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もう一つのセミファイナルは、スターカンファレンスどうしのカードとなった。
両チームの特徴としてまず目を引くのは、大エースの存在。JTは今季新加入のオポジット、ドルーズ,アンドレアがサーブ賞にも輝いた強烈なサーブと、高い打点からのスパイクで得点を量産する。対する埼玉上尾も在籍2シーズン目のオポジット、シュシュニャル,カタリナがここぞの場面で決定打を放つことで勝利を呼び込んできた。両エースの打ち合いは、一つの見どころといえそうだ。
もちろん、周りの選手たちも勝利に欠かせないピース。JTは田中瑞稀、林琴奈らアウトサイドヒッターが攻守で躍動し、また、スピードが武器であるミドルブロッカーの芥川愛加や闘志むき出しにプレーするリベロの小幡真子が存在感を放つ。
対する埼玉上尾はヤングアタッカー吉野優理が攻守両面で軸となり、ミドルブロッカーの青柳京古とサンティアゴ,アライジャ ダフニが攻撃のアクセントに。守護神のリベロ山岸あかねが後衛でチームを支える。今シーズンは冨永こよみと井上美咲の両セッターを併用してきたように巧みな選手起用でリーグを乗り切ってきた点が印象的だ。
V・レギュラーラウンドではJTが2勝1敗と勝ち越したが、そのうち2試合はフルセットと両者互角。激戦は必至だ。