NBAプレイオフの仕組みは?プレーイン・トーナメント、出場チーム数、タイブレイカーについても解説!

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NBAのレギュラーシーズンが終わると、プレーイン・トーナメント、プレイオフが行われます。

当記事では、プレイオフの出場チームについてやトーナメントの仕組みなどについて解説します。

NBAのプレイオフのことがもっと知りたいという方は、ぜひ当記事をチェックしてください。

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ここでは、NBAプレイオフの仕組みについて解説します。

NBAプレイオフに出場できるチームは?

NBAプレイオフに出場できるチームは全30チームのうち16チームです。

プレイオフに出場できるのは各カンファレンスのレギュラーシーズン1〜6位と、各カンファレンスのプレーイン・トーナメントを勝ち抜いた2チームです。

レギュラーシーズンは82試合行われ、勝率が高い順に順位が決まります。

  • 各カンファレンスのレギュラーシーズン1〜6位の6チーム
  • 各カンファレンスのプレーイン・トーナメントを勝ち抜いた2チーム

イースタン・カンファレンスから8チーム、ウエスタン・カンファレンスから8チームの合計16チームによるトーナメントが行われます。

プレーイン・トーナメントとは?

プレーイン・トーナメントは2019-20シーズンに新しく導入されたシステムで、2020–21シーズンから今の4チームでプレイオフを争う形式になりました。

プレーイン・トーナメントは各カンファレンスの7位から10位のチームが、プレイオフ残り2つの椅子を争って戦います。

プレイオフのトーナメントは4勝するまで戦いますが、プレーイン・トーナメントは一発勝負です。

まず、7位と8位のチームが戦い、勝った方が第7シードとしてプレイオフに進出します。

7位8位の敗者が9位10位との勝者と戦い、勝った方が第8シードとしてプレイオフに進出します。

7位と8位のチームは1勝でもできればプレイオフに上がれますが、9位と10位のチームは2勝しないと、プレイオフに進出することができません。

上位チームの方がホームで戦うことができるので、一般的にホームが有利なNBAでは大きなアドバンテージとなります。

組み合わせはどう決まる?

プレイオフの組み合わせは、レギュラーシーズンで上位であればあるほど、下位と戦うことができます。

1回戦の組み合わせは以下の通りです。

  • レギュラーシーズン1位(第1シード) vs プレーインを勝ち上がった第8シード
  • レギュラーシーズン5位(第5シード) vs レギュラーシーズン4位(第4シード)
  • レギュラーシーズン3位(第3シード) vs レギュラーシーズン6位(第6シード)
  • プレーインを勝ち上がった第7シード vs レギュラーシーズン2位(第2シード)

トーナメント表は以下のようになります。

NBAプレイオフのトーナメント表。

トーナメントを勝ち上がると予想されるレギュラーシーズン1位と2位は、カンファレンス・ファイナル(準決勝)まで対戦することはありません。

トーナメントを勝ち上がるには何勝が必要?

プレイオフは先に4勝した方が勝ち上がることができます。

早ければ4戦4勝(スイープ)で勝ち上がりが決まりますが、3-3で第7戦までもつれることもあります。

カンファレンス・ファイナルとは?

カンファレンス・ファイナルでは、各カンファレンスで勝ち抜いた2チームが、ファイナル進出をかけて戦います。

一般的な言い方をすると、準決勝のことです。

NBAファイナルとは?

カンファレンス・ファイナルで勝利した2チームによる優勝を賭けた戦いがNBAファイナルです。

一般的な言い方をすると、決勝戦です。

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レギュラーシーズンで勝率が並んだ場合の順位づけ(タイブレーカー)

NBAでは、同じ勝率でも同じ順位とはならず、並んだチームでどこが上位かが決められます。プレイオフがあるので、どのシードに入るか決める必要があるからです。

同じ勝率になった2チームまたは3チーム以上のチームにおいて、どこが上位になるかを決めるのがタイブレーカーです。

2チームが同率なのか、3チーム以上が同率なのかによってタイブレーカーは異なります。

2チームが同じ勝敗で並んだ場合

  • 直接対決の成績
  • ディビジョン制覇チーム
  • 同ディビジョンの場合、ディビジョン内での勝率が高いチーム
  • カンファレンス内での勝率が高いチーム
  • 所属カンファレンス内のプレイオフチーム相手の勝率が高いチーム
  • 所属カンファレンス外のプレイオフチーム相手の勝率が高いチーム
  • 得失点差が大きいチーム

3チーム以上が同じ勝敗で並んだ場合

  • ディビジョン制覇チーム
  • タイで並んだチーム同士の対戦成績が良いチーム
  • 同ディビジョンの場合、ディビジョン内での勝率が高いチーム
  • カンファレンス内での勝率が高いチーム
  • 所属カンファレンス内のプレイオフチーム相手の勝率が高いチーム
  • 所属カンファレンス外のプレイオフチーム相手の勝率が高いチーム
  • 得失点差が大きいチーム

ディビジョンとは

NBAは2つのカンファレンスがありますが、各カンファレンスも3つのディビジョンに分けられます。

ディビジョンには5チームが所属しており、地理的に近いチームが同じディビジョンになります。

例えば、ウエスタン・カンファレンスのパシフィック・ディビジョンには、ロサンゼルス・レイカーズ、LA・クリッパーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、サクラメント・キングス、フェニックス・サンズが所属しています。

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カンファレンス所属チーム

各カンファレンスの所属チームは以下の通りです。

イースタン・カンファレンス

アトランティック・ディビジョン

  • ボストン セルティックス
  • ブルックリン・ネッツ
  • ニューヨーク・ニックス
  • フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
  • トロント・ラプターズ

セントラル・ディビジョン

  • シカゴ・ブルズ
  • クリーブランド・キャバリアーズ
  • デトロイト・ピストンズ
  • インディアナ・ペイサーズ
  • ミルウォーキー・バックス

サウスイースト・ディビジョン

  • アトランタ・ホークス
  • シャーロット・ホーネッツ
  • マイアミ・ヒート
  • オーランド・マジック
  • ワシントン・ウィザーズ

ウエスタン・カンファレンス

ノースウェスト・ディビジョン

  • デンバー・ナゲッツ
  • ミネソタ・ティンバーウルブズ
  • オクラホマシティ・サンダー
  • ポートランド・トレイルブレイザーズ
  • ユタ・ジャズ

パシフィック・ディビジョン

  • ゴールデンステート・ウォリアーズ
  • ロサンゼルス・クリッパーズ
  • ロサンゼルス・レイカーズ
  • フェニックス・サンズ
  • サクラメント・キングス

サウスウェスト・ディビジョン

  • ダラス・マーベリックス
  • ヒューストン・ロケッツ
  • メンフィス・グリズリーズ
  • ニューオーリンズ・ペリカンズ
  • サンアントニオ・スパーズ

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過去のファイナルの対戦カードは?

ここでは、過去2回のファイナル対戦カードを紹介します。

ボストン・セルティックス vs ダラス・マーベリックス(2024年ファイナル)

試合結果セルティックス 4 – 1 マーベリックス
ファイナルMVPジェイレン・ブラウン

イースト第1シードのボストン・セルティックスは、レギュラーシーズン・プレイオフ共に圧倒的な強さを見せてNBAファイナルまで勝ち上がりました。

一方、ウエスト第5シードのダラス・マーベリックスは、カンファレンス・セミファイナルでは優勝候補のオクラホマシティ・サンダーを、カンファレンスファイナルでは第3シードのミネソタ・ティンバーウルブズを破りファイナルに進出しました。

ファイナルの結果はセルティックスが4勝1敗でファイナルを制しました。

優勝候補と言われ続けたにもかかわらず、何度もNBA制覇を逃してきたセルティックスが念願の優勝を飾ることができました。

デンバー・ナゲッツ vs マイアミ・ヒート(2023年ファイナル)

試合結果ナゲッツ 4 – 1 ヒート
ファイナルMVPニコラ・ヨキッチ

ウエストではレギュラーシーズン首位で第1シードのデンバー・ナゲッツが、カンファレンス・ファイナルでロサンゼルス・レイカーズを破りファイナルへと進出。

一方、レギュラーシーズン7位で第8シード(プレーイン初戦は敗れたため)のマイアミ・ヒートは優勝候補とは程遠い状況ではありましたが、プレイオフで調子を上げる「プレイオフ・ジミー」ことジミー・バトラーの活躍でファイナルに進出しました。

結果は4勝1敗でナゲッツがファイナルを制しました。

現役最強の呼び声高い、モンスタースタッツを記録し続けていたニコラ・ヨキッチがついにNBA制覇とファイナルMVPを手中に収めました。

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