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日本時間5月29日~6月2日の日程で女子ゴルフメジャー大会第2戦「全米女子オープン」が開催されます。女子ゴルファーにとっては憧れの大会、誰もが目標にしている大会です。
出場者数は156名。世界中から出場条件をクリアしたプロ・アマのトッププレーヤーたちが女子ゴルフの頂点を目指して熱い戦いを繰り広げる4日間です。
2024年大会は笹生優花が渋野日向子に3打差をつけて大会2勝目を飾り、日本選手ワンツーフィニッシュを果たすと共に、トップテンに古江彩佳、 竹田麗央、小祝さくらが入るなど日本選手が大活躍を見せた大会でした。
2025年大会には笹生優花、渋野日向子始め日本選手も多数参戦します。果たして日本選手の大会連覇はあるのか。
ここでは「全米女子オープン2025」の視聴方法、テレビ放送や配信サービスに加え日程、出場選手を解説します。
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全米女子オープン2025の大会概要
「全米女子オープン」はLPGAではなくUSGA(全米ゴルフ協会)が主催する大会です。1946年に始まって今年で80回目とLPGAツアーで最も歴史が長く、最も権威あるメジャー大会として定着しました。
出場者数は156名。そのなかの58名は各地で行われる予選会を勝ち抜いての参戦と、予選会が多い大会としても有名です。2025年大会は、アメリカの23会場に加え、日本、カナダ、イタリアでも開催。日本会場からは5名が本選出場権を獲得しています。
本戦会場のエリンヒルズは全米女子オープンは初開催ですが2017年に全米オープンを開催しており、全米オープンと全米女子オープンを開催する16番目の会場となりました。
開催日程 (日本時間) | 2025年5月29日(木)~6月2日(月) |
開催場所 | アメリカ・ウィスコンシン州エリンヒルズ(6736ヤード・パー72) |
賞金総額 | 1,200万ドル=17億4千万円(1ドル=145円換算) |
CMEポイント | 650ポイント |
放送・配信 | U-NEXT ゴルフネットワーク |
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全米女子オープン2025の視聴方法
全米女子オープン2025は以下の放送や配信で視聴できます。
U-NEXT 配信日程
初日 | 【ライブ配信】5月29日(木) 20:50 配信開始|21:00 開演予定 【見逃し配信】見逃し配信準備完了次第〜11月28日 23:59 |
2日目 | 【ライブ配信】5月30日(金) 20:50 配信開始|21:00 開演予定 【見逃し配信】見逃し配信準備完了次第〜11月28日 23:59 |
3日目 | 【ライブ配信】5月31日(土) 22:50 配信開始|23:00 開演予定 【見逃し配信】見逃し配信準備完了次第〜11月28日 23:59 |
4日目 | 【ライブ配信】6月1日(日) 22:50 配信開始|23:00 開演予定 【見逃し配信】見逃し配信準備完了次第〜11月28日 23:59 |
ゴルフネットワーク 放送日程
初日 | 【ライブ】2025年5月30日(金)1:00~9:00 【録画】2025年5月30日(金)17:30~22:30 |
2日目 | 【ライブ】2025年5月31日(土)1:00~9:00 【録画】2025年5月31日(土)18:00~22:30 |
3日目 | 【ライブ】2025年6月1日(日)3:00~8:00 ※最大延長9:00 【録画】 2025年6月1日(日)17:30~22:30 |
4日目 | 【ライブ】2025年6月2日(月)4:00~9:00 ※最大延長11:30 【録画】2025年6月2日(月)18:30~23:30 |
※放送・配信予定は変更になる場合がございます。
U-NEXT

U-NEXTでは通常のライブ配信とは別に、日本人選手に密着したカメラで配信する「日本勢徹底ライブ」2025 全米女子オープンゴルフ選手権を別料金で配信予定です。
U-NEXTの月額料金
U-NEXTの料金は月額2,189円(税込)です。
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ゴルフネットワーク
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ゴルフネットワークの料金
ゴルフネットワークの料金は月額1,650円(税込)です。
年払いコースは年額11,550円(税込)となっており、月払いコースよりも8,250円(5ヵ月分)お得になるので、ぜひチェックしてみてください。
全米女子オープン2025 出場予定の日本人選手
出場予定の日本人選手をカテゴリー別に紹介します。
出場予定日本選手と出場カテゴリー | |||
1.過去10年間の全米女子オープン優勝者 | |||
1名 | 笹生優花(2021,24年) | ||
2. 2024年全米女子オープンのトップ10タイまでの選手 | |||
4名 | 渋野日向子( 2位) | 古江彩佳 (6位) | 竹田麗央(9位タイ) |
小祝さくら(9位タイ) | |||
6. シェブロン選手権過去5回の優勝者 | |||
1名 | 西郷真央(2025年) | ||
10.2024年シーズンのLPGACMEグローブポイント上位30名 | |||
1名 | 畑岡奈紗(30位) | ||
16.第12週(3月24日発表)ロレックスランキング上位75名の選手 | |||
6名 | 山下美夢有(14位) | 岩井明愛(24位) | 岩井千怜(41位) |
桑木志帆(65位) | 河本結(71位) | 鈴木愛(72位) | |
最終予選通過者(日本会場) | |||
5名 | 林菜乃子 | 池羽陽向 | 泉田琴菜 |
長澤愛羅(アマ) | 木村葉月(アマ) | ||
最終予選通過者(アメリカ会場) | |||
3名 | 勝みなみ | 馬場咲希 | 西村優菜 |
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全米女子オープン2025 注目選手紹介
女子ゴルファーの頂点を目指す156名のうちから、注目したい日本選手3名を紹介します。
渋野日向子
1998年11月生まれ岡山県出身。ご存知2019年の「全英女子オープン」覇者です。2019年は国内でもメジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」など4勝を挙げてメルセデスランキング1位、賞金ランキング2位でした。
2021年国内で2勝を挙げると、その年のQスクールを受験して2022年からLPGAに本格参戦。LPGAでは優勝こそないものの、全英女子オープンには2019年の優勝以外でも2022年3位、シェブロン選手権2022年4位タイ、全米女子プロ2024年7位タイ、全米女子オープン2020年4位、2024年2位とメジャーでは好成績を残しています。
スイング変更による不調を乗り越え、最近の数試合では復調の気配を感じさせています。昨年の2位を上回る成績が残せるのか注目したいところです。
竹田麗央
2003年4月生まれ熊本県出身。母親はティーチングプロフェッショナル資格 A級を持つ平瀬哲子(さとこ)、叔母はJLPGA18勝元賞金女王の平瀬真由美というサラブレッドゴルファーです。
2021年のプロテストに合格すると2023年にはシード権を獲得。2024年に8勝を挙げて年間女王に輝きました。
2024年TOTO ジャパンクラシックの優勝資格で2025年よりLPGAに参戦、3月の「Blue Bay LPGA」で参戦後初優勝を挙げました。2024年の全米女子オープンはスポット参戦で9位タイと健闘。LPGAツアーメンバーとして臨む今年は優勝の期待が膨らみます。
馬場咲希
2005年4月生まれ東京都出身。アマチュア時代の2022年「全米女子アマ」で優勝した逸材です。2023年プロテストに合格後LPGAのQスクールを受験。ツアーメンバーは逃すものの2024年シーズンは下部エプソンツアーに専念、2024年Qスクールに再挑戦でLPGAのツアーメンバーをつかみました。
2025年シーズンは少ない出場機会ながら1回目のリシャッフルを突破して、出場優先権を大幅にアップ、今後の活躍が期待されます。
全米女子オープン2025には、ハワイの予選会を突破しての出場になります。前回出場の2023年大会は予選落ちに終わっていますが、2年後どこまで成長したプレーを披露できるか注目です。
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全米女子オープン2025に関するよくある質問
全米女子オープン2025に対する基本的な質問を纏めてみました。
前年の優勝者は?
日本の笹生優花が渋野日向子に3打差をつけて優勝を飾りました。笹生優花本人としてはフィリッピン国籍で出場した2021年大会に次ぐ2度目、日本選手では初の「全米女子オープン」制覇となりました。
最終日最終組は5アンダーのミンジー・リーとアンドレア・リーのペアリング。渋野日向子は首位と2打差3アンダー単独4位で1組前から、笹生優花は2アンダーで2組前から1オーバー小祝さくらとのペアリングでスタート。
上位陣が次々とスコアを落とす展開になりましたが、笹生優花は2アンダーのラウンドでトータル4アンダーで優勝。渋野日向子は2オーバーと粘ってトータル1アンダーで単独2位に入りました。
出場資格は?
全米女子オープン2025の出場資格は次のとおりです。
- 過去10年間の全米女子オープン優勝者
- 2024年全米女子オープンのトップ10タイまでの選手
- 2024年全米シニア女子オープンの優勝者
- 2024年全米女子アマチュア優勝者
- 2024年全米女子ジュニア選手権優勝者、全米女子ミッドアマチュア選手権優勝者、2024年全米女子アマチュア選手権準優勝者
- シェブロン選手権過去5回の優勝者
- KPMG女子PGA選手権の過去5回の優勝者
- エビアン選手権の過去5回の優勝者
- AIG全英女子オープンの過去5回の優勝者
- 2024年シーズンのLPGACMEグローブポイント上位30名
- 前回の全米女子オープン終了後のLPGAツアー公認イベントの優勝者
- 2025年オーガスタナショナル女子アマチュア選手権優勝者
- 2024年 R&A主催女子アマチュア選手権優勝者
- 2024年マーク・H・マコーマック・メダル受賞者(世界アマチュアランキング1位)
- 2025年NCAA(全米大学体育協会)女子ディビジョン個人選手権優勝者
- 4月2日時点の CMEグローブポイント上位 10 名。
- 第12週(3月24日発表)ロレックスランキング上位75名の選手
- 第20週(5月19日発表)ロレックスランキング上位75名の選手
- パリオリンピック金メダリスト
- USGAが選定した特別招待選手
- 最終選考会通過者
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全米女子オープン2025の出場選手
全米女子オープン2025の出場選手は以下の通りです。
1. 過去10年間の全米女子オープン優勝者 | |||
8名 | チョン・インジ (2015年) | イ・ジョンウン6 (2019年) | ミンジー・リー (2022年) |
パク・ソンヒョン (2017年) | キム・アリム (2020) | アリセン・コルプス (2023年) | |
アリヤ・ジュタヌガーン (2018年) | 笹生優花(2021,24年) | ||
2. 2024年全米女子オープンのトップ10タイまでの選手 | |||
8名 | 渋野日向子 | 古江彩佳 | 竹田麗央 |
アンドレア・リー | ジーノ・ティティクン | 小祝さくら | |
アルピチャヤ・ユボル | ウィチャニー・ミーチャイ | ||
3. 2024年全米シニア女子オープンの優勝者 | |||
1名 | レタ・リンドレー | ||
4. 2024年全米女子アマチュア優勝者 | |||
1名 | リアン・マリクシー(a) | ||
5. 2024年全米女子ジュニア選手権優勝者、全米女子ミッドアマチュア選手権優勝者 2024年全米女子アマチュア選手権準優勝者 | |||
2名 | ハナ・リスコバ (a) | アスタリスク・タリー (a) | |
6. シェブロン選手権過去5回の優勝者 | |||
5名 | パティ・タバタナキット (2021年) | リリア・ヴー (2023年) | 西郷真央 (2025年) |
ジェニファー・クプチョ (2022年) | ネリー・コルダ (2024年) | ||
7. KPMG女子PGA選手権の過去5回の優勝者 | |||
3名 | キム・セヨン(2020年) | イン・ルオニン (2023年) | エイミー・ヤン(2024年) |
8. エビアン選手権の過去5回の優勝者 | |||
2名 | ブルック・M・ヘンダーソ ン(2022年) | セリーヌ・ブーティエ (2023年) | |
9. AIG全英女子オープンの過去5回の優勝者 | |||
4名 | ソフィア・ポポフ (2020年) | アシュリー・ブハイ (2022年) | リディア・コ (2024年) |
アンナ・ノルドクヴィスト (2021年) | |||
10.2024年シーズンのLPGACMEグローブポイント上位30名 | |||
15名 | ユ・ヘラン | チャネティー・ワナセン | アン・ナリン |
ハンナ・グリーン | マーヤ・スターク | ナタリア・グセバ | |
ローレン・コフリン | ローズ・チャン | エンジェル・イン | |
コ・ジンヨン | イム・ジンヒ | リン・グラント | |
チェ・ヘジン | ミーガン・カン | 畑岡奈紗 | |
11. 前回の全米女子オープン終了後のLPGAツアー公認イベントの優勝者 | |||
7名 | リンネ・ストローム | イェリミ・ノー | マデレーネ・サグストロム |
モリヤ・ジュタヌガーン | キム・ヒョジュ | イングリッド・リンドブラッド | |
ジャスミン・スワンナプラ | |||
12.2025年オーガスタナショナル女子アマチュア選手権優勝者 | |||
1名 | カルラ・ベルナット・エスクーダー (a) | ||
13.2024年 R&A主催女子アマチュア選手権優勝者 | |||
該当なし | |||
14. 2024年マーク・H・マコーマック・メダル受賞者(世界アマチュアランキング1位) | |||
1名 | ロティ・ウード (a) | ||
15.2025年NCAA(全米大学体育協会)女子ディビジョン個人選手権優勝者 | |||
1名 | マリア・ホセ・マリン(a) | ||
16. 4月2日時点の CMEグローブポイント上位 10 名。 | |||
該当なし | |||
17. 第12週(3月24日発表)ロレックスランキング上位75名の選手 | |||
28名 | チャーリー・ハル (10) | ガブリエラ・ルフェルス(47) | ジェニー・シン(63) |
山下美夢有(14) | レクシー・トンプソン(51) | 桑木志帆(65) | |
申 ジエ(23) | レオナ・マグワイア(54) | サラ・シュメルツェル(66) | |
岩井明愛(24) | ステファニー・キリアコウ(57) | アルベイン・バレンズエラ(67) | |
イナ・ユン(27) | ギャビー・ロペス(58) | キアラ・タンブルリーニ(70) | |
エスター・ヘンセライト(35) | パジャリー・アナンナルカーン(59) | 河本結(71) | |
カルロタ・シガンダ(38) | ダ・ソム・マ (60) | 鈴木 愛 (72) | |
岩井千怜(41) | ユ・ヒョンジョ(61) | ロ・スンヒ(73) | |
ファン・ユーミン(44) | ナナ・ケルスツ・マドセン(62) | ペ・ソヒョン(74) | |
キム・スジ(45) | |||
18.第20週(5月19日発表)ロレックスランキング上位75名の選手 | |||
3名 | リンディ・ダンカン(50) | イ・ミヒャン(64) | マノン・ド・ロエ(73) |
19. パリオリンピック金メダリスト | |||
該当なし(リディア・コ選出済み) | |||
20. USGAが選定した特別招待選手 | |||
該当なし | |||
最終予選通過者 | |||
66名 | ソフィー・ハウスマン (ドイツ) | ファラ・オキーフ (a)(アメリカ) | イルヒー・リー(韓国) |
ナパット・ラーツァドワッタナ(タイ) | エミリー・オドウィン (a) (バルバドス) | 馬場咲希(日本) | |
アビー・ダニエル (アメリカ) | サラ・リム (a) (アメリカ) | ウェイリン・シュー (台湾) | |
イシ・ガブサ(ドイツ) | パウラ・マルティン・ サンペドロ (a) (スペイン) | ダナ・ウィリアムズ (アメリカ) | |
ハイリー・クーパー (アメリカ) | ピア・バブニク (スロベニア) | バネッサ・ボロビロス (カナダ) | |
リア・ジョン (カナダ) | クララ・ダビッドソン・ スピルコバ(チェコ) | カイリー・ヴォンサガ (アメリカ) | |
ガブリエラ・カノ(a) (アメリカ) | ニチャ・カンパイ (a) (タイ) | ケリー・タン (マレーシア) | |
ソフィア・リー (a) (アメリカ) | ケイト・リー(a) (アメリカ) | キアラ・ロメロ(a) (アメリカ) | |
アマリ・エイブリー (アメリカ) | カリー・ホレンボー(a) (アメリカ) | チョン・ジウォン (韓国) | |
ジュード・リー (a) (アメリカ) | アンナ・ファン (カナダ) | ジュリア・ロペス・ラミレス (スペイン) | |
サイ・ペイイン(台湾) | エリナ・シンツ (アメリカ) | グルリーン・カウル (アメリカ) | |
林菜乃子(日本) | ユサン・ホウ(台湾) | アマンダ・ドハティ(アメリカ) | |
池羽陽向(日本) | ヤニ・ツェン(台湾) | オースン・キム(アメリカ) | |
泉田琴菜(日本) | セレステ・ダオ(カナダ) | ジン・イェン(中国) | |
長澤愛羅(a)(日本) | ジョンウン・リー5(韓国) | グレース・キム (オーストラリア) | |
カロリーナ・ロペス=チャカラ(a)(スペイン) | レイエ・フェン (a) (アメリカ) | 勝みなみ(日本) | |
アンディ・スミス(a) (アメリカ) | ケイリー・マクギンティ (イングランド) | セリーヌ・ボルゲ (ノルウェー) | |
ブルック・ビアマン(a) (アメリカ) | ジェニファー・エリオット (オーストラリア) | ポーリーヌ・ルーサン=ブシャール(フランス) | |
ローレン・グエン(a) (アメリカ) | ハンナ・アルベルト (アメリカ) | アライン・クラウター (ドイツ) | |
ダニエラ・ダルケア (エクアドル) | カテリーン・コング (アメリカ) | 木村葉月(a)(日本) | |
西村優菜(日本) | マリア・ファッシ (メキシコ) | ドッティ・アルディナ (フィリピン) | |
ジェマ・ドライバーグ (スコットランド) | キム・メトロ―(スイス) | ダナ・フォール (アメリカ) |
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全米女子オープン2025 試合結果と試合内容
第1日
【最終順位】
順位 | 氏名(国籍) | スコア |
---|---|---|
1位タイ | 竹田 麗央(日本) | ー4 |
1位タイ | イエリミ ノー(アメリカ) | ー4 |
1位タイ | イム ジンヒ(韓国) | ー4 |
1位タイ | キム アリム(韓国) | ー4 |
1位タイ | エンジェル イン(アメリカ) | ー4 |
1位タイ | フリア ロペス ラミレス(スペイン) | ー4 |
7位タイ | 岩井 千怜(日本) | ー3 |
7位タイ | 畑岡 奈紗(日本) | ー3 |
7位タイ | 河本 結(日本) | ー3 |
12位タイ | 渋野 日向子(日本) | ー2 |
12位タイ | 桑木 志帆(日本) | ー2 |
12位タイ | 西郷 真央(日本) | ー2 |
19位タイ | 山下 美夢有(日本) | ー1 |
34位タイ | 岩井 明愛(日本) | 0 |
34位タイ | 鈴木 愛(日本) | 0 |
34位タイ | 小祝 さくら(日本) | 0 |
34位タイ | 勝 みなみ(日本) | 0 |
78位タイ | 笹生 優花(日本) | +2 |
78位タイ | 林 菜乃子(日本) | +2 |
89位タイ | 馬場 咲希(日本) | +3 |
89位タイ | 古江 彩佳(日本) | +3 |
105位タイ | 長澤 愛羅(日本)※アマチュア | +4 |
122位タイ | 泉田 琴菜(日本) | +5 |
140位タイ | 池羽 陽向(日本) | +7 |
140位タイ | 西村 優菜(日本) | +7 |
147位タイ | 木村 葉月(日本)※アマチュア | +8 |
【戦評】
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 初日(5月29日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
ルーキーで今季1勝の竹田麗央が6バーディ、2ボギーの4アンダー「68」でプレーし、米ツアーで自身初の首位発進をメジャーで決めた。「風次第で4アンダーとかは難しいかなと思っていたけど、きょうはまだそんなに吹いていなかった」という午前組で手堅く好スコアをマーク。「しっかりチャンスホールで獲れたりしたのが良かったなと思います」と、得意とする4つのパー5で3バーディを重ねた。
初出場の昨年大会を9位タイで終え、前年大会トップ10の資格で再び戻った大舞台。「初めてだった去年に比べたら、『楽しい』というよりかは、しっかり自分のプレーに集中してっていう感じだった」。1年前とは立場の変化とともに今季1勝という実績も加わり、今やメジャーも明確なターゲットのひとつだ。「きょうはアイアンショットが何球かミスがあったので、そこをまず修正して。パッティングもしっかりできるように練習したい」と2日目以降を見据えた。
竹田を含めた首位に、2020年覇者のキム・アリム、イム・ジンヒ(ともに韓国)、エンジェル・イン、イエリミ・ノ、ジュリア・ロペス・ラミレス(スペイン)の6人が並ぶ大混戦となっている。
3アンダー7位に前週のメキシコ開催「リビエラマヤオープン」で米ツアー初優勝を遂げた岩井千怜、悲願のメジャー初タイトルを狙う畑岡奈紗、2年連続3回目の出場となる河本結ら5人。2アンダー12位に「シェブロン選手権」からのメジャー連勝がかかる西郷真央、昨年大会2位の渋野日向子、メジャー初挑戦の桑木志帆ら7人が続く。
日本勢は以下、山下美夢有が1アンダー19位。岩井明愛、鈴木愛、小祝さくら、勝みなみがイーブンパー34位で続く。2021年、24年に続く大会連覇&3勝目に挑む笹生優花は2オーバー78位と出遅れた。
第2日
【最終順位】
順位 | 氏名(国籍) | スコア |
---|---|---|
1位 | 西郷 真央(日本) | ー8 |
2位タイ | ネリー コルダ(アメリカ) | ー5 |
2位タイ | 渋野 日向子(日本) | ー5 |
2位タイ | サラ シュメルゼル(アメリカ) | ー5 |
2位タイ | マヤ スタルク(スウェーデン) | ー5 |
2位タイ | イエリミ ノー(アメリカ) | ー5 |
2位タイ | キム アリム(韓国) | ー5 |
12位タイ | 竹田 麗央(日本) | ー3 |
19位タイ | 岩井 千怜(日本) | ー2 |
29位タイ | 岩井 明愛(日本) | ー1 |
36位タイ | 小祝 さくら(日本) | 0 |
43位タイ | 馬場 咲希(日本) | +1 |
43位タイ | 桑木 志帆(日本) | +1 |
43位タイ | 山下 美夢有(日本) | +1 |
43位タイ | 河本 結(日本) | +1 |
61位タイ | 笹生 優花(日本) | +2 |
75位タイ | 畑岡 奈紗(日本) | +3 |
83位タイ | 勝 みなみ(日本) | +4 |
91位タイ | 古江 彩佳(日本) | +5 |
98位タイ | 林 菜乃子(日本) | +6 |
98位タイ | 鈴木 愛(日本) | +6 |
98位タイ | 泉田 琴菜(日本) | +6 |
122位タイ | 西村 優菜(日本) | +8 |
133位タイ | 長澤 愛羅(日本)※アマチュア | +10 |
143位タイ | 木村 葉月(日本)※アマチュア | +12 |
150位タイ | 池羽 陽向(日本) | +16 |
【戦評】
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 2日目(5月30日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
雷雲接近による約1時間の中断を挟み、12人が第2ラウンドを終えられず午後8時26分に日没サスペンデッドが決定した。再開は31日(土)午前8時30分(日本時間午後10時30分)を予定している。
12位からスタートした西郷真央が7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、後続に3打差をつける通算8アンダー単独首位に浮上した。4月「シェブロン選手権」に続くメジャー連勝に前進して決勝ラウンドを迎える。メジャー連勝なら2013年の朴仁妃(韓国/クラフトナビスコ選手権、ウェグマンズLPGA選手権、全米女子オープン)以来となる。
以下、暫定順位は5アンダーの2位に渋野日向子、世界ランキング1位のネリー・コルダ、キム・アリム(韓国)、マジャ・スターク(スウェーデン)、イエリミ・ノ、サラ・シュメルツェルの6人が並び、いずれもホールアウトした。渋野は12位から5バーディ、2ボギーの「69」と伸ばし、単独2位で終えた昨年大会に続いて上位で週末に入る。
首位スタートの竹田麗央は「73」とスコアを落として3アンダー12位、7位から出た岩井千怜も「73」で2アンダー19位に後退した。
岩井明愛は「71」で1アンダー29位、小祝さくらは「72」でイーブンパー37位。馬場咲希は89位から「70」と伸ばし、山下美夢有、桑木志帆、河本結と同じ1オーバー44位でカットライン圏内に滑り込んだ。
大会2勝(2021、24年)の笹生優花は78位から「72」と伸ばせず、カットラインに1打差の2オーバー62位。決勝ラウンド進出はプレーを持ち越した後続選手の結果に委ねられた。
7位から出た畑岡奈紗は「78」をたたいて3オーバー76位、勝みなみは「76」で4オーバー83位、古江彩佳は「74」で5オーバー91位、西村優菜は「73」で8オーバー123位におり、予選落ちが濃厚となっている。
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 3日目(5月31日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
日没サスペンデッドで12人がプレーを持ち越した第2ラウンドの残りが行われ、カットラインに1打届かない通算2オーバーで前日にラウンドを終えていた大会2勝の笹生優花は予選落ちが確定した。7度目の出場だった全米女子オープンでは同じく連覇がかかっていた2022年以来、3大会ぶり3度目の予選落ちとなった。
日本勢でプレーを残していたアマチュアの木村葉月は通算12オーバー143位、池羽陽向は16オーバー150位で大会を終えた。
21人が出場した日本勢は10人が決勝ラウンドに進出。4月「シェブロン選手権」に続くメジャー2連勝を狙う西郷真央が通算8アンダー単独首位に立ち、前年大会2位の渋野日向子が世界ランキング1位のネリー・コルダらと同じ5アンダー2位グループにつけた。今季1勝のルーキー竹田麗央も3アンダー12位と上位で週末を迎える。
第3日
【最終順位】
順位 | 氏名(国籍) | スコア |
---|---|---|
1位 | マヤ スタルク(スウェーデン) | ー7 |
2位 | フリア ロペス ラミレス(スペイン) | ー6 |
3位タイ | 竹田 麗央(日本) | ー5 |
3位タイ | 渋野 日向子(日本) | ー5 |
3位タイ | 西郷 真央(日本) | ー5 |
13位タイ | 河本 結(日本) | ー1 |
21位タイ | 岩井 千怜(日本) | 0 |
47位タイ | 岩井 明愛(日本) | +6 |
47位タイ | 馬場 咲希(日本) | +6 |
47位タイ | 山下 美夢有(日本) | +6 |
53位タイ | 小祝 さくら(日本) | +7 |
55位タイ | 桑木 志帆(日本) | +8 |
【戦評】
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 3日目(5月31日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
3打差2位から出た渋野日向子が2バーディ、2ボギーの「72」で回り、通算5アンダー3位で最終日を迎える。2位で終えた前年大会の雪辱へ、首位のマジャ・スターク(スウェーデン)を2打差で追う。
単独首位スタートの西郷真央は渋野とともに最終組を回って3バーディ、6ボギーの「75」とスコアを落とした。渋野と同じ通算5アンダー3位に後退したものの、4月「シェブロン選手権」に続くメジャー連勝のチャンスを残した。
5打差12位で決勝ラウンドに進んだ竹田麗央も優勝争いに加わった。出だし1番(パー5)で2打目を1.5mに絡めるイーグルを奪ったほか、2バーディ、2ボギーの「70」をマーク。西郷、渋野と並ぶ通算5アンダーでメジャー初制覇の可能性を引き寄せた。
渋野は「なかなか大変な一日ではあった。とりあえずイーブンで何とか上位に残れて良かった」というタフなラウンドを終え、ティショットを大きく左にミスした16番(パー3)で必死にパーを拾った場面を振り返る。「(ティショットを)大ダフリしたんで…。今週というか、私はずっと大ダフリが“お友達”みたいな感じなので、『あっ、出ちゃったな…』と思いつつ、すごいつま先下がりではあったんですけど、ボールは平たんなところになって、奥の傾斜も使える感じだったので、ホントにラッキーだった」
日本勢3人が上位で並ぶ優勝争いには、特に今シーズン米ツアーで活躍する後輩たちの姿をまぶしく見ていただけに感情もたかぶる。「自分も頑張らなきゃ…と思わせてもらえる環境が今までにすごくあった。自分も“いつか”はやらなきゃと、(その)“いつか”がいつなんだ…みたいなもどかしさもありながらですけど、みんなの活躍がすごく刺激になっているのは間違いない。あした優勝争いができるのは楽しみですし、緊張もします。まだまだチャンスはあるので、悔いが残らないように頑張りたい」と意気込みを口にした。
「68」と伸ばしたルーキーのジュリア・ロペス・ラミレス(スペイン)が19位から通算6アンダー2位に急浮上。渋野、西郷との最終組をプレーした世界ランキング1位のネリー・コルダが通算4アンダー6位につけ、逆転での大会初制覇を狙う。
10人が決勝ラウンドに進んだ日本勢は以下、カットライン上の43位から出た河本結が「70」と伸ばして通算1アンダー13位に浮上。先週のメキシコ開催「リビエラマヤオープン」で米ツアー初優勝を遂げた岩井千怜が通算イーブンパーの21位で続く。
通算6オーバー47位に岩井明愛、馬場咲希、山下美夢有。通算7オーバー53位に小祝さくら、通算8オーバー55位に桑木志帆。
日没により持ち越された第2ラウンドは早朝に終了し、通算2オーバーで終えていた2021年、24年覇者の笹生優花はカットラインに1打届かず予選落ちした。
最終日
【最終順位】
順位 | 氏名(国籍) | スコア |
---|---|---|
1位 | マヤ スタルク(スウェーデン) | ー7 |
2位タイ | ネリー コルダ(アメリカ) | ー5 |
2位タイ | 竹田 麗央(日本) | ー5 |
4位タイ | チェ ヘジン(韓国) | ー4 |
4位タイ | イン ルオニン(中国) | ー4 |
4位タイ | 西郷 真央(日本) | ー4 |
7位タイ | 渋野 日向子(日本) | ー3 |
22位タイ | 岩井 千怜(日本) | +2 |
36位タイ | 山下 美夢有(日本) | +7 |
36位タイ | 馬場 咲希(日本) | +7 |
36位タイ | 河本 結(日本) | +7 |
45位タイ | 岩井 明愛(日本) | +8 |
45位タイ | 小祝 さくら(日本) | +8 |
56位タイ | 桑木 志帆(日本) | +12 |
【戦評】
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 最終日(6月1日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
マジャ・スターク(スウェーデン)が単独首位から3バーディ、3ボギーの「72」でプレーし、通算7アンダーでメジャー初優勝を遂げた。後続に2打差をつけて逃げ切り、2022年「ISPS Handa ワールド招待」以来の米ツアー2勝目をメジャーで飾った。
スウェーデン勢のメジャー制覇は2021年「AIG女子オープン」(全英女子)を制したアンナ・ノルドクビスト以来4年ぶり。全米女子オープンの優勝はリサロッテ・ノイマン(1988年)、アニカ・ソレンスタム(1995、1996、2006年)に続く3人目となった。
いずれも3位から2打差を追った日本勢はビッグタイトルに届かなかった。ルーキーの竹田麗央は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算5アンダーで世界ランキング1位のネリー・コルダと並ぶ2位でフィニッシュ。メジャーでは初出場した前年大会9位を上回る自己ベストだった。
西郷真央は「73」とスコアを落として通算4アンダー4位に終わり、4月「シェブロン選手権」に続くメジャー2連勝を逃した。
渋野日向子は「74」で通算3アンダー7位。前年2位に続く大会3度目のトップ10入りで2026年大会(カリフォルニア州リビエラCC)の出場権を確保したが、2019年「AIG女子オープン」(全英女子)以来となるメジャー2勝目はならず。
ホールアウト後は「14番でイーグルを獲るべき(ところ)だったと思いますし、(ダブルボギーの)15番も微妙な左足上がりの左に引っ掛けそうなライで右に出してしまった。一番やってはいけないミスをしてしまったのが、本当にすごくもったいなかった。勝つにはまだ足りないものばかりですし、やらなきゃいけないことがたくさんある」と涙を流した。
日本勢は以下、岩井千怜が2オーバー22位。馬場咲希、山下美夢有、河本結が7オーバー36位。岩井明愛、小祝さくらが8オーバー45位。桑木志帆が12オーバー56位で終えた。
賞金3億円超でワンルームから引っ越し? マジャ・スタークが女子ゴルファー世界一!
メジャー初優勝をかけた最終日、マジャ・スターク(スウェーデン)のリードは1打しかなかった。後続には世界ランキング1位のネリー・コルダら強豪がズラリ。「先走りたくなかった。ラウンド中に追い抜かれると思っていたし、その中で冷静にいるしかなかった。全てをコントロールしようとするのをやめて、成り行きに任せようとした」と素直な心境を明かす。
一見すると弱気なようで、自然体のマインドセット。プレッシャーとの向き合い方は、練習日にヒントを得ていた。「打つ前にクラブを少し浮かせると、緊張がほぐれるって気付いたの。今週は自分のプロセスをしっかりこなすこと、そういう小さなポイントを自分に課していくことがキーだったと思う」
パッティングコーチに指摘された、ショートパットの際にカップを気にして左肩が開くクセが出ないようにケアすることも、そのひとつ。リーダーボードを初めて確認したのは、最終盤の17番を迎える頃だったという。女子ゴルファー世界一を決める大舞台で、どこまでも自分自身に集中していた。
ティショットが乱れてスコアを落とす場面もあったが、「ありがたいことに大きなミスはなかった」。一度も追いつかれることなくプレーを進め、パー5でありながら、最終日のホール別難度6番目と厄介な最終18番(パー5)に3打のリードを持って入ることができた。
18番は「(メジャー以外の)普段の週ではありえない」と話す、まさに全米女子オープン仕様のセットアップ。手前からの4打目は、強烈な上り傾斜で尾根を越えていく左ピンに背中を向け、パターで大きく右へボールを転がしてグリーンに乗せることを優先した。「アプローチはピンから18m右、パットはピンから15m右を狙っていた」。下りの高速ラインとなるパーパットも慎重に距離感を合わせての手堅いボギーフィニッシュだった。
スウェーデン勢としてはリサロッテ・ノイマン(1988年)、アニカ・ソレンスタム(1995、1996、2006年)に続く3人目の全米女子オープン制覇。「きのう、彼女たちから『タイトルを持って帰ってきて』ってメッセージをもらったの。それだけでもクールな瞬間だった。自分のものになったことがとてもうれしい」と喜びをかみ締める。
母国のレジェンドに続いた栄誉に加え、優勝賞金240万ドル(約3億4626万円)を獲得。「賞金額すら知らなかったわ」と驚き、「スタジオアパートメント(ワンルームアパート)から引っ越すのも、ひとつの手かもしれない。いまの生活に満足しているから、ちょっと分からないけど…」と笑った。2022年8月に行われた米欧ツアー共催競技での優勝から米ツアーに飛び込んで4シーズン目の25歳。つつましやかな生活を送りながら、最高峰のタイトルを手にした。
全米女子オープン2025のおすすめ情報一覧
川崎春花は「全米女子オープン」出場権獲得ならず 「自分のゴルフを磨いていきたい」
◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(4月22日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6519yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手129人
日本ツアー5勝の川崎春花は通算5オーバーでプレーを終え、上位5人に与えられる「全米女子オープン」(5月29日~/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権を逃した。
川崎は今季国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から5試合連続で欠場し、前週「KKT杯バンテリンレディス」(予選落ち)が今季初戦。36ホールを回ったこの日は第1ラウンドから「76」、「73」とスコアを伸ばせずに終わったが、「少しずつ良くはなっているなと思います」と話した。
1日に36ホールを回って上位5人の狭い枠を競う予選会では、出場権獲得に届かない位置では棄権する選手も少なくない。「棄権するっていう考えは悪くてもなかったので、圏外にいるのは分かっていたけど、その中で自分のなかでもう少しつかめるものがあればなと思ったので、最後までプレーしました」とタフな一日を走り切った。
2023年以来の全米女子オープン行きは逃したが、大会前週5月19日時点の世界ランキングで上位75人にも出場権が与えられる。川崎は現在93位。「今の実力的には全然なので、もう少し自分のゴルフを磨いていきたいなと思います。そのなかでそうなったら一番良いなとは思います」と気を引き締めた。
林菜乃子、泉田琴菜ら5人が全米女子オープンの切符を獲得
◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(4月22日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6519yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手129人
メジャー「全米女子オープン」(5月29日~/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権をかけた日本地区最終予選会が36ホールのストロークプレーで行われ、サイ・ペイイン(台湾)、林菜乃子、池羽陽向、泉田琴菜、長澤愛羅(アマ)の5人が出場権を獲得した。
サイ・ペイインは「ティショットもあまり大きいミスがなくて、コースマネジメントとパターが良かった。やっぱり去年のリベンジ(2024年大会は予選落ち)をしたいです」と喜んだ。
通算2アンダーで並んだ長澤愛羅(アマ)、木村葉月(アマ)、薮下真衣の3人はプレーオフを行い、長澤が出場権を手にした。木村と薮下は補欠となった。
櫻井心那は通算1アンダー、神谷そらと佐藤心結は1オーバー、吉本ひかるは2オーバー、阿部未悠と尾関彩美悠と川崎春花は5オーバーで切符を逃した。競技にはプロ92人、アマチュア37人が出場した。
日本勢は上記5人のほか、現時点で13人が「全米女子オープン」出場資格を獲得している。笹生優花(過去10年の大会優勝者)、渋野日向子、古江彩佳、竹田麗央、小祝さくら(前年大会トップ10)、西郷真央、畑岡奈紗(昨季米ツアーポイントランク上位30人)、山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、桑木志帆、河本結、鈴木愛(3月24日付の世界ランキング上位75人)。
予選会は日本のほか、米国23会場、カナダ、イタリアの計26会場で実施。大会前週の5月19日時点の世界ランキングで上位75位の選手にも出場権が与えられる。昨年の「全米女子オープン」には、計21人の日本勢が出場した。
プロテストは5度落ちたけど… 池羽陽向が武者修行を経て全米女子OP切符ゲット
◇女子メジャー◇全米女子オープン 日本地区最終予選会(4月22日)◇房総カントリークラブ房総ゴルフ場(千葉県)◇東コース/6519yd 西コース/6413yd(ともにパー72)◇出場選手129人
129人中、たった5枠に入った自分の名前を見て涙が出た。「一昨年も出たけど、自分が5人に入ると思ってプレーしていなくて」。池羽陽向(いけば・ひなた)が通算4アンダー2位タイに入って海外メジャー「全米女子オープン」(5月29日~/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権を獲得した。日本のプロテスト合格を目指す22歳が、人生で一番大きな舞台に挑む。
「ゴルフを辞めようかな」。そう思ったのは昨年秋だった。5度目の挑戦だった日本のプロテストは2次で敗退した。世界ランクの対象となる試合にも出場できず、今年1月の世界ランクは1000位台だった。ゴルフを続けるモチベーションが見つからずに悩んでいたが、米国の大学に通う友人から「海外のゴルフ、楽しいよ」と勧められるままにオーストラリアに向かった。
「ホームステイ制度があって、金銭的にも行きやすかった」と挑戦したオーストラリアツアーのQTを3位で通過。これまで海外に行ったのは「修学旅行くらいだった」と言うが、開催コースのメンバー宅にホームステイさせてもらいながらの武者修行。言葉の壁には苦戦したが、3月までに8試合に出場して3度のトップ10入りを果たし、賞金ランクは5位に入った。
3カ月の間に学んだことは沢山ある。特に海外選手のポジティブさは勉強になった。予選通過ギリギリのラインに立っていても、仲良くなった海外選手は「イージー、イージー」と声をかけてくれた。「ポジティブだった。そういうのを学ばせてもらった」と、この日もボギーを打ってもくじけることなく36ホールを回り切った。
もともと、高校生の頃からジャンボこと男子プロの尾崎将司のもとで習うなどポテンシャルはあった。平均飛距離は230yd前後とパワーがある方ではないが、「振れ!」というジャンボの教えの通り、とにかく振り切ることを意識。「悪くなったら、迷わず振る」と、ますます強くなった心で海外メジャー切符を勝ち取った。
自身初の海外メジャー出場はもちろんうれしいが、今年一番の目標はその先にある。6月の最終金曜日の時点で世界ランク400位以内に入れば、プロテストの1次が免除される。「ちょっと、それを目指してみようかな」と控えめに話したが、オーストラリアの武者修行で世界ランクは546位まで浮上した。「何か成長できないかな」と挑戦したオーストラリアツアー。確実に力をつけて、1カ月後の大舞台に挑む。
馬場咲希がハワイで「全米女子オープン」出場権ゲット 1枠を勝ち取る
女子メジャー「全米女子オープン」(5月29日開幕/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権をかけた予選会(ハワイ州・ホノルルCC/6329ydパー72)が5月9日、36ホールのストロークプレーで行われ、通算8アンダーのトップで終えた馬場咲希が1枠の出場権を獲得した。
予選会には25人が出場。馬場は第1、第2ラウンドで「68」を並べ、後続に2打差をつけた。大会出場は日本予選会を突破した2022年(49位)、同年「全米女子アマ」優勝で資格を得た23年(予選落ち)以来2年ぶり3度目となる。
他の日本勢はともにアマチュアの横山翔亜(とあ)が通算3アンダー4位、岸田想來(そら)が通算13オーバー18位だった。
勝みなみが予選会突破で2年ぶり全米女子オープン切符 西村優菜は同会場の補欠1番手に
女子メジャーの今季第2戦「全米女子オープン」(29日~/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権をかけた予選会が5月13日に米国4会場で行われ、勝みなみが出場権を獲得した。
前週「みずほアメリカズ・オープン」を15位で終えた勝は、ミネソタ州ザ・メドウズatミスティックレイク(6490yd/パー72)の会場を選んだ。
71人が36ホールストロークプレーで3枠を争い、第1ラウンドを「68」、第2ラウンドを「70」でプレーして通算6アンダー。通算7アンダーで並んだヤン・ジン(中国)とグレース・キム(オーストラリア)に次ぐ3位で入り、2年ぶり5度目の大会出場を決めた。
西村優菜は「71」「69」の通算4アンダー4位で届かず、同会場の補欠1番手。12日に行われたカナダのザ・バンクーバーGC会場(6542yd/パー72)では薮田梨花も通算イーブンパー2位で補欠1番手となっている。
予選会は米国23会場に加え、カナダ、イタリア、日本の計26会場で実施。大会前週の5月19日時点の世界ランキング上位75位の選手にも出場権が与えられる。笹生優花が大会2勝目を飾った前年大会には、計21人の日本勢が出場した。
西村優菜に「全米女子オープン」出場権 補欠から繰り上がり日本勢は21人に
女子メジャーの今季第2戦「全米女子オープン」(29日~/ウィスコンシン州エリンヒルズ)の出場権をかけた予選会で、ミネソタ州ザ・メドウズatミスティックレイク会場の補欠1番手にいた西村優菜が繰り上がりで出場を決めた。4年連続5回目となる。
同会場では上位3名が出場権を獲得。西村は通算7アンダー1位で並んだヤン・ジン(中国)とグレース・キム(オーストラリア)、通算6アンダー3位の勝みなみに次ぐ、通算4アンダー4位で終えていた。
予選会は米国23会場に加え、カナダ、イタリア、日本の計26会場で実施された。
<日本勢の全米女子オープン有資格者>
・笹生優花(過去10年の大会優勝者)
・渋野日向子、古江彩佳、竹田麗央、小祝さくら(前年大会トップ10)
・西郷真央、畑岡奈紗(昨季米ツアーポイントランク上位30人)
・山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、桑木志帆、河本結、鈴木愛(3月24日付の世界ランク上位75人)
・林菜乃子、池羽陽向、泉田琴菜、※木村葉月、※長澤愛羅(日本地区予選通過者)
・馬場咲希(ハワイ地区予選通過者)
・勝みなみ、西村優菜(ミネソタ地区予選通過者)
※はアマチュア
全米女子オープン トピックス
- 女子ゴルフの最高峰競技「全米女子オープン」は1946年にマッチプレー方式で始まり、第2回大会でストロークプレーに移行した。笹生優花がディフェンディングチャンピオンとして臨む2025年に80回目を迎える。
- 最多勝は通算4勝のベッツィ・ロールズ、ミッキー・ライト。最年少優勝は19歳11カ月17日で2008年大会を制した朴仁妃と21年大会の笹生優花。
- 大会2勝を挙げた笹生優花は2021年はフィリピン国籍登録で、24年は日本国籍で優勝した。それぞれの大会で2位に畑岡奈紗(21年)と渋野日向子(24年)が入った。
笹生優花の連覇&3勝目かかる最高峰メジャー 岩井千怜、西郷真央ら日本勢21人が参戦
今季メジャー第2戦、第80回を迎える「全米女子オープン」が5月29日(木)に開幕する。米国23会場、カナダ、イタリア、日本の計26会場で行われた予選会を含め、史上最多だった23年大会(2107人)に次ぐ61カ国1904人がエントリー。出場権をつかんだ156人がウィスコンシン州エリンヒルズに集い、女子ゴルファーの世界一の座を争う。
エリンヒルズはブルックス・ケプカが制した2017年「全米オープン」の開催地。同大会では松山英樹が2位に入った。全米ゴルフ協会(USGA)が当地で大会を主催するのは、アマチュア競技を含めて5度目となる。
ランカスターCC(ペンシルベニア州)で行われた昨年は笹生優花が最終日に5位から「68」で回って3打差を逆転し、21年以来の2勝目を達成。単独2位に入った渋野日向子をはじめ、日本勢5人がトップ10入りを果たした。
ことしは昨年と同じく日本勢21人が出場。笹生をはじめ、前年トップ10の資格で渋野、古江彩佳、竹田麗央、小祝さくらがフィールド入り。今季メジャー初戦「シェブロン選手権」で米ツアー初優勝を挙げた西郷真央は、4週前の「ブラックデザート選手権」以来の参戦でメジャー連勝に挑む。
竹田がけん引するルーキー・オブ・ザ・イヤー争いは現在、ランキング上位4人を日本勢が独占。前週「リビエラマヤオープン」で初優勝を挙げた岩井千怜が2位、山下美夢有が3位、岩井明愛が4位につける。付与ポイントが高いメジャー終了後の動向にも注目だ。
米国での予選会を通じて勝みなみ、西村優菜、馬場咲希も出場権を獲得。日本ツアーからは世界ランキング上位者の資格で河本結、鈴木愛が昨年に続いて出場するほか、桑木志帆が初出場を果たす。
世界ランク1位のネリー・コルダは昨年のシェブロン選手権に続くメジャー3勝目に挑む。同ランク2位ジーノ・ティティクル(タイ)、3位リディア・コー(ニュージーランド)らトップランカーが参戦。コーは14度目の全米女子オープンの参戦で、トップ15は5回。大会初制覇をかけて自身メジャー4勝目に挑む。
<海外勢の主な出場予定選手>
アリセン・コープス、ミンジー・リー、ネリー・コルダ、ジーノ・ティティクル、リディア・コー、イン・ルオニン、ユ・ヘラン、リリア・ヴ、イ・ジョンウン6、アリヤ・ジュタヌガン
<日本勢の出場予定選手と資格>
・笹生優花(過去10年の大会優勝者)
・渋野日向子、古江彩佳、竹田麗央、小祝さくら(前年大会トップ10)
・西郷真央、畑岡奈紗(昨季米ツアーポイントランク上位30人)
・山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜、桑木志帆、河本結、鈴木愛(3月24日付の世界ランク上位75人)
・林菜乃子、池羽陽向、泉田琴菜、※木村葉月、※長澤愛羅(日本地区予選通過者)
・馬場咲希(ハワイ地区予選通過者)
・勝みなみ、西村優菜(ミネソタ地区予選通過者)
※はアマチュア
19年ぶり快挙に挑戦 笹生優花は優勝トロフィーと“お出かけ”していた
2021年大会優勝時のレプリカはいま日本にある。笹生優花は昨年、再び手にした歴史あるトロフィーとは、何度か一緒に拠点のあるテキサス州ダラスの街に出たという。「どこに行くにも持っていきました。誰にも盗まれることもなかった。助手席に置くときには上の部分にだけシートベルトもかけて(笑)」。チャンピオンの名前が刻まれた伝統のカップは慣例通り、この日をもって全米ゴルフ協会(USGA)に返却。大会3勝目を目指す戦いが始まる。
「全米女子オープン」の史上最多勝利数はベッツィ・ロールズとミッキー・ライトの通算4勝。3勝は4人で、直近ではアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が2006年に達成した。笹生が今週、3度目の栄冠に輝けば19年ぶり。2年連続優勝も2000&01年のカリー・ウェブ(オーストラリア)以来、24年ぶりとなる。
さらなる偉業への期待が高まる一方で、今季ここまでの成績は振るわない。最高成績は2月「ホンダLPGAタイランド」の17位。3月の「フォード選手権」以降、グループリーグで敗退した「Tモバイル マッチプレー」も含めて5大会で週末に進めていない。
シーズン序盤戦の低迷も、本人はどこ吹く風といった具合。「フラストレーションはあったけれど、ゴルフは完璧にできるゲームではないと理解している」と地道な調整を続けてきた。公式会見で「人の目をあまり気にせず、この試合を良い経験として捉えるのが自分のスタイルかなと思う。楽しんでゴルフができればいい」と笑顔。そういえば1年前も、直近の「みずほアメリカズ・オープン」の予選落ちを経て大会2勝目につなげた。
今年の会場、エリンヒルズは視界が開けたロングコース。「リンクスな感じで風も強い。アメリカには(なかなか)ないゴルフ場かなと思います」と感じた。過去2勝、女子ゴルフ最高峰の戦いは「リラックスする時間がないくらいほどに、タフさが自分を深く集中させてくれる」ことが笹生にポジティブに働く。「まずは予選通過できるように。メインは楽しんで、良い経験を積んで、良い一週間にできること」とスタイルは一貫している。
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ゴルフ全米女子OPの“凶悪グリーン”に衝撃「TVで見るよりクレイジー」 日本女子も戸惑い「どのホールも…」
米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子オープンは5月29日(日本時間30日)、ウィスコンシン州のエリンヒルズGC(6829ヤード、パー72)で初日が行われた。竹田麗央が4アンダーで首位発進となり、1打差の7位にも畑岡奈紗、岩井千怜、河本結がつけた。日本勢が好調の中、選手を苦しめた“凶悪グリーン”にも注目が集まった。
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➡“凶悪グリーン”動画はこちら。
全米女子オープンの優勝賞金は3億4627万円 前年の大会最高額に並ぶ
大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)が5月31日、今年度の賞金を発表した。
総額1200万ドル(約17億3136万円)、優勝賞金240万ドル(約3億4627万円)はいずれも大会史上最高額だった前年と同じとなった。単独2位も渋野日向子が獲得した前年129万6000ドル(約1億8698万円/1年前は当時レートで約2億347万円)と変わらない。
今大会は60位タイまでの予選通過ラインをちょうど60人(プロ54人、アマチュア6人)がクリアした。単独10位で28万1219ドル(約4057万円)、プロ最下位の54位は2万5797ドル(約372万円)に設定。予選落ちした76人のプロにも各1万ドル(約144万円)を支給する。
竹田麗央2位タイで1億5186万円 7位の渋野日向子はいくら稼いだ?
昨年と同じ大会史上最高額の総額1200万ドル(約17億3134万円、以降も現在のレートで換算)が懸かったメジャーで初優勝したマジャ・スターク(スウェーデン)が、240万ドル(約3億4626万円)を獲得した。
ネリー・コルダと並ぶ2位タイで終えた竹田麗央は105万2601ドル(約1億5186万円)を手にした。9位タイだった前年大会の27万1733ドル(約3920万円)、米ツアーで初優勝した今年3月の「ブルーベイLPGA」で得た37万5000ドル(約5410万円)を大きく上回り、1試合で得た最高賞金額を更新した。8勝を挙げた昨季の国内女子ツアーでの年間獲得賞金は2億6573万16円だった。
3人が並んだ4位タイの西郷真央は48万6262ドル(約7015万円)。4月の「シェブロン選手権」の優勝賞金は120万ドル(約1億7313万円)だった。
渋野日向子は2人が並ぶ7位タイで35万8004ドル(約5165万円)をゲットした。前週の「リビエラマヤオープン」で優勝し、今大会を22位タイで終えた岩井千怜は11万35ドル(約1587万円)を得た。
36位タイの山下美夢有、馬場咲希、河本結は4万8931万ドル(約705万円)。45位タイの小祝さくらと岩井明愛は3万1824ドル(約459万円)、初出場の桑木志帆は56位タイで2万7501ドル(約394万円)だった。
予選落ちした76人のプロにも、それぞれ1万ドル(約144万円)が支払われた。
「本当に後悔ばっかり」 4打差V逸の渋野日向子は最後まであきらめず悔し涙
「どこかが入っていればとか、イーグルが入っていればとか…本当に、後悔ばっかりですね」。渋野日向子は通算3アンダー7位で全米女子オープンを終え、悔し涙を流した。
「74」のスコアは結果としては後退したが、最後まで優勝をあきらめなかった結果でもある。「今回は、もうちょっと出来るんじゃないかと思いながらの最終日だった」。その手ごたえは、2位で終えた昨年は持てなかったものだ。
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嬉しいメジャー初V!マヤ・スタークはPINGの何を使っている?
日本勢の複数選手に大きな期待のかかった海外女子メジャーの最終日、優勝したのはトータル7アンダーのマヤ・スターク(スウェーデン)だった。ツアー通算2勝目をメジャー初Vで飾り、スウェーデン勢による全米制覇はアニカ・ソレンスタム以来3人目となる。
クラブ使用契約を結ぶ米国PINGがSNSで勝利を称え「エリンヒルズの歴史に刻まれました。🏆マヤ・スタークは、全米女子オープンで優勝するために以下のPINGクラブを使用しました」と投稿し、下記が使用クラブとなる。また、ボール使用契約を結ぶ米国アクシネット社もツアーレポートを更新。
「大きなプレッシャーの中でも冷静さと安定感を見せたマヤ・スターク(プロV1)は、日曜日の全米女子オープンの厳しい舞台で、自身初のメジャータイトルを獲得しました。スタークは、今週ウィスコンシン州でタイトリストのゴルフボールをティアップした102人の選手の1人で、最も近い競合社(17人)の6倍でした」(米国アクシネット社)
同社によれば、ギャップ/サンド/ロブウェッジで合計169本使用でボーケイウェッジが使用率No.1だといい、クラブは契約外にて名を伏せてこう投稿。「2025年の全米女子オープンの勝者は、今週初めに『Vokey Design SM10 WedgeWorks 58L』ロブウェッジをバッグに加え、日曜日に自身初のメジャータイトルを獲得しました」。
【マヤ・スタークの使用ギア】
1W:ピン G430 MAX 10K(9° Ventus Blue 5S 45.5㌅)
3W:ピン G430 MAX(15° TOUR AD XC-6S)
4H:ピン G430(22° PING Tour Chrome 2.0 85S)
4I~PW:ピン Blueprint S(PING AWT 2.0 S)
A,SW:ピン s159(50°S,54°S N.S.PRO MODUS³ Tour105S)
LW:タイトリスト Vokey Design SM10(58L)
PT:ピン 2024 PING Putters Anser 2
BALL:タイトリストPro V1