アーセナルは前節アウェーのエヴァートン戦で完敗。リーグ戦7試合ぶりの黒星となり暫定順位で5位に転落。熾烈なトップ4争いを繰り広げる4チームの中でCL出場権獲得最有力と思われていた立場もこの敗戦で揺らいでしまった。
それでもミッドウィークに行われたEL 1st-legナポリとのビッグマッチはホームで2-0の快勝。(もっと追加点を奪えた気もするが…)準決勝進出が見えてきた。
しかし、今節は苦手のアウェーでワトフォードとの対戦。マンデイナイトとはいえ中3日のアーセナルに比べワトフォードはFA杯準決勝から中7日と日程の面で有利な状況。さらにそのFA杯準決勝ではウルヴズ相手に2点差をひっくり返しての劇的な逆転勝利。35シーズンぶりの決勝進出を果たし勢いにのっている。
そしてワトフォードのキャプテン、ディーニーといえば以前「アーセナルは肝っ玉が足りない。まず一発かましてビビらせる」と言いたい放題。そのディーニー率いるワトフォードなら肉弾戦を挑んでくることが予想される。アウェー、ハードスケジュール、フィジカルバトルと苦戦する要素満載のアーセナル。
来シーズンこそCLの舞台で戦うために、アウェーの苦手意識を打ち消すために、そして試合後ディーニーにディスられないために、必要なものはファイティングスピリットだ。