RISE ELDORADO 2025の視聴方法!配信サービスや対戦カードを解説!

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日本キックボクシング界の年間最大イベント「RISE ELDORADO 2025」が開催されます。

国内外の実力者が集結し、王座決定戦から国際戦まで目白押しの一大会になりそうです。

会場での生観戦からオンライン配信まで、さまざまな視聴方法や対戦カードの情報をまとめました。

格闘技ファン必見の内容をぜひチェックしてください!

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RISE ELDORADO 2025見るならABEMA!

RISE年間最大のキックボクシングイベント、RISE ELDORADO 2025が両国国技館で開催されます。

開場後にはオープニングファイトも予定されています。

開催日2025年3月29日(土)
開催場所東京・両国国技館
開場時間12時00分
本戦開始13時30分
その他開場後オープニングファイトあり

RISE ELDORADO 2025はABEMAで配信!

ABEMA

RISE ELDORADO 2025は、ABEMAで全試合が完全生中継されます。

自宅でも臨場感あふれる試合を楽しめます。

ABEMAのPPV料金

ABEMAでRISE ELDORADO 2025を視聴するには、PPV(ペイ・パー・ビュー)チケットの購入が必要です。

PPVの一般チケットは3,200円(税込)となっています。

なお、アプリで購入する場合は別途料金が発生するので注意しましょう。

対象期間内の登録で700円のキャッシュバックあり

2025年1月29日から4月13日までの期間中、ABEMAプレミアムに新規登録してRISE ELDORADO 2025のPPVチケットを購入すると、700円のキャッシュバックを受けられます。

対象条件は、通常のABEMAプレミアム登録(広告つきは対象外)、18歳以上であること、メールアドレスの設定が必要です。

キャッシュバックは2025年6月以降に順次振り込まれます。

ABEMAプレミアムの料金

ABEMAプレミアムの月額料金は1,080円(税込)となっています。

ABEMAプレミアムに加入すると、さまざまな特典が利用できます。見逃し配信などのサービスを活用したい方におすすめです。

ABEMAの登録方法

ABEMAの登録方法は以下のとおりです。

  1. ABEMA公式サイトにアクセス
  2. 「登録する」をクリック
  3. メールアドレス記入欄にアドレスとパスワードを入力し、「同意して送信」をクリック
  4. 指定したメールアドレス宛に認証コードが届くので、認証コード欄に6桁の番号を入力し、「完了する」をクリック
  5. 支払い方法を選択して、登録完了

RISE ELDORADO 2025 その他の配信情報

RISE公式チャンネル(YouTube)

RISE公式チャンネルでは生配信ではありませんが、RISE ELDORADO 2025の試合の模様をダイジェストで配信する予定です。

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RISE ELDORADO 2025 全対戦カード!

試合順試合名対戦カード
オープニングファイト・1 フェザー級(-57.5kg)3分3R志水 薫
vs
羅 粋
オープニングファイト・2ウェルター級(-67.5kg)3分3R琉樺
vs
純樹
オープニングファイト・3フライ級(-51.5kg) 3分3R伊藤琉之助
vs
水野夢斗
第1試合【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament リザーブマッチ】
3分3R延長1R
細越竜之介
vs
GUMP
第2試合【オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約】
3分3R
山口裕人
vs
YURA
第3試合【SuperFight! ウェルター級(-67.5kg)】
3分3R延長1R
宇佐美 秀 メイソン
vs
ジェラルド・ヴィーラーデ
(フィリピン)
第4試合【スーパーフライ級(-53kg)】
3分3R延長1R
大﨑一貴
vs
アレスター・タグレ
(フィリピン)
第5試合【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament④】
3分3R延長1R
エン・ペンジェー
(中国)
vs
レダ・ベラーセン
(モロッコ/オランダ)
第6試合【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament③】
 3分3R延長1R
常陸飛雄馬
vs
シャクリヨール・ユラエフ
(ウズベキスタン)
第7試合【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament②】
3分3R延長1R
笠原友希
vs
パヌワット・TGT
(タイ)
第8試合【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament① 】
3分3R延長1R
中村寛
vs
チャンヒョン・リー
(韓国)
第9試合【Superfight! バンタム級(-55kg)】
3分3R延長1R
志朗
vs
ユン・ドクジェ
(韓国)
第10試合【Superfight! -52kg契約】
3分3R延長1R
那須川龍心
vs
クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー
(タイ)
第11試合【スーパーライト級(-65kg)】
3分3R延長1R
原口健飛
vs
イ・ソンヒョン
(韓国)
セミファイナル
第12試合
【第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦】
3分5R無制限延長R
白鳥大珠
vs
麻火佑太郎
メインイベント
第13試合
【SuperFight! オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約】
3分3R
YA-MAN
vs
ミゲール・トリンダーデ
(ポルトガル)

RISE ELDORADO 2025の主な見どころ

RISE ELDORADO 2025では豪華な対戦カードが組まれています。

トップファイターたちによる熱い闘いに期待が高まります。

YA-MAN vs ミゲール・トリンダーデ

SuperFight! オープンフィンガーグローブマッチとして、YA-MAN(日本/TARGET SHIBUYA/初代RISE OFGM -65kg級王者)とミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club/GLORYフェザー級1位)の対戦が実現します。

YA-MANは約1年半ぶりのRISE参戦となります。

中村 寛 vs チャンヒョン・リー

RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournamentの一回戦として、中村 寛(日本/BK GYM/第8代ライト級王者)とチャンヒョン・リー(韓国/RAON/第5代RISEスーパーフェザー級王者)が対戦します。

両選手とも王者経験者による好カードです。

笠原友希 vs パヌワット・TGT

同じくトーナメント一回戦として、笠原友希(日本/シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者)とパヌワット・TGT(タイ/TARGET/2024年スーパーフェザー級 漢気トーナメント優勝)の試合が行われます。

タイトル獲得者同士の激突に注目です。

常陸飛雄馬 vs シャクリヨール・ユラエフ

RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournamentの三回戦では、常陸飛雄馬(日本/TARGET SHIBUYA/スーパーフェザー級3位)とシャクリヨール・ユラエフ(ウズベキスタン/Temur Kurbanov team/WMF-63.5kg王者)が激突します。

日本VSウズベキスタンの国際戦となります。

エン・ペンジェー vs レダ・ベラーセン

トーナメント四回戦では、エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)とレダ・ベラーセン(モロッコ/オランダ/fight team Ringer/ENFUSION世界バンタム級王者)が対戦します。

国際色豊かな戦いになりそうです。

白鳥大珠 vs 麻火佑太郎

第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦として、白鳥大珠(TEAM TEPPEN/同級2位)と麻火佑太郎(PHOENIX/同級3位)が戦います。

新王者誕生の瞬間を見逃せません。

那須川龍心 vs クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー

SuperFight! -52kg契約として、那須川龍心(日本/TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者)とクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者)の対戦が実現します。

日本期待の星と強豪タイ選手の闘いとなります。

志朗 vs ユン・ドクジェ

SuperFight! バンタム級(-55kg)として、志朗(日本/BeWELLキックボクシングジム/RISE世界バンタム級王者)とユン・ドクジェ(韓国/RAON/元KTK‐57kg級王者)が対戦します。

世界王者志朗の強さを見られるでしょう。

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RISE ELDORADO 2025のチケット情報

RISE ELDORADO 2025のチケットは一般発売中です。早めの購入をおすすめします。

席種料金備考
VIP(柵内・特典付)80,000円
アリーナSRS25,000円
アリーナRS12,000円
マス席8,000円1人につき1枚のチケットが必要、相席になる場合あり
2階スタンド席6,000円

チケットはチケットぴあなどで購入可能です。未就学児童は保護者の膝上に限り無料で入場できます。

RISE ELDORADO 2025の視聴方法まとめ

RISE ELDORADO 2025は、キックボクシングファンにとって見逃せない年間最大の格闘技イベントです。

会場での臨場感ある観戦はもちろん、ABEMAでの配信視聴でも楽しめるでしょう。

世界トップレベルの選手たちによる激闘が両国国技館で繰り広げられる3月29日に向けて、視聴方法とチケット購入の準備を進めてください。

YA-MANの復帰戦や61.5kgトーナメント、注目の王座決定戦など、白熱の戦いに期待が高まります。

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RISE ELDORADO 2025 試合結果と主な試合内容 ※随時更新

オープニングファイト・1

【フェザー級(-57.5kg)3分3R】

✕志水 薫 1R 2分42秒 KO 羅 粋〇

オープニングファイト・2

【ウェルター級(-67.5kg)3分3R】

〇琉樺 1R 1分48秒 KO 純樹✕

オープニングファイト・3

【フライ級(-51.5kg) 3分3R】

〇伊藤琉之助 3R 判定 水野夢斗✕

第1試合

【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament リザーブマッチ 3分3R延長1R】

✕細越竜之介 判定0-2 GUMP〇

【戦評】

RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kgトーナメントのリザーブマッチが組まれた。7戦6勝1敗(4KO)の戦績を持つ細越に対し、対するGUMPは、TEAM TEPPEN所属の第9代DEEP☆KICK-60kg王者だ。

1R、細越がサウスポー構え、やや前に出るGUMPに対し左ストレートのカウンターを放つ。GUMPは細越のジャブを受けつつも、前蹴りや右フックを返す。

2Rになると、右にスイッチを見せる細越。圧を強めるGUMPは右ヒザ蹴り、ストレートやローと手数を増やす。それでも細越は冷静に右ジャブ、ガードの隙間から左ストレートを打ち、譲らない。

3R、ヒザ蹴り、前蹴りでボディを狙いつつ前進するGUMP。細越は左右フック、ストレートを返すが、GUMPは三日月蹴り、パンチとどんどん前に出る。近距離になれば、細越は胴回し回転蹴り。接近戦では左右フック、ストレートをGUMPが打てば、細越は左アッパーを返す。終盤、GUMPが左右フック、ストレート、ヒザ蹴りと攻め立て印象付けた。

終盤は打ち合いでGUMPが優勢となったこともあり、GUMPが判定勝ち。ジャッジは1者がドローと付けるも、2者はGUMPを支持。GUMPが判定勝ちを収めた。

第2試合

【オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約 3分3R】

✕山口裕人 1R 1分53秒 KO※左フック YURA〇

【戦評】

山口は戦績29勝(18KO)22敗1分の激闘型ファイターだ。YA-MAN、西谷大成、伊藤澄哉に3連敗を喫していたものの、昨年10月の『FIGHT CLUB.2』では安彦孝真からダウンを奪い勝利し、再起を飾った。

YURAは戦績14勝(6KO)1敗の初代BreakingDownフェザー級王者。昨年10月の『FIGHT CLUB.2』ではRISEスーパーライト級8位の木村”ケルベロス”颯太にTKO勝利。その勢いのまま同年12月に開催された『RIZIN DECADE』では第一部の『雷神番外地』に出場。元K-1ライト級王者・朝久泰央と互いにダウンを奪い合う激闘を繰り広げたものの、判定負けを喫した。

1R、YURAは左ジャブで牽制し、カーフキック。山口もカーフキックを返す。YURAの鋭い左ジャブが決まり、山口がダウン。立ち上がった山口にYURAの左が次々と入る。山口は右フックも大振りに。するとYURAの右が入り、腰が落ちそうになる山口。そしてYURAは左フックが入りKO勝利を奪った。

勝利したYURAは「勝てたんで、YA-MAN選手のベルトを獲りに行きたいと思います」とアピールした。

第3試合

【SuperFight! ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R】

〇宇佐美 秀 メイソン 2R 1分41秒 KO※顔面ひざ蹴り ジェラルド・ヴィーラーデ✕

【戦評】

宇佐美は7戦6勝1分(3KO)の戦績で、ISKAインターコンチネンタル ウェルター級暫定王座(オリエンタルルール)、RISEウェルター級王座を戴冠。魔裟斗も絶賛するほどの実力を誇り、今回はRISE王者としてかつ、武尊らが所属するteam VASILEUSの一員として出陣する。

対するヴィーラーデは大﨑一貴と対戦するアレスター・タグレと同門のフィリピン人選手。MMAの経験も豊富でガッチリした体躯から繰り出される力強い攻撃が持ち味。距離を詰めてからのオーバーフックは抜群の殺傷能力がある。

1R、ヴィーラーデが荒々しく右のパンチ、ミドルを放つ。メイソンはクリーンヒットは許さず、カーフキックやミドル、ローやボディへのパンチ、ストレートと冷静に攻撃を散らす。このラウンドは宇佐美のペースで進んだ。

2R、パンチを振るうヴィーラーデだが、宇佐美は遠い距離から右フック、左ストレートを打ち込みダウンを奪う。距離を詰める宇佐美は左ハイ、パンチと攻撃を散らすと、掴んでの左ヒザ蹴り!これが見事にヴィーラーデのアゴ付近を捉えると、ヴィーラーデが衝撃ダウン。そのまま宇佐美の圧巻KO勝ちとなった。宇佐美がワンキャッチワンアタックルールをうまく使った技でフィリピン戦士を沈めた。

宇佐美は「キックボクシングを始めて、2年でチャンピオンになって、真面目に頑張れば上にいけると、僕が証明できたかなと思います。これからもっと上目指して頑張っていきます」とアピールした。

第4試合

【スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R】

〇大﨑一貴 1R 48秒 KO※右ボディーブロー アレスター・タグレ✕

【戦評】

大﨑は、強烈なパンチとローキックを武器に、RISEでは無類の強さを誇り、第2代スーパーフライ王者に。その後は4年間王座を保持し絶対王者としての地位を築くと、昨年10月に世界王座への挑戦を掲げ王座返上。23年8月に田丸辰に敗れて以来、4連勝中だ。

対するタグレは、今大会で宇佐美秀メイソンと対戦するジェラルド・ヴィーラーデと同門の選手。タグレはキック戦績21勝2敗、MMA戦績4勝0敗で、その他にもムエタイやクンクメールなどのルールでの対戦もできるという。加えて、フィジカルの強い多彩な選手だ。

1R、大﨑は前へ出て左フック、さらにカーフキックを連続で飛ばす。タグレは右を返すも、大﨑は突進して左右フック。そして右のパンチをボディへ。これがまともに入り、タグレは悶絶ダウン。そのままKOとなった。

勝利した大﨑は「応援ありがとうございました。5月(11日)の名古屋大会へ向けて、いい勝ち方をしたと思います。伊藤代表、世界戦よろしくお願いします。(伊藤代表が許諾し相手も「初代RISE世界スーパーフライ級(-53kg)王座決定戦でコーリー・ニコルソンに決定した」と発表された)絶対にKOで勝ちます。この階級で一番僕が強いと思います」とKOを約束した。

第5試合

【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament④ 3分3R延長1R】

〇エン・ペンジェー 判定3-0 レダ・ベラーセン✕

【戦評】

ペンジェーは中国の”超強豪選手”として、RISEに参戦。当時39戦39勝の男として、昨年9月に中村寛と対戦。延長判定負けも高い実力を証明した。今年1月には、常陸飛雄馬に判定負けも、激闘を展開するなど、その実力に陰りはない。

対するベラーセンは、ENFUSION世界バンタム級王者で、戦績は17戦14勝3敗(1KO)だ。

1R、ペンジェーはサウスポーで距離を取り、左ヒザ蹴りのカウンター。ベラーセンはガードを固め、左右フックからストレートで前に出る。右の前手でボディ、顔面へ距離を測るペンジェー、ペラーセンの蹴りはパンチは交わし、左ミドルを蹴る。

2R、どんどんパンチで前に出るベラーセン。ペンジェーはガードの隙間からコツコツ左右フックをヒット、距離が近づけは左ヒザ蹴りをボディへ突き刺し、右ジャブを多用しながら、コントロールする。

3R、ガードを下げながら右へもスイッチするペンジェー。サークリングで動き回り、ベラーセンの豪快フックを交わす。ペンジェーは左右のヒザ蹴りをボディへ、左ミドルも蹴る。残り1分、ベラーセンは左右フックで前に出続けるが、ペンジェーが冷静に左ミドル、ヒザ蹴りを放っていった。

ジャッジ3者は、自身の攻撃を当て続けたペンジェーを支持。ペンジェーが完封勝ちで、準決勝へ進出した。

第6試合

【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament③ 3分3R延長1R】

〇常陸飛雄馬 3R 2分55秒 KO※右前蹴り シャクリヨール・ユラエフ✕

【戦評】

常陸は、YA-MANと同門で、強烈なパンチとタフネスを武器とする。過去に、チャンヒョン・リーと大雅に敗北も、RISEスーパーフェザー級2位にランクインする強豪ファイター。25年1月にはエン・ペンジェーを判定で下し、RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament一回戦でWMF-63.5kg王者のシャクリヨール・ユラエフを相手に迎える。

1R、サウスポー構えのユラエフは左の強いローキックを飛ばす。常陸は左フックを放つも、ユラエフの左ロ―キックがヒットしていく。ユラエフは左アッパーから右フックとパンチが鋭い。常陸は左フック、右ボヂィーを仕掛けた。このラウンドは大きな差がない印象だ。

2R、ユラエフは左ハイキック、右バックブロー、飛びヒザ蹴りと怒涛の攻撃。常陸は右ボディストレートを打ち込むも、ユラエフの手数に手を焼いている印象。常陸は左フック、右フックでダウンを奪いにいく。ユラエフはパンチを打ちこまれると、ボディブローでダウンを喫した。立ち上がったところでラウンド終了。

3R、ユラエフは下がりながら左ミドルキック。常陸はプレスをかけながらボディを狙う。常陸は左フックを放つも、ユラエフは右飛びヒザ蹴り。粘るユラエフだが、ボディを打たれてダウン。立ち上がるも、最後は常陸の右前蹴りでダウンしてKO決着。常陸は-61.5kg Tournament一回戦をKOで突破した。

第7試合

【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament② 3分3R延長1R】

〇笠原友希 2R 2分49秒 KO※左ストレート パヌワット・TGT✕

【戦評】

笠原は第16代SB日本スーパーフェザー級王座、第5代SB日本フェザー級王座と2階級制覇王者。サウスポーから繰り出されるバランスの良いパンチや蹴り、更には派手な飛びヒザ蹴りやバックスピンキックで数々の強豪選手に勝利を挙げてきた。前戦は、ホームのSBでGUMPに判定勝ちを収めている。

対するパヌワットは、昨年4月の『スーパーフェザー級漢気トーナメント』で、準決勝で髙橋亮、決勝で岩郷泰成をいずれもKOで沈め優勝して一気に注目株へ。昨年12月には、元RISE王者チャンヒョン・リーに延長判定勝ちを収めている。

1R、パヌワットが爆発力のあるパンチ、遠い距離からの出入りで攻める。笠原は、序盤からサウスポーから左ストレートとボディ、顔面へ。終盤にはヒザ蹴り、三日月蹴りをボディへ当てる。

2R、笠原がカウンターの左フックをアゴへヒット。笠原はどんどん距離を詰めて、右フックも振るう。パヌワットは左ジャブから右ストレートを返すが、笠原が左三日月蹴り、ローと蹴りで削りにかかる。ダメージが蓄積する中、笠原は真っすぐな左ストレート。これを受けたパヌワットはよろけつつ、時間差で衝撃ダウン。そのままパヌワットは立ち上がることができず。笠原が圧巻KO勝ちを収めた。

笠原はマイクを持つと、「今の格闘技は相手にリスペクトがなかったり、そういう人が多いけど、格闘技はそんなもんじゃないので、僕が良さを広めたい。僕は日本人対決を望んでいるので、中村(寛)選手にも頑張ってもらいたいと思います」と高らかに語った。

第8試合

【RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament① 3分3R延長1R】

〇中村寛 判定3-0 チャンヒョン・リー✕

【戦評】

中村は“人獣”の異名通り野性味あふれるファイトスタイルで、破壊力抜群のパンチを武器に大雅、レオナ・ぺタスら強豪を撃破。23年4月には前王者・直樹を5Rに及ぶ激闘の末に判定で降し王座を獲得した。前戦となる今年3月はK-1ライト級王者の与座優貴と対戦し、3R負傷判定負け。今回は再起戦となる。

対するチャンヒョンは“韓国の鉄拳”の異名を持つRISEスーパー・フェザー級王者。ここ1年で一馬、中村寛、常陸飛雄馬、山口侑馬らを次々と破っており、24年1月に大雅に負けて王座から陥落。12月はパヌワット・TGT (タイ)に判定負けを喫した。

1R、サウスポー構えの中村は、チャンヒョンのプレスを受けながら右ジャブから右フックのコンビネーションで迎え撃つ。チャンヒョンは左、右とパンチも力がない。中村は左フックをタイミング良く決め、左ヒザ蹴り。さらに右ハイキックを入れる中村。チャンヒョンのパンチをもらい鼻血を流すシーンもあった中村だが、アッパー、左右フックと怒涛の攻撃を見せた。

2R、中村は飛び込んでの右フック、左ヒザ蹴り。チャンヒョンは右、左のパンチを矢継ぎ早で繰り出し追い込んでいく。劣勢に回ることもある中村だが、左フックからの左ハイキックのコンビネーションでヒヤリとさせた。ここはチャンヒョンが押している印象だ。

3R、中村は左のカウンター、さらに左右のパンチをラッシュ。チャンヒョンは下がりながらガードを固める。中村は左右パンチで攻め立てる。互いに疲れが見える動きに。中村はローキックから左のパンチ。最後は中村がパンチをまとめて、判定3-0で勝利した。

-61.5kg Tournament準決勝進出を決めた中村は「半年ぶりにこのリングに帰ってきました。技術、身体、言いたいことをありますが、進化した姿を見せられなかった。残りの時間、完璧な姿を見せてしっかり勝って、次は必ず倒しに行きたい」と挨拶した。

第9試合

【Superfight! バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R】

〇志朗 判定3-0 ユン・ドクジェ✕

【戦評】

志朗は、ムエタイベースでRISE移籍後は那須川天心と2度対戦するなど活躍。23年3月、RISE世界バンタム級王座を戴冠、その後はRISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメントでは3位に終わるも、昨年9月には田丸辰に判定勝ちで世界王座防衛に成功。その後、利き腕の右拳を手術し、今回が久しぶりの試合となる。

対するユンは、韓国強豪で元KTK-57kg級王者。30戦近い戦績を誇り、昨年10月にはNJKFのリングで国崇に4R TKO勝ちを収めている。過去にはMOMOTAROにも勝利を挙げた経歴を誇る。

1R、ユンが長い距離の左ミドルを蹴るが、志朗はすぐ様ローキックを蹴り返す。お互いのパンチが交錯、志朗はボディストレートを見舞う。志朗が右から左フックをヒット、よろけたユンに対して、冷静に右ローを走らせる。

2R、志朗が左ジャブでけん制、ボディストレートやローと攻撃を散らす。バッティングが発生し、志朗の回復に時間が取られる。ユンのミドル、志朗がローキックと蹴り合い。

3R、圧をかけ続ける志朗に対し、ユンは左右のボディ打ち。志朗は右ストレートのカウンター、志朗の三日月蹴り、ボディ打ちでユンはダメージを感じさせる。志朗はローキック、カーフを強打、一気に距離を詰めてのボディブローで優勢に。ユンは後手に回ってしまうが、立ち続けた。

志朗は、「しっかりKOしたかったけど、良い姿を見せられなくて申し訳ありません。復帰戦して、55㎏はRISEの日本人、K-1も盛り上がってるので、次は55㎏最強を決めたいです。応援よろしくお願いします」と語った。

第10試合

【Superfight! -52kg契約 3分3R延長1R】

〇那須川龍心 2R TKO※左フック クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー✕

【戦評】

那須川は、昨年11月に王者・数島大陸に初回KO勝ちで、見事にRISE王者となった。その後、年末にはペットマイ・MC.スーパーレックムエタイを2RKO。そんな中、対戦相手として選ばれたのは、かつて兄・天心が拳を交えたムエタイ戦士・クマンドーイだった。

クマンドーイは、ラジャダムナンスタジアムスーパーフライ級王者となるなど活躍。戦績は150戦を超え、20年大晦日には天心と対戦し、判定負け。近年はRISEにも参戦し、RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournamentでは準優勝(決勝は田丸辰に判定負け)に輝いている。

1R、那須川は細かいフェイントをかけ続け、クマンドーイは後ろ廻し蹴り。那須川は右のパンチで飛び込む。クマンドーイは左フックも大振り。那須川は左ボディブロー、左フックを顔面へ。クマンドーイは左フックでダウンを狙う。那須川は右もクマンドーイの左のパンチが危険だ。いつKOが出てもおかしくない攻防が見られた。

2R、那須川の左フックにクマンドーイは右ローキックを合わせる。那須川は左のパンチ、右フックでダウンを奪う。立ち上がるクマンドーイに、那須川が右のパンチでダウンを奪う。立ち上がったクマンドーイにパンチラッシュの那須川。だが少し打ち疲れたか那須川は、手数が減っていく。ところが前へ出るクマンドーイに左フックでダウンを奪い、KO勝ちとなった。

那須川は「ヤバイ。最高過ぎる、マジで。これからホントに、これを超える奴はいないと思う。一人、戦いたい選手がいます。クマンドーイ選手は54kg世界トーナメント準優勝で、優勝した田丸(辰)選手。一緒に練習している時から、いつかやりたいと言ってきて。クマンドーイ選手を倒したことで、やる価値あるんですかね。MMAへいってプライドがない選手が多いと思うので、僕はプライドを持って戦っていきます。RISE最高!」と吠えた。

第11試合

【スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R】

〇原口健飛 判定3-0 イ・ソンヒョン✕

【戦評】

原口は、世界最強のペットパノムルンには3度敗北も、65kgでは世界クラスに位置する。昨年12月、GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXトーナメントでは、初戦でミゲール・トリンダーデにキャリア初KO負けを喫し、再起戦となる。

対するソンヒョンは、コリアンモンスターの異名を持ち、強靭なフィジカルとパンチ力を生かして、長年RISEで戦ってきた。昨年12月、GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXトーナメントでは、初戦でベルジャン・ペポシに判定勝ちも、準決勝でペットパノムルンに判定負けを喫した。

1R、原口がサウスポー構えで右ジャブ、左ストレート、左ハイを蹴る。ソンヒョンはローを蹴りながら、接近してボディ打ち、右ヒザ蹴り。原口は右へスイッチして飛びヒザ蹴り、サウスポーでは左三日月蹴りと蹴りのバリエーションを見せる。

2R、ソンヒョンの前進に、原口はヒザ蹴りのカウンター。原口はインカーフキック、ローを蹴り込む。ソンヒョンは左右のボディ打ちを放つが、原口がロー、そして左ハイキックのカウンターでダウンを奪う。原口は左ローを蹴りつつ、左ストレートを見舞った。

3R、やや近距離となり、互いに細かいパンチを交錯させる。原口はソンヒョンの前進には左ヒザ蹴り、それでもソンヒョンはアグレッシブにパンチを出す。原口は左のインカーフキックをヒット、ソンヒョンの足が何度も流れる。原口はパンチから胴まわし回転蹴りも見せ、最後はパンチで打ち合った。

原口は、マイクを持つと「ソンヒョン、気持ちが男やったし、拳を合わせてトップで走っている理由が少し分かったと思います。(前回)初めてのKO負けを経験して、あの時は無理やなと思ったけど、自分はキックボクシングを心から愛していますし、キックボクサーのプライドがあります。これからも世界最強に向けてやっていかないと男じゃないし、結果が出てよかったです。今年の6月から世界トーナメント始まりますけど、まだまだ完全復活はしていないけど、ペッチ(GLORY世界王者・ペットパノムルン)が出るかわからないですけど、超えたいと思います」とアピールした。

第12試合

【第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R】

〇白鳥大珠 判定2-0 麻火佑太郎✕

【戦評】

白鳥は昨年12月に行われた、-65kgで世界最強を決める「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」1回戦で、優勝者で現GLORYフェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオと対戦し判定負けした。19年にライト級王座に就いており、今回戴冠すると2階級制覇となる。

対する麻火は22年からRISEを主戦場とし、昨年4月には『ONE Friday Fights』で伝説セクサンからダウンを奪う大金星を挙げた。9月にチャド・コリンズに1R KO負けしたが、12月はヤン・カッファから逆転KO勝利を飾っている。

1R、互いにサウスポー構え。ともに距離の取り合い。カーフキック、フックが交錯する。白鳥は右フック、麻火は右の掛け蹴りを返す。ともにパンチ打ち合いは、距離を詰め合う。白鳥の左ストレートが入り、麻火のアゴが跳ね上がる。白鳥はパンチ、麻火は蹴りで対抗する。オープンスコア=2者が10-9で白鳥。

2R、麻火は構えを変えながら蹴りを放つ。白鳥はパンチから蹴りにつなげる。バッティングで中断も再開。白鳥は蹴りからパンチのコンビネーションを見せる。麻火は下がりながら蹴りのカウンターを狙う。飛びヒザ蹴りで襲いかかる麻火。白鳥はやや手数が少ない印象。そこへ麻火の右フックが入り、ダウンを奪う。立ち上がった白鳥に、麻火がパンチ連打を仕掛けたところでラウンド終了。オープンスコア=3者が10-8で麻火。

3R、白鳥は右の蹴り。麻火は右フックから左のカーフキックで試合を組み立てる。麻火も右に、左のパンチを合わせにいく白鳥。麻火は左カーフキックを連発。白鳥は前へ出て左ストレートからヒザ蹴りも不発。麻火は手数が少ないのと、右のパンチを決めた印象が残った。オープンスコア=1者が10-9で白鳥。

4R、麻火は前へ出て右のパンチからバックブローにつなげる。白鳥はこれをかわして右ストレートを強打も空振り。前蹴り、左カーフキックで崩しにかかる麻火。今度は白鳥が前へ出て、右、左のパンチ。ここは大きな差がなく終了。

5R、麻火はバックブロー。白鳥は前へ出るも、麻火が前蹴りや横蹴りで突き放す。白鳥は前蹴りでリズムをとりながら、パンチを狙いに行く。麻火は右フックを放ち、白鳥が右、左のパンチをヒットするも崩すことはできず。白鳥は左ストレートでダウンを奪い、逆襲。麻火が立ち上がったところで試合終了。判定は、47-47、2者が48-47で白鳥。2-0で白鳥が新王者となり、2階級を制覇した。

第13試合

【SuperFight! オープンフィンガーグローブマッチ -65kg契約 3分3R】

✕YA-MAN 3R 43秒 TKO※左フック ミゲール・トリンダーデ〇

【戦評】

YA-MANは、”キングオブストリートファイト”の異名を持つ激闘派。RISE OFGM(オープンフィンガーグローブマッチ)の現役王者でありながら、RIZINにはMMAで出場して活躍。キックルールは、23年11月の朝倉未来戦以来であり、昨年大晦日、MMAルールでカルシャガ・ダウトベックに敗北して以来の戦いだ。

対するミゲールはGLORYフェザー級1位であり、世界最強・ペットパノムルンにもっとも近い男。昨年末のGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXでは、初戦には原口健飛を初回KO、準決勝はチャド・コリンズを初回KOし、決勝へ。決勝ではペットパノムルンに判定負けしたが、高い実力を示した。

1R、いきなりミゲールがハイキックで先制、YA-MANはどっしり構え、右ローを蹴り返し、左フックで襲い掛かる。近距離ではミゲールが左ヒザ蹴りを突き上げる。すると、ミゲールは一気に飛び込んでの左フックでダウンを奪う。ダウン慣れしているからか、YA-MANはカウントを聞きながら、冷静に立ち上がった。

2R、ミゲールが右ストレートから左フック、YA-MANは様子を見つつ、一気に右フックを強打。ミゲールはパンチからハイキック。YA-MANが距離を詰めれば、ミゲールはクリンチで逃れる。距離を詰めようと不用意に前に出たYA-MANに対し、ミゲールがカウンターの左フックでダウンを奪った。

2Rまでで2度のダウンを喫したYA-MAN。勝つためには、ミゲールをKOするしかなない状況に。

3R開始後、すぐにYA-MANに対しドクターチェック。ドクターが口の中を確認するが、再開する。じりじち距離を詰めるYA-MANは右フックをヒット。ややミゲールがひるんだかに見えたが、YA-MANに追撃は許さず、うまくさばく。そして、YA-MANの前進に左フックのカウンター!これが見事に決まり、ダメージを負ったYA-MANは組みつこうとするが、振り落とされる形でダウン。即座にセコンドからタオルが投入された。

ミゲールはマイクと持つと、「奥さん、愛してます。勝利を届けられてうれしく思います。応援してくれた日本の皆さん、ありがとうございました。故郷の皆さん、伊藤代表、GLORYの会長ありがとうございます。日本で勝てる姿を見せられるように、強くなって帰ってきます」とアピールした。