【2025年】F1モナコGPの視聴方法!配信サービス/放送予定、開催日程を解説
F1世界選手権2025年シーズン第8戦となるF1モナコグランプリが5月23日から25日にかけて開催されます。
歴史と伝統のあるモンテカルロ市街地コースでのレースは、抜群の華やかさと難易度の高いレイアウトで知られています。
本記事ではモータースポーツファンに向けて、視聴方法や開催日程などの情報をまとめました。
82回目を迎える今大会では、新たなタイヤ交換ルールも導入され、例年以上に白熱したレースが期待できるでしょう。
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F1モナコグランプリの日程・概要
モナコグランプリは伝統あるFIA F1世界選手権の第8戦として、華麗な景観を誇るモナコ公国で開催されます。
1929年から続く歴史深いレースで、2025年は5月23日から25日までの3日間の日程で行われます。
| 大会名称 | 2025年 F1モナコグランプリ |
| 開催場所 | モンテカルロ市街地コース(モナコ公国) |
| 開催日程 | 2025年5月23日(金)~5月25日(日) |
レースウィークエンドのスケジュール
| セッション | 現地時間 | 日本時間 |
|---|---|---|
| フリー走行1回目 (FP1) | 5月23日(金) 13:30~ | 5月23日(金) 20:30~ |
| フリー走行2回目 (FP2) | 5月23日(金) 17:00~ | 5月24日(土) 00:00~ |
| フリー走行3回目 (FP3) | 5月24日(土) 12:30~ | 5月24日(土) 19:30~ |
| 予選 | 5月24日(土) 16:00~ | 5月24日(土) 23:00~ |
| 決勝 | 5月25日(日) 15:00~ | 5月25日(日) 22:00~ |
F1モナコグランプリは1929年に初開催され、F1世界選手権としては1950年からカレンダーに加わっている長い歴史を持つレースです。
2025年からは、レースをより活性化させるために新ルールが導入される予定。
ドライコンディションの決勝レースでは最低2回のピットストップが義務付けられ、3種類の異なるタイヤコンパウンドを使用しなければなりません。
レース戦略に大きな影響を与えるでしょう。
F1モナコグランプリのサーキット情報
モナコグランプリの舞台となるモンテカルロ市街地コースは、世界で最も有名かつ攻略が難しいサーキットとして知られています。
通常は公道として使用されている道路を閉鎖して特設されるコースは、精密なドライビングテクニックを要求します。
| サーキット名 | モンテカルロ市街地コース (Circuit de Monaco) |
| 設立年 | 1929年 |
| コース全長 | 3.337 km |
| コーナー数 | 19 |
| 周回数 | 78周 |
| レース距離 | 260.286 km |
| 周回方向 | 時計回り |
| ラップレコード | 1:12.909 (ルイス・ハミルトン, 2021年) |
| 特徴的セクション | カジノ広場、トンネル、プールサイドシケイン |
| DRSゾーン | 1箇所(メインストレート) |
| コースタイプ | 市街地コース |
| 最高速度 | 約290km/h |
モンテカルロ市街地コースは普段は公道として使用されている道路を閉鎖して設営されるため、コース幅が非常に狭く、エスケープゾーンもほとんどありません。
ドライバーにはミリ単位の精密なドライビングテクニックが要求されるでしょう。
かつて3度のF1ワールドチャンピオンであるネルソン・ピケは「モナコでレースをするのは、自宅のリビングルームで自転車に乗るようなものだ」と表現しました。
実際に2003年のグランプリではレース中の追い越しが一度も記録されませんでした。
トンネルや有名なカジノ前、プールサイドシケインなど、象徴的な区間が多く存在し、ドライバーにとっても特別な雰囲気を持つサーキットです。
レースウィークを通じて路面にラバーが乗っていくことで、グリップレベルが徐々に向上していくのも市街地コース特有の特徴となっています。
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F1モナコGPの視聴方法
F1モナコグランプリを視聴するための主要な配信サービスと方法を紹介します。
DMM×DAZNホーダイ

DMM×DAZNホーダイはスポーツと動画コンテンツを両方楽しみたい方におすすめの総合エンターテイメントサービスです。
F1レースだけでなく、多様なコンテンツをひとつの契約で楽しめる利便性が魅力です。
DMM×DAZNホーダイの料金プラン
月額3,480円(税込)となっています。
DAZNのスポーツコンテンツとDMM TVの動画見放題サービスを同時に利用できるお得なプランです。
新規入会の場合、最初の3ヶ月間はDMMポイントが毎月550ポイント付与されます。
DMM×DAZNホーダイの登録方法
- DMM×DAZNホーダイの公式サイトにアクセスする
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- DAZN登録中の場合:DAZNアカウントにログインしてDMMと連携する
- DAZN未登録の場合:DAZNアカウントを新規作成してDMMと連携する
- 登録完了
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DAZN

DAZNはスポーツ専門のストリーミングサービスとして、F1レースを高画質で楽しめるプラットフォームです。
多角的なカメラアングルや解説など、F1ファンに特化した視聴体験を提供します。
DAZNの料金プラン
「DAZN Global」と「DAZN Standard」の2つの料金プランが存在しており、F1は「DAZN Grobal」でのみ視聴できます。
「DAZN Standard」は、月額料金2,500〜3,700円(税込)と「DAZN Global」より割高になりますが、DAZNで配信されている全てのスポーツを視聴することが可能です。
ご自身が視聴したいスポーツに合わせて「DAZN」の登録を検討するのが良いでしょう。
| プラン名 | 料金(税込) | 配信コンテンツ |
|---|---|---|
| 「DAZN Standard」月間プラン | 月額4,200円 | DAZNで配信されている全てのスポーツ |
| 「DAZN Standard」年間プラン(一括払い) | 年間32,000円 /月額換算2,667円 | DAZNで配信されている全てのスポーツ |
| 「DAZN Standard」年間プラン(月々払い) | 月額3,200円/年間総額38,400円 | DAZNで配信されている全てのスポーツ |
DAZNの登録方法
- DAZNの公式サイトにアクセス
- 「今すぐDAZNメンバーになろう」をクリック
- 「年間プラン(一括払い)」「年間プラン(月々払い)」「月間プラン」のうち、お好きなプランを選択
- 「アカウントの作成」のページで、氏名・Eメールアドレス、パスワードを入力し、「次のステップへ」をクリック
- 「お支払い情報」のページで、ご希望のお支払い方法を選択し、情報を入力
- 内容を確認し、「視聴を開始」を選択
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DAZN for docomo

DAZN for docomoはその名のとおり、ドコモユーザーに特化したDAZNの提供形態です。
携帯料金とまとめて支払える利便性があります。ドコモの各種特典と組み合わせることでよりお得に利用できます。
DAZN for docomoの料金
月額4,200円(税込)の基本料金となります。
ポイントバックや値引きでお得に利用可能
DAZN for docomoと通常のDAZNの料金は同じです。
ただし、ポイントバックや値引きを利用することで、最大で1,284円相当の割引が受けられるので、実質2,916円(税込)でDAZNを利用することができます。
対象となる回線では、ギガホ、ahamo、eximoで契約すると毎月764ポイントのdポイントが還元され、さらにdカードゴールドをご利用いただくと毎月300ポイントのdポイントが還元されます。
また、Leminoプレミアムも契約するとセット割で220円お得になり、合計で1,284円分の割引を受けられます。
詳細な適用条件等については、公式サイトをご確認ください。
DAZN for docomoの登録方法
- DAZN for docomo公式サイトへアクセス
- dアカウントにログイン
- 「会員登録はこちら」をクリック
- 支払い方法を登録し、「確認画面へ」をクリック
- 利用規約にチェックを入れ、「申し込みを完了」をクリック
- 確認メールが到着したら登録完了
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フジテレビNEXTライブ・プレミアム
フジテレビNEXTライブ・プレミアムは長年F1中継を担当してきたフジテレビの専門チャンネルです。
日本語の専門解説者による詳細な解説と独自の視点が魅力です。スカパー!経由での視聴となります。
フジテレビNEXTライブ・プレミアムの料金
月額1,980円(税込)で、スカパー!の基本料429円/月が別途必要となります。
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- 複数あるチャンネルの中から「フジテレビNEXTライブ・プレミアム」を選択
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- 申し込み内容を確認し、会員登録完了
フジテレビNEXTsmart
フジテレビNEXTsmartはフジテレビNEXTの配信をインターネット経由で視聴できるサービスです。
テレビがなくてもスマートフォンやタブレットでF1レースを楽しめる手軽さが特徴です。
フジテレビNEXTsmartの料金
月額1,980円(税込)で、初回費用は0円です。
全戦の全セッションを視聴できますが、見逃し配信は一部の番組のみ対応となります。
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2025年 F1参戦ドライバー一覧
F1世界選手権2025年シーズンに参戦するドライバーの一覧を紹介します。
| チーム | ドライバー/カーナンバー |
|---|---|
| レッドブル | マックス・フェルスタッペン #1 角田裕毅 #22 |
| メルセデス | ジョージ・ラッセル #63 アンドレア・キミ・アントネッリ #12 |
| フェラーリ | シャルル・ルクレール #16 ルイス・ハミルトン #44 |
| マクラーレン | ランド・ノリス #4 オスカー・ピアストリ #81 |
| アストンマーティン | フェルナンド・アロンソ #14 ランス・ストロール #18 |
| アルピーヌ | ピエール・ガスリー #10 ジャック・ドゥーハン #7 |
| ウィリアムズ | アレックス・アルボン #23 カルロス・サインツ #55 |
| レーシングブルズ | リアム・ローソン #30 アイザック・ハジャー #6 |
| キックザウバー | ニコ・ヒュルケンベルグ #27 ガブリエル・ボルトレート #5 |
| ハース | エステバン・オコン #31 オリバー・ベアマン #87 |
今シーズンも世界最高峰の自動車レースで熱い戦いが期待されます!
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モナコGP レース結果とレース内容
第8戦 モナコGP
【最終順位】
| 順位 | ドライバー(チーム) |
|---|---|
| 1位 | ランド・ノリス(マクラーレン) |
| 2位 | シャルル・ルクレール(フェラーリ) |
| 3位 | オスカー・ピアストリ(マクラーレン) |
| 17位 | 角田裕毅(レッドブル) |
レース内容
5月25日、2025年F1第8戦モナコGPの決勝レースが行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目/自身通算6勝目を飾った。ノリスにとっては、初のモナコ優勝となった。
2位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は17位でチェッカーを受けた。
F1とともに歴史を紡いできたモンテカルロ市街地コースを舞台に開催された第8戦。今大会は最低3セットのタイヤを使用(2回のピットストップ)が義務化され、20台中10台がミディアムタイヤ(イエロー/C5)、8台がハードタイヤ(ホワイト/C4)、2台がソフトタイヤ(レッド/C6)と、スタートタイヤから選択が別れ、今まで以上に予測が難しいグランプリとなった。
78周の決勝レースは気温22度、路面温度45度、湿度51パーセントというコンディションでスタートを迎えた。ポールシッターのノリス(ミディアム)を先頭に2番手ルクレール(ミディアム)、3番手ピアストリ(ミディアム)、4番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル/ハード)、5番手アイザック・ハジャー(レーシングブルズ/ミディアム)と上位勢はグリッド順のままターン1を通過する。
そんななか、ターン8(ポルティエ)でアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とサイド・バイ・サイドとなったガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)がバリアにヒット。ボルトレートが一時的にマシンを止めたことで、オープニングラップからイエローフラッグが振られ、上位勢が2周目に入ってからバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。
そのVSC導入直前に角田、ガスリーらがピットに滑り込み角田はソフトからハードへ、ガスリーはミディアムから2セット目のミディアムに交換。スタートでひとつポジションを下げていた角田だったが、このVSC導入時点でのタイヤ1回交換済グループの首位となる。
VSCは4周目途中に解除されると、ノリス、ルクレールの2台は後続を引き離し、2番手ルクレールと3番手ピアストリのギャップは8周目に4.5秒まで広がる。
そんななか、角田の背後についていたガスリーがブレーキトラブルに見舞われ、9周目にターン11(ヌーベル・シケイン)で左フロントタイヤを角田の右リヤタイヤにヒット。左フロントサスペンションを破損し、ガスリーは自走でピットまで戻ったもののここでレースを終えた。
幸い角田には大きなダメージはなかったようで、先行するランス・ストロール(アストンマーティン/ハード)とのギャップを縮めにかかった。
15周目、5番手のハジャーがソフトタイヤに履き替えた。レーシングブルズはハジャーのポジションを守るべく、もう1台リアム・ローソンのペースを4〜5秒と大幅に落とし、後続を抑える戦略を敢行した。この戦略が成功し、ハジャーはローソンの前、前方がクリアな8番手でコースに復帰した。
さらに、ハジャーは21周目にハードタイヤに履き替えタイヤ2回交換義務を消化。その時点でも、ローソンが後続を抑え続けたため、ハジャーは8番手/2回義務消化組トップという好位置を掴んだ。
20周目にトップのノリス、21周目に3番手のピアストリ、22周目に2番手のルクレールがそれぞれミディアムからハードへ交換。29周目にハードスタートの4番手フェルスタッペンがミディアムに履き替えたが、トップ4の順位は変わらず。
一方、14番手の角田はスタートからピットストップを引っ張り続けるアントネッリのペースに付き合わされるかたちに。チャンスを待ち続ける展開が続く。
そんななか38周目に6番手走行のアロンソのマシンから白煙が上がり、アロンソはターン18(ラスカス)のエスケープゾーンにマシンを止めた。
レース折り返しを過ぎた43周目時点のオーダーは、ノリス(ハード/2セット目)、ルクレール(ハード/2セット目)、ピアストリ(ハード/2セット目)、フェルスタッペン(ミディアム/2セット目)、ハミルトン(ハード/2セット目)、ハジャー(ハード/3セット目)、オコン(ハード/3セット目)、ローソン(ハード/3セット目)、アルボン(ハード/2セット目)、サインツ(ハード/1セット目)、ラッセル(ハード/1セット目)、アントネッリ(ハード/1セット目)、角田(ハード/2セット目)というトップ13に。
44周目には2回交換義務を済ませたアルボンが、未だピットに入らないサインツをコース上で先行させる。サインツにフリーストップを与えるべく、アルボンは3秒近くペースダウン。これでラッセル、アントネッリ、角田、ストロールら後続は数珠繋ぎとなる。
抜けないモナコ・モンテカルロでは、ペースをコントロールされると後続は為す術がない。レーシングブルズ、そしてウイリアムズの術中に、メルセデス勢、そして角田もハマってしまうかたちとなった。
そうして迎えた50周目、アルボンのペースに付き合わされたラッセルは我慢の限界を超えたのか、ヌーベル・シケインをショートカットしてアルボンの前に出た。ラッセルは「アルボン危ないよ!避けるしかなかった」と、無線の上ではわざとのオーバーテイクではないとした。
ただ、ラッセルは「タイムペナルティでいいよ」と、アルボンにポジションを戻さなかったことでドライブスルーペナルティが課せられる結果となった。
なお、サインツは54周目に2度目のタイヤ交換を済ませ、ラッセル(タイヤ交換義務1回消化)の前でコース復帰。ウイリアムズ2台はメルセデス勢からポジションを守ることに成功した。結果的にここが入賞の分かれ目となった。
49周目に3番手ピアストリがハードへ、50周目に2番手ルクレールがミディアムへ、51周目に首位ノリスがハードへ履き替え、トップ3は2回交換の義務を消化する。戦略の異なるフェルスタッペン(義務消化1回のみ)は見た目上のトップを守るも、ノリスとは2秒差と僅差であり、赤旗が入らなければ逆転は難しい状況に。
また、角田(義務消化1回のみ)も赤旗などの“きっかけ”を待つことしかできず、ハードタイヤでの走行が70周以上我慢が続くことに。結果的に角田は75周目に2回交換の義務を消化し、17番手でコースに復帰した。
後続ではチームプレーも見られたなか、表彰台を争う4台のポジションはスタートから事実上変わらず。首位のノリス(ハード)、2番手のルクレール(ミディアム)は1秒以内の接近戦のままレース終盤を迎えた。
ただ、すでにタイヤ2回交換義務を消化した同士であり、勝負はコース上でつけるしかない状況だったが、抜けないモナコでは順位変わらず。78周目を終え、ノリスが開幕戦オーストラリアGP以来となる今季2勝目/自身通算6勝目を飾った。
なお、マクラーレンのモナコGP優勝は2008年のルイス・ハミルトン以来となる。3.131秒差の2位にルクレール、3.658秒差の3位にピアストリが続いた。
以下、4位にファイナルラップにソフトタイヤに履き替えたフェルスタッペン、5位ハミルトン、6位ハジャー、7位オコン、8位ローソン、9位アルボン、10位サインツまでが入賞となった。角田はレーシングブルズ、ウイリアムズ、そしてメルセデス勢のチームプレーに翻弄され、完走18台のうち17位となった。なお、ローソンは今季初入賞を飾っている。
次戦となる2025年F1第9戦スペインGPは5月30日〜6月1日に、カタルーニャ州バルセロナのカタロニア・サーキットで開催される。