぜウェッジ?
その答えは前のホール(15番)にあった。パーでホールアウトしたスタークは13番のダブルボギーが尾を引いていたのか、イライラしながら両手でパターのグリップを握り締め自らのキャディバッグを強打した。
するとパターのヘッドが空中を舞い、スタークの進行方向に飛び出した。それでも彼女は表情ひとつ変えず平然とヘッドを拾い上げキャディに向かって投げ返した。
➡パター破壊の動画はこちら。
日本勢が世界の舞台で大躍進!
岩井千怜4位、山下美夢有6位! 日本勢はメジャー全試合でトップ5入り。
開幕から続く連続トップ10入り記録を16に伸ばす。