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【2025年】F1スペインGPの視聴方法!配信サービス/放送予定、開催日程を解説

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F1世界選手権2025年シーズン第9戦となるF1スペイングランプリが5月30日から6月1日にかけて開催されます。

バランスの取れた高低速コーナーが特徴のカタロニア・サーキットでのレースは、マシンの総合力が問われる重要な一戦として知られています。

本記事ではモータースポーツファンに向けて、視聴方法や開催日程などの情報をまとめました。

F1スペイングランプリとしての、バルセロナでの開催は2026年までとなっており、新たな戦略が求められる注目の大会です。

F1モナコグランプリの日程・概要

スペイングランプリは世界選手権の第9戦として、スペイン・バルセロナ近郊のカタロニア・サーキットで開催されます。

2025年は5月30日から6月1日までの3日間の日程で行われます。

大会名称2025年 F1スペイングランプリ
開催場所カタロニア・サーキット(スペイン・バルセロナ)
開催日程2025年5月30日(金)~6月1日(日)

レースウィークエンドのスケジュール

セッション現地時間日本時間
フリー走行1回目 (FP1)5月30日(金) 13:30~5月30日(金) 20:30~
フリー走行2回目 (FP2)5月30日(金) 17:00~5月31日(土) 00:00~
フリー走行3回目 (FP3)5月31日(土) 12:30~5月31日(土) 19:30~
予選5月31日(土) 16:00~5月31日(土) 23:00~
決勝6月1日(日) 15:00~6月1日(日) 22:00~

F1スペイングランプリはヨーロッパでの本格的なシーズンの始まりとして重要な位置づけとなっています。

カタロニア・サーキットは多くのチームがプレシーズンテストで使用するため、ドライバーたちにとって馴染みのあるコースです。

2025年からはタイヤ戦略に関する新ルールが導入され、レース展開がより複雑になることが予想されます。

F1スペイングランプリのサーキット情報

スペイングランプリの舞台となるカタロニア・サーキットは、マシンの総合力が試されるバランスの良いコースとして知られています。

高速コーナーと低速コーナーが組み合わさったレイアウトは、エアロダイナミクスと機械的グリップの両方を要求します。

サーキット名カタロニア・サーキット (Circuit de Barcelona-Catalunya)
設立年1991年
コース全長4.657 km
コーナー数14
周回数66周
レース距離307.1 km
周回方向時計回り
ラップレコード1:18.149 (マックス・フェルスタッペン, 2023年)
特徴的セクションカンプサーナ高速コーナー、最終チケインエリア
DRSゾーン2箇所(メインストレート、バックストレート)
コースタイプパーマネントサーキット
最高速度約330km/h

カタロニア・サーキットは1991年に開設され、同年からF1グランプリが開催されている歴史あるコースです。

長いメインストレートからの1コーナーは絶好の追い越しポイントとなっていますが、その後の高速コーナーではマシン性能の差が顕著に表れます。

2007年の改修でチケインが追加され、最終コーナーの性質が変わりました。

バルセロナは5月から6月にかけて気温が上昇する時期にあたるため、タイヤのグリップレベルとマネジメントが勝敗を左右する重要な要素となるでしょう。

F1スペインGPの視聴方法

F1スペイングランプリを視聴するための主要な配信サービスと方法を紹介します。

DMM×DAZNホーダイ

DMM×DAZNホーダイはスポーツと動画コンテンツを両方楽しみたい方におすすめの総合エンターテイメントサービスです。

F1レースだけでなく、多様なコンテンツをひとつの契約で楽しめる利便性が魅力です。

DMM×DAZNホーダイの料金プラン

月額3,480円(税込)となっています。

DAZNのスポーツコンテンツとDMM TVの動画見放題サービスを同時に利用できるお得なプランです。

新規入会の場合、最初の3ヶ月間はDMMポイントが毎月550ポイント付与されます。

DMM×DAZNホーダイの登録方法

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  4. DAZN登録中の場合:DAZNアカウントにログインしてDMMと連携する
  5. DAZN未登録の場合:DAZNアカウントを新規作成してDMMと連携する
  6. 登録完了

DAZN

DAZNはスポーツ専門のストリーミングサービスとして、F1レースを高画質で楽しめるプラットフォームです。

多角的なカメラアングルや解説など、F1ファンに特化した視聴体験を提供します。

DAZNの料金プラン

「DAZN Global」と「DAZN Standard」の2つの料金プランが存在しており、F1は「DAZN Grobal」でのみ視聴できます。

「DAZN Standard」は、月額料金2,500〜3,700円(税込)と「DAZN Global」より割高になりますが、DAZNで配信されている全てのスポーツを視聴することが可能です。

ご自身が視聴したいスポーツに合わせて「DAZN」の登録を検討するのが良いでしょう。

プラン名料金(税込)配信コンテンツ
「DAZN Standard」月間プラン月額4,200円DAZNで配信されている全てのスポーツ
「DAZN Standard」年間プラン(一括払い)年間32,000円 /月額換算2,667円DAZNで配信されている全てのスポーツ
「DAZN Standard」年間プラン(月々払い)月額3,200円/年間総額38,400円DAZNで配信されている全てのスポーツ
※2025年5月現在の情報

DAZNの登録方法

  1. DAZNの公式サイトにアクセス
  2. 「今すぐDAZNメンバーになろう」をクリック
  3. 「年間プラン(一括払い)」「年間プラン(月々払い)」「月間プラン」のうち、お好きなプランを選択
  4. 「アカウントの作成」のページで、氏名・Eメールアドレス、パスワードを入力し、「次のステップへ」をクリック
  5. 「お支払い情報」のページで、ご希望のお支払い方法を選択し、情報を入力
  6. 内容を確認し、「視聴を開始」を選択

DAZN for docomo

DAZN for docomoはその名のとおり、ドコモユーザーに特化したDAZNの提供形態です。

携帯料金とまとめて支払える利便性があります。ドコモの各種特典と組み合わせることでよりお得に利用できます。

DAZN for docomoの料金

月額4,200円(税込)の基本料金となります。

ポイントバックや値引きでお得に利用可能

DAZN for docomoと通常のDAZNの料金は同じです。

ただし、ポイントバックや値引きを利用することで、最大で1,284円相当の割引が受けられるので、実質2,916円(税込)でDAZNを利用することができます。

対象となる回線では、ギガホ、ahamo、eximoで契約すると毎月764ポイントのdポイントが還元され、さらにdカードゴールドをご利用いただくと毎月300ポイントのdポイントが還元されます。

また、Leminoプレミアムも契約するとセット割で220円お得になり、合計で1,284円分の割引を受けられます。

詳細な適用条件等については、公式サイトをご確認ください。

DAZN for docomoの登録方法

  1. DAZN for docomo公式サイトへアクセス
  2. dアカウントにログイン
  3. 「会員登録はこちら」をクリック
  4. 支払い方法を登録し、「確認画面へ」をクリック
  5. 利用規約にチェックを入れ、「申し込みを完了」をクリック
  6. 確認メールが到着したら登録完了

フジテレビNEXTライブ・プレミアム

フジテレビNEXTライブ・プレミアムは長年F1中継を担当してきたフジテレビの専門チャンネルです。

日本語の専門解説者による詳細な解説と独自の視点が魅力です。スカパー!経由での視聴となります。

フジテレビNEXTライブ・プレミアムの料金

月額1,980円(税込)で、スカパー!の基本料429円/月が別途必要となります。

フジテレビNEXTライブ・プレミアムの登録方法

  1. スカパー!公式サイトを開く
  2. サービス内容をチェックして申し込み画面へ進む
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  5. 支払方法を入力とアンケートへ回答
  6. 申し込み内容を確認し、会員登録完了

フジテレビNEXTsmart

フジテレビNEXTsmartはフジテレビNEXTの配信をインターネット経由で視聴できるサービスです。

テレビがなくてもスマートフォンやタブレットでF1レースを楽しめる手軽さが特徴です。

フジテレビNEXTsmartの料金

月額1,980円(税込)で、初回費用は0円です。

全戦の全セッションを視聴できますが、見逃し配信は一部の番組のみ対応となります。

2025年 F1参戦ドライバー一覧

F1世界選手権2025年シーズンに参戦するドライバーの一覧を紹介します。

チームドライバー/カーナンバー
レッドブルマックス・フェルスタッペン #1
角田裕毅 #22
メルセデスジョージ・ラッセル #63
アンドレア・キミ・アントネッリ #12
フェラーリシャルル・ルクレール #16
ルイス・ハミルトン #44
マクラーレンランド・ノリス #4
オスカー・ピアストリ #81
アストンマーティンフェルナンド・アロンソ #14
ランス・ストロール #18
アルピーヌピエール・ガスリー #10
ジャック・ドゥーハン #7
ウィリアムズアレックス・アルボン #23
カルロス・サインツ #55
レーシングブルズリアム・ローソン #30
アイザック・ハジャー #6
キックザウバーニコ・ヒュルケンベルグ #27
ガブリエル・ボルトレート #5
ハースエステバン・オコン #31
オリバー・ベアマン #87

今シーズンも世界最高峰の自動車レースで熱い戦いが期待されます!

2025年スペインGPのレース結果とレース内容

第9戦 スペインGP

【最終順位】

順位ドライバー(チーム)
1位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
2位ランド・ノリス(マクラーレン)
3位シャルル・ルクレール(フェラーリ)
13位角田裕毅(レッドブル)

レース内容

6月1日、2025年F1第9戦スペインGPの決勝レースが行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインで今季5勝目/自身通算7勝目を飾った。

2位にランド・ノリス(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は13位となった。

カタルーニャ州バルセロナ近郊に位置するカタロニア・サーキットを舞台に開催された第9戦。スタートタイヤは19台中18台がソフトタイヤ(レッド/C3)をチョイス。ピットレーンスタートの角田がただひとりミディアムタイヤ(イエロー/C2)を履いた。

66周の決勝レースは気温30度、路面温49度、湿度50パーセントというコンディションでスタートを迎えた。ポールシッターのピアストリがターン1のホールショットを守る。その後方では3番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が抜群の蹴り出しでフロントロウスタートのノリスを攻略し2番手に浮上する。

また、上位勢ではジョージ・ラッセル(メルセデス)がふたつ、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がひとつポジション落とすなか、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が4番手、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が5番手に浮上した。

首位のピアストリは8周目を迎えるころにはフェルスタッペンを3秒引き離した。フェルスタッペンのペースはピアストリから1周0.2秒ほど遅れ、徐々に2台のギャップは広がりを見せる。

一方、フェラーリ勢は4番手ハミルトンのペースが悪く、5番手ルクレールが蓋をされるかたちに。3番手ノリスとハミルトンのギャップが6秒に達したなか、10周目のターン1でフェラーリは順位を入れ替え、ルクレールが4番手、ハミルトンが5番手に変わった。

中団勢が最初のピットストップを敢行するなか、ミディアムスタートの角田は9周目にソフトに履き替えた。レッドブルはタイヤのデグラデーション(性能劣化)が厳しいのか13周目のターン1でフェルスタッペンはノリスに2番手を明け渡すと、翌14周目に2セット目のソフトに履き替えた。

これでマクラーレンのワンツーが構築されたが、13周目時点ですでにピアストリとノリスのギャップは4.1秒まで広がっていた。22周目を終えるころには2台のギャップは5.7秒にまで達した。

ピアストリにギャップを広げられるノリスは22周目にピットイン(停車時間3.0秒)。翌23周目にピアストリがピット(停車時間2.2秒)を済ませると2台はミディアムタイヤに履き替えた。これで先にソフトに履いてハイペースで飛ばしたフェルスタッペンがマクラーレン2台をアンダーカットし、ピアストリを5.7秒、ノリスを10.4秒先行する首位となった。

第2スティントにミディアムを履いた車両が多く、また各車のギャップが広がったレース中盤は順位変動が少ない衡状態が続いた。そんななか、28周目にはニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー)がピエール・ガスリー(アルピーヌ)をかわして9番手に浮上する。

角田はもっとも早い25周目に2度目のピットインを敢行し、2セット目のソフトタイヤを履いた。一方、フェルスタッペンは30周目に2度目のピットストップでミディアムに履き替え、ルクレールに続く4番手でコースへ復帰。レース周回の半分に満たない状況での2回目のピットは、フェルスタッペンが3ストップ作戦を採った証明になった。

その動きを把握したマクラーレンは2ストップを維持。ただ、フェルスタッペンがかなりのハイペースで飛ばしており、2番手ノリスには「フェルスタッペンとのレースは続いている。ペースを上げてくれ」と無線が飛ぶ。

36周目、フェルスタッペンはホームストレートのDRSの後押しもあり、一気にルクレールをパス。5.8秒先のノリス、9.4秒先のピアストリを追撃する体制に入ったが、対するノリスは自己ベストを更新する走りでピアストリとのギャップを2.8秒まで縮めていた。

ピアストリも応戦するべくペースを上げるも、ノリスは41周目に2.4秒までギャップを縮める。その間にもフェルスタッペンは虎視眈々と先行するマクラーレンとのギャップをわずかに縮めていた。

48周目、フェルスタッペンが3度目のピットストップを敢行すると、続けてマクラーレン勢も動いた。49周目にノリス、50周目にピアストリが2度目のピットインでソフトに履き替える。3台がフレッシュタイヤとなると、首位ピアストリ、3.3秒差の2番手ノリス、ピアストリから4.3秒差の3番手フェルスタッペンというオーダーに。ここから17周、3台の条件はイーブンに変わった。

わずかにピアストリが後続とのギャップを広げつあった55周目、マシントラブルに見舞われたアントネッリがターン10先のグラベルにマシンを止め、セーフティカー(SC)が導入された。この間にトップ3台を含むほとんどの車両がはタイヤを交換。ただ、マクラーレン2台が予選で3周使用したユーズドのソフトを履く一方、フェルスタッペンは新品のハードタイヤ(ホワイト/C1)を履いた。

「なんでハードタイヤなんだ?」とフェルスタッペンが尋ねると「選択肢はこれしか残されていないんだ」とチームは答えた。なお、4番手ルクレール、5番手ラッセルら後続も、このSC中に3周使用したユーズドのソフトを履いた。

レースは61周目、残り6周で再開されることに。そんななか、フェルスタッペンがリスタート目前の最終コーナー出口でバランスを崩す痛恨のミス。クラッシュは免れたが、チェッカーラインを超えた先でルクレールに先行を許し、フェルスタッペンは4番手に後退する。

フェルスタッペンは続けてラッセルの接近を受けながらターン1へアプローチ。ただ、続くターン2をショートカットしてポジションを守るかたちに。これで、フェルスタッペンは審議対象となり、ラッセルにポジションを譲らなければペナルティが科されるリスクを負うことになった。

64周目、フェルスタッペンはターン4立ち上がりでスローダウンし、ラッセルを先行させる動きを見せた。しかし、その直後のターン5でフェルスタッペンはラッセルに接触。幸い2台に大きなダメージなく、ラッセルが4番手に浮上する。そんななか、ヒュルケンベルグがハミルトンをかわす見事な走りで6番手に浮上した。

一方、マクラーレンのチーム内バトルは、早々に首位のピアストリがノリスをDRS圏外に出すと、毎周ギャップを広げる展開となり、ここで勝負が決した。66周目を終え、ピアストリがポール・トゥ・ウインで今季5勝目/自身通算7勝目を飾った。2.471秒差の2位にノリス、10.455秒差の3位にルクレールが続いた。

チェッカー直後、ラッセルとの接触に関し、5番手チェッカーのフェルスタッペンに10秒のタイムペナルティが科され、フェルスタッペンは10位に後退した。

これで、4位ラッセル、5位ヒュルケンベルグ、6位ハミルトン、7位アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)、8位ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、9位アロンソ、10位フェルスタッペンまでが入賞となった。

今季これまで苦戦が続いたアロンソは母国で今季初入賞を果たした。角田は4ストップを敢行し13位となった。

次戦となる2025年F1第10戦カナダGPは6月13日〜15日に、ケベック州モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される。