5位の東レは藤井直伸が司令塔を務め、2016/17 V・プレミアリーグ優勝の鍵となったミドルブロッカーを軸とするトスワークは健在。一方で、得点シーンでは感情を爆発させる一面もあり、それは今季のチームのテーマである『BLUE-HOT〜魂を揺さぶれ』を体現するかのよう。高橋健太郎や戸嵜嵩大といった爆発力を持った選手たちとともに、ムードを押し上げる存在といえるだろう。
7位の堺ブレイザーズは日本代表として秋のワールドカップバレー2019を戦ったセッター関田誠大が在籍2シーズン目で軸となっているが、チームはなかなか波に乗れずにいる。今週21日は開幕戦以来の東レ戦となり、“関田vs.藤井”の日本代表セッター対決を制することができれば機運も高まるか。