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テニスファン待望のマイアミ・オープン2025が3月に開催されます。
ATP1000とWTA1000のダブル大会として知られるマイアミ・オープンは、世界のトッププレイヤーが集結する注目の大会です。
日本からは錦織圭選手や大坂なおみ選手など複数の選手が出場予定で、日本勢の活躍にも期待が高まっています。
本記事では、大会の日程、配信情報、出場選手情報まで、マイアミ・オープン2025を楽しむために必要な情報を詳しく解説します。
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マイアミ・オープンはATP1000とWTA1000を兼ねる大規模テニス大会です。
世界中から一流選手が集まり、熱戦が繰り広げられます。
大会名 | マイアミ・オープン2025 presented by Itaú |
開催期間 | 2025年3月16日~3月30日 |
会場 | ハードロック・スタジアム(フロリダ州マイアミガーデンズ) |
カテゴリー | ATP1000(男子)、WTA1000(女子) |
サーフェス | ハード |
ドロー | シングルス96ドロー(男女) |
前年優勝者 | 男子:J・シナー(イタリア)※今年は不参加 女子:D・コリンズ(アメリカ) |
マイアミ・オープンはインディアンウェルズと合わせて「サンシャイン・ダブル」と呼ばれる春の北米ハードコートシリーズの一環です。
男女ともにシングルス96ドローの大規模な大会で、トップ選手たちが多数出場します。
今年はハードロック・スタジアム内のテニスコンプレックスで行われ、メインスタジアムを含む多数のコートで試合が展開されます。
マイアミ・オープン2025の日程
マイアミ・オープン2025は3月16日から30日までの期間で開催されます。
女子予選は3月16日から始まり、男子予選は17日からスタートします。本戦は男女とも19日から順次開始され、決勝は30日に行われる予定です。
詳細な日程は以下のとおりです。
日付 | 内容 | セッション |
---|---|---|
3月16日(日) | 女子予選 | セッションQ |
3月17日(月) | 男女予選 | セッション1 |
3月18日(火) | 予選/女子1回戦 | セッション2 |
3月19日(水) | 1回戦/ダブルス | セッション3・4 |
3月20日(木) | 女子2回戦/男子1回戦 | セッション5・6 |
3月21日(金) | 2回戦/ダブルス | セッション7・8 |
3月22日(土) | 女子3回戦/男子2回戦 | セッション9・10 |
3月23日(日) | 3回戦/ダブルス | セッション11・12 |
3月24日(月) | 女子4回戦/男子3回戦 | セッション13・14 |
3月25日(火) | 女子準々決勝/男子4回戦 | セッション15・16 |
3月26日(水) | 男女準々決勝 | セッション17・18 |
3月27日(木) | 女子準決勝/男子準々決勝 | セッション19・20 |
3月28日(金) | 男子準決勝/ダブルス | セッション21・22 |
3月29日(土) | 女子決勝/男子ダブルス決勝 | セッション23 |
3月30日(日) | 男子決勝/女子ダブルス決勝 | セッション24 |
試合開始時間は日程によって異なりますが、多くの日程でデイセッションは現地時間11時(日本時間0時)、ナイトセッションは現地時間19時(日本時間8時)からとなります。
日本との時差は13時間で、マイアミより日本が進んでいます。

ATPツアーの放映権が2025年から変更となり、マイアミ・オープン2025男子はU-NEXTで独占配信されます。
WOWOWでは配信されませんので注意が必要です。
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WTAツアーの放映権ですが、従来配信していたDAZNでの配信がなくなり、現在はWTA TVで視聴出来ます。
WTA TVとはWTA公式のオンライン動画サービスで、WTAの試合をライブで視聴することができます。料金は、月額なら1,100円、年額は8,256円の他、特定の大会だけを視聴できるプラン(547円)も設定されています。
WTA TVのサイト内は基本的にすべて英語で表記されていますが、WTAの情報満載のサービスです。
日本からは男女合わせて複数の選手がマイアミ・オープン2025に出場します。
本戦直接出場から予選挑戦組まで、各選手の活躍に期待が高まります。
マイアミでは日本人選手たちが世界のトッププレイヤーと対戦し、どのような結果を残すかに注目です。過去には錦織圭選手が準優勝を果たしたこともあり、今大会も日本勢の躍進が期待されています。
本戦出場選手
区分 | 選手名 | 世界ランキング | 参加方法 | 過去最高成績 |
---|---|---|---|---|
男子 | 錦織圭 | 71位 | 本戦 | 準優勝(2016年) |
男子 | 西岡良仁 | 65位 | 本戦 | 3回戦(2016年,2022年) |
女子 | 大坂なおみ | 61位 | 本戦 | 優勝(2018年,2019年) |
女子 | 内島萌夏 | 53位 | 本戦 | 2回戦(2024年) |
女子 | 石井さやか | 186位 | ワイルドカード | 初出場 |
予選出場予定選手
区分 | 選手名 | 世界ランキング |
---|---|---|
男子 | ダニエル太郎 | 118位 |
男子 | 内山靖崇 | 153位 |
男子 | 綿貫陽介 | 214位 |
男子シングルスでは錦織圭選手と西岡良仁選手が本戦からの出場となります。
錦織選手はマイアミでの実績が豊富で、2016年には準優勝を果たしています。今回は2年連続13度目の出場です。
西岡選手は5年連続8度目の出場となり、最高成績は3回戦進出です。
女子シングルスでは大坂なおみ選手、内島萌夏選手が本戦に直接出場します。
大坂選手はマイアミ・オープンでは2018年と2019年に優勝経験があります。また、石井さやか選手はワイルドカードを獲得し、大会初出場となります。
予選からはダニエル太郎選手、内山靖崇選手、綿貫陽介選手が出場予定です。予選を勝ち上がれば本戦で活躍するチャンスが訪れます。
男子シングルスではシナー(イタリア)が欠場となるため、トップシードはズベレフ(ドイツ)、第2シードはアルカラス(スペイン)となる予定です。
女子シングルスでは世界ランク1位のサバレンカ(ベラルーシ)が最有力候補となっています。
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女子シングルス
試合日 | 3月30日 |
試合結果 | 〇アリーナ サバレンカ 2-0 ジェシカ ペグラ✕ (ベラルーシ) (アメリカ) |
第1ゲーム | 7-5 |
第2ゲーム | 6-2 |
【戦評】
第1シードのA・サバレンカが第4シードのJ・ペグラ(アメリカ)を7-5, 6-2のストレート破り初優勝を飾るとともに、ツアー大会で19度目のタイトルを獲得した。サバレンカは試合後「もう決勝で負けたくなかった」と語った。
26歳で世界ランク1位のサバレンカが同大会に出場するのは5年連続7度目。最高成績は2021年と2023年の8強となっていた。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク64位のV・トモワ(ブルガリア)を下し3回戦へ。3回戦では同102位のE・ルセ(ルーマニア)と対戦したが、ルセが途中棄権したため16強入り。4回戦では第14シードのD・コリンズ(アメリカ)、準々決勝では第9シードのジェン・チンウェン(中国)、準決勝では第6シードのJ・パオリーニ(イタリア)を下し初の決勝に駒を進めた。
31歳で世界ランク4位のペグラとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、序盤から3度ずつブレークを奪い合う展開となったが、終盤の第12ゲームでサバレンカが4度目のブレークを果たし先行する。
続く第2セット、サバレンカは第1ゲームでブレークを許したが、その後は立て直しキープを続けると、リターンゲームでは持ち前のストローク力で主導権を握り3度のブレークに成功し、1時間28分で優勝を決めた。
サバレンカがツアー大会で優勝するのはこれが19度目。また、WTA1000では8度目のタイトル獲得となり、これは2009年に同グレードの大会が創設されて以降、M・シャラポワに並び歴代6位タイの記録となっている。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにサバレンカのコメントを掲載している。
「この試合に臨むにあたって、何が起ころうとも、もし彼女(ペグラ)が私をブレークしても、私はそこに留まって自分自身に集中し、どんなことがあってもすべてのポイントで戦うという心構えを持っていた」
今季、1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)では優勝を飾ったものの、その後決勝に進出した全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と今月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝となっていたサバレンカは「正直に言うと、もう決勝で負けたくなかった。決勝で負けるのは本当につらいの」とも語った。
一方、敗れたペグラはツアー大会で8度目の優勝とはならなかった。
女子ダブルス
試合日 | 3月31日 |
試合結果 | ✕加藤 未唯/クリスティナ ブスカ 1-2 ディアナ シナイジェル/ミラ アンドレーバ〇 |
第1ゲーム | 3-6 |
第2ゲーム | 7-6 |
第3ゲーム | 2-10 |
【戦評】
ダブルス決勝が行われ、加藤 未唯/ C・ブクサ(スペイン)組はM・アンドレーワ/ D・シュナイデル組に3-6, 7-6 (7-5), [2-10]のフルセットで敗れ、準優勝となった。
決勝戦はあいにくの雨となり、試合開始が約2時間ほど遅れるなか開始。先にブレークを奪われた加藤とブクサのペアだが、ゲームカウント0-3の時点で再び降雨となり、さらに3時間以上中断となった。現地時間13時30分に開始される予定だった試合は、18時45分ごろから再開されると、加藤/ ブクサ組は第5ゲームでブレークバックに成功するが、続く第6ゲームで2度目のブレークを許し先行される。
第2セット、第5ゲームで先にブレークされた加藤とブクサのペアだが、直後の第6ゲームでブレークバック。その後は両ペアサービスゲームのキープが続いたが、ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲームでこのセット2度目のブレークを奪われる。それでも、加藤ペアは第12ゲームでブレークバックのチャンスを掴むと、最後は加藤が絶妙なドロップショットを決め、土壇場でブレークバックに成功。タイブレークでは一進一退の攻防の末に、3-5から4ポイントを連取してこのセットをものにした。
10ポイント制のマッチタイブレークでは、1ポイント目こそミ二ブレークに成功した加藤とブクサだが、そこから3度ミ二ブレークを返され逆転を許し、1-5に。逆転をすることができず、試合時間1時間36分で惜しくも敗れた。
男子シングルス
試合日 | 3月31日 |
試合結果 | 〇ヤクブ メンシク(チェコ) 2-0 ノバク ジョコビッチ(セルビア)✕ |
第1ゲーム | 7-6 |
第2ゲーム | 7-6 |
【戦評】
シングルス決勝が行われ、ノーシードで勝ち上がった19歳のヤクブ・メンシク(チェコ/世界ランク54位)が第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同5位)を7-6(4),7-6(4)で下し、ツアー初優勝を果たした。
19歳のメンシクは、昨季世界ランク167位から48位に上昇。好成績を収め、ATPアワードの2024年最優秀新人賞に選ばれた。
今大会本戦は初出場。1回戦でロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同50位)、2回戦でジャック・ドレイパー(イギリス/同7位)、3回戦でロマン・サフィウリン(同71位)を破り、4回戦では対戦相手のトマーシュ・マハツ(チェコ/同21位)が棄権。準々決勝でアルトゥール・フィス(フランス/同18位)、準決勝でテイラー・フリッツ(アメリカ/同4位)を破って、キャリア2度目のツアー決勝に進んだ。
決勝の相手は、憧れの選手である37歳のジョコビッチ。ツアー通算100度目のタイトルやATPマスターズ1000最多41勝目、同大会最多7度目の優勝など、さまざまな記録がかかっていた。
第1セット、ジョコビッチの最初のサービスゲームを叩いてスタートダッシュを決めたメンシク。だが、ジョコビッチも多彩なショットメイクで我慢し、第7ゲームでブレークバックする。互いに1度ずつブレークし、タイブレークに突入。ここで勢いに乗ったのはメンシク。開始から5ポイントを連取すると、そのままリードを保って7-6(4)で奪う。
昨年10月のATPマスターズ1000上海では逆転負けを喫しているメンシク。続く第2セットもジョコビッチを苦しめるが、チャンスを活かしきれない。ジョコビッチは雄たけびを上げるなど観客も高揚。相手に流れが行ってもおかしくない場面だが、メンシクはセンター、ワイドと正確に打ち分けられたサーブを活かして、テンポよくポイントを獲得。危なげなくサービスキープしていく。
第1セット同様にタイブレークまでもつれると、ここで集中力を切らさずに好プレーを続けたのはメンシク。攻撃的なプレに加えて、ジョコビッチにひけをとらないストロークの粘り強さを見せて7-6(4)。最後はこの試合、ジョコビッチを苦しめたワイドサーブで締めて、コートに倒れこんだ。
今大会だけで3名のトップ10を破ってうれしい初タイトルを手にしたメンシクは、「感情は少し後でわいてくると思う。今は本当に信じられない気分だよ。この瞬間を生きているという感じで、夢を見ているようだ」と信じられない様子。
「2週間を通して、僕のゲームはどんどん良くなっていった。今夜ノバク(ジョコビッチ)にタイブレークで勝てたことは信じられないよ。僕は成長する過程で彼を見てきたし、彼のおかげでテニスを始めた。ATPツアーで優勝することが夢だったし、さらに素晴らしいのはそれがATPマスターズ1000だということ。ノバクと決勝で戦うことができたのは、より特別な意味を持つ」と喜びを露わにした。
一方、敗れたジョコビッチは、雨で試合開始が遅れたことや湿度が高かったこと、調子がベストではなかったことなどを言い訳にしたくないとし、「メンシクと彼のチームにお祝いを言いたい。負けるのは決してうれしくないが、正直彼は僕が負けてうれしい数少ない選手の一人だ」とコメント。
「15、16歳の頃にプレーしているのを見て、招待して一緒にトレーニングをしたこともある。彼の成長と進化を見ているのは本当に素晴らしいことだ。彼が持っているポテンシャルを活かしているのを見てとてもうれしい。特にサーブは素晴らしく、パワフルで正確。ファーストサーブで多くのフリーポイントを奪う。バックハンドも素晴らしく、身長が高いのにスライドや動きが良い」
「まだ改善の余地はある」と言うが、「間違いなく今後も彼を見かけることになるだろう。明るい未来があると確信している」と早くも頭角を現してきたメンシクのプレーを称えた。
男子ダブルス
試合日 | 3月30日 |
試合結果 | 〇マテ パビッチ/マルセロ アレバロ 2-0 ジュリアン キャッシュ/ロイド グラスプール✕ |
第1ゲーム | 7-6 |
第2ゲーム | 6-3 |
【戦評】
第1シードのM・アレバロ(エルサルバドル)/ M・パビッチ(クロアチア)組が第6シードのJ・キャッシュ(イギリス)/ L・グラスプール(イギリス)組を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り優勝を飾るとともに、史上6組目となる「サンシャイン・ダブル」を成し遂げた。
※サンシャイン・ダブルとは、3月に行われるBNPパリバオープン(インディアンウェルズ)とマイアミオープンを続けて制覇すること。
34歳のアレバロと31歳のパビッチは昨年からペアを固定してツアーを転戦。昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制するなど安定した成績を残し、現在ともにダブルス世界ランク1位の座に就いている。
決勝戦の第1セットは、両ペアともに質の高いサービスゲームを披露しキープを続けタイブレークに突入する。このタイブレークでアレバロとパビッチは開始から4ポイントを連取。このリードを守り切り先行する。
続く第2セット、アレバロとパビッチはファーストサービス時に80パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、1時間36分で優勝を飾った。
この結果、アレバロとパビッチは同一シーズンにBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンを制覇する「サンシャイン・ダブル」を達成。過去この偉業をペアとして達成したのは5組のみで、アレバロとパビッチは6組目として名を刻んだ。なお、最後に達成したペアは2016年のPH・エルベール(フランス)/ N・マウー(フランス)組となっていたため、9年ぶりの快挙となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに両者のコメントを掲載している。
アレバロ「サンシャイン・ダブルは特別なことだと思うけど、そんなことは考えもしなかった。僕たちは良いプレーをしてきた。インディアンウェルズでは素晴らしい1週間を過ごし、いくつかの試合に勝った。そして、アメリカで連続優勝できたことをとても嬉しく思っている」
パビッチ「僕たちはトップに立てることを証明しているし、ダブルスは面白いゲームだ。非常に接戦なので、このような結果を出すのは簡単ではない。数試合勝つことは自信を高めるのに役立ち、それが過去数試合の僕たちの強みだったと思う」
3月21日(金) 錦織圭vs西岡良仁 マイアミOP1回戦で実現!約5年半ぶりの激突<男子テニス>
3月19日に開幕する男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は日本時間18日(現地17日)、シングルスの組合せを発表。世界ランク64位の錦織圭と同68位の西岡良仁が1回戦で顔を合わせることとなった。
35歳で元世界ランク4位の錦織は今月、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に出場し、1回戦でJ・ムナル(スペイン)を下して公式戦で約1ヵ月ぶりの白星を飾った。2回戦ではU・アンベール(フランス)屈し、3回戦進出とはならなかった。
その後、錦織は前週のアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャーツアー)に出場すると準決勝に進出。準決勝では18歳の新星J・フォンセカ(ブラジル)に敗れ決勝進出とはならなかったが、4強入りを果たした。
錦織がマイアミ・オープンに出場するのは2年連続13度目。2016年には準優勝を飾っている。
この日行われた組合せ抽選の結果、錦織と西岡が1回戦で激突するドローに。
29歳の西岡は2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)を最後に、負傷のためツアーを離脱。今大会は約1ヵ月ぶりの復帰戦となる。
マイアミ・オープンには8度目の出場で最高成績は2016年と2022年に記録した3回戦進出。昨年は予選2試合を勝ち抜いたものの、1回戦で敗れた。
錦織と西岡はツアーで過去1度対戦。唯一の顔合わせは2019年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)で、そのときは西岡がストレートで勝利した。
この試合の勝者は2回戦で第29シードのM・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ベレッティーニはこの試合が初戦となる。
錦織圭 西岡良仁とのマイアミOP1回戦を直前で棄権、体回復せず注目の日本人対決は幻に!
男子テニスで世界ランク64位の錦織圭が3月20日に自身のSNSを更新し、出場予定であったマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を棄権すると発表した。
錦織は日本時間21日(現地20日)にマイアミ・オープンの1回戦で世界ランク68位の西岡良仁と対戦する予定であったが、試合直前に自身のXを更新し棄権を発表した。
「残念ながら、今日のマイアミ・オープンは棄権しなければなりません。先週の試合から体が十分に回復しませんでした。これから家に帰ってクレーコートシーズンに備えます」
これにより、錦織と西岡の約5年半ぶりの対戦は幻となった。なお、西岡は1回戦で錦織に代わってラッキールーザーとして本戦入りした世界ランク88位のH・ガストン(フランス)と対戦する。
伊藤あおい 惜しくも初戦敗退、2時間44分の熱戦もWTA1000初白星ならず<女子テニス>
【試合結果】
✕伊藤あおい 1-2 L・デイビス〇
【戦評】
20歳の伊藤は今大会、予選2試合に勝利し初の本戦入りを果たした。31歳のデイビスとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、伊藤は第4ゲームで先にブレークを果たすも、その後2度のブレークを許し先行される。
それでも第2セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第8ゲームで伊藤がこのゲーム3度目のブレークポイントをものにし2度目のブレークに成功して1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、伊藤は第1ゲームで先にブレークを奪うも第4ゲームでブレークバックを許す。その後は両者ともにキープを続けたが、終盤の第10ゲームで2度目のブレークを許した伊藤は2時間44分で惜しくも初戦敗退となり、WTA1000の大会で初白星とはならなかった。
18歳の坂本怜はミュレーに敗れてシングルスのツアー本戦デビューを勝利で飾れず
【試合結果】
✕坂本怜 0-2 アレクサンドル・ミュレー〇
【戦評】
坂本は今大会、ワイルドカードで予選から出場。予選1回戦で第22シードのカミール・マイクシャク(ポーランド/同120位)をフルセットで下すと、予選決勝では第9シードのジェームス・ダックワース(オーストラリア/同95位)を7-5,7-6(5)で勝利。シングルスで初めてのツアー本戦入りを決めた。
この日は、今季開幕戦で錦織圭(ユニクロ/同64位)を破ってツアー初優勝し、2月のATP500リオデジャネイロでも決勝に進んでいる好調のミュレーと対戦。
第1セットは互いに一歩も譲らずにサービスキープが続く展開。坂本は4-4の第9ゲームでチャンスを握ったものの、ミュレーの好サーブに阻まれて活かしきれず。反対に、第10ゲームで痛恨のブレークを許してしまって4-6でセットを失う。
第2セットも第1セット同様に、サービスキープが続く締まった展開。坂本は正確なサーブからストロークを広角に打ち分けていく。
20分以上にも及んだ第6ゲームでは、10度のデュースの末にサービスキープし、苦しい場面を脱した坂本。さらに、第8ゲームではミスが続いてしまい0-40となるも、サーブポイントでピンチを脱し、ミュレーにリードを許さない。
しかし、我慢強くプレーした坂本だったが、ミュレーの攻撃が上回り、セット終盤の第10ゲームで力尽き4-6。惜しくも初戦突破とはならなかった。
石井さやか、元世界10位ラドゥカヌに完敗。WTA1000初の本戦も初戦突破ならず
【試合結果】
✕石井さやか 0-2 エマ・ラドゥカヌ〇
【戦評】
ワイルドカードで出場している今大会は、石井にとって3度目のツアー本戦の舞台。グランドスラムに次ぐグレードのWTA1000本戦は初めてである。
初戦の相手は、2021年全米オープン女王で元世界10位のラドゥカヌ。2023年に度重なる怪我で9か月間ほど実戦から離れた後、昨年復帰しトップ100にカムバックしている。
第1セット、序盤からパワフルなショットでプレッシャーをかけようとする石井。だが、力が入ったか、ショットがベースラインをわずかに割って、ラドゥカヌにブレークを許す。
直後には、チャンスで柔らかなタッチのドロップボレーを披露した石井がブレークバック。しかし、ラドゥカヌが安定感を取り戻して第6、第8ゲームを破って4ゲームを連取し、石井は2-6で第1セットを失った。
第2セットも攻守のメリハリをつけるラドゥカヌに対して、リスクを冒して攻める石井だったが、なかなかショットの精度は上がらずラドゥカヌが5ゲームを連取。石井は、第6ゲームに意地のサービスキープで1ゲーム奪うも、そのまま1-6とストレートで敗戦。WTA1000のデビュー戦はほろ苦いものとなった。
5週間ぶりの復帰戦に臨んだ西岡良仁は途中棄権で初戦敗退、ラッキールーザーのガストンが2回戦へ
【試合結果】
✕西岡良仁 途中棄権 ユーゴ・ガストン〇
【戦評】
5週間ぶりの復帰戦に臨んだ西岡は第5ゲームでサービスダウンを喫して第1セットを落とし、第2セットから初のブレークに成功した直後にリタイアしたため1時間1分で試合が終了した。
西岡は左肩のケガを理由に途中棄権となった。
内島萌夏は2回戦でカリンスカヤにストレート負け!
【試合結果】
✕内島萌夏 0-2 アンナ・カリンスカヤ〇
【戦評】
23歳の内島が同大会に出場するの今回が初。1回戦では世界ランク70位のS・ラメンスを下し2回戦に駒を進めた。
26歳で世界ランク33位のカリンスカヤとの顔合わせとなった2回戦、内島はサービス時のポイント獲得率が50パーセントに留まり相手に4度のブレークを許す。リターンゲームでは6度のブレークポイントを握るも1度もブレークを果たせず、1時間14分で力尽きた。
大坂なおみ16強「クズみたいな試合」経て「それを乗り越えられた」と自信掴む
【試合結果】
〇大坂なおみ 2-1 H・バプティスト✕
【戦評】
27歳の大坂が同大会に出場するのは2年連続8度目。最高成績は2022年の準優勝となっている。今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク108位のY・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)、2回戦で第24シードのL・サムソノヴァを下し3回戦に駒を進めた。
3回戦、強烈なサービスを放つ両者の一戦は、リターンゲームでチャンスが生まれることなく第1セットは終盤に突入。大坂は第11ゲームでブレークポイントを握られるが、ここはストローク戦のなかから最後はスマッシュを決め切り抜ける。しかしその後訪れたこのゲーム3度目のブレークポイントを凌ぐことができずに先にブレークを許す。
バプティストのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでは積極的に攻める大坂がブレークチャンスを掴むと、最後はバックハンドウィナーを放ち土壇場でブレークバックに成功。タイブレークではファーストポイントでミニブレークを許したが、続く2・3ポイント目でミニブレークを奪い逆転。その後もシーソーゲームとなったもののこれを制し、1時間8分に及ぶ第1セットをものにした。
第2セット、流れを逃したくない大坂は第1ゲームでいきなりチャンスを手にすると、3度目のブレークチャンスを決め切り先にブレークに成功する。しかし第4ゲームでピンチを迎えると、最後は痛恨のダブルフォルトでブレークバックを許し流れが反転。続く第6ゲームでもブレークされ逆転を許し大坂はイライラを募らせる。それでも第7ゲームでは40-15からバプティストのサーブを破りブレーク数で追いつくと、このゲーム終了後にバプティストが左足のかかと付近の治療のためメディカルタイムアウトを取得。
再開後の第8ゲーム、大坂はこのセット3度目のブレークを許すとそこから挽回できずセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、ネットプレーを増やすバプティストに押し込まれた大坂は第5ゲームでピンチを招くと、最後もバプティストにボレーを決められ先にブレークを許す。その後もサーブ&ボレーなどを織り交ぜるバプティストに対し、大坂はストロークで正面から攻めると、第8ゲームでブレークバックに成功。徐々にダウンザラインを決め始めた大坂は第9ゲームをラブゲームでキープすると、迎えた第10ゲームでこのセット2度目のブレークに成功。2時間59分の熱戦の末に勝利をおさめた。
5連敗後に今季初勝利のブクサ/加藤未唯が2回戦でパリ五輪金メダルペアを倒す番狂わせ
【試合結果】
〇クリスティーナ・ブクサ/加藤未唯 2-0 サラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ✕
【戦評】
今季、加藤とブクサは2月から本格的にペアを組み始めたが、5大会連続で初戦敗退。それでも今大会は1回戦でQ・グリーソン(アメリカ)/ I・マルティンス(ブラジル)組をストレートで破り、ペアとして6大会ぶりの白星をあげ2回戦に進出した。
2回戦では昨年のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)で女子ダブルスに金メダルをイタリアもたらしたエラーニとパオリーニという強力なコンビと激突。第1セットでは2度ずつブレークを奪い合って訪れたタイブレークをものにして先行すると、第2セットでは序盤第2ゲームでブレークに成功。ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲームで2度目のブレークを奪い、1時間32分で勝利し、準々決勝進出が決定した。
大坂なおみ「エネルギーと思い出をありがとう」マイアミOP4回戦で敗退!
【試合結果】
✕大坂なおみ 1-2 J・パオリーニ〇
【戦評】
27歳の大坂は同大会で2022年に準優勝を果たしており、今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク108位のY・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)、2回戦で第24シードのL・サムソノヴァ、3回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同98位のH・バプティスト(アメリカ)を破り3年ぶりの16強へと駒を進めた。
対する世界ランク7位のパオリーニは今大会、初戦の2回戦で同37位のR・スラムコワ(スロバキア)を撃破し3回戦に進出。3回戦では第31シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦したが、ジャバーが第1セット途中で負傷棄権したためベスト16入りとなった。
序盤から激しいストローク戦となった4回戦の第1セット、大坂は1度ブレークを許すも自身は3度のブレークに成功し先行する。しかし第2セットで大坂は第1ゲームでいきなりブレークを許す。第4ゲームでは2度のブレークバックのチャンスを迎えるがこれを活かすことができずにこのセットを取り返される。
迎えたファイナルセット、大坂は第2ゲームでブレークポイントを握るがこれをものにできず。第5ゲームで強烈なフォアハンドウィナーを決められブレークのピンチを迎えた大坂は、パオリーニにミスを誘われ痛恨のブレークを許す。それでも大坂は直後のリターンゲームで鋭いバックハンドウィナーから2度のブレークバックのチャンスを掴むが、パオリーニの粘り強いプレーに凌がれ、1ブレークの差を埋めることができずに力尽きた。
試合後にSNSを更新した大坂は以下のようにつづった。
「マイアミ、本当に愛してます。エネルギーと思い出をありがとう!すぐに戻ってきます」
加藤未唯/ブクサ組 逆転勝ちで4強、準決勝で第1シードと激突!
【試合結果】
〇加藤未唯/ C・ブクサ 2-1 E・メルテンス/ ザン・シュアイ✕
【戦評】
今季、加藤とブクサは2月から本格的にペアを組み始めたが、5大会連続で初戦敗退。それでも今大会は1回戦でQ・グリーソン(アメリカ)/ I・マルティンス(ブラジル)組をストレートで破り、ペアとして6大会ぶりの白星をあげ2回戦に進出。
さらに2回戦では第3シードで昨年のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)でイタリアに金メダルをもたらしたS・エラーニ(イタリア)/ J・パオリーニ(イタリア)組を7-6 (7-4), 6-2のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
一方、メルテンスとザン組は2回戦でT・バボス(ハンガリー)/ G・ステファニーニ(ブラジル)を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
準々決勝の第1セット、加藤とブクサは第2ゲームで先にブレークに成功するも、その後2度のブレークを奪われ先行させる。
第2セットでは第5ゲームでブレークを許した加藤とブクサだったが、第6ゲームですぐにブレークバックに成功。さらに第12ゲームでもブレークを奪ってこのセットを取り返し、試合は10ポイントマッチのタイブレークにもつれ込む。これを制した加藤とブクサが1時間49分で勝利を収め、準決勝へ駒を進めた。
勝利した加藤とブクサは準決勝で第1シードのK・シニアコバ(チェコ)/ T・タウンゼン(アメリカ)ト組と対戦する。同ペアは準々決勝でC・ドールハイド(アメリカ)/ S・ハンター(オーストラリア)組をストレートで下しての勝ち上がり。
加藤未唯/ブクサ組が金星! 決勝進出!
【試合結果】
〇加藤未唯/ C・ブクサ 2-1 テーラー タウンゼント/カテリナ シニアコバ✕
【戦評】
「マイアミ・オープン」ダブルス準決勝。加藤未唯/ C・ブクサ(日本/スペイン)組が、第1シードのテイラー・タウンゼント/カテリナ・シニアコワ(アメリカ/チェコ)組に2-6、7-5、そして10ポイントマッチタイブレークでは10-2と圧勝し、決勝進出を決めた。
1月の「全豪オープン」(四大大会)で、レナタ・サラスアと組みベスト8に進出した加藤は、その後ツアーでは、ブクサと組んで出場。「ストロークがしっかりしている」パートナーとは、相性も良かったはず。実際に両者のプレーは、悪くない。ところがツアーでは、5大会連続で初戦敗退を喫した。
「何かを変えなくては」
そう思った加藤は、今大会が始まる直前に「サイドを入れ替えてみない?」とパートナーに提案。ブクサも、「私はどっちでもいけるから、あなたの好きなようにしよう」と快く受け入れ、従来の加藤フォアサイド、ブクサバックサイドから入れ替えて1回戦に挑んだ。
その初戦で勝利した時は、新陣形が機能したかどうか、まだそこまで実感はなかったという。ただ加藤は「やはりリターンは、バックサイドの方がやりやすい」の手応えを再認識。デュースの際、二人のどちらがレシーバーに行くか選べる“レシーバーズ・チョイス”の時、加藤が行く場面も今大会では増えていった。
2回戦を勝った時には、事前に立てた戦略の機能と同時に、サイドを変えた効能を実感し始める。準々決勝では、「相手は二人ともストロークは良いが、前衛があまり動くことがないので、むしろやりやすかった」と、自身たちのストローク力及び連携に自信を深めた。
そして迎えた、準決勝。第1シードには、自分たちの力を信じ、正面突破すべく臨んだという。
「今回は相手を崩すというよりも、自分たちの良いプレーをしようと思った。相手は第1シードなので、どれぐらい通用するのかという思いで挑んだ」
その上でもちろん、状況に応じ策を講じ、有効なプレーを増やしていく。第1セットは落とすものの、ブレークされたゲームの多くはデュースで、スコアほどに離されている感じはない。同時に、「二人の間はあまり抜けない」と認識し、揺さぶりをかけていった。というのも、相手はサウスポーのタウンゼントがフォアサイドにいるため、中央の守りは硬いから。
「特にタウンゼントが前にいる時、真ん中に思いっきり打っても返される。二人の間に打っても全然効いてない」
そこで自身が後衛にいる時、加藤は、前に入る動きを多く取り入れた。「ラリーで押されてはいない。むしろ押し込めている」という手応えとパートナーへの信頼が、それを可能にもしていただろう。
「フォアサイドでプレーしていた時はやらなかったプレーが、今日はたくさんあった。ベースラインで打ってから前に出るプレーもフォアサイドの時はなかったので、変えて良かったなというのは、今日は結構感じました」
試合後に、加藤がしみじみ振り返る。
その成果が端的にコート上で体現されたのが、マッチポイントだ。リターンと同時に前に出て、正面に来た浅いボールをボレーで返す。そうして相手の浮き球を、ジャンプ一番、豪快にスマッシュで叩き込む。スピードと躍動感に満ちた、実に加藤らしいプレーで熱戦に終止符を打った。
サイドチェンジにより噛み合い、高速で回転しはじめた歯車。その疾走を実感しながら、WTA1000カテゴリーでは初となる頂点へと加速する。
世界140位のイーラ、元女王シフィオンテクを破り4強「これ以上ない幸せな気分」。1大会で3人目のグランドスラム女王撃破
【試合結果】
〇アレクサンドラ・イーラ 2-0 イガ・シフィオンテク✕
【戦評】
シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している19歳のアレクサンドラ・イーラ(フィリピン/世界ランク140位)は、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド/同2位)を6-2,7-5で破り、ベスト4入りを決めた。
19歳のイーラは、元世界ランク1位のラファエル・ナダルが開校したラファ・ナダルアカデミーで13歳の頃から腕を磨き、2022年に全米オープンジュニアのタイトルを獲得。ツアー下部のITF大会を中心に結果を残し、今年1月に自己最高となる134位を記録している。
今大会は、ワイルドカードで本戦から登場し、1回戦でケイティー・ボリネッツ(アメリカ/同73位)を6-3,7-6(3)で下すと、2回戦では2017年全仏女王で第25シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア/同25位)を7-6(2),7-5、3回戦で今年の全豪女王となった第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ/同5位)を6-4,6-2で撃破。4回戦は、第10シードのパウラ・バドサ(スペイン/同11位)が試合前に棄権し、8強入りしていた。
この日は、グランドスラム通算5勝でこの3年間でトップ2をキープしているシフィオンテクと対戦。試合序盤は互いに決め切れない場面が続く中、イアラはキレのあるフォアハンドを武器に攻め立てる。リターンではコートの中に入って叩く場面も見られ、4度あったシフィオンテクのサービスゲームをすべてブレークし、6-2でセットを取る。
第2セットではシフィオンテクも持ち直す場面こそあったが、好プレーを持続させることができない。イアラは、シフィオンテクのサービング・フォー・ザ・セットとなった4-5の第10ゲームを破って追いつくと、そのままゲームを連取。7-5とストレートで準決勝進出を決めた。
オンコートインタビューで「信じられない。これ以上ない幸せな気分」と話すイアラ。「コーチからは、走れ、すべてのボールを狙え、チャンスを逃すなと言われていた。5度のグランドスラム・チャンピオンは、君に勝利を与えてくれないと」と語った。
バックハンドで放ったシフィオンテクのボールがベースラインを割り、金星を手にした瞬間、イアラは呆然とした表情に。「私も(泣いているのか)どちらかわからないわ。その瞬間にすごく集中していて、毎ポイントを大事にしようと思っていた。何が起きたのか実感するのは難しかった」という。
WTAツアー自体、まだ19歳のイアラにとって経験の少ないものだが、オスタペンコ、キーズ、シフィオンテクといった3人のグランドスラム女王を撃破しており、実力は本物。「感情をコントロールすることには慣れている。プロフェッショナルでいることにも経験がある」とものおじすることなく、自身の良さをコート上で表現した。
一方、敗れたシフィオンテクは、「あんなにフラットなショットを打つとは思っていなかった。本当に攻撃で集中力を保っていたし、予想外なショットもあった」とイアラのプレーを称賛している。
19歳 世界4位破りマスターズ初の決勝進出、新進気鋭メンシク 決勝はジョコビッチと18歳差対決
【試合結果】
〇J・メンシク 2-1 T・フリッツ✕
【戦評】
シングルス準決勝が行われ、世界ランク54位のJ・メンシク(チェコ)が第3シードのT・フリッツ(アメリカ)を7-6 (7-4), 4-6, 7-6 (7-4)のフルセットの激闘の末に破り、ATPマスターズ1000で初の決勝進出を果たした。
19歳のメンシクが同大会の本戦に出場するのは今回が初。今大会は1回戦で世界ランク50位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)、2回戦で第6シードのJ・ドレイパー(イギリス)、3回戦で同71位のR・サフィウリンを下し16強入り。4回戦では第20シードのT・マハツ(チェコ)が試合前に棄権し準々決勝に駒を進めると、準々決勝では第17シードのA・フィス(フランス)を破りベスト4進出を果たした。
27歳で世界ランク4位のフリッツとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、両者ともに質の高いサービスゲームを披露しタイブレークに突入。このタイブレークでメンシクは2度のミニブレークを果たし先行する。
しかし第2セット、メンシクは第1ゲームでフリッツにブレークを許すと、その後ブレークバックを果たせず1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、このセットも互いにサービスゲームで相手にブレークを与えずタイブレークへ。このタイブレークでメンシクは終盤に4ポイントを連取し、2時間25分の激闘を制した。
19歳6ヵ月で決勝進出を果たしたメンシクは、18歳9ヵ月で決勝に進出したR・ナダル(スペイン)とC・アルカラス(スペイン)に次ぎ同大会史上3番目に若い決勝進出者となった。
メンシクは決勝で第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準決勝で第14シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を下しての勝ち上がり。
今大会の決勝は新進気鋭の19歳メンシクと、37歳のジョコビッチによる18歳差の対決となる。
シフィオンテクの警備強化、練習中に嫌がらせ受ける
女子テニス、世界ランキング2位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、マイアミ・オープンの練習中に見学客から嫌がらせを受けたため、警備が強化されることになった。
報道によると、シフィオンテクは23日の練習中に言葉による嫌がらせを受けた。この人物は以前からシフィオンテクをインターネット上で攻撃していたという。
女子テニスでは2月のドバイ・テニス選手権でも、エマ・ラドゥカヌ(英国)がストーカーに狙われるトラブルが発生していた。
シフィオンテクの広報担当者は、「セキュリティーは最優先事項だ。われわれはこの種の問題を把握するためにネットワークを監視している。建設的な批判もあるが、脅迫、ヘイトスピーチ、練習妨害は別もので、容認できない」とAFPに語った。
「この件は大会主催者および女子テニス協会(WTA)に報告した。WTAは即座に対応し、警備の追加などの対策を新たに講じてくれた。非常に感謝している」
大会広報も「全選手と大会関係者の安全と安心は極めて重要だ」「潜在的な脅威を常に評価し、あらゆる手段で適切に対応できるようにしている。これらの取り組みが効果を発揮するために、セキュリティー運用の詳細は公開しない」と述べた。
WTAはこの件についてコメントせず、問い合わせに対しては大会主催者の回答を参考にするよう求めている。