パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは?井上尚弥の順位は?最新ランキングを紹介!
この記事では、「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の最新ランキングやその意味、歴史を紹介しています。
PFPは、体重差を超えた純粋な実力を測るランキングで、「ザ・リング誌」が発表しているランキングには、日本から井上尚弥選手、中谷潤人選手がランクインしています。
PFPの歴史や意味、最新ランキングの詳細を見ていきましょう。
【2026年6月30日更新】リング誌パウンド・フォー・パウンド(PFP)最新ランキング
ボクシング界で最も権威ある「ザ・リング誌」が発表する世界最強ボクサーランキングを紹介します。
1922年の創刊以来、100年以上の歴史を持つメディアによる評価は、世界中のボクシング関係者から注目を集めています。
1位 井上尚弥
井上尚弥は日本格闘技界の至宝として世界的な注目を集めています。
戦績33勝0敗(27KO)で、現在、スーパーバンタム級のWBA、WBC、IBF、WBO・4団体統一王者として君臨。
バンタム級では日本人初の4団体統一を達成し、スーパーバンタム級に階級を上げても圧倒的な強さを見せています。
驚異的なKO率は、パワーと技術を兼ね備えた実力の証明です。
両手の破壊力、精密な技術、冷静な試合運びで、多くの専門家から「完璧なボクサー」と評価されています。
2025年9月14日には名古屋でムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)を完璧なアウトボクシングで封じ込めました。
続く、2025年12月27日にはアラン・ピカソ(メキシコ)との防衛戦に臨み、3-0の判定勝ち。
プロでは初めての2戦連続判定勝ち。自身12年ぶり、異例の年間4試合目。大型興行のメインイベントで2025年を全勝で締め括りました。
2026年5月2日東京ドームで中谷潤人とのPFPランキング同士の日本人頂上決戦がついに実現しました。
試合はボクシングIQの高い空間を取り合う至極の技術戦に。井上尚弥は常に主導権を握り、判定で勝利しました。
今後の対戦相手についてはパウンド・フォー・パウンド4位のジェシー・ロドリゲスとの対戦が浮上しています。
2位 オレクサンドル・ウシク
オレクサンドル・ウシクはウクライナ出身のヘビー級王者です。
2012年ロンドン五輪金メダリストとして輝かしい実績を持ち、プロ転向後も無敗の記録を継続中です。
戦績25勝0敗(16KO)で、現在、3団体の王座を返上し、無冠です。
クルーザー級では4団体統一を達成し、ヘビー級でもアンソニー・ジョシュアを2度下すなど、圧倒的な強さを見せています。
巧みなフットワークと高度な技術で、体格で劣る相手でも圧倒的な試合運びを演出します。
ウシクは2025年11月18日にWBO王座を返上し、現在は3冠王者に君臨しています。
2026年2月27日、元GLORY世界ヘビー級王者のリコ・ヴァーホーベンとの対戦が公式発表。
試合は同年5月23日にエジプト・ギザのピラミッド特設会場で開催されます。
当初は保持するWBC世界ヘビー級王座の防衛戦と報じられていましたが、WBCのマウリシオ・スライマン会長は、この試合を公式なタイトル防衛戦ではなく「スペシャルイベント」として承認する方針を表明。
これにより、通常のWBC世界王座は懸けられず、エジプトのピラミッドにインスパイアされた特製の記念ベルトが贈呈されるノンタイトル戦として実施されることとなりました。
2026年5月23日に行われた試合で、リコ・ヴァーホーベンと対戦し、試合前のオッズでは圧倒的に有利と予想されていました。
しかし、試合全体を通じて苦戦を強いられ、11回の終盤にダウンを奪いました。
ヴァーホーベンが立ち上がった後、連打を浴びせた直後にレフェリーが試合をストップし、11回2分59秒のTKO勝ちとなりました。
この勝利で、彼は3度目のWBC王座防衛に成功しました。ただし、11ラウンド終了後にレフェリーが試合を止めたため、物議を醸しました。
2026年6月27日ウシクは自身のSNSを更新し、3団体の王座を返上することを発表した。
ウシクはSNSで「熟慮した上の決断であり、新たなチャンスを切り開いてくれるものになると確信している。これで物語が終わるわけではない。続きはこれから始まる」とつづり、動画の声明で「ベルトは手放すが、引退するわけではない。私にはまだ『ラストダンス』が残されている」と現役引退は否定した。
また、現役最後の試合を米国で計画していると明かした。
3位 シャクール・スティーブンソン
シャクール・スティーブンソンはアメリカ合衆国出身のスーパーライト級プロボクサー。
戦績25勝0敗0分(11KO)でWBOのタイトルを保持しています。
スティーブンソンはサウスポースタイルのアウトボクシング型ボクサーで、間合いをコントロールしながらストレートを軸に攻撃します。
彼の最大の強みは非常に速いハンドスピードで、多彩な左の攻撃(ショートストレート、フック、アッパーカット)を角度を変えて散らすことができ、特にショートパンチは強力です。
ただし、一発の破壊力はそれほど高くなく、ポイントを重ねて優勢に進めるテクニカルな戦い方を得意としています。
ディフェンス面ではバックステップやスウェー、ダッキングを駆使し、冷静に相手の動きを観察しながらパンチをかわす高い技術を持っています。
ボクシングスキルの高さから「サウスポー版のメイウェザー」「次代のメイウェザー」と言われています。
2025年7月12日にはウィリアム・セペダ(メキシコ)に判定勝ちし、3度目の王座防衛を果たしました。
2026年1月31日にはWBO世界スーパーライト級タイトルマッチでテオフィモ・ロペス(米国)に3-0で判定勝ちし、フェザー級から世界4階級制覇を達成。
2026年2月4日、WBCはロペス戦での王座戦の認定料未払いを理由にスティーブンソンの保持していたWBC世界ライト級王座を剥奪しました。
2026年6月1日、マッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンはスティーブンソンが1試合につき15,000,000ドル(約23億9500万円)のファイトマネーでズッファ・ボクシングと契約したことを公表した。
4位 ジェシー・ロドリゲス
ジェシー・ロドリゲスはアメリカ出身のバンタム級のボクサーです。
戦績24勝0敗(17KO)でWBA世界バンタム級のタイトルを保持しています。
23歳の時から、すでに複数の元世界王者を下しています。
素早いコンビネーションと巧みな距離感で、相手を圧倒する試合運びが持ち味です。
将来のPFPトップを期待される逸材として注目を集めています。
なお、2025年11月22日(日本時間23日)、サウジアラビア・リヤドで行われたプロボクシングのスーパーフライ級3団体王座統一戦において、WBAの同級王者、フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)を10回1分25秒のKOで倒し、3団体の統一王者となりました。
2026年1月3日、ロドリゲスはマッチルーム・スポーツ・USAとの共同プロモート契約期間が満了となり、同時に契約更新の交渉を行うための独占交渉期間も終了したことを発表しました。
その後、ロドリゲスはバンタム級転向を表明。2026年6月13日、米アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナにてWBA世界バンタム級休養王者のアントニオ・バルガスと3階級制覇を賭けて挑戦する予定。
ロドリゲスはスーパーフライ級の3つのベルトを保持したままバルガスに挑戦する計画で、IBF世界同級王者のウィリバルド・ガルシア(36)=メキシコ=が同級3位のアンドルー・モロニー(35)=豪州=と闘う初防衛戦(2026年6月6日、愛知県国際展示場)の勝者と、今年後半に4団体王座統一戦で対戦する予定です。
2026年6月10日、ロドリゲスはWBC同級王座を返上。ロドリゲスは6月13日(同14日)、米アリゾナ州グレンデールでWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(29=米国)に挑戦し、世界3階級制覇を狙う。米メディアの報道ではスーパーフライ級の他団体王座も返上する可能性が示唆されている。
ロドリゲスがWBA世界バンタム級王座獲得に成功すれば、2027年1月に井上尚弥とのパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)ランキング同士の対戦が実現する可能性がある。
2026年6月11日、世界ボクシング機構(WBO)は、スーパーフライ級の統一王者であったジェシー・ロドリゲス(米国)が階級をバンタム級に上げたため、WBO王座を返上したと発表しました。
ロドリゲスは今後、バンタム級での王座獲得とクリスチャン・メディナとの対戦を目指しています。
10日に、WBCも王座を返上したことを発表し、ロドリゲスのトレーナー兼マネジャーのロバート・ガルシア氏は、スーパーフライ級の全3王座を返上したと述べています。
WBA王座の返上も近日中に正式に発表される見込みです。
2026年6月14日、バンタム級初戦でWBA世界バンタム級王者アントニオ・バルガス(29=米国)を6R、KOで下し、見事3階級制覇を達成した。強豪王者を相手にダウンを奪い、圧倒的な内容で勝利したことで、井上尚弥との対戦実現の可能性が出てきた。
また同日、ロドリゲスはWBA王座を返上したと発表。これでスーパーフライ級の3つの王座をすべて返上した。
2026年10月頃にサウジアラビア・リヤドで開催される予定の試合の前座として、WBA世界バンタム級王者のロドリゲスとWBO同級王者のクリスチャン・メディナが王座統一戦を行うことが、ロドリゲスのマネージャー兼トレーナーのロバート・ガルシアによって明らかにされました。
5位 デビッド・ベナビデス
デビッド・ベナビデスはアメリカ合衆国出身のクルーザー級&ライトヘビー級プロボクサー。
戦績32勝0敗0分(26KO)でWBO・WBA(クルーザー級)のタイトル&WBA・WBC(ライトヘビー級)のタイトルを保持しています。
「レッドフラッグモンスター」の異名を持ち、恵まれた体格を活かした重量級のパワー、打たれ強さ、そして低い姿勢から繰り出す力強いパンチが特徴で、その攻撃的なスタイルは多くのファンを魅了しています。
兄は元WBA世界スーパーライト級暫定王者のホセ・ベナビデス。
2025年2月1日にダビド・モレージョ(キューバ)に判定勝ちし、WBC・WBA世界ライトヘビー級2冠王者となりました。
2025年4月7日、WBCから指令されていたWBC世界ライトヘビー級王者ディミトリー・ビボルと同級暫定王者ベナビデスとの団体内王座統一戦は合意に至らず入札が翌日に行われる予定だったが、ビボルが王座を返上したためWBCは暫定王座のベナビデスを同日付で暫定王者から正規王者に昇格。
2025年11月22日、サウジアラビア・リヤドのANBアリーナにてリングマガジン主催興行のメインイベントとしてWBC世界ライトヘビー級4位のアンソニー・ヤードとWBC世界同級タイトルマッチを行い、7回1分59秒TKO勝ちを収め初防衛に成功しました。
なお、ヤードはWBA世界ライトヘビー級ノーランカーであるためWBC王座の防衛戦として行われました。
2026年5月3日、ラスベガスのT-Mobileアリーナで行われたWBA・WBO世界クルーザー級タイトルマッチでヒルベルト”スルド”ラミレスに挑戦。
ベナビデスは階級を1つ上げて一気に25ポンド(約11.3kg)もの増量に踏み切りました。
試合はベナビデスが試合の序盤から終盤までラミレスを圧倒し、2度のダウンを奪取。
そのうちの1回はラミレスの顔面に大きな衝撃を与えるコンビネーションを見せ、第6ラウンド終了直前にフィニッシュし、ノックアウトで勝利しタイトルを獲得しました。
これでベナビデス(32戦32勝26KO)は、スーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級の3階級で世界タイトルを獲得した初のボクサーとなりました。
6位 ディミトリー・ビボル
ディミトリー・ビボルはロシア出身のライトヘビー級ボクサーです。
戦績25勝1敗0分(12KO)を記録しています。
ライトヘビー級のWBAスーパー王座、IBF、WBO・3団体統一王者として君臨。
2022年にはスーパースター、サウル・アルバレスを下し、世界中の注目を集めました。
巧みなボクシングスキルとスピードを武器に、多くの強豪を打ち破ってきました。
正確なパンチワークと優れたフットワークで、試合を支配します。
現在は古傷の腰の手術をしたため、2026年までリングに立たないことを発表。
さらに2025年4月7日、WBCから指令されていたWBC世界ライトヘビー級暫定王者デビッド・ベナビデスとの団体内王座統一戦は合意に至らず入札が翌日にWBC本部にて行われる予定でしたが、ビボルは同日付でWBC王座を返上しました。
WBCはビボル対ベテルビエフ第2戦の勝者が暫定王者ベナビデスと対戦することを条件に、この試合が行われることを許可していました。
2026年5月30日にエカテリンブルクのUMMCアリーナで行われた試合で、IBF世界ライトヘビー級1位およびWBA世界同級6位のマイケル・アイフェルトと対戦し、初回に左フックでダウンを奪い、その後ジャブと左フックを中心にペースを握り、12回の判定(3-0、120-107×3)で勝利しました。
この試合は約1年3ヶ月ぶりの復帰戦であり、WBA・IBFの王座の初防衛に成功しました。
一方、WBOはロシアのウクライナ紛争の影響でこの試合を承認せず、現在も有効とされているため、この試合はWBOの世界戦としては認められませんでした。
7位 中谷潤人
中谷潤人は日本屈指のスーパーバンタム級ボクサーです。
戦績32勝1敗(24KO)で、2025年9月19日にWBC、IBF世界バンタム級王座を返上し、スーパーバンタム級に転向すると正式表明しました。
アマチュア時代から頭角を現し、プロでも安定した強さを見せ続けています。
高いKO率は、技術と力を兼ね備えた選手としての評価を裏付けといえるでしょう。
今後は井上尚弥のライバルとなり得る選手です。
2025年12月27日にセバスチャン・ヘルナンデス(メキシコ)に判定勝ちし、スーパーバンタム級初戦を白星で飾りました。
2026年5月2日東京ドームで井上尚弥とのPFPランキング同士の日本人頂上決戦に挑みました。
試合はボクシングIQの高い空間を取り合う至極の技術戦に。中谷潤人は井上尚弥に試合の主導権を常に握られ、判定で敗北しました。
8位 デヴィン・ヘイニー
デヴィン・ヘイニーはアメリカ合衆国出身のウェルター級プロボクサー。
戦績33勝0敗0分1無効試合(15KO)でWBOのタイトルを保持しています。
ヘイニーは右オーソドックススタイルのボクサーファイターで、アウトボクシングとインファイトの両方をこなせる万能型です。
ただし、基本的には相手の懐に入らず、中間距離や遠距離から戦うアウトボクサーとしてのスタイルを取っています。
リング中央を支配し、距離をコントロールする能力に優れており、冷静で無駄のない動きと美しいリズムを持つ、非常にバランスの取れたボクサーです。
11月23日にこれが3度目の防衛戦になるWBOウェルター級王者ブライアン・ノーマンJrに判定勝ちし、王座奪取。
これで元ライト級4団体統一王者でWBC・S・ライト級王者だったヘイニーは3階級制覇に成功しました。
2026年5月30日、ニューヨークのバークレイズ・センターにてWBA世界同級レギュラー王者のロランド・ロメロと王座統一戦を行う予定だったが、ヘイニーが試合を主催するPBCが提示したファイトマネーの保証額に納得できず、次に提案された興行利益の50%を支払う条件もヘイニー陣営は不十分であるとして交渉が決裂し中止となりました。
2026年6月30日、WBOは世界ウェルター級王者のヘイニーと同級1位のキーショーン・デービスとの指名試合を指令しました。
交渉期間は2026年7月20日までで、期間内に対戦合意に至らない場合は入札に移行します。ファイトマネーの分配は、王者のヘイニーが75%、挑戦者のデービスが25%となります。
9位 ジャロン・エニス
ジャロン・エニスはアメリカ出身のスーパーウェルター級のボクサーです。
戦績36勝0敗0分(32KO)無効試合1でWBO・WBAのタイトルを保持しています。
ジャロン・エニスは、オーソドックスとサウスポーの構えを滑らかに切り替えるスイッチヒッターであり、高い攻撃力を持ちます。
エニスは強力なパンチ、多彩なジャブ、そしてフィリーシェルやヘッドムーブメントを駆使した高度なディフェンス技術を備え、試合を支配します。
2025年10月11日、ペンシルベニア州フィラデルフィアのエクスフィニティ・モバイル・アリーナで、WBA世界スーパーウェルター級8位のウイスマ・リマとWBA暫定王座決定戦を実施。
ウイスマ・リマは初回1分58秒のTKO勝ちを収め、暫定王座を獲得し、2階級制覇を達成しました。
ただし、リマが保持していたIBO世界スーパーウェルター級王座は、エニスの王座戦承認料未払いにより空位となりました。
2026年6月27日に予定されていたニューヨーク市ブルックリンでのザンダー・ザヤスとのWBA世界スーパーウェルター級団体内王座統一戦は、エニス選手が同年6月31日に約6ヶ月間保持していた暫定王座を返上したため、2団体の統一世界タイトルマッチに変更されました。
2026年6月27日、ニューヨークのバークレイズ・センターでザンダー・ザヤスと対戦し、7回1分49秒のTKO勝ちを収めました。
この勝利により、ウェルター級の両王座を獲得し、暫定王座から正規王座に返り咲きました。
10位 オスカー・コラーゾ
オスカー・コラーゾはアメリカ出身のミニマム級のボクサーです。
戦績15勝0敗0分(12KO)でWBO・WBAスーパーのタイトルを保持しています。
オスカー・コラーゾ選手は、サウスポー(左構え)で、パワフルなパンチと積極的なプレッシャーを特徴とし、「怪物」と称されるファイターです。
特に、強烈な左ストレートやアグレッシブなインファイトでミニマム級の中心選手として活躍し、多くのファンを魅了しています。
2025年9月20日にジェイソン・ベイソン相手に防衛し、これでWBO世界ミニマム級王座を6度防衛。WBA世界ミニマム級スーパー王座を2度防衛しました。
2026年3月15日、カリフォルニア州ロサンゼルスにてWBC世界ミニマム級王者のメルヴィン・ジェルサレムとWBA・WBC・WBO世界同級王座統一戦での再戦を行う予定でしたが、コラーゾをプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ所属のWBC世界スーパーウェルター級暫定王者のバージル・オルティス・ジュニアが契約解除を求めたのに対し、ゴールデンボーイ・プロモーションズ側がプロモーターを介さずに独断でWBA世界スーパーウェルター級暫定王者のジャロン・エニスとの試合交渉を進めていたとしてオルティスが裁判所に仮差し止め命令を申請。
これが認められたためオルティスは事実上の出場停止となり、DAZNがこれに強く反発しゴールデンボーイ・プロモーションズ主催興行の配信を打ち切る方針を示したため、その煽りを受ける形で王座統一戦は白紙となりました。
その後、コラーゾは会場をカリフォルニア州アナハイムに移した上でWBA世界ミニマム級7位のヘスス・ハロとWBA・WBO世界同級タイトルマッチで対戦することとなった。
2026年3月15日、カリフォルニア州アナハイムのホンダセンターでWBA世界ミニマム級7位のヘスス・ハロとWBA・WBO世界同級タイトルマッチを行い、6回終了時にハロが棄権したためTKO勝ちを収めWBA王座3度目の防衛およびWBO王座7度目の防衛に成功しました。
この試合でコラーゾは150,000ドル(約2390万円)、ハロは50,000ドル(約800万円)のファイトマネーを稼ぎました。
2026年6月20日にカリフォルニア州オーシャンサイドのフロントウェーブ・アリーナで予定されていたWBO世界ミニマム級タイトルマッチは、対戦相手のジョーイ・カノイが就労ビザの取得不備により出場できなくなったため、代役を模索しました。
最終的に、過去にWBA世界ライトフライ級王座に挑戦した経験のあるネイダー・バルデスが選ばれましたが、WBAはこの試合を世界戦として承認しませんでした。
一方、WBOは特例でバルデスをランキング15位に昇格させ、タイトルマッチとして行う予定でしたが、バルデスが体重超過と計量失格となったため、試合はWBOインターナショナルフライ級王座決定戦に変更されました。
コラーゾ陣営の計量は110.6ポンド、バルデスは111.2ポンドで、両者の体重に合わせて行われました。
試合は2回にコラーゾが相手から3度のダウンを奪い勝利、試合を終わらせました。
パウンド・フォー・パウンド(PFP)にランク入りが期待される選手
寺地拳四朗
寺地 拳四朗は、日本出身のフライ級ボクサー選手です。
一時はパウンド・フォー・パウンドにもランクインしていましたが、王者陥落によりランキング外となりました。
戦績25勝2敗(16KO)で、現在は無冠です。
「The Amazing Boy」のニックネームを持ち、パンチ力とジャブの正確さで対戦相手を翻弄します。
2025年2月、WBA、WBC世界同級王座統一戦でユーリ阿久井政悟選手に勝ち、王座統一に成功しました。
2025年7月30日にはWBA3位、WBC4位のリカルド・サンドバルに敗れ王座陥落しました。
サンドバル戦後はスーパーフライ級への転向を表明しています。
今後、スーパーフライ級に上げての活躍が期待されます。
サウル・”カネロ”・アルバレス
サウル・”カネロ”・アルバレスはメキシコが誇るスーパーミドル級の元王者です。
戦績63勝3敗2分(39KO)です。
16歳でプロデビューし、スーパーウェルター級から始めて4階級制覇を達成しました。
右フックとボディブローを得意とし、堅固な防御力と組み合わせた総合力は世界トップクラスです。
2025年9月13日、テレンス・クロフォードと対戦し、判定で敗北し、無冠となりました。
アルツール・ベテルビエフ
アルツール・ベテルビエフはロシア出身のライトヘビー級のボクサー選手です。
戦績21勝1敗(20KO)で、驚異的なKO率を誇ります。
プロデビューから、圧倒的なパワーと高い打撃精度で、対戦相手に立ち向かう隙を与えません。
2025年2月にディミトリー・ビボルに判定に敗れて初黒星。ライトヘビー級の4団体統一王者から陥落した。
エマヌエル・ナバレッテ
エマヌエル・ナバレッテはメキシコ出身のスーパーフェザー級のボクサーです。
戦績40勝2敗1分1無効試合(33KO)でIBF・WBOのタイトルを保持しています。
ナバレッテは、攻撃的なファイタータイプの右オーソドックススタイルのボクサーです。
ナバレッテはパワー、スタミナ、メンタルともに優れており、「攻撃が最大の防御」という戦術を得意としています。
防御よりも積極的な攻撃に重きを置き、圧力をかけるスタイルです。
また、右構えと左構えの両方で攻撃できるスイッチヒッターであり、構えの切り替えや左右からのパンチ打ち分けも巧みに行える、非常に珍しいスタイルの持ち主です。
2026年2月28日、アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナにて、IBF世界スーパーフェザー級王者エドゥアルド・ヌニェスと王座統一戦を行い、序盤からナバレッテが手数で圧倒し、ヌニェスの右目を腫れ上がらせてドクターストップを呼び込み、11回1秒TKO勝ちを収めWBO王座の5度目の防衛に成功するとともにキャリア初のIBF王座獲得に成功、同階級の2団体統一王者となりヌニェスに初のKO負けを与えました。
2026年3月11日、WBOはWBO・IBF世界スーパーフェザー級統一王者のナバレッテとWBO同級1位のチャーリー・スアレスとの再戦を指令。交渉期間は20日間で対戦同意に達しない場合は入札となります。
現在は試合の実現に向けて調整を進めている段階です。
パウンド・フォー・パウンド(PFP)とは?
パウンド・フォー・パウンド(PFP)はボクシングの階級を超えた、純粋な実力を測る基準です。
ボクシングには17の階級が存在し、通常は体重が重い選手ほど有利とされます。しかし、PFPは階級の壁を取り払い、純粋な技術と実力で選手を評価します。
起源は1940年代に遡ります。中量級の名王者シュガー・レイ・ロビンソンの卓越した実力を評価する言葉として生まれました。ロビンソンは体重差を感じさせない圧倒的な強さで、歴代最高のボクサーと呼ばれています。
現代では、「ザ・リング誌」をはじめとする世界的なメディアが独自のPFPランキングを発表しています。評価基準は多面的で、戦績や対戦相手のレベル、試合内容、複数階級での活躍などを総合的に判断します。
メディアごとに特色があり、リング誌は1922年創刊の老舗として権威を持ちます。
ESPNは記者投票制による透明性の高い評価システムを採用しています。全米ボクシング記者協会(BWAA)やトランスナショナル・ボクシング・ランキング委員会(TBRB)も影響力のある評価を行なっています。
PFPランキングは月単位で更新され、常に最新の実力が反映されます。
歴代1位に名を連ねた選手には、モハメド・アリ、マイク・タイソン、フロイド・メイウェザーJr.など、ボクシング史に名を残す偉大なチャンピオンが並びます。
ランクインしたことのある日本人選手
リング誌のPFPランキングにランクインした日本人選手は以下の6名です。
- 山中慎介選手(2014年ランクイン)
- 内山高志選手(2015年ランクイン)
- 井岡一翔選手(2019年ランクイン)
- 井上尚弥選手(2019年〜現在ランクイン)
- 中谷潤人選手(2023年〜現在ランクイン)
- 寺地拳四朗選手(2025年ランクイン)
各選手の功績を詳しく見ていきましょう。
山中慎介選手は、日本人として初めてPFPランキング入りした選手です。WBCバンタム級王座を12度防衛し、長期政権を築きました。鋭い左ボディブローと正確なパンチワークで、世界中のファンを魅了しました。
内山高志選手は、WBCライトフライ級王者として11度の防衛を達成しました。精密な技術と冷静な試合運びを武器に、世界最高峰の舞台で活躍を見せました。
井岡一翔選手は、日本人初の4階級制覇を達成した選手です。スピードと技術を武器に、軽量級で圧倒的な強さを発揮し続けました。
井上尚弥選手は、2022年6月に日本人初となるPFPランキング1位を獲得しました。バンタム級4団体統一を達成し、現在はスーパーバンタム級でも4団体統一王者として君臨しています。驚異的なKO率で、世界最高峰の実力を証明し続けています。
中谷潤人選手は、WBCバンタム級王者として無敗の記録を継続中です。高いKO率と安定した試合運びで、次世代のエースとしての期待を集めています。
寺地拳四朗選手は、現WBA・WBC世界フライ級統一王者で元WBAスーパー・WBC世界ライトフライ級統一王者。世界2階級制覇を成し遂げています。
現在は井上尚弥選手(2位)と中谷潤人選手(8位)、寺地拳四朗(10位)の3名がランクインしており、日本ボクシング界の黄金期を象徴しています。
特に軽量級での活躍は目覚ましく、世界のボクシング界に大きな影響を与え続けています。
まとめ
パウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングは、体重差を超えた真の実力を映し出す指標です。
1940年代から現在まで、世界最高峰の選手たちが名を連ねてきました。
日本からも山中慎介選手を皮切りに5名の選手がランクインを果たし、現在も井上尚弥選手と中谷潤人選手が世界のトップ10に名を連ねています。
月単位で更新される世界最強ボクサーランキングは、今後も新たな歴史を刻んでいくことでしょう。
リング誌パウンド・フォー・パウンド(PFP)関連情報
漫画家・ちばてつやさんが死去 「あしたのジョー」の生みの親
「あしたのジョー」など数々の名作で知られる漫画家、ちばてつやさんが10月22日、87歳で亡くなったことが10月27日に判明しました。
ちばさんは、戦争や貧困の経験をもとに、人間の喜びや悲しみ、困難を乗り越える姿を作品に描き続けてきました。2024年には漫画家として初めて文化勲章を受章。後進の育成や漫画文化の発展にも大きく貢献しました。
ちばてつやさん プロフィール
本名は千葉徹弥。1939年1月11日、東京都に生まれました。朝鮮半島を経て、1941年に満州へ渡り、現地で終戦を迎えます。1946年に日本へ引き揚げ、1950年には友人が主宰する漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1956年に貸本漫画家としてデビューし、1958年には「ママのバイオリン」で雑誌連載を開始しました。その後、2002年に紫綬褒章、2012年に旭日小綬章を受章。2014年には文化功労者に選ばれ、2024年には漫画家として初めて文化勲章を受章しました。
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那須川天心とTEAM TENSHINの共同イベント 「天心祭2026」今年も開催
「日本を元気に!」をテーマに、那須川天心とTEAM TENSHINが手がけるイベント「天心祭」が今年も開催されます。
挑戦を続ける那須川天心とTEAM TENSHINが、全国に笑顔と勇気を届けることを目指して開催する本イベント。
会場では、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるスペシャルステージをはじめ、限定グッズの販売や盆踊りなど、多彩な企画が用意されています。食べて、観て、聴いて、踊って、誰もが楽しめる内容が盛りだくさんです。
会場全体の熱気を力に変え、日本中に元気と笑顔を届ける「天心祭」。
今年も多くの来場者で盛り上がることが期待されます。
皆さんのご来場を心よりお待ちしています。
主な開催概要
| 開催日時 | 2026年10月31日(土)11:00~20:00 2026年11月 1日(日)11:00~20:00 |
| 会場 | 松戸中央公園 (千葉県・松戸市) |
| 注意事項 | ※混雑した場合は整理券を配布させていただく場合がございます。 ※ステージの予定や時間は変更となる場合がございます。 ※皆さまが安心して楽しめるよう、マナーやルールを守ってのご来場・ご協力をお願いいたします。 |
➡詳しくはこちらでご確認ください。
中谷潤人 東京と名古屋でファンミーティングを開催!
プロボクシング元世界3階級制覇王者の中谷潤人選手が、11月に東京と名古屋でファンミーティングを開催することが発表されました。中谷選手のマネジメント会社によりますと、ファンミーティングは11月7日に東京・港区六本木のDMM本社24階ホールで、翌8日には名古屋市の中京テレビ多目的スペース「プラザC」で行われます。
中谷選手は、「いつも応援してくださる皆さんと直接お会いできるファンミーティングを開催させていただきます。東京に加えて、今回は初めて名古屋にも行きます。皆さんと楽しい時間を過ごせることを楽しみにしています」とコメントしています。
当日はトークセッションや質問コーナー、プレゼント企画などが予定されているほか、会場ではグッズ販売も行われる予定です。チケットは、公式ファンクラブ「JUNTO NAKATANI Supporters Club」の会員を対象に、直筆サインとツーショット写真撮影の特典が付いたプレミアムチケットが税込み1万3000円、一般チケットは8000円です。
チケットの販売は先着順で、ファンクラブ会員向けの先行販売が10月2日午後8時から、一般販売は10月4日正午からスタートします。
➡チケットの詳細など、中谷潤人ファンミーティング 公式サイトはこちら。
リング誌パウンド・フォー・パウンド(PFP)おすすめ情報一覧
パウンド・フォー・パウンド(PFP)関連のお知らせ
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